ベッドの大きさは何センチ?検討に必要なのはマットレスサイズ!?
ベッドの大きさって、どの程度でしょうか?
購入前では、なかなか想像ができませんよね。
シングルとか、ダブルとか。セミダブルってどういうこと?と疑問も出で来ると思います。
順番に疑問に答えていきたいと思います。
1.ベッドの大きさとは、どこの部分の大きさでしょうか?
ベッドの大きさを測るときには、どの部分を測るのでしょうか?
ベッドと言っても、色々な部分があります。
幅、長さ、高さ。枕元に棚もあったりします。
・ベッドの大きさは、フレームの大きさ
一般的に、ベッドの大きさはフレームの大きさの事を指します。
ベッドと言えば、フレームですね。
フレームサイズがベッドサイズとなります。
ベッドサイズは、横幅の事を指すのが一般的です。
シングルとか、ダブルとかも横幅を意味しています。
・フレームには長い短いもある
フレームの大きさは横幅について呼称するのが一般的ですが、フレームにも縦の長さがあります。
縦の長さが長いフレーム、短いフレームもあります。
長いのはロングタイプ、ロング丈などと呼び、短いフレームは、ショート丈などと呼称します。
2.シングル、セミダブル、ダブルの大きさは?
シングルやダブルと呼び名がありますが、その他にはどのような呼び方があるのでしょうか?
・一般的な呼び名として
ベッドサイズの一般的な呼び名は、
シングル、セミダブル、ダブルとありますが、シングルより小さなサイズは、セミシングル。
ダブルより大きなサイズは、クイーン、キングと呼びます。
更に大きなサイズのベッドもあり、ワイドキングと呼ばれています。
ワイドキングには複数のサイズがあるので、ワイドk200などのように数字を含めて呼び名にしています。
・各サイズの大きさについて
フレームの形によってはサイズは大きく異なります。
各サイズの具体例は、メーカーやブランドによって若干違います。
では、具体的にはどの程度の大きさでしょうか?
セミシングル 90cm。
シングル 100cm。
セミダブル 120cm。
ダブル 140cm。
クイーン 160cm。
キング 180cm。
ワイドk200 200cm。
ワイドk220 220cm。
ワイドk240 240cm。
ワイドk260 260cm。
ワイドk280 280cm。
ワイドk300 300cm。
3.マットレスの大きさが重要って、どういう事?
フレームの幅は、何となく理解していただけたかと思います。
でも、重要なのはフレームの幅ではなく、マットレスの幅なのです。
フレームの大きさとマットレスの大きさは違うのかどうか?
ちょっと疑問が出てきます。
答えとしては、ほぼ同じです。
フレームの形によっては、フレーム横幅が大きくなっている場合があります。
ステージタイプと呼ばれる形です。
・検討時に必要なのはマットレスの大きさ
ベッドを検討する時には、マットレスの大きさが重要です。
フレームではなく、マットレスが大切な理由は、体に触れる部分だからです。
極端な例を出すと、ダブルベッドの上にシングルサイズのマットレスを載せて使うこともできます。
この時必要なのは、マットレスのサイズです。
4.マットレスサイズは何センチ?
・マットレスの各サイズの大きさは
では、マットレスのサイズは具体的に何センチなのでしょうか?
これこそが一番大切なサイズになります。
上記のフレームサイズと同じサイズになるのですが、大切なので再度掲載します。
セミシングル 90cm。
シングル 100cm。
セミダブル 120cm。
ダブル 140cm。
クイーン 160cm。
キング 180cm。
ワイドk200 200cm。
ワイドk220 220cm。
ワイドk240 240cm。
ワイドk260 260cm。
ワイドk280 280cm。
ワイドk300 300cm。
5.部屋に入るか?梱包サイズも大切。
ベッドサイズでも違う視点のサイズがあります。
それが梱包サイズです。
・梱包サイズとはどういう事?
梱包サイズとは何のことでしょうか?
文字通り、梱包されている状態でのサイズの事です。
通販でベッドを注文すると、自分で組み立てる場合と、組み立て業者が来る場合と、完成品が届く場合の3種類があります。
完成品の場合、梱包サイズはとても大きいです。
注文時に注意してください。
・自分で組み立てるなら梱包サイズは小さい
自分で組み立てる場合や組み立て業者が組み立てる場合には、梱包サイズは、だいぶ小さいとは思います。
フレームは組み立てるので小さい梱包ですが、マットレスはそうはいきません。
マットレスの大きさが最大の大きさとなる場合がほとんどです。
・搬入できるかどうか
梱包サイズを確認する最大の目的は、部屋に搬入できるかどうかを確認する為です。
注文したのに部屋に入らない。なんてことにならないためにも、必ず確認してください。
確認方法は、以下のページです。
店主の解説
使う人数と快適さで決める。あなたに最適なマットレス幅の選び方
ベッドの大きさを考える上で、最も基本となるのが「マットレスの幅」です。この幅が、あなたの眠りの快適さを直接左右します。「何人で眠るか」を基本に、ご自身が求める「眠りの質」に合わせて、最適な幅を選んでいきましょう。
■一人で使う場合:シングル、セミダブル、セミシングルの選択
- シングル(幅 約100cm):一人用の「標準サイズ」です。成人男性が寝返りを打っても十分な広さがあり、ほとんどの方にとって快適な睡眠を約束します。ワンルームなど、スペースが限られるお部屋でもバランス良く収まる、最も人気の高いサイズです。
- セミダブル(幅 約120cm):一人で使うには、非常に贅沢でゆったりとしたサイズです。このプラス20cmの余裕が、まるで高級ホテルのベッドのような、ワンランク上の開放感をもたらします。寝相が大きい方、体格の良い方、あるいは、眠りの質にとことんこだわりたい、という方に、私どもが最もおすすめしたい「贅沢な一人用」サイズです。
- セミシングル(幅 約80〜90cm):省スペースを最優先したい場合や、お子様用のベッドとして最適なコンパクトサイズです。小柄な女性にも人気があります。
■二人で使う場合:ダブル、クイーン、キングの選択
- ダブル(幅 約140cm):二人用の「最小サイズ」です。名前に「ダブル」と付きますが、一人当たりのスペースは約70cm。これは、シングルの100cmよりかなり狭くなります。常に寄り添って眠りたい、比較的華奢な体格のお二人であれば問題ありませんが、ゆとりを求めるなら少し手狭に感じるかもしれません。
- クイーン(幅 約160cm):二人で快適に眠るための、私たちが推奨する「標準サイズ」です。一人当たりのスペースが80cmとなり、お互いの眠りを妨げることなく、適度なパーソナルスペースを確保できます。寝室の広さに8畳以上の余裕があるなら、ぜひクイーンサイズをご検討ください。満足度が格段に変わります。
- キング(幅 約180cm〜):お互いの存在を気にすることなく、それぞれが最高の眠りを追求できる「究極のサイズ」です。小さなお子様と一緒に、家族みんなで「川の字」で眠ることも可能です。
「最低限眠れるサイズ」ではなく「心からリラックスできるサイズ」はどれか、という視点で選ぶことが、後悔しないベッド選びの秘訣です。
【最重要】マットレスサイズと「ベッドフレームの外寸」は違う!失敗しないための採寸術
ベッドのサイズ選びで、お客様が陥ってしまう最も典型的な、そして最も悲しい失敗。それは「シングルサイズと書いてあったから大丈夫だと思ったのに、部屋に置いてみたら壁とクローゼットの間に収まらなかった…」という、「フレーム外寸(がいすん)」の見落としです。ベッドのサイズを考える時、実は「マットレスのサイズ」と「ベッドフレーム全体のサイズ」という、二つの異なる寸法が存在することを、必ず覚えておいてください。
■「マットレスサイズ」とは?
これは、JIS規格などで定められた、私たちが実際に眠る面の大きさです。例えば「シングル」なら、通常は「幅100cm × 長さ195cm」となります。商品名やカテゴリで使われる「シングル」「ダブル」といった呼称は、基本的にこのマットレスサイズを指しています。
■「フレーム外寸」とは?
これは、ヘッドボードやフットボード、サイドフレームなど、ベッドフレームの全てを含んだ、そのベッドが実際に占有するスペースの大きさです。そして、このフレーム外寸は、デザインによって商品ごとに大きく異なります。
- シンプルなヘッドレスタイプ:マットレスのサイズに、フレームの厚みである数センチがプラスされるだけなので、外寸は比較的小さくなります。
- 宮棚付き、ステージタイプ:枕元に棚や照明が付いていたり、マットレスの周りにステージ(舞台)のような広い縁があったりするデザイン性の高いベッドは、マットレスのサイズよりも、縦横それぞれ20cm以上も大きくなることも珍しくありません。
■失敗しないための、店主が教える「採寸の鉄則」
- まず、お部屋に置ける「最大サイズ」を測る:メジャーを用意し、寝室のベッドを置きたい場所の幅と長さを正確に測ります。これが、あなたが購入できるベッドフレーム外寸の上限値です。
- 次に、置きたい「マットレスサイズ」を決める:前の項目を参考に、シングルか、セミダブルか、ご自身の希望の寝心地を決めます。
- 最後に、商品の「フレーム外寸」を必ず確認する:気になる商品を見つけたら、商品詳細ページに必ず記載されている「外寸」または「本体サイズ」という項目の数値を確認します。その数値が、ステップ1で測ったお部屋の最大サイズに収まっているかを確認できれば、設置に関する失敗は絶対にありません。
「シングル」という言葉のイメージだけに頼らず、必ず具体的な「数値」で判断する。それが、大きな家具であるベッド選びを成功に導く、最も確実な方法なのです。
長さと「厚み」も忘れないで。快適性を高める、もう2つのサイズ基準
ベッドのサイズと言えば、多くの方は「幅」のことだけを考えがちです。しかし、真に快適で、あなたの暮らしに合ったベッドを見つけるためには、あと二つ、プロが必ず注目するサイズ基準があります。それが、ベッドの「長さ」と、マットレスの「厚み」です。
■基準1:あなたの身長に合った「長さ」を選んでいますか?
一般的なベッドのマットレスの長さは、約195cmです。これは、ほとんどの方にとって十分な長さですが、中には、このサイズが合わない方もいらっしゃいます。
- ショート丈(長さ 約180cm):身長160cmくらいまでの小柄な方や、お子様におすすめのコンパクトなサイズです。ご自身の体にフィットするだけでなく、お部屋のスペースを15cmも節約できるため、ワンルームや子供部屋に最適です。
- ロング丈(長さ 約207cm〜):身長180cm以上の長身の方に、私たちが心からおすすめしたいサイズです。一般的なベッドでは足がはみ出てしまう方も、ロング丈なら手足を思い切り伸ばして、心からリラックスして眠ることができます。
■基準2:寝心地と見た目を左右する、マットレスの「厚み」
これは、多くの方が見落としがちな、しかし非常に重要なサイズです。マットレスの厚みは、寝心地、ベッド全体の高さ(使いやすさ)、そして見た目のバランスを大きく左右します。
- 寝心地への影響:薄すぎるマットレス(10cm以下など)は、体の重みを支えきれず、床板の硬さを感じる「底付き感」の原因になります。快適な寝心地のためには、ある程度の厚みが必要です。
- 使いやすさへの影響:ベッド全体の高さは「フレームの床板高+マットレスの厚み」で決まります。一般的に、腰掛けた時に膝が直角に曲がる40cm〜50cmが、最も立ち座りしやすい高さと言われています。
- 見た目への影響:例えば、お部屋を広く見せるための「ローベッド」に、分厚すぎるマットレスを乗せると、せっかくの低さが失われ、デザインの魅力が半減してしまいます。フレームのデザインに合わせて、最適な厚みのマットレスを選ぶことが重要です。
一般的に、寝心地とデザインのバランスが良いのは、厚さ15cm〜25cm程度の標準的なマットレスです。
「幅」だけでなく、「長さ」と「厚み」という、三次元の視点でサイズを考えること。それが、あなたの体と、あなたの暮らしに、本当にぴったりの一台を見つけるための、専門家ならではの秘訣です。
店主のつぶやき
・ベッドフレーム
・ベッドサイズ
・ベッド
・ベッドサイズについて
・ローベッド
・フロアベッド
・すのこベッド
・チェストベッド
・跳ね上げ式ベッド
・大容量収納ベッド
・収納ベッド
・布団が使えるベッド
・レザーベッド
・畳ベッド
・シングルベッド
・セミダブルベッド
・ダブルベッド
・クイーンサイズベッド
・キングサイズベッド
・連結ベッド
・ファミリーベッド
・ショートベッド、短いベッド
・キングサイズより大きいベッド
・子供ベッド
・キングサイズベッドの大きさ、幅とは?選び方や搬入時の注意点を解説
・ダブルベッドの大きさ、サイズ感について
・ダブルベッドのマットレスのサイズを比較
・ダブルベッドの寸法は何センチ?サイズや幅の違いを解説
・キングサイズベッドの寸法とサイズの基礎知識
・ダブルベッドとマットレスサイズの基礎知識|部屋にぴったりのベッドを選ぶ方法
・クイーンサイズベッドとマットレス 最適な組み合わせと選び方