和の空間で家族団らん 畳タイプの収納付きファミリーベッドの魅力


どこか懐かしく、心安らぐ「畳」の香り。
洋室が中心の現代の住まいでは、畳の間に触れる機会が減ってしまいました。
「あのゴロンと寝転がれる心地よさを、寝室に取り入れたい」そう考えたことはありませんか?
こんにちは、ベッド通販「眠り姫」店主の佐藤です。
今回は、そんな願いを叶える「畳タイプの収納付きファミリーベッド」の魅力をご紹介します。
ただの和風ベッドではない、収納力と機能性を兼ね備えた、現代の暮らしにフィットする新しい「和」の形。
その奥深い世界へご案内します。

和の空間で家族団らん 畳タイプの収納付きファミリーベッドの魅力

和の空間で家族団らん 畳タイプの収納付きファミリーベッドの魅力 目次

なぜ今、畳ベッドが人気なの?その理由に迫ります
  洋室に「和」の癒やしを取り入れる、新しい暮らしのスタイル
  「ベッドの安定感」と「布団の寝心地」のいいとこ取り
畳の下は一面の収納スペース!驚きの収納力
  大型物の収納に最適!隠す収納の決定版
  引き出しタイプとの違いと、レイアウトの自由度
い草の香りでリラックス 畳がもたらす睡眠への良い効果
  科学的にも証明された、い草のアロマ効果
  空気を浄化し、湿度を調整する天然のエアコン機能
小さなお子様にも安心 畳の程よい硬さと高さ
  転んでも安心な、程よい硬さと弾力性
  上り下りしやすい、安心のロータイプ設計
畳のお手入れ方法と長持ちのコツ
  日常のお手入れは「乾拭き」と「換気」が基本
  もしもの時の、シミ・カビ対策
まとめ:小上がりのような特別な空間を寝室に
  寝室が、家族みんなの「くつろぎの間」に変わる
  現代の暮らしにフィットする、新しい「和」の形

なぜ今、畳ベッドが人気なの?その理由に迫ります

こんにちは!ベッド通販「眠り姫」店主の佐藤です。
フローリングの洋室が当たり前になった現代の住まいで、今、静かなブームを呼んでいるのが「畳ベッド」です。
「畳は和室だけのもの」という考えは、もう古いのかもしれません。
ベッドでありながら、畳の持つ独特の心地よさや機能性、そしてどこか懐かしい安心感を与えてくれる畳ベッド。
特にご家族で使えるファミリーサイズのものは、世代を問わず多くのお客様から支持されています。
では、なぜ今、畳ベッドがこれほどまでに人気なのでしょうか?
その理由は、単なるノスタルジーだけではありません。
現代のライフスタイルが求める「癒やし」と「合理性」に、畳ベッドが見事にマッチしているからなのです。

洋室に「和」の癒やしを取り入れる、新しい暮らしのスタイル

畳ベッドが人気の理由の一つに、洋室中心の住空間に、手軽に「和」の要素を取り入れられる点が挙げられます。
本格的な和室を一から作るのは大変ですが、畳ベッドを置くだけで、その一角がまるで和の空間のように生まれ変わります。
い草の爽やかな香り、素足に心地よい感触、そして落ち着いた見た目。
これらが、無機質になりがちな洋室に、温かみと癒やし、そして「静」の雰囲気をもたらしてくれます。
最近では、シンプルな北欧デザインと日本の伝統美を融合させた「ジャパンディ(Japan-di)」というインテリアスタイルも世界的に注目されていますが、畳ベッドはこのスタイルとも相性抜群です。
天然木を使ったシンプルなフレームの畳ベッドは、まさにジャパンディスタイルの主役となり得る存在。
ベッドとしてだけでなく、日中は腰掛けて読書をしたり、お子様の遊び場になったりと、多目的に使える「小上がり」のようなスペースとしても活用できます。
現代のインテリアトレンドにマッチし、手軽に癒やしの空間を創出できる点が、畳ベッドが選ばれる大きな理由となっています。

「ベッドの安定感」と「布団の寝心地」のいいとこ取り

寝心地の好みは人それぞれですが、「柔らかすぎるスプリングマットレスは苦手」「でも、床に直接布団を敷くと体が痛くなる」というお悩みを持つ方は意外と多いものです。
畳ベッドは、そんなお悩みを解決する、まさに「いいとこ取り」の寝具と言えます。
畳の表面は、適度な硬さと弾力性を持ち合わせています。
マットレスのように体が沈み込みすぎず、かといってフローリングのように硬すぎることもない、絶妙な寝心地です。
しっかりと体を支えてくれる安定感がありながら、どこか布団で寝ているような安心感もある。
この独特の感覚が、多くの方に支持されています。
衛生面でもメリットがあります。
床に直接布団を敷くと、どうしてもホコリを吸い込みやすくなりますが、ベッドであれば床面から高さがあるため、ホコリやハウスダストの影響を受けにくくなります。
毎日の布団の上げ下ろしも不要なので、家事の負担も軽減されます。
ベッドの利便性と、慣れ親しんだ布団の寝心地。
この二つを両立できる点が、畳ベッドならではの大きな魅力なのです。

畳の下は一面の収納スペース!驚きの収納力

畳ベッドの魅力は、その寝心地や雰囲気だけではありません。
実は、畳の下には広大な収納スペースが隠されています。
デッドスペースになりがちなベッド下を有効活用し、お部屋をスッキリと片付けることができる、驚きの収納力について詳しく見ていきましょう。

大型物の収納に最適!隠す収納の決定版

収納付き畳ベッドの多くは、床板である畳パネルを持ち上げると、その下がまるごと収納庫になる「畳下収納タイプ」です。
跳ね上げ式ベッドと同様の構造で、内部に仕切りがない一つの大きな空間になっているのが特徴です。
この広大なスペースは、普段使わない大型物の収納に絶大な威力を発揮します。
お客様用の布団一式、オフシーズンの羽毛布団や毛布、扇風機やヒーターといった季節家電、そして海外旅行用のスーツケースやゴルフバッグなど。
これら、大きくて置き場所に困る「かさばる物」たちを、まとめてスッキリと隠すことができます。
まるで寝室に、もう一つ押し入れができたかのような感覚です。
物が外から見えない「隠す収納」は、生活感を消し、お部屋全体を整然とした美しい空間に見せてくれます。
特にファミリーベッドサイズになると、その収納力は圧巻の一言。
増え続ける家族の荷物も、この畳下収納があれば、もう置き場所に悩むことはありません。

引き出しタイプとの違いと、レイアウトの自由度

収納付きベッドには、引き出しタイプもありますが、畳下収納タイプには、引き出しにはない大きなメリットがあります。
それは「レイアウトの自由度が高い」ということです。
引き出しタイプのベッドは、引き出しを開閉するためのスペースをベッドの横に確保する必要があります。
壁にぴったりとベッドを寄せてしまうと、その側の引き出しは使えなくなってしまいます。
畳下収納タイプは、畳を上に持ち上げて開閉するため、ベッドの左右にスペースは不要です。
ベッドを部屋の角に寄せたり、両側を壁につけたりと、お部屋の形に合わせた自由なレイアウトが可能になります。
6畳や8畳といった限られた広さの寝室では、非常に大きなメリットとなります。
収納スペースに仕切りがないため、引き出しには入らないような変形したものや、長さのあるラグなども、そのまま収納することができます。
日常的に使う細々した物の出し入れは引き出しタイプの方が手軽ですが、「大きくてたまにしか使わない物」をしまうなら、畳下収納タイプの方が圧倒的に便利で合理的と言えるでしょう。

い草の香りでリラックス 畳がもたらす睡眠への良い効果

畳ベッドの最大の魅力と言っても過言ではないのが、天然い草が持つ、心と体への素晴らしい効果です。
ただ懐かしいだけでなく、科学的にもその効果が認められている畳の力。
ここでは、畳がもたらす質の高い睡眠へのアプローチをご紹介します。

科学的にも証明された、い草のアロマ効果

畳の部屋に入ると、フワッと香る独特の青々しい香り。
この香りの主成分は「フィトンチッド」という物質で、樹木などが発散する香りと同じ成分です。
私たちが森林浴をするとリラックスできるように、い草の香りにも高いアロマテラピー効果があることが分かっています。
この香りには、鎮静作用があり、心を落ち着かせ、精神的なストレスを和らげてくれる効果が期待できます。
一日の終わりに、い草の香りに包まれながらベッドに入れば、日中の緊張や興奮が自然とほぐれ、心身ともにリラックスした状態で眠りにつくことができます。
眠りが浅い方や、なかなか寝付けないという方にとって、この自然の香りは、心地よい眠りへの案内役となってくれるでしょう。
この香りは、お子様の集中力を高める効果もあると言われています。
畳ベッドの上で本を読んだり、勉強したりするのも良いかもしれませんね。

空気を浄化し、湿度を調整する天然のエアコン機能

い草の内部は、スポンジのような多孔質構造になっています。
この無数の孔(あな)が、まるで呼吸をするように、室内の空気を浄化してくれる働きを持っています。
シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドや、生活臭の原因となる二酸化窒素といった有害物質を吸着し、空気をきれいにしてくれるのです。
この構造は「湿度調整機能」も持っています。
湿気が多い時には水分を吸収し、空気が乾燥している時には内部に蓄えた水分を放出することで、室内の湿度を快適な状態に保ってくれます。
まさに「天然のエアコン」や「天然の空気清浄機」とも言える機能です。
睡眠中は汗をかくため、ベッド周りの湿度は高くなりがちです。
畳ベッドは、この湿気をコントロールし、ジメジメ感やベタつきを抑えてくれるため、一年を通してサラリとした快適な寝心地を保つことができます。

小さなお子様にも安心 畳の程よい硬さと高さ

家族みんなで使うファミリーベッドだからこそ、小さなお子様にとっての「安全性」は非常に重要なポイントです。
その点でも、畳ベッドは子育て世代のご家庭に自信を持っておすすめできる、多くのメリットを備えています。

転んでも安心な、程よい硬さと弾力性

畳の表面は、硬すぎず、柔らかすぎない、絶妙な弾力性を持っています。
まだ骨格が発達途中であるお子様の体を、沈み込ませすぎることなく、しっかりと支えてくれる理想的な硬さです。
ベッドの上は、お子様にとって格好の遊び場。
元気いっぱいに飛び跳ねたり、遊んだりする中で、誤って転んでしまうこともあるでしょう。
そんな時でも、畳であればフローリングの床に比べて衝撃を吸収してくれるため、怪我のリスクを軽減できます。
スプリングの効いた柔らかいマットレスの上で飛び跳ねるよりも、安定感のある畳の上で遊ぶ方が、足腰への負担も少ないと言われています。
睡眠時だけでなく、日中の遊び場としても、畳ベッドはお子様に優しい空間を提供してくれるのです。

上り下りしやすい、安心のロータイプ設計

畳ベッドの多くは、一般的なマットレスベッドに比べて、床面までの高さが低い「ロータイプ」に設計されています。
小さなお子様にとって、ベッドへの上り下りがしやすいという大きなメリットに繋がります。
自分でベッドに上がったり下りたりできることは、お子様の自立心を育む上でも大切です。
万が一ベッドから寝返りなどで転落してしまった場合でも、高さが低い分、衝撃が少なく、大きな怪我に繋がるリスクを低減できます。
高さのあるベッドだと、常に転落の心配がつきまといますが、ロータイプの畳ベッドなら、親も安心して眠ることができます。
お子様の安全を第一に考えるご家庭にとって、この「低さ」は、何物にも代えがたい安心材料となるでしょう。

畳のお手入れ方法と長持ちのコツ

「畳は、お手入れが大変そう…」そんなイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
ポイントさえ押さえれば、畳のお手入れは決して難しくありません。
大切な畳ベッドを、美しく、長く使い続けるためのコツをご紹介します。

日常のお手入れは「乾拭き」と「換気」が基本

畳の日常的なお手入れは、とてもシンプルです。
基本は「掃除機」と「乾拭き」。
畳の目に沿って、ゆっくりと掃除機をかけ、ホコリやゴミを取り除きます。
その後、乾いた雑巾やタオルで、同じく畳の目に沿って優しく拭きます。
この時、水拭きはなるべく避けるのがポイント。
水分は畳を傷め、カビの原因になることがあります。
そして、もう一つ重要なのが「換気」です。
い草は湿気を吸いやすい性質があるため、お部屋に湿気がこもらないよう、天気の良い日には窓を開けて、こまめに換気する習慣をつけましょう。
収納付きの畳ベッドの場合は、定期的に畳パネルを持ち上げて、収納庫の内部にも風を通すことをお忘れなく。
この「掃除機+乾拭き」と「換気」を心がけるだけで、畳はきれいな状態を保つことができます。

もしもの時の、シミ・カビ対策

万が一、畳に飲み物などをこぼしてしまった場合は、慌てずにすぐ対処することが大切です。
乾いた布やティッシュで、こすらずに、たたくようにして水分を吸い取ります。
その後、塩や小麦粉、ベビーパウダーなどを振りかけて、さらに水分を吸着させ、掃除機で吸い取ると、シミが残りにくくなります。
醤油やコーヒーなどの色の濃い液体は、水で薄めた中性洗剤を布に含ませ、固く絞ってからたたくように拭き、その後、水拭きと乾拭きで洗剤をしっかりと拭き取ります。
もし、湿気が原因で表面にうっすらとカビが生えてしまった場合は、消毒用エタノールを布に吹き付けて、優しく拭き取るのが効果的です。
カビを広げないように、一方向に拭くのがコツです。
日頃の換気を心がけることが一番の予防策ですが、もしもの時の対処法を知っておけば、より安心して畳ベッドを使うことができますね。

まとめ:小上がりのような特別な空間を寝室に

これまで見てきたように、畳タイプの収納付きファミリーベッドは、単なる「和風のベッド」という言葉だけでは語り尽くせない、多くの魅力を持っています。
その価値を改めてお伝えします。

寝室が、家族みんなの「くつろぎの間」に変わる

畳ベッドを置いた寝室は、ただ眠るためだけの場所ではなくなります。
日中は、お子様が安全に遊べるプレイルームに。
夜は、い草の香りに包まれながら、親子で絵本を読んだり、語らったりする団らんの間に。
そして、時には、夫婦二人でお茶を飲みながら、ホッと一息つくための癒やしの空間に。
畳ベッドは、まるでリビングの一角にある「小上がり」のように、家族みんなが自然と集まり、思い思いの時間を過ごせる、特別な場所を生み出してくれます。
ベッドという一つの家具が、家族のコミュニケーションを育み、日常をより豊かなものへと変えてくれるのです。

現代の暮らしにフィットする、新しい「和」の形

畳ベッドは、古い日本の伝統をそのまま持ってきたものではありません。
フローリングの洋室に合うモダンなデザイン、ベッド下のデッドスペースを活用した大容量の収納力、そして現代のライフスタイルに合わせたメンテナンスのしやすさ。
これらはすべて、現代の暮らしをより快適にするために進化した「新しい和の形」です。
日本の伝統が持つ「癒やし」や「機能性」という素晴らしいエッセンスはそのままに、現代の住宅事情やニーズに合わせて最適化されているのです。
私たち「眠り姫」は、この素晴らしい畳ベッドの魅力を、より多くの方に知っていただきたいと願っています。
あなたも、この新しい「和」のスタイルを、寝室から取り入れてみませんか?

和の空間で家族団らん 畳タイプの収納付きファミリーベッドの魅力   

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