連結畳ベッドで和の癒し空間を 家族でくつろぐ畳の香り


こんにちは!ベッド通販「眠り姫」店主の佐藤です。
新しいのに、どこか懐かしい。
い草の清々しい香りに包まれて、家族みんなで、ごろ寝をするような、広々とした畳の空間。
そんな、日本人の心に染み渡るような、癒しの寝室を、現代の暮らしに実現するのが「連結畳ベッド」です。
ベッドの快適さと、和室のくつろぎを、見事に融合させた、新しい眠りの形。
この記事では、そんな連結畳ベッドの、奥深い魅力から、お手入れの方法まで、専門店の店主として、その全てを、詳しく、そして、丁寧にご紹介していきます。

連結できる畳ベッドの魅力と特徴

ベッドでありながら、まるで和室のような、くつろぎの空間を生み出す「連結畳ベッド」。
その、他にない、ユニークな魅力と特徴から、ご紹介します。

い草の香りがもたらすリラックス効果

連結畳ベッドの、扉を開けた瞬間に、あなたを迎えてくれるもの。
それは、い草の、清々しく、どこか懐かしい香りです。
この香りこそが、畳ベッドがもたらす、最大の魅力の一つです。
い草の香りには「フィトンチッド」や「バニリン」といった、芳香成分が含まれており、これらには、人の心を、穏やかにし、リラックスさせる効果があることが、科学的にも知られています。
まるで、森林浴をしているかのような、鎮静効果は、一日の、仕事や家事で、高ぶった神経を、優しく鎮め、質の高い、深い眠りへと、自然に誘ってくれます。
い草には、アンモニアなどの、生活臭を吸着し、空気を浄化してくれる、という、嬉しい効果もあります。
寝室が、常に、清々しい空気で満たされる。
それは、健康的な暮らしを送る上でも、非常に大きなメリットです。
連結して、広々となった畳の上で、家族みんなで、深呼吸する。
そんな、穏やかな時間が、家族の、心と体の、最高の癒しとなるでしょう。

夏は涼しく冬は暖かい 畳の持つ調湿性

日本の伝統的な床材である「畳」は、この国の、高温多湿な気候を、快適に乗り切るための、先人たちの知恵の結晶です。
その秘密は、畳の材料である、い草が持つ、優れた「調湿性」にあります。
い草は、その一本一本が、スポンジのような構造になっており、湿気が多い時には、空気中の水分を吸収し、逆に、空気が乾燥している時には、内部に蓄えた水分を、放出します。
この、天然のエアコンのような機能が、寝室の湿度を、常に、快適な状態に、コントロールしてくれるのです。
汗をかきやすく、寝苦しい夏場には、畳が、余分な湿気を吸い取ってくれるため、肌触りは、いつも、サラリとして、涼やか。
逆に、乾燥しがちな冬場には、畳が、適度な湿度を保ってくれるため、空気の乾燥を防ぎ、温かみを感じさせてくれます。
夏は涼しく、冬は暖かい。
この、自然の力だけで、一年中、快適な睡眠環境を保ってくれる、優れた性能も、畳ベッドならではの、大きな魅力なのです。

布団派にもベッド派にも対応する柔軟性

連結畳ベッドは「ベッド」でありながら、その使い心地は、限りなく「布団」に近い、という、ユニークな特徴を持っています。
これまで、床に布団を敷いて寝るスタイルに、慣れ親しんできた「布団派」の方々にも、ほとんど違和感なく、お使いいただけます。
マットレスのような、柔らかな沈み込みはなく、畳の、適度な硬さが、体を、しっかりと支えてくれるため、腰への負担も少なく、安定した寝姿勢を、保つことができます。
それでいて、ベッドフレームの高さがあるため、床からの、ホコリや、冷気を、シャットアウトでき、布団の上げ下ろし、という、毎日の重労働からも、解放されます。
まさに、布団の寝心地の良さと、ベッドの利便性を、良いとこ取りしたのが、畳ベッドなのです。
もちろん、畳の上に、直接、薄手のマットレスや、敷布団を敷いて、お使いいただくことも可能です。
連結して生まれた、広々とした畳のステージの上で、家族みんなで、布団を並べて眠る。
そんな、昔ながらの、温かい眠りのスタイルを、現代の暮らしの中に、手軽に、そして、快適に、取り入れることができる。
この柔軟性も、畳ベッドならではの、大きな魅力です。

国産い草使用の本格的な連結畳ベッド

畳ベッドの、寝心地と、香りを、最大限に楽しむなら、やはり、畳そのものの品質に、こだわりたいもの。
そこでおすすめなのが「国産い草」を使用した、本格的なモデルです。

なぜ「国産い草」が選ばれるのか?品質と香りの違い

現在、日本で流通している、畳製品の多くは、価格の安い、中国産のい草を使用したものが、主流となっています。
品質にこだわるなら、私は、断然「国産い草」をおすすめします。
なぜなら、国産のい草は、海外産のものと比べて、香り立ちが、全く違うからです。
日本の、豊かな土壌と、清らかな水、そして、農家の、きめ細やかな管理の下で育った、国産い草は、非常に、豊かで、深みのある、芳醇な香りを放ちます。
この、本物の香こそが、最高のリラックス効果を、もたらしてくれるのです。
品質面でも、大きな違いがあります。
国産のい草は、一本一本の茎が、太く、中身が、ぎっしりと詰まっています。
表面の皮が厚く、丈夫で、ささくれなどが、できにくいのです。
弾力性や、耐久性にも優れ、長く、美しい状態を保つことができます。
これに対して、海外産のい草は、生育期間が短いため、茎が細く、中身もスカスカなものが多く、耐久性に劣り、すぐに、ささくれてしまう傾向があります。
毎日の眠りを、預ける、大切な場所だからこそ、その品質には、こだわりたい。
本物の、癒しと、快適さを求めるなら、ぜひ、国産い草を使用した、連結畳ベッドを、選んでください。

耐久性が高く長持ちする 本格的な畳の作り

本格的な連結畳ベッドに使われている「畳」は、私たちが、和室で目にする、本物の畳と、同じ、あるいは、それに準ずる、しっかりとした作りになっています。
畳の、耐久性を左右するのは、い草の品質だけでなく、その「作り」そのものです。
本格的な畳は、たくさんのい草を、ぎっしりと、高密度に織り込んで作られています。
一畳あたりに、使われるい草の本数が、多ければ多いほど、その畳は、目が詰まり、丈夫で、弾力性に富んだものになります。
国産の、高級な畳表は、一畳あたりに、4000本から7000本もの、高品質ない草が、使われていると言われています。
こうした、高密度に織られた畳は、非常に耐久性が高く、長年の使用にも、へたれることなく、快適な寝心地を、維持してくれます。
畳の芯材である「畳床」にも、こだわりがあります。
昔ながらの、稲わらを圧縮した「わら床」は、弾力性や、調湿性に優れていますし、最近では、木質繊維を圧縮した、インシュレーションボードと、ポリスチレンフォームを組み合わせた、軽量で、断熱性の高い、建材床も、主流となっています。
こうした、見えない部分の、しっかりとした作り込みが、畳ベッド全体の、品質と、耐久性を、支えているのです。

産地で選ぶ 熊本県八代産い草など

国産い草の中でも、品質が高いことで、全国的に知られているのが、熊本県の「八代(やつしろ)地方」で、生産されたい草です。
八代地方は、日本一のい草の生産地であり、その歴史は、500年以上にも及びます。
豊かな水と、肥沃な土壌、そして、温暖な気候に恵まれたこの地で、生産者の、長年の経験と、愛情によって、丹精込めて育てられた、八代産のい草は、まさに、日本が世界に誇る、最高級品です。
その特徴は、茎の太さ、色の美しさ、そして、香りの豊かさ。
どれをとっても、他産地のものとは、一線を画します。
畳ベッドを選ぶ際に、もし、商品説明に「熊本県八代産い草使用」という、記載があれば、それは、最高品質の畳が使われていることの、証と、考えて良いでしょう。
価格は、高価になりますが、その、滑らかな肌触りと、心安らぐ香りは、きっと、あなたに、極上の眠りを、もたらしてくれるはずです。
畳ベッドを選ぶ、ということは、単に、家具を選ぶ、ということだけではありません。
日本の、豊かな自然と、農家の、情熱、そして、畳職人の、伝統の技。
その、全てが凝縮された、日本の文化そのものを、暮らしの中に、取り入れる、ということでもあるのです。

収納付き連結畳ベッドで和室を機能的に

畳ベッドの、くつろぎの空間に、さらに「収納力」という、実用的な機能をプラスしたのが「収納付き連結畳ベッド」です。
寝室を、より機能的に、そして、美しく使うための、賢い選択肢です。

小上がりとしても使える「引き出し・チェスト収納」

連結畳ベッドは、その、フラットで、広々とした上面を活かして、寝室や、リビングの一角に、まるで、作り付けの「小上がり」のような、空間を、作り出すことができます。
ベッド下に、衣類などをしまえる「引き出し」や「チェスト収納」が付いたタイプは、この小上がりとしての使い方に、最適です。
日中は、家族が、自然と集まる、くつろぎのスペースとして。
畳の上に、座布団を置けば、お客様をもてなす、応接スペースにもなりますし、冬には、こたつを置いて、団らんの場としても、活用できます。
そして、夜になったら、布団を敷いて、家族みんなの、寝室へと早変わり。
ベッドの下には、衣類や、リネン類などが、たっぷりと収納されている。
まさに、一つの家具が、リビング、和室、寝室、そして、収納と、何役もこなす、究極の、省スペース家具と言えるでしょう。
限られた空間を、最大限に、有効活用したい、と考える方に、ぜひ、おすすめしたい、多機能な畳ベッドです。

布団もしまえる「跳ね上げ式収納」

「畳ベッドで、布団を敷いて寝たいけど、その布団を、毎日、どこにしまえば良いの…」。
そんな、布団派の、お客様の悩みを、一気に解決してくれるのが「跳ね上げ式収納」を備えた、連結畳ベッドです。
畳の床板部分が、マットレスごと(この場合は敷布団ごと)、ガス圧の力で、スムーズに持ち上がり、ベッド下の空間、その全てが、一つの巨大な収納庫になる、という、画期的な仕組みです。
内部に、仕切りが一切ないため、かさばる、敷布団や、掛け布団も、畳んで、そのまま、丸ごと収納することが可能です。
朝起きたら、布団を畳んで、床板を開けて、ベッド下にしまう。
たったこれだけの、簡単なアクションで、寝室は、すっきりとした、畳の小上がり空間へと、変わります。
これまで、押入れの、大部分を占領していた、来客用の布団セットなども、このベッド下に、全て収納できるかもしれません。
驚異的な収納力と、布団派のライフスタイルに、完璧にフィットした、その機能性。
まさに、究極の、布団収納ベッドと呼ぶにふさわしい、モデルです。

和モダンな空間を演出する収納デザイン

収納付きの連結畳ベッドは、その、フレームのデザインによって、お部屋の雰囲気を、大きく左右します。
伝統的な「和」の趣を、大切にしたいなら、美しい木目を活かした、ダークブラウンなどの、落ち着いた色合いのフレームが、おすすめです。
畳の、緑色とのコントラストも美しく、寝室に、重厚感と、品格をもたらします。
現代的な、リビングの一角などに置くなら、洋風のインテリアにも、自然と馴染む「和モダン」なデザインが、人気です。
フレームの色を、明るい、ナチュラルカラーにしたり、ヘッドボードに、直線的で、シンプルなデザインを取り入れたり。
あるいは、ヘッドボードに、間接照明を組み込んで、モダンな、光の演出を加えるのも、素敵ですね。
ベッドの高さを、あえて低くした「ロータイプ」の、収納付き畳ベッドも、圧迫感がなく、お部屋を広く見せてくれるため、人気があります。
伝統的な畳の魅力と、現代的なデザイン、そして、実用的な収納力。
その全てを、高いレベルで融合させた、収納付き連結畳ベッドは、あなたの暮らしを、より、豊かで、洗練されたものへと、格上げしてくれるはずです。

畳ベッド連結タイプのお手入れ方法と注意点

天然素材である「畳」の美しさと、快適さを、長く保つためには、少しだけ、お手入れのコツが必要です。
ここでは、その方法と、注意点を、詳しく解説します。

日常のお手入れ 乾拭きと掃除機が基本

畳の、日常のお手入れは、実は、非常にシンプルです。
基本は「乾拭き」と「掃除機」です。
畳の表面のホコリや、ゴミを取り除くために、掃除機をかけます。
この時、畳を傷つけないように、掃除機のブラシの回転は止めて、畳の目に沿って、ゆっくりと、優しくかけるのが、ポイントです。
その後、乾いた、柔らかい雑巾で、これも、畳の目に沿って、乾拭きします。
たったこれだけです。
注意点として、畳は、水分を嫌うため、基本的に「水拭き」は、避けてください。
もし、何かをこぼして、どうしても、水拭きが必要な場合は、固く、固く絞った雑巾で、手早く拭き、その後、必ず、乾いた布で、水分を完全に拭き取り、窓を開けて、よく乾燥させることが重要です。
この、シンプルな、日常のお手入れを、習慣にすることが、畳を、美しく保つ、一番の秘訣です。

カビ・ダニを防ぐための換気と湿気対策

畳は、優れた調湿性を持っていますが、それは、あくまで、適度な湿度の範囲での話です。
部屋の湿度が高すぎる状態が続くと、さすがの畳も、湿気を吸いきれず、カビやダニの、原因となってしまいます。
これを防ぐために、最も重要なのが「換気」です。
天気の良い日には、できるだけ、窓を開けて、寝室の空気を、入れ替えることを、習慣にしましょう。
家族みんなで寝ている、連結畳ベッドの周りは、呼気や汗で、湿度が高くなりがちです。
朝起きたら、窓を開ける。
この、一手間が、非常に重要です。
梅雨の時期など、湿度が高い日が続く場合は、エアコンの除湿機能や、除湿機を、積極的に活用するのも、効果的です。
万が一、畳の表面に、青カビなどが、点々と発生してしまった場合は、消毒用エタノールを、布に含ませて、優しく拭き取り、その後、よく乾燥させてください。
日頃からの、換気と、湿気対策。
それが、畳を、カビやダニから守るための、最善の方法です。

畳のささくれや傷を防ぐための注意点

畳の表面は、デリケートな、い草でできています。
その、美しい表面を、長く保つためには、いくつか、注意したい点があります。
畳の上で、キャスター付きの椅子や、重い家具などを、引きずるのは、絶対に避けてください。
畳の表面が、傷ついたり、ささくれたりする、大きな原因となります。
畳の上に、布団を、敷きっぱなしにしておくのも、あまり良くありません。
布団との間に、湿気がこもり、カビの原因になるだけでなく、畳の表面が、常に圧迫されることで、傷みやすくなります。
朝起きたら、布団は、きちんと畳んで、押入れなどにしまうか、あるいは、ベッドの上で、二つ折りにして、畳との接地面を、少なくする、といった工夫をしましょう。
ペットを、飼っているご家庭では、犬や猫の爪で、畳が傷つかないように、注意が必要です。
爪を、こまめに切ってあげる、などの配管をお願いします。
少しの、優しさと思いやりが、畳の美しさを、長く、守ってくれます。

畳の交換は可能?長く使うための知識

「もし、畳が、ひどく汚れたり、傷んだりしたら、どうすれば良いの?」。
ご安心ください。
多くの、高品質な連結畳ベッドは、畳の部分だけを、後から、交換することが可能です。
畳は、消耗品、という側面もあります。
丁寧に使っていても、長年の使用で、日焼けしたり、すり切れたりするのは、ある程度、仕方のないことです。
そんな時、ベッドフレームごと、買い替える必要はなく、畳の部分だけを、新しいものに交換すれば、新品同様の、清々しい寝心地を、取り戻すことができるのです。
畳の交換については、そのベッドを、購入した販売店に、問い合わせてみるのが、一番です。
そのベッドに、適合した、交換用の畳を、取り寄せてもらえるはずです。
連結畳ベッドの中には、畳の裏面が、防水性の高い、樹脂製のボードなどになっている「リバーシブル」仕様のものもあります。
もし、片面が汚れてしまっても、裏返して、もう片面を、使うことができる、という、賢い設計です。
畳の交換が可能である、ということを知っておけば、より、安心して、長く、畳ベッドを、使い続けることができますよね。

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