39,820円(税込) 〜
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大人の余裕を感じさせるスマートなデザイン。 決して強い個性的な光を放つわけではないが、どっしりと頼もしく、かつエレガント。 ものすごい有名なブランド品ではないけれど、上品、上質、高級感がある。 静かで揺るぎない存在感。でも決して圧迫感はない。 深い呼吸ができる空間。 ゆったりと流れる時間を味わえる寝室。狭い日本の家屋だと、収納場所を確保したいがために、 ついついぎっしりと空間を埋め尽くしてしまいたくなる。衝動というか、サガというか。 空間を全部埋め尽くす家具を置くのではなくて、空間を楽しむ。それは贅沢。 隙間と見れば、勿体無いとばかりに、ありとあらゆるおしゃれな家具や、 個性的な小物、海外製の珍しい雑貨、本や雑誌を置いていた。 震災で、あんなに氣に入っていた本棚から、全ての本が飛び出してきた。まさか凶器になるとは。 それからはもう、自分の背よりも高い本棚や 一人では持ち上げられないチェストなんかは、サヨナラして 二度と持たないことにした。 寝室の空いている空間にホッとする心持ち。 ものがあふれていた頃には感じられなかった氣持ち。 ああ、こんなに居心地が良いんだ。知らなかった。 ものをたくさん持つこと、高級品身の回りに置くこと、 身の丈以上に自分をよく見せようとすること、見栄を張るのはもう時代遅れになった。 なんでも飾り立てる時代は終わった。 物を多く持つことよりも、一つのものをいかに使い回すか、一つのものをいかに大切に使い続けるか。 無理なく無駄なく。 それが本当の優しさであり、愛である。そう言い切れる。 こころにも身体にも地球にも。あるいはさらに孫の孫の世代へと。 大人の、紳士の寝室?! そんなことを考えるなんて、歳、喰ったなあ。笑 全てを終えて、ベッドルームへ向かう。 寝る前のひととき。一日の終わりには、ゆったりとリラックスしたい。 充実の読書タイム。最高の眠りにつくために。ちょっとした入眠儀式。 ○ヘッドボード。 幅が、約12cmのスリムな棚。必要な機能だけを集めた結果、 使い勝手の良い棚となった。実際、寝ている間に頭の上に物が 落ちてくるのはやはり危険だし怖いので、ほんの少し、置ければ良いのだ、モノなんて。 絶対に譲れない充電用のコンセントは、ふた口もある。 たとえ、スマホの充電でふさがってしまっていても、もう一つがある。 ノートパソコンも開ける。音楽も聴ける。ドライヤーも使える。 電気カミソリも使える。妻には、時にはお掃除ロボットも充電できるし、 美顔器も使えると、評判は上々だ。 ちょっと置きたい。サッと取りたい。その欲求を叶えてくれる。 ヘッドボードの、頭のすぐ上にある棚の幅は、約3cm。 3cmの世界の充実。枕元、手の届く場所にある安心感。 前側に約1cmの高さがついている。 この、たった1cmがどれほどの差をつけるか。 たった1cmなのに、メガネやスマホを置くのにどれだけ重宝するか。 ずれにくい。落ちてきづらい。 読書用メガネ。運転用メガネ。果ては、老眼鏡。 もう。面倒なことはいやなお年頃なのに、どんどん面倒が増えてゆく。 はあ。何と何が、どれで、どれやら。 ついつい夜更かししてしまうわたしには、目覚まし時計も最低二個は必要。 これがないと本当に起きられない。時計がうっかり電池切れをしているときにも、 2個のうち1個でも生きていれば、私も生き返れるのだ。 ●●ヘッドボードのサイド収納内寸●● ○上段 約幅4〜8cm×18.5cm×奥行き27cm ○下段 約幅8cm×34.5cm×奥行き27cm ヘッドボードのサイドに置いている、お氣に入りの本。 雑誌。美しい写真をただ眺めるだけの、ゆったりした時間には、 日本語より外国語の方が向いているかもしれない。 文字の意味が分からない方が、ホッとすることもある。 世界遺産のの写真集。美しい世界にうもれる。 そして夢に溶けてゆく。学生時代に読んだ文庫本をもう一度読み直す。 若い頃とは違った新しい感動が、そこにある。知らなかった世界に飛び込む快感。 遠くへ旅行へ行かなくても味わえるトランス。 ついでに、防災用に小型のLED懐中電灯。ティッシュ。ラジオ。 探しても案外、見つからないタイプのヘッドボードの棚。ふむ。イカしてる。 ○あえて低い、という存在感。 もともと、ベッドという家具は、部屋の大部分を占めるという運命を持つ家具なのである。 もともと、家具にちょっとうるさい私の部屋には、割と個性的な棚やクローゼット、 チェスト、ダイニングテーブルなどが多く存在する。 そこへ、普通に高さのあるベッドではあまりにも存在感がありすぎる。 部屋の雰囲気を損なわない感覚。それが良い。すごく良い。 だから私は、ローベッドを選ぶ。 二台を並べたら、絵になるステージベッド。 ○両サイドのステージ部分を、余すことなくきれいに収まる。美しいデザイン。 マットレスを乗せた時の高さは、約13cm。高さのあるベッドではしゃぐと、 怪我が心配であるが、これなら、やんちゃざかりの子供も、安心して一緒に使える。 ○ウレタン塗装。艶っぽい。色気を感じる。 傷や汚れに強い。だから、美しさも持続。美しさの秘訣は、と聞かれたら、サッと掃除すれば良い、と答えるだろう。 ガムテープを貼って、剥がすと。 一般的なプリント化粧板だと表面紙が剥がれて、きたなくなってしまう。 うちの人たちは、ヘッドボードにガムテープで、カレンダーやら、 メモ書きやらを貼って止めておく習慣があるから。 はがす時に、きたなくなるんだよなあ。 それがどうしても嫌で、ベッドを買うのを躊躇していた。 このベッドは、化粧板とウレタン塗装という丁寧さ。 これなら、剥がれにくい。美しいまま。やった! だからと言って、ガムテープでカレンダーやポスターを貼って、 バリバリッとはがして遊ぶのはやめてよね。ずっとずっと大切に、 永く使っていたいんだから。 ○背面化粧板仕上げ。 ヘッドボードの裏側は、あんまり人様にお見せするものではないのだけど。 模様替えのついでに、ベッドのレイアウトを、たまには変えて。 だって、背中も美しいから、あえて見せておきたい。その感覚、ちょっとセクシー。 ○すのこタイプのベッド。 すのこは、日本の温故知新。昔の人は偉かった。日本の、この湿度の中で、 いかに快適に過ごすかに苦心していたんだ。そして多分、とてもそれを楽しんでいた。 いや、正確に言うと、工夫を凝らすことが喜びだったかもしれない。 板状の寝床が暑くてなんとかならんかなあ、カビも生えていやだなあ、と 頭をひねった人がいてね。長らく考えた結果、ついに新しく発見してね、すのこって名前をつけてね。 これ、寝てても蒸れないし、す〜っと風が通って氣持ちがいいんだ。 しかも、布団が吸い込んでしまった身体からの湿気やなんかも、わりとすぐ、 スッキリしてしまうんだ。へ〜すごいな。うちでもやってみよう。 そんな会話を交わしたかもしれない。そうやってあっという間に多くの人に伝わって、 すのこは日本中を席捲していったんだ。 今の世の中でも、湿気は相変わらずで、湿気が大好きなカビが、 モリモリ元氣なのは変わらない。寝ている間にコップ一杯にもなる汗をかくのも変わらない。 どうにかならんかなあ、と考えた現代の人々に浮かんだ考えが、やっぱり、すのこだった。 すのこは日本人のDNAに、生活の中に、密着して存在し続けている。ああ、ご先祖様、ありがとう。 ○組み立ては簡単。 ヘッドボードは、出来上がった状態で家に届いた。サイドボード。フットボード。 すのこを載せたら完成。なんだ、簡単。15分くらいでできちゃった。 シングル 約幅103cm×長さ211cm×高さ66cm セミダブル 約幅125cm×長さ211cm×高さ66cm ダブル 約幅145cm×長さ211cm×高さ66cm 材質は、プリント化粧板(ウレタン塗装仕上げ)です。 1500W二口コンセント付きです。 カラーは、ウォルナットブラウンです。 生産国は、中国です。 お客様ご自身での組み立て品でございます。組み立てにかかる時間は、約15分です。 組み立て作業は、大人二人以上で行ってください。くれぐれも安全にご留意下さいませ。