すのこベッドについて、どのようなイメージをお持ちでしょうか?
ベッド選びに悩んでいる方にとって、通気性が良く、湿気に強いすのこベッドは魅力的な選択肢です。
選ぶ際には強度やデザインなど、気になるポイントも多いはずです。
この「眠り姫」ベッド通販専門店では、すのこベッドの利点と欠点を詳細に解説し、最適な選び方をご紹介します。
すのこベッドについての悩みを解決し、快適な眠りを手に入れるための情報が満載です。
送料無料おすすめのすのこベッドについてもご紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。
すのこベッドについて
日本では、すのこベッドは一般的ですが、その原型は欧米のウッドスプリングベッドにあります。
すのこと言えば、押し入れの布団の下に入れたりする物で、日本には古くから存在していました。
ベッドの本場である欧米には、すのこと言う概念はありません。
日本の様に湿気が多くないため、すのこの発想が無いのです。
すのこに似た形でウッドスプリングベッドがあります。
それは、マットレスだけでは、弾力が不足しているため、すのこの形の薄い木の板を敷いて弾力を持たせる方法です。
近年、日本でも販売されていますが、スプリング効果があり、寝心地が良いとの評判です。
特徴1 通気性が良い
すのこベッドについての最大の特徴として挙げられるのが、その優れた通気性です。
一般的なベッドフレームとは異なり、すのこベッドは木材が格子状に組まれており、この構造が空気の流れをスムーズにします。
床面とマットレスの間に隙間を作ることで、湿気がこもりにくくなり、カビやダニの発生を抑える効果があります。
特に日本の湿度が高い季節においては、この通気性が大きな利点です。
通気性の良さは寝具だけでなく、睡眠の質にも影響を与えます。
湿気が適切に管理されることで、寝ている間に汗をかいても素早く乾燥し、さらりとした寝心地を実現します。
快適な睡眠環境が保たれ、より深い睡眠を得られる可能性が高まります。
すのこベッドについてはその通気性の良さから、マットレスの寿命を延ばす効果も期待できます。
湿気がこもりにくいため、マットレスの内部にカビが発生するリスクが減少し、結果としてマットレスの素材が長持ちします。
長期的なコストパフォーマンスを向上させることができます。
すのこベッドの利点(メリット)について
すのこベッドの最大の利点は、通気性の良さです。
毎晩、汗をかきながら寝ているので、毎日毎日湿度がマットレスに入り込みます。
そのマットレスから湿気を逃すのが、すのこベッドの通気性です。
定期的にマットレスを陰干ししても、日々の湿気はどうしても溜まりがちです。
窓を開けて、換気を良くすれば、すのこベッドの通気性で湿気ともおさらばです。
湿気があると、どうして、カビや雑菌が繁殖しがち。衛生的にも、すのこベッドは、お勧めです。
高知県四万十産のひのき
高知県四万十産のひのきとは、その特有の香りと耐久性から、すのこベッドに最適な素材として注目されています。
四万十川の豊かな自然環境で育まれたひのきは、独特の美しい木目を持ち、見た目の美しさだけでなく、機能性にも優れています。
この地域特産のひのきは、湿気を吸収しやすく、通気性が高いことから、カビやダニの発生を抑える効果があります。
すのこベッドについての特性である通気性をさらに高め、快適な睡眠環境を実現します。
高知県四万十産のひのきは、伐採後もその香りが長く持続し、室内に置くことでリラックス効果をもたらします。
この香りはストレス軽減やリラックス効果に寄与し、自然の中で眠るような感覚を提供します。
ひのきは耐久性が高く、長期間にわたり使用できるため、品質を重視する方にぴったりの選択です。
四万十産のひのきは、また環境への配慮からも評価されています。
地元で持続可能な林業が行われ、自然環境を守りながら木材を供給する取り組みが進められています。
このような背景から、四万十産ひのきを使用したすのこベッドは、環境に配慮したエコロジカルな選択としても注目されています。
高知県四万十産のひのきの特性を活かしたすのこベッドは、快適な睡眠環境を提供するだけでなく、環境にも優しい製品です。
すのこベッドの欠点(デメリット)について
湿気を逃すすのこベッドにも欠点があります。
それは、強度の問題です。
板に隙間が空くため、どうしても強度が弱くなりがちです。
スプリングマットレスを使用すれば問題ありませんが、布団を敷いて使う事が出来ないベッドが多いのも事実です。
材料の木材を太く使えば、強度的に問題なく、布団を使う事は出来ますが、厚みが出たり、価格が高くなったりしてしまいます。
しかし、どうしても、湿気の多い日本の風土を考えると、すのこベッドを使わない事のデメリットの方が大きいと思います。
是非、すのこベッドを採用してください。
すのこベッドについての強度とは
すのこベッドの欠点として、強度が弱くなりがちと説明しました。
でも、近年では極太の桟敷を使用し、強度に優れたフレームが開発されています。
例えば、「お客様組立 1台で3役使える 国産頑丈すのこ跳ね上げ式大容量収納ベッド Long force ロングフォルス」です。
すのこベッドは強度が弱いというのは、過去の常識になってきました。
何点かお勧めできる頑丈なベッドを記載します。
耐荷重600kg 6段階高さ調節 コンセント付超頑丈天然木すのこベッド Walzza ウォルツァ
国産 多機能頑丈すのこチェストベッド Salberg サルベルグ
布団が使える
すのこベッドについての魅力の一つに、「布団が使える」という点があります。
一般的にベッドとはマットレスを使用するイメージがありますが、すのこベッドはその通気性の良さから、布団を直接使用することが可能です。これは布団派の方にとっては大きな利点です。
布団は畳やフローリングに直接敷くと湿気がこもりやすく、カビやダニの発生原因となることがあります。
すのこベッドの上に布団を敷くことで、空気の流れが確保され、湿気のこもりを防ぐことができるのです。
布団を使用することで、日常的な手入れも楽になります。
布団をすのこベッドから外して干すだけで、簡単に乾燥させることができ、清潔さを保つことができます。
マットレスに比べて軽量な布団は、移動や収納の面でも手軽で、掃除の際にも便利です。
頻繁に布団を干したいと考える人や、布団の上げ下げを日常的に行う方にとって、すのこベッドは非常に機能的です。
布団を使う利点として、季節に応じて布団の厚さや種類を変えることで、快適な寝心地を追求することができます。
冬は厚手の暖かい布団で暖をとり、夏は薄手の涼しい布団を選ぶことで、一年を通して快適な睡眠環境を作り出すことが可能です。
すのこベッドは、こうした布団の特性を最大限に活かすことができるため、布団を愛用する多くの人々に選ばれています。
すのこベッドのまとめ
すのこベッドは、通気性に優れた睡眠環境を提供するための理想的な選択です。
湿気を効率的に逃し、衛生的な睡眠環境を保つことができます。
強度の面での課題もありましたが、近年では強度に優れたモデルも増えてきています。
すのこベッドを選ぶ際には、自分のニーズに合った強度とデザインのものを選びましょう。
日本の湿気の多い環境に最適なすのこベッドで、快適な眠りを手に入れてください。
店主の解説
なぜ日本のベッドに「すのこ」は必須なのか?湿気・カビ対策と健康の深い関係
すのこベッドの最大の特徴は、その「通気性の良さ」です。しかし、これは単なる快適機能の一つではありません。高温多湿な日本の気候において、すのこは、お客様の健康と、大切なマットレスの寿命を守るための、いわば「必須装備」であると、私どもは考えています。なぜ、それほどまでに「すのこ」が重要なのか。その深い理由についてご説明します。
■睡眠中の「汗」という見えない敵
まず、知っておいていただきたいのは、人は季節を問わず、眠っている間にコップ一杯分(約200ml)もの汗をかく、という事実です。その汗による湿気は、掛け布団だけでなく、敷いているマットレスの内部にも吸収され、下へ下へと抜けていきます。
ここで、もしベッドの床板が、隙間のない一枚の「板張り」だったらどうなるでしょうか。湿気の逃げ場が完全に塞がれてしまい、マットレスの底面は、常に湿った状態になります。この「高温」で「多湿」な環境は、カビやダニが繁殖するための、まさに理想的な温床となってしまうのです。カビは、不衛生であることはもちろん、その胞子がアレルギーや喘息といった、深刻な健康被害を引き起こす可能性も指摘されています。
■「すのこ」が生み出す、マットレスのための呼吸空間
すのこベッドは、床板に意図的に「すき間」を作ることで、この問題を根本から解決します。すのこの隙間が、マットレスの底面に溜まった湿気を、効率よく外に逃がすための「空気の通り道」となるのです。これにより、マットレスは常に呼吸するように乾燥した状態を保つことができ、カビやダニの発生を抑制します。
これは、お客様の健康を守るだけでなく、高価なマットレスを湿気による劣化から守り、その寿命を大きく延ばすことにも繋がります。つまり、すのこベッドを選ぶということは、衛生的で健康的な睡眠環境と、大切な寝具を長く使うための経済的な合理性、その両方を手に入れるための、最も賢明な選択なのです。
ローベッドから収納付きまで。ライフスタイルで選ぶ、すのこベッドの種類と特徴
「すのこ」は、ベッドの機能的な特徴の一つであり、その機能は、様々なデザインのベッドフレームと組み合わせることが可能です。「すのこベッド」と一括りにするのではなく、ご自身のライフスタイルや、お部屋の悩みに合わせて、最適な「形」を選ぶことが、満足度の高いベッド選びの鍵となります。ここでは、代表的なすのこベッドの種類と、それぞれの特徴をご紹介します。
1.【脚付きタイプ】:通気性と軽やかさを極める、王道の形
ベッドフレームに脚が付いており、ベッド下の床が見える、最もスタンダードなデザインです。
- 特徴とメリット:ベッド下に空間があるため、空気の通り道が完全に確保され、すのこの持つ通気性を最大限に発揮できます。見た目が軽やかで圧迫感が少なく、お掃除ロボットがベッド下に入れるモデルも多いことから、清潔な環境を保ちやすいのも大きな利点です。
- こんな方におすすめ:寝室の湿気が特に気になる方、ベッド下もこまめに掃除したい方、すっきりとした軽やかなデザインが好きな方。
2.【ロータイプ】:お部屋に開放感をもたらす、低い暮らし
床に近い、低いデザインのすのこベッドです。
- 特徴とメリット:ベッドの高さが抑えられることで、壁の見える面積が広くなり、お部屋に圧迫感を与えません。空間全体が広々と見えるのが最大の魅力です。床に近い分、湿気対策としてのすのこの重要性は、他のタイプよりもさらに高まります。
- こんな方におすすめ:寝室を少しでも広く見せたい方、モダンで開放的なインテリアが好きな方、小さなお子様と一緒に寝るご家庭。
3.【収納付きタイプ】:通気性と収納力を両立する、賢い選択
ベッド下に引き出しなどの収納スペースを備えたタイプです。
- 特徴とメリット:タンス一台分に匹敵するほどの大容量の収納スペースと、すのこの通気性を両立できます。収納家具を減らせるため、結果的にお部屋を広く使うことができます。
- こんな方におすすめ:寝室の収納スペースが不足しているけれど、カビ対策も妥協したくない、という賢い選択をしたい方。
4.【折りたたみ式】:省スペースを極める、機能的な形
使わない時は、布団を干したまま折りたたんで、お部屋の隅に収納できるタイプです。
- 特徴とメリット:お部屋のスペースを最大限に有効活用できます。キャスター付きで移動も楽々。布団を干す手間が省けるのも、忙しい方には嬉しいポイントです。
- こんな方におすすめ:ワンルームにお住まいの方、来客用のゲストベッドとして、日中はお部屋を広く使いたい方。
あなたの暮らしに本当に必要な機能は何か、そして、どんな寝室を創りたいか。ぜひ、じっくりと考えて、最適なすのこベッドの形を選んでみてください。
すのこベッドに布団は使える?マットレスとの違いと、寝心地を良くする選び方
「すのこベッドの上に、今使っている敷布団をそのまま敷いて使えますか?」これは、お客様から非常によくいただくご質問の一つです。畳の部屋で布団に寝慣れた方にとっては、自然な疑問だと思います。結論から申し上げますと、「条件付きで使えます。しかし、最高の寝心地と、すのこの性能を最大限に活かすなら、マットレスとの組み合わせがおすすめです」というのが、私どもプロの正直な答えです。
■すのこベッドで「布団」を使う場合の、注意点と条件
布団を使うことのメリットは、昔ながらの畳に近い、少し硬めの寝心地を再現できることや、手軽に布団を上げて、ベッドを他の用途(小上がりなど)に使いやすい点です。しかし、注意点もあります。
- 底付き感と体の痛み:一般的なすのこベッドは、その上に十分な厚みのあるマットレスを乗せることを前提に設計されています。そのため、薄い敷布団(せんべい布団)を直接敷くと、体の重みで布団がすのこの隙間に沈み込み、背中や腰にすのこ板の硬さが直接伝わる「底付き感」が生じることがあります。これは、快適な眠りを妨げ、体を痛める原因にもなりかねません。
- すのこの強度が必須:布団を使う場合、人の体重がすのこ板に直接かかります。そのため、すのこ板一枚一枚に十分な厚みがあり、板の間隔が狭く、ベッド全体の耐荷重が高い「布団使用可能」あるいは「頑丈(がんじょう)すのこ」と記載のある、強度の高いすのこベッドを選ぶことが絶対条件です。
■すのこベッドで「マットレス」を使うことの、絶大なメリット
すのこベッドは、本来マットレスと組み合わせることで、その真価を発揮するように作られています。
- 最高の寝心地を実現:マットレス内部のスプリング(ポケットコイルなど)やウレタンが、きめ細かく体の凹凸に合わせて沈み込み、理想的な寝姿勢を保ちます。そして、すのこは、そのマットレスを「面」でどっしりと支え、安定感を生み出します。つまり、「寝心地=マットレス」と「通気性と安定性=すのこ」という、完璧な役割分担が成立するのです。
- マットレスの性能を最大限に引き出す:マットレスが持つ優れた体圧分散性能や、寝返りのしやすさを、すのこは一切邪魔することなく、むしろ通気性を高めることで、その性能を120%引き出してくれます。
もし、どうしても布団の寝心地がお好きだという方は、必ず「頑丈すのこ」のベッドフレームと、厚みが最低でも10cm以上ある、しっかりとした敷布団をお選びください。しかし、最高の快適性と、ベッドと寝具の長持ちを考えるなら、ぜひマットレスとの組み合わせをご検討いただくことを、私どもは強くおすすめします。
店主のつぶやき すのこベッドについて 編
・すのこベッド
・ベッドフレーム
・ベッドサイズ
・ベッド
・すのこベッドについて
・畳ベッドにすのこタイプは存在するのか?店主が解説。
・チェストベッドすのこタイプは店主の一押し
・ダブルベッドすのこ【夏の湿気対策にはすのこベッド】
・ローベッドすのこタイプ について
・大容量収納ベッド すのこタイプ
・ローベッド通気性にこだわるなら必見
・店主がお勧めするすのこベッドの格安ベッド2選
・すのこベッドステージタイプ
・すのこベッドの知られざる効果とは?
・すのこベッドデザインパネル
・すのこベッド天然木
・すのこベッド低ホルムアルデヒド
・檜すのこベッド について
・すのこベッド和風畳
・すのこベッドのメリット・デメリット|素材ごとの特徴やおすすめの選び方を紹介
・すのこベッド宮付き
・オシャレなデザインでインテリアにもおすすめ
・すのこベッドについて。副店長からのご案内
・すのこベッド副店長からのおすすめ
・梅雨の終わりが近付く時のベッド おすすめ
・クイーンサイズすのこベッドでホテルの寝心地 ゆったり眠る贅沢
・すのこベッドと敷布団の組み合わせは大丈夫? 正しい使い方と注意点
・おすすめのセミダブルすのこベッド厳選集 専門家が選ぶ間違いない一台