収納付きベッドのメリット・デメリットとは|選び方を紹介

収納付きベッドのメリット・デメリットとは|選び方を紹介



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収納付きベッド

部屋の収納スペースが少ない、大きなものを収納する場所がほしい、という場合は収納付きベッドがおすすめです。収納付きベッドなら、たくさんのものを収納できるため、部屋がすっきりして広々使えます。

今回はそこで収納付きベッドのメリットや種類を解説します。選び方も紹介するので、収納付きベッドの購入を検討する際にぜひお役立てください。


収納付きベッドのメリットとは

収納付きベッドのメリット

収納付きベッドとはベッドの本体に引き出し、ボックスタイプの収納スペースが付いたベッドのことです。ヘッドボードに時計やスマートフォンなどを置く棚や、引き出しが付いた宮付きベッドのことを指すのではありません。一般的に収納付きベッドといえば、マットレスを敷く床板の下に、引き出しなどが組み込まれたものをいいます。

収納付きベッドのメリットは、床板の下の本来デッドスペースとなる部分を有効活用して、収納スペースが確保できる点です。人気がありベッドメーカー各社からさまざまなタイプが出ています。


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収納付きベッドの種類

収納付きベッドは、ものを出し入れするときの開閉の方法や床板までの高さにより、大きく4つの種類に分けられます。それぞれのベッドの特徴や、メリットやデメリット、購入するときの選び方などについて解説します。

フタ式収納ベッド

床板の下に収納スペースがある収納ベッドのうち、床板部分を分割させてフタとして開閉するタイプのものをフタ式収納ベッドといいます。床板下の収納部分はベッドの長さを活かして長いものが入れられるものもあれば、真ん中で区切られているものもあります。

収納ベッドの中では、比較的パーツも少なくシンプルな造りになっているため、低価格で組み立てやすいことがメリットです。収納スペースが細かく区切られていないため、シーズンオフの家電やアウトドア用品、スーツケースなど、大きなものをしまっておける汎用性の高さもポイントです。

ただしものを出し入れするときは、ベッドマットや布団を全て床板からおろし、床板を外さなければならない点がデメリットとして挙げられます。毎日使うものの収納には適しませんが、季節ごとに入れ替えるものの収納にぴったりです。

またかさばる大きなものを収納したい場合は、床板までの高さもチェックポイントです。具体的に収納したいものが決まっている場合は、収納量と最大の高さがどのくらい必要か確かめておくことをおすすめします。

引き出し式収納ベッド

床板の下に一段の引き出しが付いているものを、引き出し式収納ベッドといいます。何段も引き出しがあるチェストベッドとは別のタイプです。床板の下に大きめの引き出しが2〜3個付いているものが一般的です。

引き出しの奥行きを浅くして、引き出しの奥に、長物が入れられるスペースを設けているものもあります。また奥行きを浅くして、両サイドから開閉できる引き出しが付いているタイプもあります。

比較的低価格で、選べる種類も多い点がメリットです。ただし引き出しの奥に収納したものを取り出すときは、引き出しを手前までいっぱいに引き出さなければならないため、ある程度スペースの確保が必要です。

両サイドから引き出しが開閉できるものは壁付けせず、両側にある程度のスペースを空けます。軽く引いて手前のものを取り出す分には良いですが、奥のものが取り出しにくい点がデメリットです。

購入する際は引き出しの個数や奥行き、組み立てのしやすさなどに着目しましょう。

跳ね上げ式収納ベッド

跳ね上げ式収納ベッドはベッドの床板がガススプリングになっているため、ものの出し入れの際に力を入れることなく、簡単に床板を持ち上げてフタを固定できるタイプの収納ベッドです。収納スペースは大きく開放的なスペースになっているため、ものを選ばず大きくかさばるものも入れられます。

重いベッドマットや布団を乗せたまま、軽々とフタが開閉できるところがメリットです。フタは足元から上がるタイプ、サイドから上がるタイプがありますが、壁付けに設置する場合は跳ね上げの方向に注意してください。

跳ね上げ式なら引き出しを引き出すための周囲のスペースを確保する必要がないため、狭い部屋でも支障なくものの出し入れができます。

ただし価格は高価なものが多いです。ガス圧シリンダーを取り付けて組み立てるため大人二人がかりでの作業になり、難易度も高い点がデメリットです。多くの場合は有料になりますが、できれば専門の作業員に依頼したほうが安全です。

チェストベッド

チェストとは引き出しがある、整理箪笥のことを指します。つまりチェストベッドとは、ベッドの床板の下が箪笥になっているタイプのベッドのことです。といってもベッドの幅いっぱいの奥行きがある引き出しではなく、多くの場合、奥にベッドの長さを活かしたフリースペースを設け、長いものやかさばるものを収納できます。

引き出しの数や大きさのバリエーションも多く、小物から大きなものまでまんべんなく片付けられる収納力の高さがメリットです。

ただしその分、床から高い位置に寝ることになるため、寝相の悪い人は落下の危険性がある点がデメリットです。心配なお客様はサイドガードなどで防げば安心できるでしょう。

ベッドの面積に加えて高さがあるため、大型家具としてかなり存在感があります。部屋によっては圧迫感を感じることもあるため、ベッドと他の家具や家電を置いたときの部屋全体のバランスをイメージしておきましょう。


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収納力のあるベッドを購入するなら「ヘッドボード」にも注目しよう

枕元はスマートフォンや眼鏡、ライトや時計など、こまごました小物が集まりがちです。すぐ手の届く位置に置いておきたいものは、ヘッドボードの収納力にも注目して選ぶことをおすすめします。

ヘッドボードとは、頭側にある板やボードなどのパーツのことです。ヘッドボードの形状にもさまざまな形があるります。

ラック

ラックには棚という意味もありますが、ヘッドボードのラックはものを置くための台のイメージです。少し厚みのあるラックなら眼鏡や時計、スマートフォンなどの小物が置けます。

ヘッドボードの上に雑誌やリモコンなどを差し込めるものや、下側に大きめの雑誌が立てておけるものもあります。

ヘッドボードに棚が付いているものは、宮付きや宮棚と呼ばれています。スマートフォンなどを充電するためのコンセントや、読書灯などが付いているタイプもあり便利です。最上段、2段目と棚が複数あるものは収納力も高く、落下防止のため縁を高くしてガードしているタイプもあります。

フラップ扉

フラップ扉とは、開閉するフタや扉を指します。フラップ扉式のヘッドボードは、扉のなかに小物が収納できるためホコリが付かず、見た目もすっきり目隠しして収納できます。また扉の素材がクッション性のあるレザーで斜めのフラップが付き、背もたれとして活用できるものもあり便利です。

スライド収納

ヘッドボードのなかにはキャスター付きの収納棚を収納して、スライドで引き出せるタイプのものもあります。普段はなかにしまっておいて必要なときだけ出したり、常に引き出して収納棚の上にものを置いたりでき、フレキシブルな使い方ができるため便利です。


収納付きのベッドの床板は主に2種類

収納付きベッドのベッドマットを置く床板は、すのこ床、パネル床の2種類があります。どちらにも一長一短があり、一概にどちらが優れているとはいえません。以下にそれぞれの特徴、メリットとデメリットを解説します。

すのこ床

すのこ床は通気性が良いメリットがあるため、人気があります。ただしそれだけでは湿気を飛ばすには不十分ですので、マットを上げたり乾燥機を使ったりしてカビを防ぎましょう。

また収納付きベッドの場合、湿気が下に降りて収納したものに影響を及ぼすことがあります。加えて収納スペースがあるために、本来の良さである通気性があまり感じられないかもしれません。

パネル床

パネル床は全体が一枚か、何枚かのパネルを組み合わせてできているタイプの床板で、張り板とも呼ばれます。材質や厚みにもよりますが、比較的耐久性が高い点がメリットです。フタ式収納ではすき間のない板状になっているため、ホコリや湿気が入る心配がありません。しかしその分湿気が溜まりやすいため、カビの発生などに注意する必要があります。


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収納付きベッドは耐荷重もチェックする

耐荷重はものの支えられる重さを表す言葉です。ベッドや椅子などの家具が人やものを乗せたときに、どれぐらいの重さまで耐えられるかの判断材料となります。耐荷重の数字が大きいほど頑丈で安全な商品です。

ベッドにかかる荷重は、ベッドマット、布団、使う人の体重を合わせた重量です。体重に30kg程度を足して、それよりも耐荷重が大きいなら安心して使用できます。

収納付きベッドだから耐荷重が小さいということはありませんが、組み立て式の場合、扱いやすいように軽量化しているものもあります。体の大きい方や何人かで使う場合は、耐荷重も確認して余裕のあるタイプを選んでください。


組み立ての有無・難易度も要確認

組み立て式の収納ベッドは、出荷前の倉庫での保管も省スペースで済み、組立作業もないため、比較的低価格で販売されています。組み立て式の家具はすべてのパーツを自分で組み立てるタイプや、引き出しなどの一部が完成していて、それ以外を組み立てるタイプがあります。

商品によっては組み立てが難しいものもあるため、組み立ての所要時間や難易度の目安にするとよいでしょう。特にベッドは大型家具のため、一人では組み立てが難しいため数人で作業することをおすすめします。

また組み立てが難しい場合は、組立設置サービスを有料で請け負っている販売店もあるので利用を検討してみてください。


収納付きベッドは湿気対策が大切

収納付きベッドは収納力の高さがメリットです。しかしその構造上あまり通気性が良いとはいえません。部屋の向きや設置場所にもよりますが、収納しているものを保護したり、カビの発生を防止したりするための湿気対策が重要になります。

マットレスを起こして湿気を逃す

床板やマットレスの湿気を逃すために、定期的に壁に立てかけるなど行いましょう。部屋の通気をよくしたり、布団乾燥機を使う、エアコンのドライ運転や除湿機を使うのが効果的です。

マットレスを動かさないと毎回同じ部分に体の重みがかかるため、その部分の劣化が早くなります。マットレスを良い状態で長く使うためにもマットレスを起こすときは、定期的に上下、表裏をひっくり返すことをおすすめします。

壁から少し離れた場所にベッドを置く

ベッドはある程度スペースが必要なため、壁にぴったりとベッドを設置する人は多いでしょう。しかしヘッドボードやサイドボードなどを壁付けする場合、壁に密着しないように5〜10cm程度は壁から離して設置しましょう。

頻繁に干すことができないベッドマットは、思いのほか汗を吸いやすく、マットと壁の両方にカビが発生することがあるためです。ベッドを壁から少し離して置くことにより、わずかでも空気の通り道ができれば湿気が逃げやすくなります。


まとめ

収納付きベッドは大容量の収納力が魅力

収納付きベッドは大容量の収納力が魅力です。収納家具とベッドの両方を購入するよりはるかに安価でお得感があるうえ、部屋が広々と使えます。入れたいものや使う頻度によって、最適な収納付きベッドを選んでください。

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