セミダブルベッドのサイズは一人暮らしにおすすめ?選び方を解説


セミダブルのベッドは、いまいちマイナーかもしれませんが、1人で使うのに広々と使えるし、緊急時には二人でも使える便利なベッドです。 部屋の大きさにゆとりがあれば、一人暮らしでもセミダブルが良いかもしれません。 選び方、種類などについて解説します。 ベッド販売歴が16年以上となる店主が解説していきます。



セミダブルベッドのサイズ

1人で寝るにはシングルベッドでも十分ですが、「シングルだと窮屈」「もう少し広いベッドで快適に寝たい」という方もいるのではないでしょうか。その場合ダブルベッドは1人では広すぎますから、それよりも小さいセミダブルベッドを選択することになるでしょう。

とはいえ実際にどれくらいの大きさなのか、二人でも使用できるサイズなのか気になるところです。この記事では、セミダブルベッドのサイズ・選び方などについて紹介します。ベッドサイズ選びに悩んでいる方は参考にしてみてください。


セミダブルベッドのサイズとは

セミダブルベッドのサイズとは

まずはセミダブルベッドの基本的なサイズを把握しておきましょう。セミダブルベッドは「幅約120cm、長さ約195cm」が基本です。シングルサイズのベッドの幅は約100cmですから、シングルベッドよりも横幅が20cm程広くなります。

セミダブルよりも幅がさらに20cmほど広くなったのがダブルベッドです。したがってセミダブルベッドは文字どおりシングルとダブルの中間の大きさとなります。

最も寝具の種類が豊富なのはシングルベッドですが、次に豊富なのがセミダブルベッドです。値段で選んだり、テイストやデザイン、収納機能で選んだりなど選択肢が豊富です。この点からも寝室の広さに余裕があれば、ゆったり寝ることができるセミダブルベッドはおすすめといえるでしょう。

1人でゆったり眠れるサイズ感

セミダブルベッドは呼び名に「ダブル」とついていますが基本的には1人用です。一般的に一晩の寝返りの回数は10〜30回といわれています。そして寝返りをうつのに必要なスペースは、肩幅+30cmとされています。セミダブルベッドは幅約120cmです。男性の平均肩幅は約45cmですから、セミダブルベッドであれば十分なスペースの確保が可能になります。

2人で快適に眠るためには2人分の肩幅+60cmの幅が最適です。女性の平均肩幅は約40cmといわれていますから、セミダブルベッドは2人で眠るには狭く適していません。

1人で寝るのにはシングルベッドでも十分ですが、寝返りのためのスペースが30cm必要と考えるとやや狭くなります。快適な睡眠のためにはセミダブルがおすすめです。


セミダブルベッドを使うべきシチュエーションとは

ここからはセミダブルベッドを使うべき具体的なシチュエーションを紹介します。ベッド選びの参考にしてみてください。

部屋にゆとりがあるセミダブルベッドで一人暮らし

生活のなかで質の良い睡眠を確保するのは重要です。特に忙しいビジネスマンの方などにとって、良質な睡眠は良い仕事をするために必須といえるでしょう。寝室が十分に広い場合や、ワンルームでも部屋の広さにゆとりがある場合はシングルベッドよりも良質な睡眠が期待できるセミダブルベッドがおすすめです。

さらに収納機能がある場合はベッド下を収納スペースとしても利用することで、部屋のスペースを有効活用できます。

子どもと使うサイズ

乳児から幼児くらいの小さな子供と添い寝するのにも、セミダブルベッドはちょうど良いサイズです。また親子3人で一緒に寝る場合は、ダブルベッドと組み合わせて使うのもおすすめです。

ベッドを壁に沿って設置する場合は、子どもがベッドから落ちないよう壁側に子どもを寝かせるようにすると安心です。

ペットと一緒に寝る

ペットを室内で飼っていて、一緒に寝るという方もいるのではないでしょうか。やはりその場合でもシングルベッドでは幾分窮屈に感じるでしょう。セミダブルベッドであればペットと一緒に寝ても、安心して寝返りがうてます。


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セミダブルベッドのフレームの選び方とは

一度購入したら長い付き合いになることが予想されるベッドですから、失敗したくはないもの。ここからは、セミダブルベッドフレームの選び方について紹介します。

好みの素材を探す

まずは好みのフレーム素材を探しましょう。フレームには「スチールパイプ」「ウッド」「ファブリック」「レザー」などの種類があります。それぞれの特徴について解説します。

スチールパイプフレーム

スチール素材のパイプを使用したベッドフレームで、軽量で値段が安いのが大きな特徴です。軽いので移動しやすく組み立ても簡単。ロフトベッドや折り畳み式ベッドにも多用されます。種類も豊富で部屋の雰囲気に合わせたベッドフレームを選ぶことができます。子ども部屋用としてもおすすめです。

ウッドフレーム

木材を使用したベッドフレームです。ナチュラルなデザインのウッドフレームは部屋のインテリアにもなじみます。また温かみのある木材のフレームはリラックス効果もあり快適な睡眠が期待できるでしょう。

使用される木材も「パイン材・桐・檜・杉・タモ材」などその種類も豊富です。木材それぞれに特徴があり見た目や効果などが異なります。

合板や木目のシートを張った化粧合板などデザインもさまざまで、色も明るいものからダークなものまで選り取り見取りです。価格帯も幅広いため、予算や部屋の広さ、雰囲気などに応じたさまざまな状況に対応できます。

ファブリックフレーム

ファブリックフレームはフレームの大部分に布が使用されています。ファブリック素材ならではのソフトでソファのような暖かい肌触りが特徴です。冬場でも心地よく寝ることができます。カラー・デザインのバリエーションも豊富で、価格もリーズナブルなものが多く揃っています。

レザーフレーム

革張りのベッドフレームで本革と合成皮革の2種類があります。特徴はシンプルで上品なデザインと高級感漂う雰囲気を演出できる点です。本革だと値段は高くなりますが、その分高級感が漂います。また耐久性にも優れており長く使えます。

合成皮革は高級感・耐久性は本革よりも劣りますが、価格は安価で種類も豊富です。

部屋にあうデザインで選ぶ

部屋の環境にあうデザインを選択するのも重要なポイントの一つです。どのようなものがあるのか詳しくみていきましょう。

すのこ

底板がすのこ状になっているベッドフレームで通気性の良さが特徴です。マットレスは湿気がこもりやすく、頻繁に天日干ししないとカビが発生しやすくなります。頻繁にマットレスを干せない、部屋に湿気がこもりやすい場合はすのこのベッドフレームはおすすめです。

ローベッド

脚が短いタイプのベッドフレームです。脚がないものもあり、床に直接設置するタイプのフロアベッドもあります。部屋が狭い、天井が低い場合に脚付きのベッドフレームを設置すると圧迫感を感じることもあるでしょう。その場合はローベッドにすることで、部屋に開放感を持たせることができます。

収納付き

ベッド下部の空白を収納スペースにしたベッドフレームです。収納付きベッドフレームにすることで余分な部屋の収納スペースが不要になり、空間を有効活用できます。

収納付きベッドフレームには主に2〜3杯の引き出しが付いた「スタンダードタイプ」、4〜6杯の引き出しがついた「チェストタイプ」、底板下のほぼ全面が収納スペースになっている「跳ね上げ式」があります。

部屋の広さや作り、コーディネート、荷物の量などを考慮して選ぶといいでしょう。

折りたたみ式

折りたたみ式のベッドなら使わないときに、折りたたんでコンパクトに収納できます。リクライニング機能付きのものであればソファとしても利用できます。寝室が狭い・ワンルームなどにおすすめです。


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サイズを選ぶときの注意点を解説

セミダブルベッドを選ぶ際の注意点を解説します。先述のベッド選びのコツと合わせて覚えておきましょう。

部屋の広さにあわせる

部屋の広さに見合ったものを選ぶ必要があります。当たり前のように聞こえますが、ベッドのデザインや機能に注目してしまうと意外に見落としがちです。ベッドを選ぶ際は部屋の広さだけでなく、事前に十分なスペースが確保できるかを確認しておきましょう。

配置場所・方法に配慮する

部屋の広さだけでなく配置場所・方法についても配慮することが重要です。設置後に「通るスペースがない」「本棚やクローゼットが開閉できない」「コンセントを塞いでしまう」「ドアの開閉が不便」などの問題が発生してしまわないよう部屋の広さだけでなく、生活する上で十分なスペースが確保できるかを確認しておきましょう。

またベッドの搬入・設置についても考慮する必要があります。セミダブルベッド・マットレスを搬入するスペースも十分にあるか確認しておきましょう。


まとめ

セミダブルベッドの方が快適な睡眠

セミダブルベッドは1人で使用するのが基本です。ある程度の広さの部屋・寝室であれば、シングルベッドよりもセミダブルの方が快適な睡眠を得ることができます。

ベッドの通販専門店「眠り姫」はシンプルなデザインから北欧風・高級レザータイプ・収納付き・畳タイプのものまでさまざまなセミダブルベッドをご用意。価格もリーズナブルなものから高級なものまでと予算に合わせて選ぶことができます。また離島などの一部の地域を除いて送料無料。セミダブルベッドをお探しの方は一度「眠り姫」のサイトを訪れてみてください。

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