跳ね上げ式ベッドで後悔しない、カビ対策、事故対策、失敗しない選び方


跳ね上げ式収納ベッドは、特殊な構造を持つベッドフレームです。
床板を持ち上げその下を収納として使う。
持ち上げる動作があります。また、収納スペースは板に囲まれ、その上にはマットレスがあります。
マットレスで寝ていると汗が染み込み、湿気が溜まります。
ちょっと通気性が良くないですね。
そんな跳ね上げ式収納ベッドについて、ベッド販売歴16年以上となる店主が、解説します。



跳ね上げ式ベッドで後悔しない、カビ対策、事故対策、失敗しない選び方

跳ね上げ式ベッドを購入するとなると、ちょっと不安が残りますよね。
何となく、後悔しそうになる気がします。
噂では、カビが出るとか、事故があったとか、そんな後悔の話も目にしたことがありますかね。
跳ね上げ式ベッドでありうる問題や後悔について、ベッド通販の店主が事前に公開いたします。
その上で、失敗しない跳ね上げ式ベッドの選び方を伝授いたします。


跳ね上げ式ベッドを買って失敗した。間違った。後悔した。

跳ね上げ式ベッドを買って後悔した。と言う話を見たことは無いですか?
ネット上で、買って後悔した。とか、間違った。という意見を耳にしたことはありませんか?
跳ね上げる動きがあるので、使い方も難しいのかもしれません。
そんな跳ね上げ式ベッドについて、まずは失敗談について見ていきましょう。

跳ね上げ式ベッドとは

跳ね上げ式ベッドとは、収納ベッドのひとつの種類です。
床板下のベッドの箱の内側の空いた場所を収納部分として使えるベッドです。
ベッド以外に収納が不要になるので、狭めのお部屋を有効に使えますね。
マットレスごと床板を持ち上げて開閉し、ベッド下に収納したものを物を出し入れ出来ます。
跳ね上げ式ベッドでは、ガス圧ダンパーが、軽い力で持ち上げるのを助けてくれます。

後悔の原因

跳ね上げ式ベッドを選んで後悔した原因は何だったのでしょうか?
後悔の要素をリストアップしてみましょう。

跳ね上げ式ベッドでは、ガス圧ダンパーなど、動かすことが多い部材は、壊れることもある。
動かしにくくなったり、けがの原因にもなり得る。
通気性が思ったよりなくて、カビの予防と対策は必須。
跳ね上げ式ベッドのベッド下の通気性を確保するためには、思ったより手間がかかる。
後悔のポイントがたくさんありますね。
価格が高いので、予算外になってしまい、買えない。
大きくて広いスペースで、仕切りが無いので、細かい物が迷子になりやすく、思うようには出し入れしづらい。
かさばる布団は良いが、アクセサリーが探せないことがある。
跳ね上げ式ベッドの開閉方向によっては、寝室の配置、物の出し入れの動線が決まる。
物を取り出すとき、誰かが寝ていると収納スペースから物を取り出せない。
後悔するまえに知っておきたいです。

後悔した点

跳ね上げ式ベッドで後悔した事はどんな事なのでしょうか?
これも後悔リストとしてみていきましょう。

跳ね上げ式ベッドには大きいサイズのベッドがない。
2台並べて使うことも可能ですが、並べた時のつなぎめ、マットレスの切れ目などが危ない、物を落とすと取り上げにくい。
ガス圧ダンパーや床板など大きくて重い部品が、組み立てにくい。組み立てが難しい。
後悔しますね。
腕の力が弱い、体力のあまりない方々。組み立てが苦手な方には、組立設置サービスを利用すれば良かった。という声があります。
跳ね上げ式ベッドの周りが、壁やほかの家具で埋まっているとき、床板を開けた時の手前の物は取り出しやすいが、ベッドの奥の物が出し入れしずらい。
奥に重い物を置いてしまうと動かしにくく、手が届きにくい。
ベッド下の収納量を期待して、深型を選んだら、ベッドそのものの高さもあって、ベッドがとても大きな存在に感じ、寝室全体の圧迫感を感じてしまう。
後悔した方の意見を聞きたいですね。

跳ね上げ式ベッド デメリット

では、跳ね上げ式ベッドの一般的なデメリットについて見ていきましょう。

跳ね上げ式ベッドは、部材が多く、分解、組み立てなどに時間がかかってしまう。
引越しが多い方には、搬出、搬入作業がとても大変。
小さなお子様がいるなど、出し入れの回数の多いご家庭では、使いにくい。
大人の方が、前日の夜までにベッド下からの荷物を出し入れし終えているとよろしいでしょう。
アクセサリーなどの細かい物を分類しにくいので、小さな収納ボックスも必要かもしれませんね。
かさばる物の間に、細かい物は埋もれてしまいがちですね。
跳ね上げ式ベッドの収納部分を増やしたくてベッド下収納に重きを置くと、どうしてもベッドフレームの位置が高くなってしまいます。
足が届かないお子様や小柄な方には、危険ですね。
ベッド下の通気性があまりなく、定期的に風を通すなど、湿気対策が必要です。


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跳ね上げ式ベッド カビ対策で後悔

跳ね上げ式ベッドでは、カビが生えるという話を聞いたことがありますか?
収納スペースに通気性が無いからですかね。
お気に入りのベッドを永くご愛用頂くためにも、カビが生えない工夫を致しましょう。
カビ対策の前に、カビについて調べてみましょう。

カビが生える条件

カビは、湿気と温かい場所、栄養のある場所を好みます。
日光が当たらない場所、風のない場所、水分のたくさんある場所。
一般的なカビは、人間が快適な20〜30度くらいで生えます。
湿度は、60〜70%くらいが、活発に発育します。
人間は、一晩でコップ一杯の寝汗をかくといわれています。
起床後にも、布団をそのまま置いておくと、余分な湿気がこもったままになってしまいます。
その湿気をカビは好みます。

カビ対策

カビ対策で、最も簡単で重要なのは、換気です。
湿度が60〜70パーセントくらいでカビが繁殖しやすい環境になります。
風通しを良くして、カビの嫌がる環境を造りましょう。
空気の流れを作りにくいクローゼット、ベッドの下、収納スペースなどは、特に湿気がこもりやすいのです。
現代の住宅は、気密性が高い住宅が多く、冬でも温かいので、カビが好む環境に近くなっています。
カビは、一年を通して、対策が必要です。
人間は、眠っている間に、コップ一杯分の寝汗をかくといわれています。
マットレスや敷き布団、かけ布団などを、起床後には、一度、ぜんぶ外すと、少しでも換気の効果が上がるでしょう。
部屋の窓を開けたり、換気扇を回す、エアコンの冷房、除湿機能を使って、湿度を下げる。
常に、空気を動かして、通気性の高い状態にする。
湿気除去パッド、防カビシートなど、ベッド周り、寝室には、できる範囲で湿気を除去するものを置くことも一案でしょう。
ベッドの上も、収納場所も、日光を当てる。
カラッと爽やかな場所が、カビは苦手なのです。
カビは、湿気と温かい場所、エサとなるゴミを好みます。
ベッドの上で、スナック菓子を食べてそのままにするのもカビのエサになりますので、NGです。
できるだけ掃除機をかけて清潔を保ちましょう。
一度、カビが生えてしまうと、どんなに掃除をしてもなかなか根元まで全部を取り去ることが難しいのです。
カビが生えない工夫を施した方が、カビ対策としての効率がよろしいでしょう。


跳ね上げ式ベッドの事故で後悔

跳ね上げベッドを使っていて、事故が起きた話を聞いたことがあるでしょうか?
実際に事故が起きたのか、噂なのかわかりませんが、事故が起きてもおかしくないのが跳ね上げ式のベッドです。

指を挟む事故

跳ね上げ式ベッドには、ガス圧シリンダーが付属しています。
安全性には配慮したうえでの構造になっておりますが、ベッドの床板ごと持ち上げて開閉するので、動かす回数が多いほど、指や手を挟む確率が高くなります。
事故には、くれぐれもお気を付けになり、安全で、豊かな日常生活をお楽しみいただければと存じます。

挟まない為に

指を挟む事故を起こさない為には、どうすれば良いのでしょうか?
注意点、気を付ける行動等を見ていきましょう。

跳ね上げ式ベッドから物を出し入れする際には、慌てず、ゆっくり動かしましょう。
お子様一人での床板の開閉は、大変危険です。
片づけに興味を持っている年齢のお子様には、大人の方が必ず付き添いましょう。
小さなお子様がひとりでベッドの開閉をしないように、目を離さないようにいたしましょう。
保護者様の付き添いの元、お片付けを致しましょう。
お手伝いをしたがるお子様には、必ず、大人の方と一緒にいてお子様の自立心を育てる声かけをしつつ、安全確保しましょう。
大人の方でもどうしても床板が重かったら、無理をせず、周りの人に助けてもらうなど、開閉をお願いしましょう。
時間の無い朝には、特に、気もそぞろになりがちです。
ベッドの床板の開閉回数ができるだけ少なくて済むように前の日の夜に、準備を終わらせると良いでしょう。


跳ね上げ式ベッド 後悔しない選び方

これまで、跳ね上げ式ベッドの失敗談、後悔、事故等、良くない点を見てきました。
それらを踏まえて、後悔しない為には何を重視して選べば良いのでしょうか?
後悔しない選び方を一緒に考えていきましょう。

後悔しない選び方

跳ね上げ式ベッドは、一度設置してしまうと動かすことが困難なほど、大きくて重いベッドですので、搬入・組み立てなど作業が苦手な方は、無理をせず組立設置サービスを選びましょう。
跳ね上げ式ベッドを寝室に配置する前に、床板をどの方向に跳ね上げるか、決めておきましょう。
クローゼットの扉や、テレビ、ドレッサーなど他の家具とぶつからないかなど、ご検討くださいませ。
ベッドのご購入前に、ご家族構成も考えておきましょう。
パートナー同士で並べて配置したい場合、お子様が増える予定の場合、など長期的にべっどが使えるかどうかも考慮しておくと引っ越し、搬出、廃棄するときの手間などもイメージしやすいでしょう。
ベッドそのものの耐久年数もチェックしておきましょう。
お一人暮らしで、ご家族で、何年ぐらい使用できると良いか調べておきましょう。

後悔しない選び方としては、跳ね上げ式ベッドの欠点とも言うべき、カビとか、指を挟む可能性とか、そのような事は、前提となってしまうため避けようがありません。
それ以外の所で、購入後の使い勝手を良くする為に、事前にベッドの配置を検討したり、将来の家族構成も検討したり、それによりサイズや高さを決定したり、引っ越しの可能性を考慮したり。と
一般的なベッドの購入の為の選び方を重視する事が、一番の後悔しない選び方になるかと思います。


カビ対策、事故対策をした改良跳ね上げ式ベッドの紹介

跳ね上げ式収納ベッドの欠点や後悔した点を見てきましたが、その問題となる部分を改良した商品があります。
ダンパーについては、10000回の開閉試験を実施しました。
耐久性は問題ありません。1日3回開閉すると約10年に相当します。
カビ対策として、通気性床板という考えを元に、空気を通してホコリは通さない床板としました。
天然木のすのこ構造を基本とし、周囲を丈夫な生地と通気性の高いウレタンを使用しました。
手を挟む事故を防ぐため、フレームに切り欠きを入れました。手が入る隙間を作るという事です。
同時にその隙間は湿気対策でもあり、空気の出入りがあります。

ダンパーの耐久試験、カビ対策の通気性、手を挟む対策に切り欠きと現状の問題点に対策を施した商品です。
是非、ご覧下さいませ。

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