ファミリーベッドは、家族で使うベッドの事ですが、何人で使えるのでしょうか?
家族と言っても3人、4人、5人と人数が違っています。
それぞれの人数でどんなサイズのベッドが似合うか考えてみましょう。
家族3人で使う場合
家族三人でファミリーベッドを使うなら、お子様が小さいうちだけなら
クイーンサイズやキングサイズが良いかもしれません。
横幅を確認すると、クイーンサイズは、160cm。キングサイズは、180cm。です。
お子様がある程度大きくなったら子供部屋で寝てもらい、
ご夫婦でクイーンサイズやキングサイズのベッドを使うというのは良い選択だと思います。
ダブルサイズのベッドで二人で眠るよりも、広々としてゆったりと眠れます。
お子様がある程度大きくなっても一緒に眠る予定なら、
WK200やWK220程度のサイズが欲しい所ですね。
WK200とは、横幅が200cmのサイズのベッドの事です。
家族4人で使う場合
ご家族四人で使うベッドとしては、ファミリーベッドの中でも
WK240、WK260のサイズであれば気持ちよく眠れると思います。
横幅が、240cm、260cm幅のサイズのベッドです。
お子様が小さいうちは、ちょっと大きすぎると感じるかもしれませんが、
ある程度大きくなってからも一緒に眠るには、この程度のサイズが必要です。
WK240のベッドは、2つのベッドが連結したベッドですので、
将来的に2つに分割して使うことも可能です。
140cm幅のダブルベッドと、100cm幅のシングルサイズの組み合わせの場合、
ダブルベッドをご夫婦用に、シングルをお子様用に使い分けできますね。
家族5人で使う場合
家族が5人いる場合、お子様3人が小さいうちは一緒に眠りたいですよね。
ファミリーベッドでも一番大きなサイズが必要になります。
WK280や、種類が少ないですがWK300のサイズです。
横幅が280cmや、300cmもあるので、広々としたベッドです。
大きなベッドで五人家族で眠るのは気持ちが良いですが、
設置出来る広さが必要な点に注意してください。
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店主の解説
人数だけで決めないで!後悔しないファミリーベッドのサイズ選び
こんにちは!ベッド通販「眠り姫」店主の佐藤です。
ベッド一筋17年、これまで数え切れないほどのご家族のベッド選びをお手伝いしてきました。
お客様から最もよくいただくご質問が、「うちは3人(4人)家族なのですが、どのサイズが良いですか?」というものです。
もちろん、ご家族の人数はベッドサイズを決める上で最も重要な基本情報です。
ですが、実は人数だけでサイズを決めてしまうと、「こんなはずじゃなかった…」と後悔に繋がることが少なくないんですよ。
なぜなら、同じ「3人家族」でも、ご夫婦と生まれたばかりの赤ちゃんなのか、ご夫婦とやんちゃ盛りの5歳のお子様なのかで、必要なスペースは全く異なるからです。
まだ寝返りをしない新生児のうちは、クイーンサイズ(幅160cm)でも十分に感じられるかもしれません。
お子様が少し大きくなり、ベッドの上でゴロゴロと転がるようになると、あっという間に手狭に感じてしまいます。
寝相の激しいお子様だと、パパかママが夜中に何度も蹴られてしまい、ベッドの端に追いやられて眠れない…なんていうお話もよくお伺いします。
そこで私がいつもお伝えしているのが、「現在の家族構成」に「5年後の家族の姿」を少しだけ想像してみてください、ということです。
5年後、お子様は何歳になっていますか?もしかしたら、新しいご家族が増えている可能性はありますか?お子様が小学生になる頃には、一人で寝たがるようになるかもしれません。
そういった将来の可能性まで見据えることで、本当にご家族に合ったベッドのサイズが見えてきます。
具体的な目安として、大人一人が快適に眠るために必要な幅は約70cm〜80cm、お子様でも50cm〜60cmは見ておきたいところです。
つまり、大人2人とお子様1人の3人家族なら、最低でも幅200cm(シングル+シングル)以上あると、全員がゆったりと眠りやすくなります。
ご夫婦の体格が良い場合や、ゆとりを重視したい場合は、幅220cm(シングル+セミダブル)や幅240cm(セミダブル2台)を選ぶと、まるで高級ホテルのような広々とした睡眠環境が手に入ります。
人数という「点」で考えるのではなく、お子様の成長やライフスタイルの変化という「線」で考えること。
これが、後悔しないファミリーベッド選びの最も大切な秘訣なんです。
将来まで見据えた賢い選択!「連結・分割」できるベッドのメリットと注意点
ファミリーベッドの最大の魅力は、なんと言っても1台の大きなベッドとして使い、将来的には2台以上に分割して使える「連結・分割機能」にあります。
この機能こそが、家族の成長に寄り添い、長くベッドを愛用できる賢い選択と言われる所以です。
私がこの仕事を始めた17年前にはまだ珍しかったこのタイプも、今やファミリーベッドの主流となりました。
ここでは、店主として正直に、そのメリットと、意外と見落としがちな注意点について詳しくお話しさせていただきますね。
最大のメリットは経済性と柔軟性です。
お子様が小さいうちは家族みんなで川の字で眠り、小学校高学年や中学生になって「自分の部屋で一人で寝たい」と言い始めたら、連結していたベッドを分割して子供部屋に設置できます。
つまり、お子様の成長に合わせてベッドを買い替える必要がないのです。
これは本当にお財布に優しいですよね。
将来ご夫婦二人になった時も、2台をくっつけてキングサイズのベッドとして使い続けることも、あるいは寝室を別々にする際に1台ずつ使うことも可能です。
引っ越しの際も、大きなベッドフレームを運び出すのは大変ですが、シングルやセミダブルに分割できれば、搬入・搬出が格段に楽になります。
いくつか知っておいていただきたい注意点もございます。
最も気になるのが「連結部分のマットレスのすき間」ではないでしょうか。
2台のマットレスを並べると、どうしても中央にわずかな溝ができてしまいます。
この溝にお子様が挟まってしまわないか、寝心地が悪くないかと心配されるお声は多いです。
ご安心ください。
これには「すきまパッド」という便利なアイテムがあります。
T字のパッドを溝に埋め込むことで、段差やすき間をほぼフラットにすることができます。
その上から大きなボックスシーツや敷きパッドを1枚で覆ってしまえば、マットレスのズレも防げ、まるで1枚の大きなマットレスのような寝心地を実現できます。
もう一つの注意点は、分割した際の「見た目」です。
安価なモデルの中には、連結することだけを考えて作られているため、分割すると片側のフレームデザインが不自然に見えてしまうものもあります。
当店で扱うベッドは、分割して単体で使っても美しいデザインのものを厳選していますが、購入前には分割後の写真もしっかり確認することをおすすめします。
これらの注意点をしっかり理解し、対策をすれば、連結ベッドは10年、15年とご家族の歴史に寄り添ってくれる、最高のパートナーになってくれるはずですよ。
家族みんなの快眠のために!マットレス選びと安全対策の重要性
立派でおしゃれなベッドフレームを選んでも、寝心地の9割を決め、睡眠の質を左右するのは、言うまでもなくマットレスです。
体格も体重も、そして寝姿勢も異なる家族みんなが一緒に寝るファミリーベッドでは、このマットレス選びが非常に重要であり、そして難しいポイントでもあります。
小さなお子様と眠る上では、「安全性」への配慮は何よりも優先しなければなりません。
17年間、お客様の眠りを見つめてきた店主として、快適さと安全性を両立させるための秘訣を伝授いたします。
まずマットレス選びですが、永遠のテーマは「硬さ」です。
身体をしっかり支える硬めのマットレスを好む大人と、まだ体重が軽く、柔らかな寝心地を好むお子様とで、好みが分かれることがあります。
どちらに合わせるべきか、非常に悩ましいですよね。
私の経験上、最もバランスが良いのは、国産の「ポケットコイルマットレス」を2台並べる方法です。
ポケットコイルは、一つ一つのコイルが独立して体を支えるため、隣の人の寝返りの振動が伝わりにくいという大きなメリットがあります。
ご夫婦どちらかが寝返りを打っても、お子様が目を覚ましにくくなります。
硬すぎず柔らかすぎない標準的なタイプを選べば、ほとんどのご家族にご満足いただけています。
何よりも大切な「安全性」についてです。
最も心配なのが、やはりベッドからの転落事故。
特に寝返りを始めたばかりの赤ちゃんや、寝相の激しいお子様がいるご家庭では、万全の対策が必要です。
そこで活躍するのが「ベッドガード」ですが、選び方と設置には注意が必要です。
マットレスの下に差し込むタイプは、必ずマットレスの厚みに合った高さのものを選び、ベッドフレームとガードの間にすき間ができないよう、しっかりと固定してください。
それでもご心配な方や、より安全性を高めたい方には、ベッド自体の高さが低い「フロアベッド」や「ローベッド」を強くおすすめします。
床からの高さが10cm〜20cm程度なので、万が一お子様が転がり落ちてしまっても、怪我のリスクを最小限に抑えることができます。
フレームの角が丸く加工されているか、尖った金具が露出していないかなど、細かい部分のデザインも安全性を確認する上で見落とせないチェックポイントです。
家族みんなが毎晩使う場所だからこそ、デザイン性だけでなく、こうした寝心地や安全性にまでしっかり目を向けること。
それが、家族全員の笑顔と健康的な毎日を守ることに繋がります。
ご不明な点があれば、いつでも私、佐藤にご相談くださいね。
店主のつぶやき ファミリーベッドは何人で使う編
・ファミリーベッド
・連結ベッド
・キングサイズより大きいベッド
・キングサイズベッド
・ベッドフレーム
・ベッドサイズ
・ベッド
・ファミリーベッドは何人で使う
・クイーンサイズベッドは何人寝るのに適している?選び方とおすすめ商品3選
・ローベッドキングサイズ【キングベッドは何人で眠る】
・セミダブルのチェストベッドはどう使うと便利なのか?店主が解説
・ベッドフレーム セミダブルサイズを贅沢に一人で使う
・ダブルベッドの使い方 二人で使う 一人暮らしで使う
・フロアベッドは誰が使う
・収納ベッドのセミダブルサイズは誰が使うのか?
・キングベッドの広さと何人で使うかについて
・キングサイズベッド 何人で使う?
・キングサイズより大きいベッド ロータイプ
・ファミリーベッドとキングサイズベッドの違いを分かりやすく解説
・家族の絆はダブルベッドから
・ダブルベッドをゆったりと一人で使う
・ワイドキングサイズベッド ファミリー向けの快適な睡眠空間
・親子3人がダブルベッドで快適に過ごすためのポイント
・ワイドキング280ってどのくらい?ファミリーベッドのサイズ感を徹底シミュレーション
・レザーベッドのファミリーサイズは家族が集まる場所に
・ローベッドファミリーサイズ【家族で一緒に眠る】
・大容量収納ベッド ファミリーサイズ
・ファミリーベッドに適したフレームとは?安全柵の使用法についても解説
・ファミリーベッドを選ぶポイント
・ファミリーベッドのメリット、デメリット
・ファミリーベッドとは
・ファミリーベッドについて考える
・赤ちゃんと一緒に眠るファミリーベッド
・子供の成長に合わせて変化するベッド?「ファミリーベッド」の賢い使い方
・【店主が本音で語る】ファミリーベッドのメリット・デメリットと購入前の注意点
・ファミリーベッドと大型ベッド、何が違うの?それぞれのメリット・デメリットを比較
・【完全ガイド】ファミリーベッド選びで後悔しない!「フロアタイプ」のメリット・デメリットと選び方の全て
・家族の絆が深まる魔法のベッド 「川の字」で眠る幸せをフロアファミリーベッドで実現しませんか?