すのこ?畳?ヘッドレス?選べる楽しさ満載!高さ調整ファミリーベッド特集


こんにちは!ベッド通販「眠り姫」店主の佐藤です。
17年間、本当に多くのお客様のベッド選びをお手伝いしてきましたが、最近特に感じるのは、「自分たちの家族に、本当にぴったりの一台を選びたい」という、お客様の強い想いです。
既製品に合わせるのではなく、自分たちのライフスタイルに合わせて、家具をカスタマイズしたい。
そんな想いに、完璧に応えてくれるのが、今回ご紹介する「選べる高さ調整ファミリーベッド」です。
床板は?ヘッドボードは?高さは?まるで注文住宅のように、ご家族の理想を一つ一つ形にできる、その選べる楽しさと、後悔しないためのポイントを、プロの視点から徹底的にご紹介します!

あなたならどっち?「すのこ」vs「畳」床板比較!

ベッドの寝心地と寝室の環境を大きく左右するのが、マットレスを支える「床板」です。
高さ調整ファミリーベッドでは、この床板を、通気性抜群の「すのこ」と、癒し効果のある「畳」から選ぶことができます。
どちらも日本の暮らしに最適な素晴らしい選択肢ですが、それぞれに異なる魅力があります。
まずは、この二つの特徴をじっくりと比較してみましょう。

通気性重視でカビ対策!「すのこ」のメリット

まずご紹介するのは、ベッドの床板として最もポピュラーで、機能性を重視する方に絶大な人気を誇る「すのこ」です。
すのこを選ぶ最大のメリットは、言うまでもなくその「圧倒的な通気性」にあります。
人は寝ている間にコップ一杯分の汗をかくと言われており、特に新陳代謝が活発なお子様は、大人が思う以上に汗っかきです。
この湿気がマットレスの下にこもると、カビやダニが繁殖する原因となり、アレルギーなどを引き起こす可能性も指摘されています。
すのこは、板と板の間に隙間があることで、この湿気を効率的に外部へ逃がすための「空気の通り道」を確保してくれます。
マットレスを常に乾燥に近い状態に保ち、カビの発生を強力に抑制することができるのです。
高温多湿な日本の気候において、家族の健康を守る上で非常に重要な機能です。
マットレスが長持ちするという、経済的なメリットも見逃せません。
湿気はマットレス内部のウレタンやスプリングを劣化させる大きな要因ですが、すのこが湿気から守ってくれることで、高価なマットレスも本来の性能を長く維持することができます。
床との距離が近くなるローモードで使う場合や、気密性の高いマンションにお住まいの場合は、このすのこの通気性がより一層その真価を発揮します。
衛生面を第一に考え、合理的な湿気対策をしたい、と考えるご家庭にとって、「すのこ」は最も信頼できる選択肢と言えるでしょう。

い草の香りに癒される「畳」のメリット

次にご紹介するのは、日本人のDNAに訴えかけるような、心地よい安らぎを与えてくれる「畳」の床板です。
畳ベッドの魅力は、機能性だけでは語れない、五感に訴える「癒し効果」にあります。
畳の原料である「い草」の爽やかな香りは、科学的にも鎮静効果が認められており、寝室をまるで高級旅館のような、上質で落ち着いた空間へと変えてくれます。
い草は「天然のエアコン」とも呼ばれるほど、優れた「調湿機能」を持っています。
湿度が高い時には空気中の水分を吸収し、乾燥している時には水分を放出することで、寝室の湿度を快適に保ってくれます。
夏の寝苦しさを和らげ、冬の過乾燥を防ぐのに役立ちます。
寝心地の面では、畳ならではの適度な硬さが、身体の沈み込みを防ぎ、安定した寝姿勢を保つのに最適です。
長年お布団で眠ることに慣れ親しんだ方にとっては、このしっかりとした寝心地は、まさに「これこれ!」と納得していただけるはずです。
マットレスを敷かずに、直接お布団を敷いて使えるため、布団の寝心地が好きな方には最高の選択肢となります。
木のフレームと畳の組み合わせは、デザイン的にも非常に美しく、洗練された「ジャパニーズモダン」のインテリアを好む方にも大変人気があります。
日々の眠りに、機能性だけでなく、心からの安らぎや、自然素材の温もりを求めたい。
そんなご家庭にとって、「畳」は、暮らしの質を一段と高めてくれる、素晴らしいパートナーとなるでしょう。

お部屋スッキリ!「ヘッドレス」vs「棚・コンセント付き」

床板が決まったら、次はお部屋のレイアウトと日々の利便性を左右する「ヘッドボード」のデザインを選びましょう。
選択肢は大きく分けて2つ。
お部屋を最大限に広く使える、究極のシンプルデザイン「ヘッドレス」か。
それとも、枕元に必要なものを全て集約できる、機能性抜群の「棚・コンセント付き」か。
それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。

省スペースで圧迫感のない「ヘッドレス」

「ヘッドレス」タイプは、その名の通り、頭側にヘッドボードがない、もしくはごく薄い板状の、非常にシンプルなデザインです。
このタイプを選ぶ最大のメリットは、なんといっても「省スペース性」です。
ヘッドボードがない分、ベッド全体の長さ(奥行き)を15cm?20cmほど短くすることができます。
このわずかな差が、お部屋のレイアウトにおいては、非常に大きな意味を持つことがあります。
「あと少し長さが短ければ、クローゼットの扉が全開できるのに…」「窓と干渉せずに置けるのに…」といった、ミリ単位で配置を悩んでいる場合に、このヘッドレスが解決策となるのです。
視線を遮るヘッドボードがないため、お部屋に圧迫感を与えず、視覚的に広く、スッキリと見せる効果があります。
壁にぴったりとベッドをつければ、壁自体をヘッドボードのように使うこともできますし、お気に入りのアートやファブリックパネルを飾って、自分だけのヘッドスペースを演出する楽しみもあります。
将来、ベッドを分割してお子様の部屋で使う際にも、この癖のないシンプルなデザインは、どんなインテリアにも馴染みやすく、長く愛用できるという利点もあります。
機能よりも、空間の広さやレイアウトの自由度を優先したい。
そんなミニマリスト志向の方には、この「ヘッドレス」タイプが、理想の寝室空間を実現するための、最良の選択となるはずです。

枕元の快適性を追求する「棚・コンセント付き」

「棚・コンセント付き」のヘッドボードは、枕元での「快適性」と「利便性」を最大限に追求したい方におすすめです。
スマートフォンやタブレット、メガネ、目覚まし時計、読みかけの本、お休み前のリラックスグッズなど、私たちの枕元には、意外と多くの物があります。
これらをすっきりと整理し、必要な時にサッと手が届く場所に置けるのが、このタイプの最大の魅力です。
わざわざサイドテーブルを置く必要がないため、結果的にベッド周りの動線がスッキリし、掃除がしやすくなるというメリットもあります。
ファミリーベッドの場合は、ご夫婦それぞれのスマートフォンを同時に充電できるよう、二口コンセントが付いていると非常に便利です。
USBポートが直接付いているモデルなら、かさばるACアダプターも不要で、よりスマートに充電環境を整えられます。
柔らかな光のLED照明が内蔵されているモデルを選べば、夜中の授乳やお子様の看病、眠る前の読み聞かせの時間など、様々なシーンで大活躍します。
部屋全体の電気をつけることなく、手元だけを優しく照らしてくれるので、隣で眠る家族を起こす心配もありません。
枕元に必要なものが全て揃い、まるでホテルの客室のように快適で機能的な空間が手に入る。
日々の暮らしの中で、少しでも「楽」をしたい、「便利」を実感したい、と考える現実派の方には、この「棚・コンセント付き」が、間違いなく高い満足感をもたらしてくれるでしょう。

ライフスタイルで高さを変える!2段階調整の便利な使い方

このベッドの最大の特徴である「高さ調整機能」。
お子様の成長や、ライフスタイルの変化に合わせて、ベッドの高さを「ロー」と「ハイ」の2段階に変えることができます。
それぞれのモードが、どのようなシーンで、どのように役立つのか。
具体的な使い方をイメージしてみましょう。

【ローモード】安全第一!小さなお子様がいるご家庭の定番スタイル

お子様が生まれてから、小学校に上がる前くらいまでの期間に、絶大な効果を発揮するのが「ローモード」です。
床からの高さを極限まで低く設定することで、万が一お子様がベッドから転がり落ちてしまっても、怪我のリスクを最小限に抑えることができます。
寝返りを始めたばかりの赤ちゃんや、眠っている間に元気いっぱい動き回る幼児期のお子様と添い寝をする上で、この「安全性の高さ」は何物にも代えがたいメリットです。
市販のベッドガードに頼らなくても、安心して眠れる環境が手に入ります。
高さが低いことで、お部屋に圧迫感を与えず、広く見せる効果もあります。
お子様が日中、ベッドの上で遊ぶ際にも、自分で乗り降りがしやすく、親子の目線も近くなるため、コミュニケーションが取りやすいという利点もあります。
まさに、乳幼児期の子育て世代の「不安」を解消し、「安心」と「快適」を提供してくれる、定番のスタイルと言えるでしょう。
この時期は、家族の絆が最も深まる、かけがえのない時間。
ローモードのベッドが、その温かい毎日を、しっかりと足元から支えてくれます。

【ハイモード】収納力UP!お掃除も楽になる快適スタイル

お子様がある程度大きくなり、ベッドからの転落の心配がなくなってきたら、いよいよ「ハイモード」の出番です。
ベッドの高さを上げることで、ローモードの時とは全く異なる、新たなメリットが生まれます。
その筆頭が、「収納力の大幅アップ」です。
ベッドの下には、広大なオープンスペースが出現します。
この空間は、増え続けるお子様の衣類やおもちゃ、学用品などを収納するのに最適です。
市販の収納ケースやボックスを活用すれば、まるで巨大なクローゼットのように、たくさんの荷物をすっきりと片付けることができます。
タンスなどの収納家具を買い足す必要がなくなるため、お部屋を広く有効に使うことができます。
もう一つの大きなメリットが、「お掃除のしやすさ」です。
ベッド下に十分な高さができることで、掃除機が奥まで楽々届き、ホコリや髪の毛をきれいに取り除くことができます。
近年人気のロボット掃除機も、問題なくベッドの下を掃除してくれるため、日々の家事負担は劇的に軽減されます。
ベッドの下を常に清潔に保てることは、ハウスダストアレルギーの予防にも繋がり、ご家族の健康を守る上でも非常に重要です。
お子様の成長に合わせて、ベッドが「安全」から「便利」へと役割を変える。
このダイナミックな変化こそが、高さ調整ベッドの最大の醍醐味なのです。

組み合わせは自由自在!我が家だけの理想のベッドを作る

ここまでご紹介してきた、「床板」「ヘッドボード」「高さ」という3つの要素。
これらをパズルのように組み合わせることで、まさに「我が家のためだけ」の、理想のファミリーベッドを作り上げることができます。
ここでは、具体的な組み合わせの例を2つご紹介します。
ぜひ、ご自身の家族の姿を思い浮かべながら、ご覧ください。

【組み合わせ例1】安全&ナチュラル志向派(ロー×すのこ×ヘッドレス)

まずご紹介するのは、「とにかく子供の安全が第一。
そして、できるだけ自然でシンプルな暮らしがしたい」と考えるご家庭に最適な組み合わせです。
ベッドの高さは、もちろん「ローモード」。
床に近い高さで、転落の心配をなくし、お子様がのびのびと過ごせる安全な空間を作ります。
床板は、通気性抜群の「すのこ」を選択。
汗っかきなお子様のため、湿気とカビ対策を万全にし、衛生的な環境を保ちます。
そして、ヘッドボードは、究極のシンプルさを追求した「ヘッドレス」。
お部屋に圧迫感を与えず、最大限に広く見せることができます。
壁に直接つけて、クッションなどでシンプルにコーディネートするのも素敵ですね。
この「ロー×すのこ×ヘッドレス」の組み合わせは、安全性と衛生面という、子育て世代が最も重視するポイントを押さえつつ、無駄を削ぎ落としたミニマルでナチュラルな空間を演出します。
木の温もりを感じながら、家族みんなが安心して、健やかに眠る。
そんな、穏やかで質の高い毎日を、この組み合わせは実現してくれるでしょう。

【組み合わせ例2】利便性&和モダン派(ハイ×畳×棚付き)

次にご紹介するのは、「ベッド周りの快適性や収納力を重視したい。
そして、人とは少し違う、落ち着いた和の空間が好き」という、こだわり派のご家庭におすすめの組み合わせです。
ベッドの高さは、収納力を最大限に活かす「ハイモード」。
ベッド下に、季節物や思い出の品をたっぷりと収納し、お部屋をスッキリと片付けます。
床板には、い草の香りが心地よい「畳」をセレクト。
布団を直接敷けるので、慣れ親しんだ寝心地を好む方にもぴったりです。
そしてヘッドボードは、もちろん「棚・コンセント付き」。
スマートフォンやタブレットの充電、照明や加湿器の使用など、枕元でのあらゆるニーズに応え、快適なベッドタイムをサポートします。
この「ハイ×畳×棚付き」の組み合わせは、収納力と利便性という、日々の暮らしを豊かにする実用的なメリットと、畳がもたらす癒しや、洗練された和モダンのデザイン性という、情緒的な価値を、高いレベルで両立させます。
まるで、機能的な書斎と、癒しの温泉旅館が融合したかのような、唯一無二の空間が生まれるのです。
自分たちの「好き」と「便利」を詰め込んだ、こだわりの寝室を作りたい。
そんなご家庭の夢を、この組み合わせは叶えてくれるはずです。

すのこ?畳?ヘッドレス?選べる楽しさ満載!高さ調整ファミリーベッド特集   

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