ベッド販売歴17年以上となる店主が、チェストタイプベッドの正しく選ぶ方法を解説します。
2021年版です。
まずはチェストタイプベッドとはどんなベッドなのか、正しく選ぶ方法、おすすめ商品について紹介します。
多くの種類があるベッドの中で、チェストタイプベッドをどう探すか、どう使うか、良い商品とは、
このような視点で見ていきます。
たんすのような引き出しが付いているチェストベッドの正しい選び方【2021年最新】
ベッドを販売して15年以上になる眠り姫の店主がチェストベッドについて
正しい選び方、おすすめ商品、特徴のあるチェストベッドを紹介します。
チェストベッドをご存知でしょうか?
名前の通りのベッドなのですが、チェスト自体がわかりにくいかもしれません。
チェストとは、「貴重品などを入れる、ふたの付いた収納箱。また、整理だんす。」です。
つまり、ベッドに整理だんすが付いた形の商品になります。
見ていただければ、ああっ。とわかっていただけると思います。
このチェストベッドでの最近の流れは、BOXタイプの引き出しです。
BOXタイプは、引き出し部分が完成された状態でお届けします。
引出しの周りを箱が取り囲んであるので、ホコリが入りにくい構造です。
組立も箱をつなぎ合わせる程度で比較的簡単な作業になります。
また、チェストベッドなのに、すのこの床板を使用している商品が出てきました。
ベッド下のチェスト部分とマットレスの間にすのこを挟み、湿気を逃がす構造です。
これは、私も懸念していた事ですが、ベッドの下に収納があると、どうしても湿気が気になります。
マットレスの湿気も当然ですが、収納している物に湿気が入り込まないか心配でした。
すのこタイプなら、この点も解決できてお勧めできる商品になります。
チェストタイプベッドの正しい選び方は、ベッドの選び方の基本と一緒です。
使う人数とベッドの大きさを決める事。シングル、セミダブル、ダブルといサイズです。
部屋の大きさとベッドの大きさを確認する事。部屋に設置出来ないと意味が無いですね。
そして、収納する物を考える事です。収納する物によって、引き出しの大きさ、数が決まります。
選び方の基本は、どう使うかイメージを大切にすることです。
チェストタイプベッドの選び方も一緒です。
【選び方で何が良いのか困った時には人気商品】チェストベッドのおすすめ
チェストベッドの選び方と言っても、どこを見て良いかわかりませんよね。
似たような形で、何が違うのかはっきりしません。という方には、
困ったときの選び方として、人気商品を選べ。と伝えたいです。
人気商品は、人気になる理由があります。その理由がわからずとも、
みんなが選ぶからには良い商品なのです。それを選び方として使うのです。
これは、多くの方に当てはまる真理だと思います。
特に形的に大きな差ができにくいチェストベッドでは特に顕著です。
選び方として、人気の商品はおすすめです。
大容量収納ベッド Semper センペール
布団で寝られる大容量収納ベッド Semper センペール
寝室にたくさんの物があふれて、片付かなくて、
収納場所を増やしたいとお考えの方々。
シンプルで省スペースな、
ロータイプなデザインのチェストベッドがおすすめです。
奥行きがたっぷりあるのです
最大で、8個の衣装ケースを入れられます。
来客用布団、冬物のかさばる毛布や寝具。
扇風機や加湿器など、ベッド下の空間に収納可能!
大好きな、お気に入りのお布団で眠れる!
床板には、耐荷重600kgのお布団も使える強度があります。
頑丈な設計です。
大容量チェストタイプベッド Every-IN エブリーイン
スライド収納付き_大容量チェストベッド Every-IN エブリーイン
衣類をしまう場所がなくてお困りの皆さまにおすすめです。
本、漫画、DVDがあふれている方々へおすすめです。
チェストベッドは圧倒的収納力が自慢です!
最大約2畳分の収納場所があります!
枕元に約90枚のDVDを片付けられるスライド式の収納があります。
お気に入りの漫画などをサッと取り出せてサッとしまえる。
ベッド下が、まるでチェストのように寝具や下着をしまえる。
浅型引き出し、深型引き出し、長物収納が
スペースを無駄なく使い切ります。
頑丈なボックス構造の引き出しで
ホコリが入りにくい清潔な造りです。
大容量すのこチェストベッド【Salvato】サルバト
お客様組立 日本製_棚・コンセント・大容量すのこチェストベッド【Salvato】サルバト
使い勝手が最高の浅型引き出し出しが4杯あるので、
チェストベッドの下の空間に、
約1.5畳分の大きな収納スペースができあがり!
増えてしまう衣類、下着、寝具、アクセサリーなど、
取り出しやすく収納できます。
スライドレール付きの引き出しだから、
スムーズに開閉、動かしやすいです。
憧れのベッドライフが叶います。
風が通って、サラサラで、清潔感あふれる
すのこ仕様のベッドです。
日本古来の知恵である「すのこ」は、空気を通し、
通気性が高いので、
余分な湿気を逃して、カビを防ぎます。
信頼の厚い、日本国産です。
チェストベッドの選び方とサイズと種類
チェストベッドのデメリットや、ベッドのサイズ、種類や他社のベッドについて解説します。
マットレスの厚さとフレームの高さがデメリット
チェストベッドは、ベッドの下に引き出しが付いている収納ベッドです。
その為、床から床板までの高さが高くなってしまいます。
チェストベッドの構造上、仕方のない事です。
でも、その上にマットレスが載る事を考えると、マットレスの厚さは問題です。
マットレスの厚さが厚いと、更に高くなり、デメリットとして感じる事が多くなります。
その為、薄型マットレスも販売しています。
シングル、セミダブル、ダブル
チェストベッドには、いくつかのサイズがあります。
シングル、セミダブルは多くの商品にあるサイズです。
ダブルサイズは、全てのチェストベッドにあるのではなく、一部の商品にしかありません。
ダブルをご希望の場合、商品の詳細説明をご覧くださいませ。
ニトリ、無印、ikea
チェストベッドは、他社ではどのような商品があるのでしょうか。
ニトリ、無印、ikea等では、チェストベッドはあるのでしょうか。
詳細の説明を省きますが、各社のサイトで確認してください。
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店主の解説
チェストベッドとは?仕組みとメリットを知ろう
チェストベッドとは、ベッドの下に収納スペースが備え付けられたベッドのことを指します。
引き出しがタンスのように配置されており、衣類や日用品、季節用品などを効率よく収納できるのが最大の特徴です。
一般的な収納ベッドと異なり、床板の下に設けられた引き出しが「チェスト(たんす)」のように区分けされているため、
整理整頓がしやすく、出し入れもスムーズ。特に収納スペースが限られたワンルームや子ども部屋におすすめです。
引き出しはホコリが入りにくい構造になっているため、衛生面でも安心。収納家具を増やさずに済むことで、お部屋全体をスッキリとした印象に保てます。
限られた空間を有効活用したい方には、非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。
素材と構造で選ぶ、失敗しないチェストベッドの選び方
チェストベッドは、毎日使う家具だからこそ、素材と構造のチェックが非常に重要です。
まず素材についてですが、ベッド本体には主に「プリント紙化粧繊維板」や「天然木突板」「無垢材」などが使われています。
プリント紙は価格を抑えられる一方で傷に弱く、天然木は高級感がある反面、価格が高め。
使用環境や予算に応じて選ぶとよいでしょう。
構造としては、引き出しのスライドレールの有無もポイントです。
スライドレール付きは開閉がスムーズで、重たい物を収納する場合にも便利です。
引き出しの底板がしっかりしているかどうかも耐久性を左右します。
安価な製品の中には、底板が薄くてたわみやすいものもあるため、購入前に構造をしっかり確認しましょう。
引き出しの向きと使い勝手の関係とは?
チェストベッドを選ぶ際に見落とされがちなのが、
引き出しの向きです。多くの製品はベッドの横に引き出しが付いていますが、中には左右のどちらかに固定されているタイプもあります。
設置する部屋の間取りや家具の配置を事前に確認することが大切です。
壁にベッドを寄せて置きたい場合、引き出しが壁側に向いていると使い勝手が悪くなります。
左右両対応のモデルを選べば、模様替えや引っ越し時にも柔軟に対応できて便利です。
引き出しの数や大きさ、深さにも注目しましょう。
仕切りがついたタイプは小物収納に便利で、深めの引き出しはかさばる寝具や衣類にも対応します。
ライフスタイルや収納したい物に合わせて、引き出しの仕様を選ぶことが後悔しないポイントです。
ベッド下だけじゃない!チェストベッドの隠れた収納力
チェストベッドの収納力は、引き出しだけではありません。
製品によっては、引き出しの反対側やヘッドボード、床板下などにも隠れた収納スペースが備えられています。
ヘッドボードにコンセント付きの棚があるモデルでは、スマホの充電や小物の置き場としても活用可能。
床板の一部が開閉式になっていて、布団や大きめの季節家電を収納できるような仕様も人気です。
特に子ども部屋では、おもちゃや学用品をまとめて収納できるため、散らかりがちな空間もすっきりと保てます。
2段構造の引き出しを採用したタイプもあり、上下で異なるサイズの物を分類収納するのに適しています。
見た目はシンプルでも、想像以上に多機能なのがチェストベッドの魅力です。
組み立てと搬入の注意点も押さえておこう
チェストベッドは構造上、パーツが多く重量もあるため、組み立てや搬入に注意が必要です。
特にマンションの上階や、廊下・階段が狭い住宅にお住まいの場合、事前に搬入経路を確認することが重要です。
多くのチェストベッドは分割式になっており、フレーム、引き出しユニット、床板などを別々に搬入できますが、
それでも一部の大型モデルでは搬入困難なケースもあります。
組み立てには電動ドライバーなどの工具が必要になることも。DIYに不安がある方は、組み立て設置サービスの利用をおすすめします。
引き出し付きベッドは水平で安定した床で使用することが基本。
設置後に引き出しがスムーズに開閉するか、全体のガタつきがないかを確認してから使用を開始しましょう。