ファミリーベッドに適したフレームとは?安全柵の使用法についても解説

ファミリーベッドに適したフレームとは?安全柵の使用法についても解説とは



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ファミリーベッドは、家族みんなで一緒に寝られる大きなベッドです。
子どもが生まれたばかりのときは特に「ファミリーサイズのベッドで一緒に寝たい」と
思う方は多いのではないでしょうか。
とはいえ「寝ている間に子どもがベッドから落ちたらどうしよう」と
不安を抱えている方もいるかと思います。

この記事ではファミリーベッドに適したフレームをはじめ、
転落防止に最適な「安全柵(ベッドガード)」について解説します。
家族みんなで寛げる大切な場所だからこそ、安全かつ快適に寝られるファミリーベッドを探しましょう。
※文章中の価格は2021年10月15日時点の情報です。


ファミリーベッドとは

日差しが差し込む寝室

ファミリーベッドとは、家族みんなで寝られるサイズの大きいベッドのことです。
一般的にキングサイズ以外に、2台以上のベッドを金具でつなげた「連結ベッド」も
ファミリーベッドと呼ばれています。
連結ベッドは「シングル+シングル」や「シングル+セミダブル」など、さまざまな組み合わせがあります。
キングサイズは幅約180cmに対し、連結ベッドの幅は約200〜300cmと広いです。
家族3〜4人で一緒に寝てもゆとりがあるため、連結ベッドをファミリーベッドとして使う方が多いです。

なお専用の金具で固定されている連結ベッドは、ベッド同士がズレる心配がありません。
中央部分に隙間が空くこともなく、寝返りが多い子どもと一緒でも寝心地は抜群です。
加えて連結ベッドは、ライフスタイルに合わせて自由に連結・分割できるのも大きな魅力です。
例えば子どもが小さいときは連結し、成長して別々で寝るようになったら分割するなどがあります。
家族のニーズや子どもの成長によって変化できる連結ベッドは、ファミリーベッドに最適です。

※出典:VENUSBED LIBRARY.「シングルベッドを連結して使う方法|並べて使う際の注意点などを解説」(参照2021-10-15)


ファミリーベッドに適したフレーム

ファミリーベッドに適したフレームは、目的や家族構成によって異なります。

・小さい子どもがいる場合
・健康に気を使いたい場合
・長く使いたい場合
・収納スペースを確保したい場合

中でも上記4つは、それぞれに適したフレームがあります。
各目的や状況に合ったフレームを以下で紹介するので、参考にしてみてください。

小さい子どもがいる場合

小さい子どもと同じベッドで寝ようと思っている場合は、
ロータイプやフロアタイプの連結ベッドがおすすめです。
ロータイプは短い脚が付いており、フレームと床板の上にマットレスが乗っているベッドです。
一方フロアタイプは、床に直接を置いた床板を囲むようにしてフレームを取り付けたベッドのこと。
床に直接設置するフロアタイプの方が、ロータイプよりも低いです。

どちらのタイプも床からマットレスまでの高さが20〜30cmのため、
子どもが落下して怪我をするリスクを軽減できます。
ちなみに以下のような場合は、連結ベッドに安全柵を取り付けることをおすすめします。

・高さが低いベッドでも、子どもが落下しないか不安
・高さ約45〜50cmのスタンダードタイプのベッドに寝る

上記の場合に安全柵を付ければ、落下の可能性を未然に防げるため、
寝返りの多い子どもと一緒に寝ても安心です。
ただし安全柵は、生後18カ月を過ぎてから使うようにしてください。
なぜなら赤ちゃんの場合、マットレスと安全柵の間に挟まって窒息する危険性があるからです。
購入前には必ず安全柵の対象年齢を確認し、取扱説明書や注意表示を読んだ上で使用しましょう。

低いタイプの連結ベッドなら、照明付き連結ベッド「Tonarine」をチェックしてみてください。
幅280cmと広くて子どもでも使いやすい高さ(約20cm)で、
安全に考慮した合皮張りフレームを使用しています。
詳細は、以下よりご確認ください。
照明付き連結ベッド「Tonarine」の詳細を確認する」

一般財団法人製品安全協会.「幼児用ベッドガードのSG基準」(参照2021-10-13)

健康に気を使いたい場合

ベッドの上でふれ合う親子

健康に気を使いたい方は、スタンダードタイプの連結ベッドを選ぶのがおすすめです。
スタンダード連結ベッドは床からの距離が45〜50cmと高さがあり、
ゴミやホコリを吸い込む心配が少ないです。
逆に床との距離が近いローベッドだと、ゴミやホコリの影響を受けやすくなります。

家族の中に喘息持ちやアレルギー持ちの方がいる場合は、
スタンダードタイプを選ぶと安心して寝られます。
さらに高さがあるスタンダードタイプは、ロータイプと比べて立ち上がりが楽です。
足腰への負担が少ないことから、腰痛の悩みを抱えている方にも向いています。

スタンダードタイプなら、ツイン連結すのこファミリーベッド「Famine」がおすすめです。
「Famine」は床から床板まで少し距離があり、掃除がしやすくなっています。
詳しい情報については、以下より確認できます。

ツイン連結すのこファミリーベッド「Famine」

長く使いたい場合

「長く使えるファミリーベッドが欲しい」という場合は、
2段になるタイプの連結ベッドが最適です。
2段になるタイプの連結ベッドの使い方は、例えば以下です。

・夫婦+子ども1人の3人で寝るときは連結する
・兄弟が生まれたら2段ベッドにする
・子どもが成長して個室で寝るようになったら分割する

マットレスが1枚のベッドの場合、親子で別々に寝るようになったときに
新しいベッドを購入する必要が出てきます。
2段になるタイプの連結ベッドなら、上記のように状況に合わせて
自由に使い方を変えられます。
そのため子どもが成長しても、その都度ベッドを買い換える必要がありません。

加えて2段ベッドになるタイプの連結ベッドには、
あらかじめ安全柵が付いているものもあります。
子ども用ベッドとしてだけではなく、大人になってからも使えるように
取り外しが可能です。
以下のワイドキングサイズベッド「Greytoss」は、取り外し可能な
安全柵付きの連結2段ベッドです。
厚みのある棚構造・揺れに強い作りとなっているため、ファミリーベッドに最適です。

ワイドキングサイズベッド「Greytoss」

収納スペースを確保したい場合

ファミリーベッドの設置を考えている方の中には「室内に収納スペースがなくなる」と悩む方もいるでしょう。
サイズが大きいファミリーベッドは場所を取るため、収納棚やタンスの設置スペースを確保しづらいです。
部屋に十分なスペースがなくて収納ができない場合、ベッド下のスペースは重宝します。

連結ベッドには、収納スペースが付いている商品があります。
足元・サイド部分に引き出しが付いたものや跳ね上げ式のものなど、種類はさまざまです。
引き出しタイプは出し入れがしやすく、子どものおもちゃやタオルなど
使用頻度の高いものを収納すると便利です。
跳ね上げ式のベッドは、床下全面を余すことなく収納スペースとして使えます。
ゴルフバッグ・スーツケース・オフシーズンの布団など、季節物などを収納しておくとよいです。

ティッシュケースや本などの小物を収納したい場合は、
ヘッドボードに収納スペースがあるベッドを選びましょう。
ちなみに収納付き以外に、ベッドの高さを変えられる連結ベッドでも
収納スペースを確保できます。
中には高さを約30〜40cm上げられるものもあり、収納するものの量によって高さの調節が可能です。
まだ子どもが小さいときは荷物が増えやすいため、ベッド下のスペースを有効活用していきましょう。

収納付き連結ベッドでおすすめなのは、国産ファミリー収納ベッド「Kirchen」です。
「Kirchen」は、引き出し式と跳ね上げ式がセットになっているため、用途に合わせて使い分けができます。

国産ファミリー収納ベッド「Kirchen」

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連結ベッドを選ぶ際のポイント

ファミリーベッドなら1つのマットレスよりも、
連結ベッドの方が使い勝手が良くておすすめです。
そこで、ここからは連結ベッドを選ぶ際のポイントを紹介します。

・価格を確認する
・安定感のあるものを選ぶ
・メンテナンスのしやすさを考える
・転落時の安全性を考える
・寝心地が良いか確認する

連結ベッドは、上記5つを考慮した上で選ぶことが重要です。
以下でそれぞれ詳しく解説するので、参考にしてみてください。

価格を確認する

連結ベッドを選ぶ際、最初に確認することは価格です。
連結ベッドは種類や大きさはもちろん、購入する店舗によって価格が異なります。
デザイン性が高いものや安全柵付きなどの連結ベッドは、高額になりやすいです。
さらに価格が高いからといって、自分に合うベッドであるとも限りません。
事前に、求める機能と価格が合っているかを確認しましょう。

連結ベッドの相場はサイズや組み合わせによって異なりますが、約50,000〜200,000円です。
低価格なのは、部品数が少ないロータイプの連結ベッド。
1台約20,000円で、2台合わせると40,000〜50,000円ほどになります。
少しでも価格を抑えたい方は、ロータイプまたはフロアタイプの連結ベッドがおすすめです。

※出典:ベッドの通販専門店 眠り姫「フロアベッド」(参照2021-10-15)

安定感のあるものを選ぶ

ベッドの上で眠る女の子

家族みんなで寝るための連結ベッドは、安定感があるかどうかが重要です。
脚が細くて不安定な連結ベッドの場合、ベッドが揺れたり軋み音が出たりする恐れがあるからです。
安定感がある連結ベッドなら揺れや軋み音がなく、ストレスを感じることなく寝られます。
安定感があるかどうかは、耐荷重を確認しましょう。
耐荷重はベッドフレームによって異なり、数値が大きいほど丈夫で安定感があります。

中でも安定感のあるフレームは、すのこベッドとローベッドの2種類です。
すのこのベッドは、その名のとおり土台がすのこになっているベッドのことです。
丈夫で長持ちやすいのが特徴で、耐荷重は100〜600kgと幅があります。
主に500〜600kgほどのものが多く、子どもがベッドの上で飛び跳ねても壊れる心配はほぼありません。
すのこタイプは、家族みんなで寝ても長く愛用できるベッドとなります。

ローベッドも重心が低くて安定感があり、軋み音や揺れを感じにくいのがメリットです。
体重を点ではなく面で支えるため、床板が傷みにくい特徴もあります。
ベッド同士を連結して隙間をなくすことで揺れが軽減され、
より安定感が増すのはうれしいポイントです。

※出典:BEDSTYLE「安定感抜群で安心♪丈夫なすのこベッド選びのポイント5つをご紹介!」(参照2021-10-15)

メンテナンスのしやすさを考える

連結ベッドを清潔な状態に保つために、メンテナンスがしやすいものを選びましょう。
連結ベッドは定期的にメンテナンスをしないと、ゴミやホコリが溜まってカビを発生させる原因になります。

連結ベッドの中でもおすすめなのは、すのこタイプです。
すのこタイプのフレームは板の間に隙間があり、通気性が良い特徴を持っています。
ベッド下の風通しが良く、布団に溜まった湿気を分散してくれるため、カビの発生を抑えてくれます。
すのこ板も簡単に持ち上げることができ、掃除機もかけやすいです。
メンテナンスはこまめに行う必要があるので、少しでもメンテナンスしやすいものを選びたいものです。

転落時の安全性を考える

連結ベッドで子どもと一緒に寝る場合は、転落時の安全性を考えた上でフレームを選びましょう。
連結ベッドに家族で寝ると、寝ている間にぶつかったり誤って転落したりすることも少なくありません。

転落時の安全性を重視するなら、フロアタイプや脚付きロータイプのベッドがおすすめです。
ロータイプの中で特に低いフロアタイプなら、 万が一落ちても衝撃が少なく安心です。
安全柵が付いたものなど、ロータイプの連結ベッドは種類が豊富なので、
お好みのものを探してみてください。

寝心地が良いか確認する

ベッドのフレームは頻繁に買い換えるものではないため、寝心地の良さも重視したいところです。
フレームは、強度が高いほど安定した寝心地を感じられます。
ベッドを選ぶ際は実際に寝返りを打ってみて、軋み音がしないか・揺れに強いかを確認しましょう。

また寝心地の良さに大きく影響するマットレスのチェックも、忘れてはいけません。
マットレスは、種類によって弾力性や硬さに違いがあります。

・硬すぎたり柔らかすぎたりしないか
・体の一部だけが沈みすぎたり浮いたりしないか

実際に横になってみて、上記2つのポイントを確認しながらご自身に合ったものを選ぶことが大切です。


長く使えるファミリーベッドを選ぼう

家族みんなで寝られるファミリーベッドは、使い勝手の良い連結ベッドが適しています。
ロー・フロアタイプの連結ベッドなら、子どもと一緒に寝ても落下による怪我のリスクを抑えられます。
ベッドの両サイドに安全柵を設置すれば、より安全です。

また2段ベッドになるタイプなら、子どもの成長に合わせて2段にしたり分割したり変更できます。
連結ベッドは一般的なベッドと比較して高額なため、頻繁に買い換えられるわけではありません。
価格や安定感、寝心地の良さなどを確認し、安全かつ長く使い続けられるものを選びましょう。


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