和室にも洋室にも合う 畳連結ベッドという新しい選択肢


「畳ベッドは、和室だけのもの」そんな風に思い込んでいませんか?
実は今、フローリングの洋室に、あえて「畳連結ベッド」を置くのが、新しい寝室のスタイルとして注目されています。
その魅力と、おしゃれなコーディネート術を、ベッド販売歴17年の私、店主の佐藤が、ご紹介します。

和室にも洋室にも合う 畳連結ベッドという新しい選択肢

和室にも洋室にも合う 畳連結ベッドという新しい選択肢 目次

・畳の香りと寝心地 畳連結ベッドのメリット・デメリット
  メリット� Ц浚兇粘兇犬詭�やし い草の香りと、畳の肌触り
  メリット�◆�布団派も納得の、しっかりとした寝心地
  デメリット:お手入れの手間と、素材による価格の違い

・畳ベッドのお手入れ方法|きれいな状態を長持ちさせるコツ
  基本のお手入れ:「乾拭き」と「換気」を習慣に
  飲み物などをこぼしてしまった時の、シミ抜き対処法
  ダニ・カビを防ぐには?換気と、畳用スプレーの活用

・収納付きも人気!畳の下が丸ごと収納スペースになるベッド
  畳の下は、巨大な収納庫 収納付き畳ベッドの種類
  【引出しタイプ】普段使いの衣類や小物の収納に便利
  【跳ね上げ式タイプ】布団やスーツケースも収まる、最大級の収納力

・【実例紹介】畳連結ベッドを取り入れた素敵な寝室コーディネート
  【洋室×畳ベッド】フローリングに、モダンな「小上がり」を作る
  【和室×畳ベッド】伝統的な空間を、より快適でホテルライクに
  色で遊ぶ、カラー畳 インテリアの主役になる個性的な寝室

畳の香りと寝心地 畳連結ベッドのメリット・デメリット

メリット� Ц浚兇粘兇犬詭�やし い草の香りと、畳の肌触り

こんにちは!「眠り姫」店主の佐藤です。
数あるベッドの中で、畳ベッドが放つ、独特の魅力。
それは、私たちの五感に、直接、心地よく働きかけてくれる「癒やしの効果」に他なりません。
嗅覚。
畳の部屋に入った瞬間に感じる、あの清々しく、どこか懐かしい「い草」の香り。
この香りには、森林浴と同じような、リラックス効果をもたらす成分「フィトンチッド」が含まれており、科学的にも、人の心を落ち着かせ、ストレスを和らげる効果が証明されています。
一日の終わりに、この自然のアロマに包まれて眠りにつく時間は、何物にも代えがたい、贅沢なひとときです。
触覚。
畳の表面は、夏はひんやりと涼しく、冬は温かみのある、天然素材ならではの、優しい肌触りです。
適度な硬さと弾力があり、素足で歩いたり、直接座ったり、寝転がったりするのが、とても気持ち良いものです。
そして、視覚。
い草を織りなす、その美しい編み目と、自然な緑色(経年変化で飴色へ)は、見る人の心を、穏やかにしてくれます。
香り、肌触り、見た目、そのすべてが一体となって、私たちの心と体を、深いリラックス状態へと導いてくれる。
これが、畳ベッドが持つ、最大のメリットであり、他のどんなベッドにも真似のできない、特別な価値なのです。

メリット�◆�布団派も納得の、しっかりとした寝心地

畳ベッドは、長年「敷布団」で寝ることに慣れ親しんできた「布団派」の方々から、絶大な支持を得ています。
その理由は、畳がもたらす、「しっかりとした、硬めの寝心地」にあります。
柔らかいマットレスの中には、体が沈み込みすぎて、寝返りが打ちにくかったり、腰に負担がかかったりするものもあります。
畳ベッドは、適度な硬さで、体を面で支えてくれるため、体が沈み込みすぎることがありません。
睡眠中に、背骨が自然なS字カーブを保ちやすくなり、理想的な寝姿勢をサポートしてくれます。
腰痛持ちの方が、「畳に布団の方が楽だ」とおっしゃるのも、このためです。
畳連結ベッドの上に、お使いの敷布団を敷けば、家族で眠るための広々とした空間と、慣れ親しんだ安心の寝心地を、同時に手に入れることができます。
ベッドにすることで、床に直接布団を敷く場合に比べて、床のホコリや、冬場の冷気から、体を遠ざけることができる、という衛生面・健康面のメリットも生まれます。
毎日の布団の上げ下ろしという、あの重労働からも解放されます。
畳の優れた調湿効果により、ベッドの上に敷きっぱなしにしても、カビが生えにくいのです(もちろん、定期的なお手入れは推奨します)。
布団の心地よさはそのままに、ベッドの利便性をプラスする。
畳ベッドは、そんな、布団派の理想を叶える、最高の選択肢なのです。

デメリット:お手入れの手間と、素材による価格の違い

素晴らしい魅力を持つ畳ベッドですが、ご購入を検討する際には、知っておいていただきたい、いくつかのデメリットや、注意点も存在します。
まず一つ目は、「お手入れの手間」です。
天然の「い草」を使った畳は、デリケートな素材です。
水分をこぼすとシミになりやすく、強くこすると表面がささくれてしまうことがあります。
湿気が多い状態が続くと、カビやダニが発生する可能性も、ゼロではありません。
きれいな状態を長く保つためには、後述するような、こまめな換気や、乾拭きといった、愛情のこもったお手入れが必要になります。
二つ目は、「素材による価格の違い」です。
畳ベッドは、その床板である「畳」の素材によって、価格が大きく変わってきます。
最も高価なのは、やはり、高品質な「国産い草」を使った畳です。
その豊かな香りと、優れた耐久性は、価格に見合う価値がありますが、ご予算によっては、少しハードルが高く感じられるかもしれません。
比較的リーズナブルな、海外産のい草や、後述する「樹脂畳」などもありますが、それぞれに、メリット・デメリットがあります。
そして三つ目は、「寝心地の好み」です。
しっかりとした硬めの寝心地は、布団派にとってはメリットですが、ホテルのベッドのような、ふかふかと、体にフィットするような、柔らかい寝心地を求める方にとっては、硬すぎると感じられる可能性があります。
これらの点を、事前にご理解いただいた上で、ご自身のライフスタイルや、好みに合った、最適な一台を選んでいただくことが、後悔しないための、大切なポイントです。

畳ベッドのお手入れ方法|きれいな状態を長持ちさせるコツ

基本のお手入れ:「乾拭き」と「換気」を習慣に

畳ベッドの、美しい緑色と、清々しい香りを、一日でも長く楽しむために。
基本となる、日々のお手入れ方法をご紹介します。
と言っても、決して難しいことではありません。
ほんの少しの、愛情のこもった気遣いが、畳を、美しく、長持ちさせます。
最も大切な基本が、掃除機をかけた後の「乾拭き」です。
掃除機は、畳の目に沿って、優しく、ゆっくりとかけてください。
強くこすると、畳の表面を傷つけてしまう原因になります。
そして、掃除機でホコリを吸い取った後、乾いた、柔らかい布で、畳の表面を、これも目に沿って、優しく拭きあげます。
この時、絶対に、濡れた雑巾を使わないでください。
畳は、水分が大の苦手です。
濡れ拭きは、黒ずみや、カビの原因となります。
あくまで、乾拭きで、表面の細かなホコリを取り除いてあげるのが、ポイントです。
そして、もう一つ、乾拭きと同じくらい大切なのが、お部屋の「換気」です。
天気の良い日には、窓を開けて、寝室の空気を、新鮮なものと入れ替えましょう。
畳は「呼吸する」素材です。
換気をして、湿気を外に逃がしてあげることで、カビやダニの発生を、効果的に防ぐことができます。
この、「乾拭き」と「換気」。
この二つを、日々の習慣にするだけで、畳の状態は、見違えるように、良好に保たれるはずです。

飲み物などをこぼしてしまった時の、シミ抜き対処法

丁寧に使っていても、うっかり、お茶やジュースなどを、畳の上にこぼしてしまう、ということもあるかもしれません。
そんな時のために、覚えておくと便利な、応急処置をご紹介します。
大切なのは、「すぐに、慌てず、対処する」ことです。
こぼしてしまった液体を、乾いた布や、ティッシュペーパーで、こすらずに、上から、優しく、吸い取るように拭き取ります。
その後、シミの種類によって、対処法が変わります。

●お茶やコーヒー、醤油などの場合:小麦粉や、ベビーパウダーといった、粉末を、シミの上に、たっぷりと振りかけます。
粉が、汚れと水分を吸い取ってくれるので、しばらく置いた後、掃除機で、きれいに吸い取ります。
その後、歯ブラシなどで、目に沿って、優しくこすります。

●油性の汚れ(マヨネーズや、油性ペンなど)の場合:薄めた中性洗剤を、布に、少量だけつけて、叩くようにして、汚れを浮き上がらせます。
その後、固く絞った濡れ雑巾で、洗剤成分を、丁寧に拭き取り、必ず、乾拭きで、水分を取り除きます。
ただし、これらは、あくまで応急処置です。
シミが、完全に取れることを、保証するものではありません。
天然い草の畳は、デリケートなので、強くこすりすぎると、かえって、傷めてしまうこともあります。
もし、汚れがひどい場合は、無理をせず、専門のクリーニング業者に、相談することも、検討しましょう。

ダニ・カビを防ぐには?換気と、畳用スプレーの活用

畳のお手入れで、最も気をつけたいのが、「ダニ」と「カビ」の発生です。
これらを防ぐための、最も効果的で、基本的な対策は、これまでも述べてきたように、お部屋の「換気」を、徹底することです。
湿度を、60%以下に保つことができれば、ダニやカビの繁殖は、大幅に、抑制することができます。
梅雨の時期など、どうしても、湿度が高くなってしまう季節もありますよね。
そんな時には、便利なアイテムを、賢く活用しましょう。
おすすめなのが、市販の「畳用ダニ・カビ防止スプレー」です。
これには、ダニが嫌う成分や、カビの発生を抑える、防カビ剤が含まれています。
天気の良い日に、畳の表面に、まんべんなくスプレーし、その後、しっかりと換気をして、乾燥させます。
アルコール成分が含まれているものなら、除菌効果も期待できます。
普段から、畳ベッドの上で使っている、敷布団を、こまめに干すことも、非常に重要です。
布団が、湿気を含んだままだと、それが、畳に伝わり、カビの原因となります。
布団乾燥機を活用するのも、良い方法です。
年に一度、春と秋の、よく晴れて、乾燥した日に、もし可能であれば、畳自体を、ベッドフレームから外し、天日干しをしてあげると、完璧です。
裏側まで、しっかりと乾燥させることで、内部の湿気を、完全にリセットすることができます。
少し手間はかかりますが、これらの対策を、丁寧に行うことで、大切な畳ベッドを、長く、清潔に、愛用していただくことができるのです。

収納付きも人気!畳の下が丸ごと収納スペースになるベッド

畳の下は、巨大な収納庫 収納付き畳ベッドの種類

畳ベッドの魅力は、その寝心地や、癒やしの効果だけではありません。
実は、畳の下の空間を、丸ごと、巨大な収納庫として活用できる、「収納付き畳ベッド」も、非常に高い人気を誇っています。
和の趣と、現代的な収納機能を、見事に融合させた、まさに「良いとこ取り」のベッドです。
この、収納付き畳ベッドには、大きく分けて、2つのタイプがあります。
一つは、ベッドの側面に、引出しが付いている「引出しタイプ」。
そして、もう一つが、畳の床板そのものが、持ち上がる「跳ね上げ式タイプ」です。
「引出しタイプ」は、普段よく使う、衣類や、小物などを、サッと取り出すのに、非常に便利です。
「跳ね上げ式タイプ」は、仕切りがない、広大なスペースが出現するため、スーツケースや、お客様用の布団といった、大きくて、かさばる物の収納を、最も得意とします。
どちらのタイプも、ベッド下のデッドスペースを、有効に活用し、寝室を、スッキリと片付けてくれる、頼もしい存在です。
「畳の寝心地は欲しいけど、収納も、絶対に譲れない」そんな、欲張りなあなたの願いに、この収納付き畳ベッドが、完璧に応えてくれます。

【引出しタイプ】普段使いの衣類や小物の収納に便利

まずご紹介するのは、「引出しタイプ」の、収納付き畳ベッドです。
ベッドの片側の側面に、大きさの異なる、複数の引出しが、備え付けられているタイプです。
その使い勝手は、まさに、寝室に置く「整理タンス」そのもの。
最大のメリットは、日常的に、頻繁に使う物の、出し入れが、非常にしやすい点です。
引出しの中に、下着や、靴下、パジャマなどを、収納しておけば、お風呂上がりに、サッと取り出すことができます。
シーツや、枕カバーといった、リネン類の収納場所としても、最適です。
交換したい時に、すぐに、取り出せますね。
引出しは、浅型と深型に分かれていることが多く、収納する物の大きさに合わせて、場所を使い分けることで、整理整頓が、しやすくなります。
浅型の引出しには、細々とした小物類を。
深型の引出しには、厚手のセーターや、タオル類を、といった具合です。
引出しの付いていない、反対側のスペースは、床板を外して、ラグや、カーペットといった、長物を収納できる、スペースになっているモデルも多くあります。
日々の暮らしの、利便性を、何よりも重視したい、という方には、この「引出しタイプ」が、ぴったりの選択となるでしょう。

【跳ね上げ式タイプ】布団やスーツケースも収まる、最大級の収納力

「引出しだけでは、物足りない」「もっと、大きくて、かさばる物を、どうにかしたい」そんな、収納に関する、より深刻な悩みを抱えるあなたに、お勧めしたいのが、「跳ね上げ式タイプ」の、収納付き畳ベッドです。
畳が乗っている床板部分が、ガス圧の力で、マットレスごと、あるいは、畳ごと、スムーズに持ち上がり、ベッド下が、一つの、巨大な収納庫になる、という画期的な構造を持っています。
引出しのような、仕切りが一切ないため、空間を、100%、無駄なく、収納として、活用することができます。
その収納力は、他のどんな収納ベッドをも、凌駕する、まさに「最大級」。
この広大なスペースには、これまで、押入れや、クローゼットを、圧迫してきた、あらゆる「大物」を、飲み込むように、収納してくれます。
家族分のスーツケース、お客様用の布団一式、扇風機やヒーターといった季節家電、ゴルフバッグや、スノーボード用品など。
これらの、置き場所に困っていた物たちを、全て、このベッド下に、集約させることが可能です。
お家の収納事情は、劇的に改善されるはずです。
収納という、機能性を、極限まで、追求したい、という方にとって、この「跳ね上げ式タイプ」は、まさに、究極の選択肢と言えるでしょう。

【実例紹介】畳連結ベッドを取り入れた素敵な寝室コーディネート

【洋室×畳ベッド】フローリングに、モダンな「小上がり」を作る

畳ベッドの、本当の面白さは、「和室」という、既成概念から、解き放たれた時に、生まれます。
ここでは、フローリングの洋室に、あえて、畳連結ベッドを置くことで、生まれる、素敵な寝室のコーディネート実例を、ご紹介します。
最も人気のあるスタイルが、モダンな「小上がり」としての、演出です。
寝室の一角に、畳ベッドを置くことで、洋室の中に、くっきりと、独立した「和の空間」が生まれます。
これが、空間に、メリハリと、リズムを与え、非常に、おしゃれな印象になるのです。
このスタイルを成功させるコツは、フレーム選びにあります。
色は、フローリングの色や、他の家具の色と合わせた、ダークブラウンや、ナチュラルな木目調が、おすすめです。
デザインは、ヘッドボードのない「ヘッドレスタイプ」を選ぶと、より、小上がり感が強調され、スッキリと、モダンな印象になります。
この、小上がりスペースは、日中、ソファのように、腰掛けたり、座卓を置いて、書斎のように使ったりと、多目的に活躍します。
壁には、モダンなアートパネルや、間接照明を合わせると、より、洗練された「和モダン」の空間が、完成します。
洋室の中に、意図的に「和」を取り入れる。
この、意外な組み合わせが、ありきたりではない、あなただけの、個性的な寝室を、創り出してくれるのです。

【和室×畳ベッド】伝統的な空間を、より快適でホテルライクに

もちろん、畳ベッドは、本来の舞台である「和室」においても、その魅力を、存分に発揮します。
ここでの発想は、「和室だから、畳ベッドを置く」という、当たり前のものではありません。
「和室を、より快適で、より上質な、ホテルライクな空間へと、アップグレードするために、畳ベッドを置く」という、新しい考え方です。
和室に、布団を直接敷くスタイルも、風情がありますが、毎日、布団を上げ下ろしする手間や、床のホコリが気になる、という点もありますよね。
ここに、畳ベッドを置くことで、その日々の手間から、解放されます。
そして、床から、少し高さが出ることで、寝る場所が、特別な「ステージ」として、区切られ、空間に、メリハリが生まれます。
高級な温泉旅館の、お部屋の作りに、通じるものがあります。
立ち座りの動作も、楽になりますね。
コーディネートのポイントは、ベッドフレームの色です。
伝統的な、白木や、畳の色を活かすなら、ナチュラルな木製のフレームを。
逆に、壁や、天井の色に合わせて、ダークブラウンや、ブラックのフレームを選べば、空間が、キリッと引き締まり、モダンで、シックな印象になります。
伝統的な和の空間に、ベッドという、現代的なアイテムを、美しく、調和させる。
畳ベッドは、そんな、上質な空間作りを、可能にしてくれるのです。

色で遊ぶ、カラー畳 インテリアの主役になる個性的な寝室

畳の、もう一つの、新しい楽しみ方をご紹介します。
それは、「カラー畳」で、色を、思い切り楽しむ、というコーディネートです。
畳と言えば、伝統的な「若草色」を、思い浮かべますが、近年、樹脂や、和紙で作られた、新しい素材の畳が、登場したことで、そのカラーバリエーションは、驚くほど、豊かになりました。
チャコールグレーや、ブラックの畳。
これを、モノトーンで統一された、モダンな寝室に置けば、非常に、クールで、スタイリッシュな、男性的な空間が生まれます。
あるいは、インディゴブルーや、栗色(ブラウン)の畳。
ヴィンテージ感のある、木製家具や、デニム素材との相性も抜群で、少し、個性的な、カフェ風のインテリアにも、マッチします。
ピンクや、イエロー、グリーンといった、ポップなカラー畳もあります。
これらは、子ども部屋に、ぴったりです。
畳の、安全性や、心地よさは、そのままに、子どもらしい、明るく、楽しい雰囲気を、演出することができます。
畳の色を、変えるだけで、寝室の印象は、全く違うものになります。
もはや、畳は、伝統的な、わびさびの世界だけの、ものではありません。
あなたの、自由な発想で、色を組み合わせ、インテリアの主役として、楽しむことができる、非常に、クリエイティブな、デザインツールなのです。
ぜひ、あなただけの、オリジナルな「畳カラーコーディネート」を、見つけてみてください。

店主の解説

「今は連結、将来は分割」。10年先を見据えた、賢い投資としての選び方

畳の連結ベッドは、その価格を見ると、一瞬、躊躇されるかもしれません。しかし、私、店主佐藤の見解は、その価格を、全く違う視点から捉えてみていただきたい、というものです。それは、このベッドを、数年で役目を終える「消耗品」としてではなく、10年、15年と、ご家族の歴史と共に形を変えながら寄り添い続ける「賢い長期的資産」として考える、という価値観です。

■ある家族の、ベッドの物語
少し、想像してみてください。

  • 【第一章:家族の集合期(購入〜10年目頃)】
    お子様がまだ小さい時期。シングルサイズの畳ベッドを2台連結した、広々としたキングサイズのベッドで、家族みんなで川の字になって眠ります。絵本を読んだり、くすぐり合ったり。畳の上は、家族団らんの中心となる、温かい思い出を育む場所です。
  • 【第二章:子供の独立期(11年目〜)】
    一番上のお子様が成長し、自分の部屋を欲しがる時期が来ました。ここで、連結ベッドは、その真価を発揮します。これまで一つだったキングベッドを、本来の姿である「2台のシングルベッド」に分割するのです。そして、そのうちの一台を、お子様の新しい部屋へと、プレゼントします。それは、単なるお下がりのベッドではありません。生まれた時からずっと、その子の成長を見守ってきた、思い出の詰まった、そして和の趣あふれる、高品質な一台です。

■長期的な視点で見た、経済的なメリット
いかがでしょうか。もし、最初にダブルベッドを買い、お子様が大きくなるたびに、新しいベッドを買い与えていたら。その出費の合計は、計り知れません。

最初に少し大きな投資をして、高品質なシングルサイズの畳ベッドを2台組み合わせた連結ベッドを選ぶこと。それは、実質的に、お子様たちが将来使うことになる、高品質なベッドを「前もって購入しておく」ことと同じなのです。長期的に見れば、これほど経済的で、合理的で、そして無駄のない選択はありません。


私の見解は、こうです。畳の連結ベッドを選ぶということは、単に、今の快適さを手に入れるということだけではありません。それは、これから成長していくお子様たちの未来の暮らしまでを考えた、親から子への、愛情にあふれた贈り物でもあるのです。

「い草」「樹脂」「和紙」、どれを選ぶべきか。素材で変わる、寝心地と暮らし方への見解

畳連結ベッドの心地よさや使い勝手を決める、もう一つの重要な選択。それが、ベッドの主役である「畳」そのものの素材選びです。伝統的な「天然い草」の他にも、現代のニーズに応える、高機能な「新素材畳」があることをご存知でしょうか。それぞれの特徴を深く理解し、お客様の暮らしに最適な素材を選ぶことが、満足のいく畳ベッド選びの鍵となります。

1.【伝統と癒やし】天然い草畳
昔ながらの日本の畳であり、その魅力は五感で感じることができます。

  • メリット:最大の魅力は、他には代えがたい独特の芳香です。この香り成分には、森林浴と同じような鎮静・リラックス効果があると言われています。また、い草自体が呼吸するように湿気を吸ったり吐いたりするため、寝室の湿度を快適に保つ「天然の調湿機能」も持っています。
  • 私の見解:伝統的な畳の香りと風合いを何よりも大切にしたい、丁寧な手入れも暮らしの一部として楽しみたいという方におすすめです。畳と共に、季節の移ろいを感じる。そんな豊かな暮らしを求める方に最適です。

2.【手軽さとデザイン性】洗える樹脂畳
ポリプロピレンなどの樹脂を原料とした、現代のライフスタイルのための高機能な畳です。
  • メリット:圧倒的な耐久性と耐水性を誇ります。ジュースなどをこぼしても内部に染み込まず、サッと拭き取るだけでお手入れが完了します。また、紫外線による色褪せがほとんどなく、購入した時の美しい色合いを長期間保てます。
  • 私の見解:い草と違ってダニやカビの栄養源となる有機物を含まないため、アレルギーが心配な方や小さなお子様がいるご家庭に最適です。日中に「小上がり」として多目的に使う上で、汚れを気にしなくて良い、という安心感は、何物にも代えがたい価値があります。

3.【風合いと丈夫さの両立】高耐久の和紙畳
和紙をこより状により合わせ、樹脂でコーディングして織り上げた、比較的新しい素材の畳です。
  • メリット:い草に近い自然な風合いを持ちながら、その耐久性はい草の約3倍とも言われ、非常に丈夫でささくれが出にくいのが特徴です。表面の樹脂コーティングにより撥水性も高く、汚れにも強い。もちろん、色褪せもしにくいため、長く美しく使えます。
  • 私の見解:い草の見た目は好きだけれど、日焼けやささくれは避けたい、という、良いとこ取りをしたい方にぴったりの選択肢です。

敷布団か、マットレスか。畳連結ベッドの寝心地を最大限に引き出す、寝具選びに関する見解

「畳ベッドの上には、布団とマットレス、どちらを敷くのが良いのでしょうか?」これは、畳ベッドをご検討中のお客様から、私、店主佐藤が最も多くいただくご質問です。特に、ご家族で使う連結ベッドの場合、この選択は、それぞれの快適な眠りのために、非常に重要になります。

■【敷布団スタイル】畳の魅力を100%味わい、空間を有効活用する
畳ベッドの持つポテンシャルを最大限に引き出すのが、このスタイルです。

  • メリット:畳の持つ適度な硬さ、弾力性、そして清々しい香りを、体全体でダイレクトに感じることができます。そして最大の魅力は、日中は布団をベッド下の大容量収納スペースにしまえば、ベッドが広々とした「小上がり」に変身することです。寝室を多目的に活用できます。
  • - デメリット:毎日の布団の上げ下ろしが手間に感じられる場合があること。そして、敷きっぱなしの「万年床」は、布団と畳の間に湿気がこもり、カビの最大の原因となるため絶対にNGです。 - 私の見解:ご家族で使う場合、シングルサイズの敷布団を人数分並べて使うのが、お手入れもしやすく、それぞれのパーソナルスペースも確保できるため、おすすめです。

■【マットレススタイル】ベッドの手軽さと、最高の寝心地を両立させる
ベッドとしての手軽さや、体圧分散性に優れた寝心地を優先したい方には、マットレスを敷くスタイルが適しています。
  • メリット:布団の上げ下ろしが不要で、毎日のベッドメイキングが非常に楽になります。特に、ご家族で使う場合、誰かの寝返りの揺れが伝わりにくい「ポケットコイルマットレス」を選べば、畳ベッドでありながら、高級ホテルのような、干渉されない快適な眠りを追求できます。
  • デメリット:マットレスを常に敷いた状態になるため、畳の香りが感じにくくなり、小上がりとしての活用も難しくなります。また、布団以上に湿気がこもりやすいため、カビ対策がより一層重要になります。
  • 私の見解:もしマットレスを選ぶなら、これは必須と申し上げたいのですが、マットレスの下に「除湿シート」やすのこ状の「調湿マット」を一枚敷いてください。これだけでカビの発生リスクを大幅に軽減できます。

私の最終的な見解は、こうです。「小上がり」としての多機能性を最大限に楽しみたいなら「敷布団」を。ベッドとしての利便性と、最高の寝心地を最優先するなら「マットレス」を。ご家族の理想の暮らしを想像し、どちらがより快適かをじっくり話し合ってみてください。

和室にも洋室にも合う 畳連結ベッドという新しい選択肢   

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