クイーンサイズとキングサイズの違いと選び方 ベッドの種類


キングとクイーンのベッドは、どんな違いがあるのでしょうか。
両方共に大型ベッドと言うのは何となくわかりますが、どちらが大きいのでしょうか?
クイーン、キングの特徴やメリット、部屋のサイズに対してのベッドの選び方について解説します。
ベッドには、シングル、セミダブル、ダブルもありますが、そのサイズとの違いも指摘します。
ベッドを販売し続け17年以上となる店主が解説します。



シングルからダブルまでのベッドサイズ

ベッドには、シングル、セミダブル、ダブル、クイーン、キングなど、様々なサイズがあります。
シングルは一人用のサイズで、一番小さいベッドです。
セミダブルは、シングルよりも幅が広く、一人用の寝心地よりも少し広い寝心地が欲しい人に人気です。
ダブルは、二人で寝るのにちょうど良いサイズで、カップル向けのベッドとしてよく選ばれます。

そして、クイーンサイズとキングサイズは、大人数で一緒に寝るのに最適なベッドサイズです。
クイーンサイズは、日本で一般的なベッドサイズで、広々とした寝心地が魅力です。
クイーンサイズのベッドは、カップルや家族が一緒に寝るのに十分な広さがあります。
また、キングサイズは、クイーンサイズよりも更に広く、大人数で寝るのに最適なサイズです。
キングサイズのベッドは、大きな寝室や広い家族向けのベッドルームに最適で、快適な寝心地を追求する人におすすめです。

ベッドのサイズは、部屋の広さや使用目的に合わせて選ぶことが大切です。
また、マットレスの種類や枕の選び方にも注意することで、より快適な睡眠を得ることができます。
今回は、クイーンサイズとキングサイズの違いに焦点を当てて説明していきますので、
どちらのサイズが自分に合っているか、しっかりと考えてみましょう。


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クイーンサイズの特徴とメリット

クイーンサイズのベッドは、シングルやセミダブルに比べて広いスペースを提供し、
カップルや一人で寝る人にとって人気のあるサイズです。
通常、幅は160cmで、長さは200cm程度です。
クイーンサイズのベッドは、広さを重視する人にとって最適な選択肢であり、
特に寝室のスペースが十分な場合には人気があります。

クイーンサイズのベッドには、いくつかのメリットがあります。
最も大きなメリットは、広いスペースを提供することでしょう。
カップルで寝る場合、横に並んで寝ることができ、適度なスペースを確保しながら、寝返りを打つこともできます。
また、クイーンサイズのベッドは、寝室のスペースが十分な場合、デザイン性の高いものが多いため、インテリアにも一役買います。

さらに、クイーンサイズのベッドは、キングサイズに比べてコンパクトであるため、寝室のレイアウトや家具配置がしやすくなります。
また、寝具やベッドリネンを選ぶ際も、キングサイズよりも一般的なサイズであるため、手軽に購入することができます。

ただし、クイーンサイズのベッドにはいくつかのデメリットもあります。
まず、スペースが広いため、部屋のレイアウトを考慮しなければならない点が挙げられます。
また、シングルやセミダブルに比べると価格が高くなるため、予算に合わせて検討する必要があります。

以上のように、クイーンサイズのベッドには多くのメリットがあり、広いスペースを提供することができます。
しかし、デメリットもあるため、自分にとって最適なベッドを選ぶ際には、自分のライフスタイルや予算、寝室のスペースなどを考慮して検討することが重要です。


キングベッドの大きさの特徴とメリット

キングサイズベッドの大きさは、寝室のスペースが十分にある場合に最適な選択肢です。
一般的に、クイーンサイズベッドよりも広いスペースを提供し、快適な眠りを提供するために十分なスペースがあります。
キングサイズベッドは、パートナーとの共有に最適で、特に寝返りを多くする人、身長の高い人、軽度の睡眠時無呼吸症候群の人、妊娠中の人に適しています。

キングサイズベッドのメリットの1つは、十分なスペースがあるため、伸びて広がることができるということです。
また、一人で寝る場合でも、スペースが豊富で快適な睡眠を提供します。
さらに、キングサイズベッドは、夜中にパートナーの動きや音が気になる人に最適です。
このサイズのベッドは、一方のパートナーが動いても、もう一方のパートナーが影響を受けないようにすることができます。

キングサイズベッドは、夜中に動き回る人や大きな体格の人に特に適しています。広
いスペースがあるため、睡眠中に自由に寝返りを打つことができ、狭いスペースで眠るよりもストレスが少なくなります。
また、キングサイズベッドは、健康上の理由から頭を高くしたい場合にも最適です。
例えば、軽度の睡眠時無呼吸症候群や胃酸逆流の問題を抱えている人には、頭を高くして寝ることが推奨されています。

キングサイズベッドのもう一つのメリットは、豊富なスペースにより、朝に起き上がるのがより快適になることです。
特に、身長の高い人や体格の大きな人にとって、ベッドから抜け出すことが難しい場合があります。
しかし、キングサイズベッドでは、スペースがあるため、起き上がるのが容易になります。


ベッドフレームの選び方 部屋のサイズや使用目的に合わせて

ベッドを選ぶ際には、部屋のサイズや使用目的に合わせて選ぶことが大切です。
まず、部屋の広さに合わせて選ぶ必要があります。
部屋が狭い場合には、大型のベッドを置くと圧迫感があるため、シングルサイズやセミダブルサイズが適しています。
一方、広めの部屋であれば、クイーンサイズやキングサイズを検討することができます。

また、ベッドの使用目的によっても選び方が異なります。
例えば、寝るだけであればシンプルなベッドでも問題ありませんが、読書やテレビを見るなどの用途がある場合には、ヘッドボードがあるベッドがおすすめです。
また、ベッド下のスペースを収納スペースとして活用できるものや、ベッドがリクライニングできるものもあります。
自分の使用目的に合わせて選ぶことが大切です。

さらに、寝心地も重要なポイントです。
硬めのマットレスが好きな人や、柔らかめのマットレスが好きな人など、個人差があります。
試し寝をして自分に合ったものを選ぶことが重要です。
また、ベッドフレームの高さも重要なポイントです。
身長が高い人や腰痛持ちの人は、低いベッドよりも高いベッドが適しています。

以上のように、ベッドを選ぶ際には、部屋のサイズや使用目的、寝心地、ベッドフレームの高さなど、さまざまなポイントを考慮する必要があります。
自分に合ったベッドを選ぶことで、快適な睡眠を得ることができます。



クイーンサイズベッド おすすめ商品


店主の解説

広々とした眠りを求めるお二人へ クイーンとキング、どちらが最適?

こんにちは、「眠り姫」店主の佐藤です。
ベッド一筋17年、数多くのお客様の眠りに関するお悩みをお伺いしてまいりました。
ご夫婦やカップルなど、お二人で新しいベッドをお探しになる際に必ずと言っていいほど直面するのが、「クイーンサイズとキングサイズ、どちらが良いのだろう?」という問題です。
どちらも一人用のベッドとは比べ物にならないほどの開放感がありますが、このわずかなサイズの違いが、日々の眠りの質を大きく左右することもあるのです。
ここでは、長年の経験から見えてきた、お二人に最適なベッドサイズの選び方について、詳しく解説させていただきます。

具体的な寸法から見ていきましょう。
クイーンサイズは一般的に幅が約160cm、キングサイズは幅が約180cmです。
この20cmの差は、数字だけ見ると大したことがないように感じられるかもしれません。
これを一人当たりのスペースで考えてみると、その意味合いが大きく変わってきます。
クイーンサイズ(幅160cm)をお二人で使う場合、一人当たりのスペースは80cm。
これはJIS規格で定められているセミシングルサイズ(幅80cm)に相当します。
小柄な方であれば十分な広さかもしれませんが、寝返りを打ったり、少し大柄な方だったりすると、無意識のうちに相手のスペースを圧迫してしまったり、逆に圧迫感を感じてしまったりすることがあります。
「夜中にパートナーの寝返りで目が覚めてしまう」というお悩みは、実はこうしたスペースの余裕のなさが原因であることも少なくありません。

キングサイズ(幅180cm)はいかがでしょうか。
一人当たりのスペースは90cmとなり、これはセミシングルよりも一回り大きいサイズ感です。
ほぼシングルサイズ(幅約97cm)に近いスペースをそれぞれが確保できるため、お互いの動きを気にすることなく、ゆったりと手足を伸ばして眠ることができます。
私はお客様に「キングサイズは、お二人それぞれが独立した快適な眠りを、一つのベッドで共有できるサイズです」とご説明しています。
体格差のあるお二人や、眠りが浅く少しの物音や振動で目が覚めやすいという方がいらっしゃる場合には、キングサイズがもたらす余裕が、心身ともにリラックスした状態を作り出し、深い眠りへと誘ってくれることでしょう。

マットレスの選び方も重要です。
二人で寝る場合、振動が伝わりにくい「ポケットコイルマットレス」がおすすめですが、それでも面積が繋がっている以上、振動はゼロにはなりません。
キングサイズの場合、シングルサイズのマットレスを2台並べるという選択肢もございます。
これなら完全に振動が分離されますし、マットレスの硬さをお互いの好みに合わせることも可能です。
将来的に別々の寝室になったとしても、シングルベッドとして無駄なく使えるというメリットもあります。
もちろん、お部屋のスペースには限りがあります。
次の項目で解説する搬入経路や設置スペースの問題をクリアできるのであれば、睡眠の質を最優先に考えるお二人には、私は迷わずキングサイズをおすすめいたします。

お子様との添い寝を考えるなら?家族構成で変わる最適なベッドサイズ

家族みんなで「川の字」で眠る。
それは、子育て世代の多くの方が夢見る、幸せな光景ではないでしょうか。
私もこれまで、「子供が小さいうちは、家族みんなで一緒に寝たいんです」というご相談を数えきれないほどお受けしてまいりました。
こうした「添い寝」を目的として大きなベッドをご検討される場合、クイーンとキングの選択は、将来を見据えた非常に重要な判断となります。
現在の快適さだけでなく、お子様の成長や家族構成の変化まで考慮に入れた選び方のポイントを、私の経験を交えてお話しいたします。

現在「大人2人+お子様1人」というご家族の場合を考えてみましょう。
クイーンサイズ(幅160cm)でも、お子様がまだ赤ちゃんや幼児のうちは、なんとか3人で眠ることが可能です。
正直に申し上げて、かなり手狭になることは覚悟しなければなりません。
お子様は寝相がダイナミックなことが多く、手足が当たってパパやママが起きてしまう、なんてことも日常茶飯事です。
お子様が小学校に上がる頃には、体も大きくなり、クイーンサイズでは親子3人での快適な睡眠は難しくなってくるでしょう。
「数年でまたベッドを買い替えることになってしまった」というお客様も、残念ながらいらっしゃいます。

そこで私が強くおすすめしたいのが、キングサイズ(幅180cm)です。
幅が20cm広がるだけで、驚くほどゆとりが生まれます。
大人2人の間に小学生くらいのお子様が寝ても、お互いが窮屈な思いをすることは少なくなるでしょう。
まさに、理想的な「川の字」を実現できるサイズと言えます。
将来的に「お子様がもう一人増えるかも…」とお考えのご家庭であれば、キングサイズはまさに最適な選択です。
キングサイズであれば、大人2人とお子様2人(幼児)でも、なんとか一緒に眠ることができます。
「家族が増えるたびにベッドを買い替える」というのは、費用的にも労力的にも大変です。
初めからキングサイズを選んでおくことは、長期的に見て非常に賢明な投資だと私は考えます。

もう一つ、キングサイズの大きなメリットとして、「シングルベッド2台として使える」という点が挙げられます。
お子様の成長を見据えた上で非常に重要です。
お子様が大きくなり、自分の部屋で寝るようになった時、広すぎるキングサイズを持て余してしまうのではないか、と心配される方もいらっしゃいます。
キングサイズはもともとシングルサイズ(幅90cm×2)と同じ大きさ。
ベッドフレームも、中央で分割してシングルベッド2台として使用できるタイプを選んでおけば、お子様が独立した後のご夫婦の寝室や、お子様用のベッドとして、無駄なく活用し続けることができるのです。
家族の形が変わっても、柔軟に対応できる。
これがキングサイズの隠れた、そして最大の魅力かもしれません。
お子様との大切な時間を、快適でゆとりのあるキングサイズベッドで過ごしてみてはいかがでしょうか。

見落としがちな搬入経路と設置スペース 購入前に必ず確認すべきこと

「憧れのキングサイズベッドをやっと購入したのに、お部屋に入らない…!」ベッド販売を17年以上続けていると、残念ながらこのような悲しいお話を耳にすることがあります。
クイーンやキングといった大型ベッドは、その大きさゆえに、購入前に必ず確認しておかなければならない「搬入経路」と「設置スペース」という大きなハードルが存在します。
デザインや価格だけで選んでしまい、後から「しまった!」とならないために。
ここでは、大型ベッド購入のプロとして、絶対に押さえておくべきチェックポイントを徹底的に解説いたします。
お客様ご自身でできる最も重要な「下見」です。

まずは「搬入経路」の確認です。
ベッドフレームは分解できても、マットレス、特に一体型のものは、その大きさのまま運び入れる必要があります。
ご自宅の玄関から寝室まで、メジャーを片手に以下の場所を隅々まで計測してください。

1. 玄関ドアの幅と高さ: ドアが90度以上開くかどうかも確認しましょう。

2. 廊下の幅: 廊下の途中に曲がり角がある場合は要注意です。
マットレスを立てたり傾けたりして通れるか、対角線の長さをイメージすることが重要です。

3. 階段の幅と高さ、形状: 直線階段か、途中に踊り場のある回り階段かによって、搬入の難易度が全く異なります。
天井の低さや手すりの出っ張りも忘れずに計測してください。

4. エレベーター(マンションの場合): エレベーター内部の幅・奥行き・高さはもちろん、最も重要なのが「ドアの開口部の幅と高さ」です。
ここが一番の関門になることが多々あります。

これらの計測が不安な方や、搬入経路が狭いことが明らかな場合は、「分割式マットレス」や「圧縮ロール梱包マットレス」が救世主となります。
クイーンサイズであればセミシングル2枚、キングサイズであればシングル2枚といった分割式マットレスは、一枚一枚が小さくなるため、搬入が劇的に楽になります。
最近主流の圧縮ロール梱包は、マットレスを圧縮して丸めた状態で届くため、狭い経路でも問題なく搬入でき、寝室で開封するだけで元の大きさに復元します。
当店「眠り姫」でも、こうした搬入のしやすい商品を多数取り揃えておりますので、お気軽にご相談ください。

次に「設置スペース」の確認です。
ベッドを置きたいお部屋の広さはもちろんですが、重要なのは「ベッドを置いた後の生活動線」を確保できるかです。
ベッドの周りには人がスムーズに通るために最低でも50〜60cmの通路幅が必要とされています。
クローゼットの扉や引き出し、お部屋のドアが開閉する際に、ベッドと干渉しないかも必ず確認してください。
実際にベッドを置く場所に、新聞紙や段ボールなどを広げてサイズ感をシミュレーションしてみるのも非常に効果的です。
大型ベッドは一度設置すると動かすのが大変です。
購入前に完璧なレイアウトプランを立てておくことが、後悔しないための秘訣です。

マットレスと寝具選びの重要性 快適な睡眠環境を整えるポイント

ベッド選びというと、どうしてもフレームのデザインやサイズに目が行きがちですが、快適な眠りの「主役」は、言うまでもなくマットレスと、肌に直接触れる寝具(シーツやベッドパッドなど)です。
特にクイーンやキングといった大きなサイズを選ぶ際には、このマットレスと寝具の選び方が、日々の満足度を大きく左右する重要なポイントとなります。
17年間、お客様の眠りを見つめてきた店主として、ベッド本体と同じくらい真剣に考えていただきたい、周辺アイテム選びのコツをお伝えします。

まずはマットレスについて。
大型ベッドのマットレスには大きく分けて「一体型」と「分割型」の2種類があります。
一体型は、その名の通り1枚の大きなマットレスです。
最大のメリットは、中央につなぎ目がないため、ベッドのどこに寝ても寝心地が変わらないことです。
広々としたベッドの真ん中で大の字になりたい、という方にはこの上ない開放感が得られます。
その大きさゆえに搬入が大変なこと、そして重量があるため、定期的な上下裏返しのローテーション(マットレスを長持ちさせるための重要なお手入れ)が一人では難しいというデメリットも存在します。

分割型はクイーンならセミシングル2枚、キングならシングルとセミシングルを並べて使用するタイプです。
こちらの最大のメリットは、なんといっても搬入のしやすさとメンテナンスの容易さです。
女性一人でも簡単にローテーションができますし、もし片方がへたってきても、片方だけを買い替えることが可能です。
お二人で寝る際に、隣の人の寝返りの振動が伝わりにくいという利点も見逃せません。
唯一の懸念点は中央の「つなぎ目」ですが、ご安心ください。
最近では、つなぎ目のすき間を埋めるための「すきまパッド」という便利なアイテムがあり、これを使えば境目の違和感はほとんど気にならなくなります。
ウレタンマットレスを一枚上に敷く「オーバーレイ」という使い方をすれば、まるで高級ホテルのような一体感のある寝心地を実現することも可能です。

そして、意外な盲点となるのが「寝具」の入手しやすさです。
特にボックスシーツや敷きパッドは、ベッドサイズに合ったものでないと使うことができません。
数年前までは、クイーンサイズやキングサイズの寝具は種類が少なく、デザインも限られ、価格も高価なものがほとんどでした。
近年大型ベッドの人気が高まるにつれ、状況は大きく改善されています。
特にキングサイズは「シングル2枚分」という分かりやすさから、寝具メーカーも商品を充実させており、比較的デザインや素材の選択肢が豊富にあります。
クイーンサイズも種類は増えていますが、キングサイズに比べるとまだ選択肢が限られるのが実情です。
当店「眠り姫」では、ベッドサイズに合わせた寝具も豊富なカラーバリエーションで取り揃えております。
せっかくの大きなベッドですから、お部屋のインテリアに合わせたお気に入りの寝具で、見た目にも心地よい、完璧な睡眠環境を整えてみてはいかがでしょうか。

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