フロアベッドは誰がどのような方が使うのでしょうか?
また、どんなふうに使われているのでしょうか?
フロアベッドを使っている方、使い方についてみていきましょう。
ベッド販売歴17年以上の店主が解説します。
一人暮らしで最初に使うのがフロアベッド
一人暮らしを始める時、多くの方がベッドを購入すると思います。
大きな買い物では、冷蔵庫、洗濯機、ベッドと続くのではないでしょうか?
その最初に購入するベッドは、どんなベッドだと思いますか?
店主のお勧めとしては、最初のベッドはチェストベッドなのですが、
一般的には、フロアベッドを購入する方が多い印象を受けます。
そうなんです、一人暮らしをしている人にフロアベッドを使っている方が多いのです。
最初に購入するという事で安さを重視しているかもしれませんね。
ワンルームに大きなベッドを置くよりも、フロアベッドで広く見せる方が良いのかもしれません。
いずれにせよ、一人暮らしとフロアベッドは近い関係にあるようです。
家族4人で使うフロアベッド
ご夫婦とお子様2人の4人家族で使うベッドはフロアベッドが多いですね。
4人家族で一緒に眠れるベッドとなると、種類が限られます。
フロアベッドがベストの選択に近いと思います。
4人で眠るには、キングサイズのベッドでも小さいです。
もっと大きなファミリーサイズというか、ワイドキングサイズが必要です。
そこで出てくるのが、フロアベッドです。
フロアベッド以外でもワイドキングサイズは存在しますが、
どうしても価格的に高価になってしまいます。
また、お子様がベッドに乗り降りするにしても、フロアベッド以外では高さがあり、
ちょっと危ない感じがします。
価格的な面、お子様の乗り降りのしやすさ、ワイドキングサイズの種類の多さ、
これらを加味すると、ご家族4人で使うベッドとしてフロアベッドが多い事は、理にかなっていると思います。
また、ファミリーサイズのベッドはベッドを連結しているので、将来ベッドを分割し
お子様用、両親用として別々に使う事も出来ます。
子供用のベッドとして使うフロアベッド
フロアベッドの使い方として、子供用に使うという方法があります。
子供向けのベッドではなく、大人も使えるフロアベッドを子供用として使うという事です。
子供部屋にベッドを置く時、フロアベッドにするという話をよく聞きます。
子供がベッドに慣れる為という事もあります。
また、お子様が小さい時にはファミリーベッドとして使っていた大きなベッドを
分割して子供用に使うという事もあります。
いずれにせよ、お子様が使うベッドは低いベッドが良いと感じています。
その理由は、子供の寝相の悪さです。
畳に敷いた布団に寝ているならどんなに寝相が悪くても問題ありません。
でも、ベッドに寝ていて寝相が悪いと転げ落ちてしまいます。
フロアベッドであれば、落ちても問題にならないでしょう。
男性用として大き目のベッドを使うフロアベッド
男性の一人暮らしを考えると、万年床のイメージがあります。
フロアベッドを使う男性も同様の印象を持たれるのではないでしょうか?
実際には違っていても、フロアベッドと万年床は似ているかもしれません。
男性がフロアベッドを使う状況として、大きなサイズ、長いサイズのフロアベッドが考えられます。
大きなサイズとは、一人で眠るのですがセミダブルサイズを使う。という事です。
また、背の高い男性は一般的なベッドの長さでは足がベッドから出てしまいます。
長いベッドであれば、ゆったりと眠れるでしょう。
そんなロングベッドは、フロアベッドにあるんです。
背の高い男性は必見です。
合わせて読みたい店主のつぶやき フロアベッドを選ぶ理由
フロアベッドを選ぶ理由
店主の解説
ワンルームの救世主。一人暮らしにフロアベッドが最適な理由
「フロアベッドは誰が使う?」というご質問に、私、店主佐藤が真っ先にお答えするのは「一人暮らしで、お部屋を少しでも広く、おしゃれに見せたいと願う、すべての方」です。フロアベッドは、ワンルームやコンパクトな寝室が抱える悩みを解決するための、まさに「救世主」とも言える存在なのです。
■理由1:圧巻の「開放感」。お部屋が、魔法のように広く見える
フロアベッドの最大の魅力は、その「低さ」が生み出す、圧倒的な開放感です。家具の重心が低くなることで、壁の見える面積が広がり、天井が高く感じられます。ベッドという大きな家具を置いているにもかかわらず、お部屋に圧迫感がなくなり、広々とした印象になるのです。これは、ワンルームのように床面積が限られている空間において、非常に有効なインテリアの法則です。
■理由2:洗練された「デザイン性」。置くだけで、部屋がおしゃれになる
床に近い、低い視点で暮らすスタイルは、それだけで、モダンで洗練された印象を与えます。無駄のないシンプルなフォルムは、どんなインテリアにも馴染みやすく、あなたの個性を表現するための、最高のキャンバスとなります。ベッドリネンやクッションの色を変えるだけで、お部屋全体の雰囲気を、まるでファッションのように、自由自在に着せ替えることができます。
■理由3:魅力的な「価格」。最初の一台として、迎えやすい
フロアベッドは、脚などの部品点数が少なく、構造がシンプルなため、他のタイプのベッドに比べて、価格がリーズナブルな傾向にあります。デザイン性も高いのに、手の届きやすい価格帯で見つかることが多い。これは、新生活を始める一人暮らしの方にとって、非常に大きなメリットと言えるでしょう。
■究極の活用術「デイベッド」という発想
さらに、一人暮らしのフロアベッド活用術として、私から一つ、とっておきのご提案があります。それは、日中は、大きなクッションなどを置いて「ソファ」として活用する「デイベッド」という考え方です。これにより、ワンルームに、ベッドとソファ、二つの役割を持つ、最高のくつろぎ空間が生まれます。
「開放感」「デザイン性」「価格」、そして「多機能性」。フロアベッドは、一人暮らしの暮らしを、もっと豊かで、もっと快適にするための、可能性に満ちた選択なのです。
小さなお子様がいるご家庭へ。家族の「安全」と「安心」を守る、フロアベッドという選択
「フロアベッドは誰が使う?」というご質問に対する、私のもう一つの、そして、最も熱意を込めてお伝えしたい答え。それは「小さなお子様がいる、すべてのご家庭」です。店主として、そして一人の親として、私の見解は、フロアベッドが、お子様の「安全」と、それを見守る親御様の「安心」にとって、最高の選択肢の一つである、というものです。
■最大の理由:ベッドからの「転落」のリスクを、限りなくゼロに
お子様の睡眠で、親御様が最も心配されることの一つ。それは、ベッドからの「転落」です。子供は、大人が想像もしないような寝相で、ベッドの上を縦横無尽に動き回ります。どんなに気をつけていても、ヒヤリとする瞬間は訪れるかもしれません。
フロアベッドは、床からの高さが極めて低く設計されています。そのため、万が一、お子様がベッドから転がり落ちてしまっても、大きな怪我に繋がるリスクを、大幅に軽減することができるのです。この「万が一」の時のための備えが、親御様の心に、毎晩の大きな「安心感」をもたらしてくれます。親が安心して眠れること。それもまた、家族の幸せにとって、非常に重要なことだと私は考えます。
■家族のコミュニケーションを育む「広場」として
床に近いフロアベッドは、お子様が自分で、楽に上り下りできる高さです。そのため、ベッドが、ただ眠るだけの場所ではなく、日中の「遊び場」にもなります。
特に、クイーンやキングサイズの大きなフロアベッドは、家族みんなが集う「広場」のような存在になります。川の字で眠る夜、絵本を読むひととき、週末の朝の、ベッドの上でのだんらん。フロアベッドは、その低さで、家族のコミュニケーションを、より近く、より温かいものにしてくれるのです。
■私の見解:安全こそが、最高の愛情表現
私の見解は、こうです。お子様のためのベッドを選ぶ時、デザインや収納力も、もちろん大切です。しかし、何よりも優先されるべきは、その子の健やかな成長を、静かに、そして確実に見守る「安全性」です。フロアベッドを選ぶということは、
お子様の安全と、ご家族の安心な毎日のために、親ができる、最も賢明で、最も愛情にあふれた選択なのです。
フロアベッドで後悔しないために。必須の「湿気対策」と、デザインを活かす「マットレス選び」
フロアベッドが、一人暮らしにも、ご家族にも、素晴らしい選択肢であることをお伝えしてきました。しかし、その魅力を最大限に引き出し、長く快適にお使いいただくためには、フロアベッドならではの特性を理解し、購入前に、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。ここでは、お客様が後悔しないための、プロならではの知恵を解説します。
■必須知識1:最大の弱点「湿気・カビ」との付き合い方
フロアベッドの最大の弱点、それは、ベッドの底面が床に直接、あるいは、ごく近い距離で接しているため、空気の通り道がなく、湿気がこもりやすいことです。
【絶対に守ってほしい対策】
- 床板は必ず「すのこ仕様」を選ぶ:これは最も重要なポイントです。床板が板で塞がれているタイプではなく、隙間のある「すのこ」になっているモデルを選びましょう。これが、カビを防ぐための、最低限の条件です。
- 定期的にマットレスを立て掛ける:最低でも2週間に一度は、マットレスを壁などに立て掛け、ベッドとの接地面に風を通してあげましょう。これが最強のカビ予防策です。
■必須知識2:デザインの成否を決める「マットレスの厚み」
フロアベッドの魅力は、お部屋を広く見せる「低さ」にあります。その魅力を台無しにしてしまう最大の原因が、厚すぎるマットレスです。
フレームの床板の高さが数センチのフロアベッドに、厚さ30cmの分厚いマットレスを乗せると、結局、床からの高さは一般的なベッドと大差なくなってしまいます。
そこで私が推奨するのが、厚さ15cm〜20cm程度の、標準的な厚みのマットレスです。この厚みであれば、フロアベッドの低さを十分に活かしつつ、快適な寝心地も確保できる、まさに「黄金のバランス」と言えます。
■必須知識3:お掃除の工夫
フロアベッドは、ベッド下の空間がほとんどないため、掃除機が入りません。ベッドの周りにホコリが溜まりやすいという特徴があります。
【賢い対策】
掃除機に頼らず、柄の長いハンディモップや、薄型のフロアワイパーを活用しましょう。これなら、ベッドと床のわずかな隙間にもスッと入り込み、ホコリをきれいに絡め取ってくれます。毎朝の「ついで掃除」を習慣にすれば、いつでも清潔な状態を保てます。
私の見解は、こうです。フロアベッドの弱点とは、欠陥ではありません。それは、そのベッドが持つ、特別なデザインと付き合っていくための「個性」のようなもの。その個性を理解し、ほんの少しの手間を愛情としてかけてあげること。それが、人気のフロアベッドと、長く美しく付き合っていくための、何よりの秘訣なのです。
店主のつぶやき フロアベッドは誰が使う編
・フロアベッド
・ローベッド
・ベッドフレーム
・ベッドサイズ
・ベッド
・すのこベッド
・チェストベッド
・跳ね上げ式ベッド
・大容量収納ベッド
・収納ベッド
・布団が使えるベッド
・レザーベッド
・畳ベッド
・シングルベッド
・セミダブルベッド
・ダブルベッド
・クイーンサイズベッド
・キングサイズベッド
・連結ベッド
・ファミリーベッド
・ショートベッド、短いベッド
・キングサイズより大きいベッド
・子供ベッド
・収納ベッドのセミダブルサイズは誰が使うのか?
・ファミリーベッドは何人で使う
・ベッドフレーム セミダブルサイズを贅沢に一人で使う
・ダブルベッドの使い方 二人で使う 一人暮らしで使う
・ローベッドセミダブルサイズ【セミダブルを一人で使う】
・キングサイズベッド 何人で使う?
・フロアベッドの中でもキングサイズは特別な大きさ
・キングサイズベッドと棚付きフロアベッドの理想的な組み合わせ
・ダブルベッドをゆったりと一人で使う
・店主がお勧めするフロアベッド3選
・フロアベッドは誰が使う
・フロアベッドの選択肢
・フロアベッドとローベッドの違い
・フロアベッドとは?