ダブルサイズのベッドにタンスの様に引き出しが付いたフレームがあります。
引き出しが複数付いている事で、収納がたくさんできるフレームです。
チェストタイプのベッドの利点、欠点、また、その有用性について解説します。
ダブルサイズだけに大容量の収納力もあり、ベッドフレームとしてとても使い勝手が良い商品です。
ベッド販売歴17年以上となる店主が、ダブルサイズの大容量収納ベッドについて解説します。
ダブルベッドチェストタイプの有用性
チェストベッドをご存知ですか?
たんすの上にマットレスを置くイメージのベッドです。
ダブルベッドの下に引き出しが複数(3つとか5つとか)あるんです。
横から見ると、たんす(チェスト)の様に見える事から
名称がチェストベッドと呼ばれるようになりました。
そのチェストベッドにも商品によって、セミシングル、シングル、セミダブル、ダブルと
複数のサイズがあります。
その中でも、ダブルサイズのチェストベッドについて検討してみましょう。
ダブルベッドチェストタイプの有用性として、一番にあるのが、
収納力の大きさです。
ベッドの下に収納の引出しがあるのですが、その引出しの奥行は、
ベッドのサイズに関わらず同じ奥行です。
シングルでも、セミダブルでも、ダブルサイズでも、引出しは同じ奥行なので、
引出しの反対側の収納スペースが、サイズによって異なるのです。
ダブルサイズのチェストベッドは、その部分の容量が大きく、収納力として有用性が高いです。
そのチェストベッドのダブルベッドには、どのような利点、欠点があるのでしょうか?
利点について
ダブルベッドチェストタイプの利点は、シングルなどと比べて、横幅が大きいので、
引き出しの後ろのスペースを大きく使うことができます。
引き出しの奥行は、シングルであってもダブルであっても同じです。
引き出しのさらに奥にあるスペースに違いが出るのです。
長く大きなものを収納できるのは大きな利点です。
また、当然ながら、引き出いが複数あり、収納場所として使える事が、
一番の利点になると思います。
欠点・デメリットについて
チェストベッドに限ったことではありませんが、
単純にサイズが大きく場所を取る事です。
でも、ダブルベッドが必要な方にとっては、
当たり前の事なので欠点とは言えないと思います。
また、ベッド下が収納となるチェストベッドは、マットレスの下の通気性が良くなく、
湿度、湿気の問題が欠点としてあります。
すのこの床板のチェストベッドもあるので、
解決方法としては、すのこのチェストベッドを選ぶ事でしょうか。
まとめ
まとめとして、ダブルベッドのチェストベッドは、より多くの収納が出来る。
収納にこだわりがある方におすすめできるベッドになっています。
欠点を十分理解すれば、これ以上ない良いベッドだと言えるでしょう。
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ダブルベッドチェストタイプの種類
ダブルベッドのチェストタイプについて、どのような種類があるのか、店主が解説します。
ダブルベッド大容量収納付きフレーム
ダブルベッドのチェストタイプには、大容量の収納付きのフレームがあります。
チェストベッドは、基本的に大容量の収納付きなのですが、ダブルベッドだけに更に大容量となります。
引き出し収納チェストタイプ
ダブルベッドのチェストタイプは、基本的に引き出し収納タイプとなります。
チェストは、タンスの様な家具の事で、引き出しが付いた収納家具です。
チェストベッドには、引き出しが付いている事が前提となります。
まとめ
ダブルベッドチェストタイプは、ベッドとチェストが一体になった家具であり、ベッド下に引き出しや収納スペースが付いています。
このタイプの家具は、部屋のスペースを有効活用することができ、収納力があるため、部屋の整理整頓に役立ちます。
ダブルベッドチェストタイプの有用性は、まず収納スペースが多いことにあります。
引き出しや収納スペースが付いているため、衣類や寝具、書類などの収納に使うことができます。
収納スペースがベッド下にあるため、部屋の床面積を確保することができ、スペースの有効活用に役立ちます。
ダブルベッドチェストタイプは、ベッドとチェストが一体になっているため、部屋のデザインに統一感を持たせることができます。
引き出しや収納スペースが見えないため、スッキリとした印象を与えることができます。
ダブルベッドチェストタイプは、移動や掃除などの作業が簡単に行えます。
通常のベッドと同様に、ベッド下にスペースがあるため、ベッドを移動させることが容易であり、床掃除や掃除機のかけやすさに優れます。
一方で、ダブルベッドチェストタイプには、注意点もあります。
収納スペースが付いているため、重量がかかることがあり、耐荷重性能を確認する必要があります。
ベッドとチェストが一体になっているため、チェストにしまったものがベッドに影響を与えることがあります。
適切な使用方法を守り、耐久性や安全性に配慮することが必要です。
ダブルベッドチェストタイプは、部屋のスペースを有効活用することができ、収納力があるため、部屋の整理整頓に役立ちます。
店主の解説
後悔しないための選び方とチェックポイント
店主の私から見て、ダブルベッドのチェストタイプは、寝室の収納問題を一挙に解決してくれる、まさに「眠り姫」の魔法のようなアイテムです。
その魔法を最大限に活かすためには、お客様ご自身の暮らしに合わせた「選び方」が何よりも重要になります。
高価な買い物だからこそ、「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないために、プロの視点から必ずチェックしていただきたいポイントを詳しく解説いたします。
1. 「収納力」の質を見極める
まず大切なのは、どれだけの量が、どのように入るのか、という「収納の質」です。
チェストベッドの引き出しは、主に「浅型」と「深型」の組み合わせになっています。
下着や靴下、Tシャツなどの普段使いの衣類は浅型に、セーターやかさばるタオルケットなどは深型にと、収納したいモノを具体的にイメージしながら、引き出しの数や大きさがご自身の持ち物に合っているかを確認しましょう。
引き出しには「スライドレール」が付いているタイプが断然おすすめです。
重いものを入れてもスムーズに開閉でき、奥までしっかり引き出せるため、収納スペースを無駄なく活用できます。
引き出しの反対側がどうなっているかも重要です。
ただの空洞ではなく、スキー板やラグなどの長尺物を収納できる「長物収納スペース」になっているタイプは、収納力が格段にアップします。
ベッド下の空間を100%使い切る、賢い選択と言えるでしょう。
2. お部屋のレイアウトと「引き出しの向き」
意外と見落としがちなのが、お部屋のレイアウトと引き出しの関係です。
ダブルベッドはサイズが大きいため、一度設置すると動かすのは大変です。
「いざ置いたら、引き出しが壁やクローゼットにぶつかって開けられない!」という失敗は避けたいもの。
購入前に必ず、ベッドを置く予定の場所でメジャーを使い、引き出しを最大まで引き出すスペースが確保できるかを確認してください。
一般的に引き出しの奥行きは40〜50cm程度ですが、商品によって異なりますので、商品ページのサイズ表記は必ずチェックしましょう。
模様替えの可能性がある方や、将来的に引っ越しを考えている方には、引き出しの設置向きを左右どちらでも選べる「リバーシブルタイプ」がおすすめです。
お部屋のレイアウトに柔軟に対応できるため、長く安心してお使いいただけます。
3. 快適なベッド周りを実現する「ヘッドボード」の機能性
ベッドはただ眠るだけの場所ではありません。
読書をしたり、スマートフォンを眺めたり、リラックスタイムを過ごす空間でもあります。
その快適性を大きく左右するのが「ヘッドボード」です。
最近の主流は、棚とコンセントが付いた宮付きタイプ。
目覚まし時計やメガネ、読みかけの本などを置ける棚は、散らかりがちなベッド周りをすっきりと保ちます。
そして、今や必須とも言えるのが「コンセント」です。
スマートフォンの充電はもちろん、間接照明やアロマディフューザーなど、ベッド周りで使いたい電化製品は意外と多いもの。
2口コンセントがあれば、パートナーと同時に充電することも可能です。
ヘッドボードのデザイン一つで、ベッドでの過ごし方が大きく変わります。
ご自身のライフスタイルを想像しながら、最適な機能を選んでみてください。
これらのポイントを一つひとつ確認することが、お客様にとって最高のダブルベッドチェストタイプと出会うための、最も確実な近道なのです。
搬入・設置で失敗しないために知っておくべきこと
夢にまで見た収納たっぷりのダブルベッド。
その大きな身体ゆえに、「お部屋まで運べない」「組み立てられない」といった悲しい事態が起こりうるのも事実です。
お客様がスムーズに新しいベッドライフをスタートできるよう、ここでは「搬入と設置」で失敗しないための具体的なノウハウを、余すところなくお伝えします。
購入ボタンを押す前に、ぜひ一度ご確認ください。
ステップ1:最重要!「梱包サイズ」と「搬入経路」の確認
お客様に絶対にご確認いただきたいのが、ベッド本体のサイズではなく、『梱包サイズ』です。
ベッドは分解された状態で、複数の段ボールに梱包されて届きます。
この中で最も大きいパーツ(多くはヘッドボードや床板です)の「幅・奥行き・高さ」を、商品ページで必ず確認してください。
そして、その最も大きい梱包が、問題なくお部屋まで運べるか、「搬入経路」をメジャーで採寸します。
チェックすべきは以下の箇所です。
・玄関ドアの幅と高さ
・廊下の幅(特に曲がり角は要注意です)
・エレベーターの入口の幅・高さと、内部の奥行き
・階段の幅と高さ、そして踊り場のスペース
採寸のコツは、通路の最も狭い部分を測ることです。
手すりやドアノブなどの突起物も考慮に入れましょう。
廊下の幅が80cmで、一番大きな梱包の短辺が75cmなら、理論上は通過可能です。
ギリギリの場合は切り返しが難しくなるため、10cm以上の余裕を見ておくと安心です。
この一手間が、当日のがっかりを防ぐ最大の防御策となります。
ステップ2:見落としがち!「設置スペース」と「作業スペース」の確保
無事に搬入できても、次なる関門は「設置」です。
ベッドを置きたい場所の寸法を測るのはもちろんですが、忘れてはならないのが『組み立て作業を行うためのスペース』です。
チェストベッドはパーツが非常に多く、一度全てのパーツを床に広げる必要があります。
ベッドを置くスペースに少なくとも畳2畳分ほどの余分なスペースを確保しておくと、作業がスムーズに進みます。
設置場所を決める際は、クローゼットの扉が開くか、窓の前にベッドがかからないか、エアコンの風が直撃しないか、といった点も考慮しましょう。
そして、前項でも触れましたが、引き出しが問題なく全開できるスペースがあるかは、重ねてご確認ください。
ステップ3:組み立ては計画的に。
「組み立てサービス」も賢い選択
チェストベッドの組み立ては、正直に申し上げて、DIY初心者の方にはなかなかの難易度です。
パーツの多さ、重量、そして複雑な構造から、お一人での作業は推奨できません。
必ず、大人二人以上で、時間に余裕のある日に作業を行うようにしてください。
説明書をじっくりと読み込み、全体の流れを把握してから始めるのが成功の秘訣です。
もし、組み立てに少しでも不安を感じるようであれば、無理をせず、当店でご用意している有料の「組み立て設置サービス」のご利用を強くおすすめします。
プロの配送員が、搬入から組み立て、設置、そして梱包材の回収まで、全てを責任を持って行います。
時間と労力を節約し、届いたその日から快適にお使いいただけるこのサービスは、お客様の満足度を格段に高める賢い投資だと、私は考えています。
快適な睡眠と収納を両立させるマットレス選び
大容量の収納が魅力のチェストベッドですが、忘れてはならないのが、ベッド本来の最も大切な役割、それは「質の高い睡眠」を提供することです。
そして、その睡眠の質を決定づけるのが、身体を直接支える「マットレス」に他なりません。
チェストベッドの特性を理解し、それに最適なマットレスを選ぶことで、初めて「最高の収納」と「最高の睡眠」が両立するのです。
ここでは、お客様に最適な寝心地を見つけていただくための、マットレス選びの秘訣を解説します。
1. チェストベッドの床板と「通気性」の関係
まず知っておきたいのが、ほとんどのチェストベッドでは、ベッド下の収納スペースを確保するため、床板が板状の「板張り床板(化粧板)」になっているという点です。
すのこベッドに比べると、どうしてもマットレス下の通気性が劣るという特性があります。
人間は寝ている間にコップ一杯分の汗をかくと言われており、その湿気がマットレスの底に溜まると、カビやダニの原因になりかねません。
ご安心ください。
これは適切な対策で十分にカバーできます。
最も効果的なのは、マットレスを定期的に壁に立てかけるなどして、底面に風を通す「陰干し」です。
最低でも2週間に1回程度行えると理想的です。
床板とマットレスの間に「除湿シート」を敷くのも大変有効なカビ対策です。
当店でも高性能な除湿シートを取り扱っておりますので、ぜひ併せてご検討ください。
こういった少しの工夫で、衛生的に長くお使いいただけます。
2. おすすめマットレスの種類と特徴
チェストベッドには、どのようなマットレスが合うのでしょうか。
当店が特におすすめする種類を3つご紹介します。
・ポケットコイルマットレス:一つひとつのコイルが独立した袋に入っており、身体の凹凸に合わせて「点」で支えるのが特徴です。
体圧分散性に非常に優れているため、腰や肩への負担が少なく、自然な寝姿勢を保ちます。
隣の人の寝返りの振動が伝わりにくいので、ダブルベッドで二人でお休みになる場合に最もおすすめのタイプです。
・高反発ウレタンマットレス:適度な反発力で身体をしっかりと支え、スムーズな寝返りをサポートします。
腰が沈み込みすぎないため、腰痛にお悩みの方にも人気があります。
ポケットコイルに比べて軽量なものが多く、陰干しなどのお手入れがしやすい点も、チェストベッドとの相性が良いポイントです。
・ボンネルコイルマットレス:連結されたコイルが「面」で身体を支える、しっかりとした硬めの寝心地が特徴です。
耐久性が高く、比較的リーズナブルな価格帯のものが多いのも魅力。
通気性も良いので、チェストベッドにも安心してお使いいただけます。
3. ベッドフレームとマットレスの「高さの黄金比」
最後に考えていただきたいのが、ベッド全体の高さのバランスです。
チェストベッドは収納スペースを確保するために、床面までの高さ(床面高)が一般的なベッドよりも高い傾向にあります。
そこに、分厚いマットレスを乗せると、ベッドに腰かけた時に足が床に着かなかったり、乗り降りが大変になったりする場合があります。
ベッドに腰かけた際に、膝が直角に曲がるくらいの高さが、身体への負担が少ない理想的な高さとされています。
計算式は「床面高 + マットレスの厚み」です。
ベッドの床面高が40cmの場合、厚さ20cm前後のマットレスを組み合わせると、合計60cmとなり、多くの方にとって快適な高さになるでしょう。
商品ページで床面高を確認し、ご自身の身長も考慮しながら、最適な厚みのマットレスをお選びください。