こんにちは。
ベッド通販「眠り姫」店主の佐藤です。
お子様が小さいうちだけのかけがえのない時間、家族みんなで川の字になって眠る幸せ。
その一方で「子供の寝相で夜中に何度も起きてしまう」「パパだけベッドの隅で窮屈そう」といった、パパママの睡眠不足のお悩みも尽きません。
そんなご家族の悩みをすべて解決し、全員の快適な眠りを実現するのが「連結キングサイズすのこベッド」です。
この記事では、ベッド販売歴17年以上の私が、なぜこのベッドがファミリーに最適なのか、その驚きの将来性から、気になる隙間やきしみ音の対策まで、徹底的に解説します。
なぜファミリーに連結タイプのすのこベッドが人気か
「ファミリーベッド」とも呼ばれる連結ベッドは、今や子育て世代のスタンダードとなりつつあります。
広さ、衛生面、安全性、そして利便性。
その全てが、家族の暮らしに完璧にフィットするよう、考え抜かれているからです。
家族全員の安眠を守る圧倒的な広さ
連結ベッドがファミリーに選ばれる最大の理由、それは何と言ってもその「圧倒的な広さ」です。
キングサイズ(幅約180cm)は、大人二人の間に子供が一人入って「川の字」で眠っても、全員が手足を伸ばせるゆとりの広さ。
子供のダイナミックな寝相で夜中に起こされたり、誰かがベッドの端に追いやられて窮屈な思いをしたり、といった睡眠不足の原因を根本から解消します。
パパもママも、そしてお子様も、それぞれが十分なパーソナルスペースを確保できるため、全員が朝までぐっすりと眠ることができるのです。
連結ベッドの素晴らしい点は、キングサイズ以上に、もっと広くできることです。
シングルベッド(幅100cm)を2台連結すれば、幅200cmの「ワイドキング200」に。
これなら、お子様が二人に増えて、家族4人で眠ることも可能です。
この広さがもたらす精神的な余裕は、計り知れません。
家族が触れ合う温かさはそのままに、お互いの眠りを妨げない。
この絶妙な距離感が、家族全員の健康と、日中の笑顔を守るための土台となるのです。
湿気とカビから家族を守るすのこ仕様の安心感
お子様は、大人以上に汗をかきます。
家族みんなで眠るベッドの上は、想像以上に湿気がこもりやすい環境です。
この湿気を放置すれば、アレルギーの原因となるカビやダニの温床になりかねません。
だからこそ、ファミリーベッドの床板は「すのこ仕様」であることが、絶対条件だと私たちは考えています。
すのこは、マットレスの下に無数の空気の通り道を作り、寝汗による湿気を効率的に逃がしてくれます。
マットレスを常に乾燥に近い状態に保ち、カビの発生を強力に抑制します。
まだ抵抗力の弱い小さなお子様の健康を守る上で、この衛生面の配慮は非常に重要です。
多くの国産連結すのこベッドは、シックハウス症候群の原因となる化学物質の放散量が極めて少ない、安全基準最高ランクの「F☆☆☆☆(フォースター)」認定の部材で作られています。
広さだけでなく、目に見えない部分の安全性にまでこだわる。
それが、家族の健康を第一に考えるパパママから、連結「すのこ」ベッドが選ばれ続ける理由なのです。
安全性が高く子供が小さくても安心なロースタイル
連結タイプのファミリーベッドには、ベッド全体の高さを低く抑えた「ロースタイル」や「フロアタイプ」のデザインが非常に多くラインナップされています。
これも、ファミリーに人気が高い大きな理由の一つです。
高さが低いベッドは、万が一、お子様がベッドから落ちてしまった場合でも、その衝撃を最小限に抑えることができ、大きな怪我に繋がるリスクを大幅に低減できます。
寝返りを始めたばかりの赤ちゃんや、ベッドの上で活発に動き回る幼児期のお子様がいるご家庭にとって、この「安全性」は、何物にも代えがたい安心材料です。
お子様自身が、自分の力でベッドに上り下りする際にも、高さが低いことで、安全に、そして楽に行うことができます。
高さを抑えたデザインは、キングサイズ以上の大きなベッドを置いても、部屋に圧迫感を与えず、空間を広く見せる効果もあります。
子供の安全を守りながら、おしゃれで開放的な寝室も諦めない。
そんな願いを叶えてくれるのが、ロースタイルの連結すのこベッドなのです。
子供の成長に合わせて分割できる驚きの将来性
連結ベッドの真価は、購入した時だけでなく、5年後、10年後といった、未来の暮らしの中でこそ発揮されます。
一度の買い物で、家族の成長という長い物語に、ずっと寄り添い続けてくれる。
その驚くべき「将来性」について解説します。
連結と分割の仕組みを解説
連結ベッドは、例えばシングルベッドとセミシングルベッドといった、2台の独立したベッドフレームを、専用の「連結金具」で、内側からがっちりと固定する仕組みになっています。
この連結金具があることで、2台のベッドがずれたり、間に隙間が生まれたりするのを防ぎ、まるで1台の大きなベッドのような、安定した寝心地を実現します。
そして、この連結金具は、ドライバーなどの簡単な工具で、いつでも自由に取り外すことが可能です。
つまり、「連結」して大きな一つのベッドとして使うことも、「分割」して二つの小さなベッドとして使うことも、その時々のライフスタイルに合わせて、自由自在に形を変えることができるのです。
このシンプルな仕組みこそが、連結ベッドの持つ、最大の強みであり、長期的な価値の源泉なのです。
川の字の時期から子供部屋での一人寝まで
連結ベッドが、家族の成長と共に、どのように姿を変えていくのか、具体的なストーリーで見てみましょう。
お子様が小さい「川の字」の時期。
2台のベッドを連結し、キングサイズやワイドキングサイズとして、家族みんなで広々と眠ります。
そして、お子様が成長し、小学生になり「自分の部屋で一人で寝る」と言い始めた、その時。
連結していたベッドを分割し、そのうちの1台(例えばシングルサイズ)を、そのままお子様のベッドとして、子供部屋に設置してあげます。
お子様は、これまで慣れ親しんだベッドで、安心して一人寝の第一歩を踏み出すことができます。
新たに子供用ベッドを購入する必要はありません。
そして、残ったもう1台のベッドは、パパかママのベッドとして、そのまま主寝室で使い続けることができます。
一つのベッドが、家族の成長という物語の、それぞれのステージに寄り添い、その役割を変えながら、ずっと活躍し続けてくれるのです。
長期的に見て最も経済的なベッド選び
ライフステージの変化に合わせて、買い替えや買い足しの必要がない連結ベッドは、長期的に見ると、非常に「経済的」で、コストパフォーマンスに優れた選択です。
もし、最初にダブルベッドを購入し、子供が生まれて手狭になったからとキングサイズに買い替え、さらに子供が独立するタイミングで、子供部屋にシングルベッドを新たに購入し…となると、その都度、購入費用と、古いベッドの処分費用がかかります。
最初に連結ベッドを選んでおけば、その一度の投資で、将来にわたって、家族全員のベッドを賄うことができるのです。
目先の価格以上に、大きな価値があると言えるでしょう。
引っ越しの際にも、連結ベッドは大きなメリットを発揮します。
大きな一体型のキングサイズベッドは、搬入・搬出が非常に大変で、家のドアや廊下を通らない、というリスクもありますが、分割できる連結ベッドなら、シングルサイズ以下のパーツで運び込めるため、搬入・搬出が圧倒的に楽で、安心です。
無駄な出費を抑え、未来の変化にも柔軟に対応できる。
連結ベッドは、賢い家計運営の視点からも、最も合理的な選択なのです。
連結部分の隙間ときしみ音の対策方法
連結ベッドのメリットは分かったけれど、やはり「マットレスの間の隙間」と「連結部分のきしみ音」が心配。
そんなお客様の不安を解消するための、具体的な対策方法と、便利なアイテムをご紹介します。
隙間を完璧に埋めるすきまパッドと連結ベルト
2台のマットレスを並べた時にできる、中央の「隙間」。
この問題を解決してくれる、最強のアイテムが「すきまパッド」です。
T字の形をしたウレタン製のクッション材で、マットレスの隙間に上から押し込むことで、段差と溝を埋め、表面をフラットにしてくれます。
ベッドの真ん中に寝ても、隙間に体が落ち込む不快感がなくなり、快適な寝心地が生まれます。
マットレス同士が左右にずれて、また隙間が生まれるのを防ぐために「連結ベルト(マットレスバンド)」を併用します。
2枚のマットレスを、外周からぐるりと一周、ベルトで締め上げて、物理的に一体化させるものです。
この「すきまパッド」と「連結ベルト」の二つをセットで使うことで、機能的には、ほぼ完全に隙間の問題を解決することができます。
一枚の大きなシーツで仕上げて一体感アップ
すきまパッドと連結ベルトで機能的な問題を解決したら、最後の仕上げです。
キングサイズならキングサイズ用、ワイドキング200ならファミリーサイズ用といったように、2台のマットレスをまとめて覆うことができる「大きな一枚のボックスシーツ」を使いましょう。
見た目には完全に一台の大きなベッドとなり、分割されていることは分からなくなります。
肌に直接触れるシーツ面に継ぎ目がないため、寝心地もより自然になります。
ボックスシーツをかける前に、同じく大きな一枚の「ベッドパッド」を敷くことを強くお勧めします。
ベッドパッドの僅かな厚みが、すきまパッドによる微細な段差を、さらに緩和してくれるだけでなく、汗を吸収してマットレスを汚れから守るという、衛生面の役割も果たしてくれます。
この4点セット(すきまパッド、連結ベルト、ベッドパッド、ボックスシーツ)さえ揃えれば、連結ベッドの隙間の悩みは、完全に解消されると断言できます。
きしみ音を防ぐ頑丈な連結金具の選び方
連結ベッドの「きしみ音」は、主に「連結金具の緩み」や「フレーム自体の歪み」が原因で発生します。
これを防ぐためには、購入時に、できるだけ「頑丈な連結金具」が使われているベッドを選ぶことが重要です。
ただの細いプレートで留めるだけでなく、厚みのある、しっかりとした金属製の金具で、複数箇所をがっちりと固定するタイプのものは、安定性が高く、きしみにくい傾向があります。
フレーム自体が、精度の高い、頑丈な作りであることも、もちろん重要です。
国産の頑丈設計のベッドは、きしみ音対策にも配慮されているものが多く、安心です。
そして、どんなに頑丈なベッドでも、長年使っていれば、日々の振動でネジは少しずつ緩んできます。
半年に一度から一年に一度は、連結金具を含め、ベッド全体のネジを締め直す「増し締め」を行うことで、きしみ音の発生を予防し、静かで快適な眠りを維持することができます。
家族構成別おすすめの連結すのこベッド
具体的な家族構成に合わせて、どのサイズの連結ベッドを選べば良いのか、具体的な目安をご紹介します。
将来の家族計画も考えながら、ご自身の家族に最適な広さを見つけてください。
夫婦と子供一人の3人家族におすすめのサイズ
現在、ご夫婦とお子様一人の、3人家族で「川の字」で眠るのに、最もスタンダードで人気のあるサイズが、幅180cmの「キングサイズ」です。
幅80cmのセミシングルサイズと、幅100cmのシングルサイズを連結した組み合わせです。
一人当たりのスペースは60cmとなり、これは子供用のベッドに匹敵する広さです。
お子様が真ん中で多少動き回っても、両側のパパとママは、比較的ゆったりと眠ることができます。
お子様がまだ小さく、それほどスペースを必要としない場合は、セミシングル2台を連結した、幅160cmの「クイーンサイズ」でも対応可能ですが、長く使うことを考えると、最初からキングサイズを選んでおく方が、後々のゆとりが違ってきます。
子供二人の4人家族におすすめのワイドキングサイズ
ご夫婦と、お子様二人の、4人家族で一緒に眠る場合は、キングサイズ(幅180cm)では、少し窮屈になってきます。
そこでおすすめなのが、幅200cmの「ワイドキング200」です。
幅100cmのシングルサイズを2台連結した組み合わせです。
一人当たりのスペースは50cmと、キングサイズ3人使用時よりは狭くなりますが、それでも、ダブルベッドに3人で寝るよりは、はるかに快適です。
お子様がまだ小さい4人家族にとっては、十分な広さと言えるでしょう。
このシングル2台の組み合わせは、将来、分割した時に、2台ともが、大人でも使えるシングルベッドになる、という点で、非常に汎用性が高く、無駄がない、最も人気の組み合わせの一つです。
さらに広いスーパーキングサイズという選択肢
「とにかく広々と、ゆったりと眠りたい」「子供が3人いる」あるいは「大型犬のペットも一緒に眠る」といった、より広いスペースを求めるご家族には、さらに大きな「スーパーキングサイズ」とも呼ばれる、様々な組み合わせが存在します。
幅120cmのセミダブルを2台連結すれば、幅240cmの「ワイドキング240」になります。
これなら、家族4人でも、一人当たり60cmのスペースが確保でき、キングサイズに3人で寝るのと同じゆとりが生まれます。
ダブルベッド(幅140cm)を2台連結すれば、幅280cmという、もはや敵なしの広さを実現することも可能です。
お部屋のスペースが許す限り、家族の人数や、理想の寝心地に合わせて、ベッドの広さを自由に設計できる。
これも、組み合わせ次第で無限の可能性が広がる、連結ベッドならではの大きな魅力です。
店主のつぶやき 連結キングサイズすのこベッドの賢い使い方 家族で快適な眠り
・キングサイズベッド
・ベッドフレーム
・ベッドサイズ
・ベッド
・連結キングサイズすのこベッドの賢い使い方 家族で快適な眠り
・キングサイズすのこベッドの掃除方法 カビを防ぐ正しいお手入れ
・激安キングサイズすのこベッドの選び方 安くても後悔しないコツ
・白いキングサイズすのこベッド特集 清潔感あふれる明るい寝室
・脚付きキングサイズすのこベッド特集 お掃除ロボットも使える
・頑丈なキングサイズすのこベッドの選び方 耐荷重と構造を大解説
・おしゃれなモダンデザインのキングサイズすのこベッド おすすめ5選