ベッド下収納
ベッドを選ぶ際のポイントの一つとして、収納付きかどうかという点が挙げられます。ベッドは布団よりもよりスペースを必要とします。特に寝室が広くなければ大部分がベッドになってしまうこともあるでしょう。しかしベッド下の空間を利用すれば、部屋のスペースを有効活用できます。
一方でベッド下の湿気やホコリが気になってしまう、という方もいるのではないでしょうか。この記事ではベッド下収納のメリットやデメリット、さらに収納のアイデアやおすすめのベッドも紹介します。
引越しや模様替えなどで収納付きのベッドの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
ベッド下収納を利用するメリットとは
ベッド下収納を利用するメリットは、部屋のスペースを有効活用できることです。敷布団のようにベッドは簡単に動かせませんが、その下を賢く活用できます。特に部屋にクローゼットなどの収納スペースが少ない、ワンルームなどで生活する場合はベッド下収納があると便利でしょう。
部屋の広さや収納スペースに不満を感じていない場合でも、ベッド下収納があればより多くのものをしまえます。部屋やクローゼットなどのスペースにゆとりを持たせることも可能です。
ベッド下収納はよくない デメリットと対策
ベッド下収納には、メリットと同時にデメリットとなるよくない点があります。それぞれの対策とともにみていきましょう。
ホコリが溜まりやすい
ベッド下を収納タイプにすることでホコリが溜まりやすくなります。また空間が埋まるため掃除機がけなどの掃除がしにくくなり、その点もホコリを溜める原因となってしまいます。
対策
収納ケースを利用する場合はフタつきのものにすると、収納物にホコリが溜まるのを防ぐことができます。特に衣類などを収納する場合は、フタつきのものがおすすめです。また掃除の際に簡単に出し入れできるよう、取っ手付きのものやキャスター付きのものを選ぶのもいいでしょう。
あらかじめ、収納付きのベッドを選ぶ方法もあります。収納付きベッドであれば余計な隙間もなくホコリも溜まりにくく、ベッドのタイプによっては収納ケースよりも効率的にものを収納することができます。
湿気が溜まりやすい
もうひとつのデメリットとしてあげられるのが、湿気が溜まりやすいという点です。ベッド下は通気性が悪く湿気が溜まりやすい場所です。そこへ衣類などを収納する場合はカビが発生してしまうことがあります。
対策
最も有効な方法は空気が乾いているときに収納ケースを開けておくことです。特に天気がいい日は部屋の窓も開けて、部屋の換気と共に行うと効率がいいでしょう。
またその他におすすめなのが、収納ケースに防虫剤・除湿剤を入れておくことです。ただし防虫剤や除湿剤は有効期限があるので、定期的に入れ替えましょう。期限をカレンダーなどにメモしておくと安心です。
その他にもすのこベッドもおすすめです。寝ている間にかく汗の量は想像以上に多いですが、すのこベッドにすることでベッドとベッド下の通気性を良くしカビなどの発生を防ぐ効果が期待できます。
また低いベッドよりも高さがあるものの方が通気性はよくなります。
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ベッド下収納の種類をチェックしよう
収納付きベッドにはさまざまなタイプがあり、主に跳ね上げ式・引き出し式・ロフト式・フタ式・脚付き式などがあります。それぞれの特徴を詳しくみていきましょう。
跳ね上げ式
跳ね上げ式とはベッドの下部分がまるまる収納スペースのタイプで、ベッド自体がオープンできます。ベッドの大きさとほぼ同様の収納スペースを確保できるため収納できる容量は多くなります。また引き出しでなく上下に開閉するため狭い部屋・寝室に最適です。
反面手軽に出し入れする必要がある荷物の収納には不向きです。また総じて値段が高価になる傾向にあります。
引き出し式
引き出し式はベッドに引き出しがついたタイプです。2、3杯の引き出し付きベッドが主流ですがそれ以上のものもあります。引き出し式のため出し入れが手軽に行えます。
頻繁に使うものや小物、衣類などの収納に最適です。収納付きベッドとしては最も一般的なタイプで、種類も多く値段もリーズナブルなものから選ぶことができます。
ロフト式
ベッドの位置が高く、梯子を使って登るようなものがロフト式です。ベッドの位置が高いため家具など高さのある大きなものを収納するのに適しています。下の空間に勉強机を置くなど、部屋のスペースを最大限に有効に利用できるのが特徴。子ども部屋などに適しているといえるでしょう。
フタ式
跳ね上げ式をフタにしたものがフタ式です。跳ね上げ式と同様にベッドとほぼ同様のスペースを収納に使うことができるため大容量の収納が可能です。また跳ね上げ式よりも低価格でベッドの耐久性も高くなります。
ベッドが開閉式でないため収納・出し入れの際はマットレスを下す必要があります。したがって頻繁に取り出しが必要なものの収納には不向きです。
脚付き式
脚付き式はベッドに脚がついているタイプです。収納機能が付いたベッドではありませんので、ベッド下の空間を収納スペースとして利用することになります。したがって脚の長さによって収納できるものは自ずと限られます。逆にいえば使い方次第で、うまく利用できるといえるでしょう。
ホコリ防止にフタ付きのもの、取り出しやすいようにキャスター・取って付きなどの収納ボックスの利用がおすすめです。
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ベッド下収納に適しているものとは
ベッド下に収納するものは、頻繁に出し入れする必要がないものが適しています。ここからはベッド下収納に適したもの、それぞれ収納時のポイントなどについて解説していきます。
布団・シーツ、タオル
夏用・冬用と年に数回しか収納しないような布団・シーツ・毛布や、タオルなどの収納場所としてベッド下はおすすめです。前述のようにベッドの下は湿気の溜まりやすい場所のため、収納時の湿気・防虫対策が重要です。
収納する前にまずはクリーニングに出すのがいいでしょう。収納に使用するケースは、弾力性や通気性に優れている不織布製のものがおすすめです。また防虫・防カビ効果のある布団専用袋を利用するのも効果的です。
布団用の圧縮袋を使うと、より収納スペースを効率的に利用することができます。
本・漫画
本・漫画・雑誌は、ベッド下に収納するものとして真っ先に思いつくものの一つではないでしょうか。「一度読んでしまったけどまた読むかもしれないので保管したい」という本・漫画の保管にベッド下は最適です。
注意すべき点はベッド下収納の耐久性です。本・漫画・雑誌類は多くなると、予想以上に重くなります。収納する前に事前に耐荷重を確認しておくようにしましょう。また紙類は湿気を吸いやすいため湿気・防虫対策も重要です。
洋服・カバン
洋服・カバンを収納する際も布団などと同様に湿気・防虫対策をしっかりしておくことが重要です。通気性がいいボックスの使用や除湿剤や防虫剤を利用するようにしましょう。
また引き出し式収納や収納ボックスを使用する場合は、下着や靴下など頻繁に着用するものを収納するのもおすすめです。頻繁に出し入れするため自ずと換気が行われ、湿気によるカビの発生を防止する効果が期待できます。
防災グッズ
災害の多い日本ですから、いざというときのために防災グッズを用意しておくことは重要です。しかし頻繁に使用するものでもないため保管する場所に迷うという方もいるのではないでしょうか。ベッド下のスペースはそういった防災グッズも収納できます。
ほとんどの防災グッズは湿気やホコリを気にする必要がありません。保存用の食品なども長持ちするためベッド下のスペースは最適といえるでしょう。
重要なのは必要な時にすぐに取り出せるよう、できるだけ取り出しやすいところに収納することです。したがって跳ね上げ式よりも引き出し式や脚付きのベッド下収納が向いています。
普段使わないもの
その他スポーツ用品・用具・アルバムなど普段使わないものを収納するのもいいでしょう。収納するものによっては、湿気を嫌うものや重量のあるものなどあるかもしれません。湿気・防虫対策や耐荷重の確認は必要です。また収納する際にかさばらないようにするなどの工夫も大切です。
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おすすめの収納付きベッド3選
ここからはおすすめの収納付きベッド3選を紹介します。それぞれ詳しく解説していきます。
眠り姫
ベッド通販専門店の眠り姫では、さまざまな種類のベッドをリーズナブルな価格で提供しています。デザインも北欧風のものから和風のものまでさまざま。収納付きベッドも種類が豊富で選り取り見取りです。
気になる方はぜひサイトをチェックしてみましょう。
ベッド通販専門店「眠り姫」
IKEA
IKEAはスウェーデン発祥の家具ブランドです。北欧が発祥の地だけあって、日本ではなかなか見ることができないデザインの家具が揃っていること、また家具の組み立てを自分で行うのが大きな特徴です。自分で組み立てることを前提にしているため価格もリーズナブルで提供されています。
北欧らしいデザインのベッドを探している場合はIKEAがおすすめです。別途料金は発生しますが、組み立てサービスも利用できます。
無印良品
無印良品の家具はクオリティの高さとシンプルなデザイン、リーズナブルな価格が特徴です。無印良品のベッドはベッドフレームをウォールナットやオークなどの素材から選べます。
高級感のあるウォールナット材から、リーズナブルなパイン材まで自由に選ぶことができます。
まとめ
この記事ではベッド下収納のメリット・デメリット、デメリットに対する対策、おすすめのベッドについてご紹介しました。ベッド下収納があると部屋のスペースを確保できますが、ホコリや湿気が気になることがあるため対策を行いましょう。
ホコリ・湿気対策を十分にすることで、ベッド下収納のメリットを最大限に活かすことができます。
ベッド通販専門店の眠り姫では、収納ベッドを含めさまざまな種類のベッドを提供しています。北欧風や和風、天然木のベッドや畳のベッドなどデザイン・素材に拘ったベッド選びが可能です。
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