檜すのこベッド について


ひのきのすのこを使用したベッドについて、ひのきの良い点、注意点、色々な種類について解説します。
ひのきに関わらず、すのこは強度があり頑丈な構造です。
布団を使う事も出来ますし、長持ちするのが特徴です。
すのこの中でも国産のひのきを使用した物は香りも良く人気です。
ベッド販売歴が17年以上となる店主が解説します。



すのこベッド おすすめ商品

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檜すのこベッド について

すのこベッドは近頃注目が高まっていいます。木の温もりが感じられて、デザインもおしゃれ。価格も手頃なものがたくさん出ているのも魅力ですね。

すのこベッドをお探しならデザインや価格は誰でもチェックすると思いますが、使われている木材の種類まで気にする方は少ないと思います。でも実は同じすのこベッドでも木材の種類によって、特徴が異なるのをご存知でしょうか。
これからすのこベッドをお選びになるなら、ぜひこの点もチェックしてみてくださいね。

すのこベッドに使われる木材として使われるものは主に桐(きり)、檜(ひのき)、杉、パインなどです。
今回はこのうち桐と檜の特徴についてご説明します。

まず桐ですが、最大の特徴はその軽さにあります。
桐は昔から様々な家具に使われてきました。最近では国産の桐材は超高級品で、国産の桐の箪笥はなかなか手が出ないような価格です。なので一般的には桐材の家具は海外から輸入された桐を使うことが多いです。

そんな桐を使ったすのこベッドも「軽さ」が特徴の一つになります。購入時の設置やお部屋の模様替え、大掃除などでベッドを動かすこともあるかと思います。そうした時でも桐のすのこベッドなら女性やお年寄りでも簡単に移動することができます。
そして次の特徴は熱を伝えにくいということです。冬は冷たくならず、夏は熱くなりにくいという断熱効果に優れた木材です。
そして通気性が高いという点も見逃せません。桐は空気層を多く含む構造で、湿度が高い時は湿気を取り込み、乾燥した時は取り込んだ水分を放出します。こうした調湿機能があるので、マットレスや敷布団の湿気を効率的に逃してくれます。
こうした特徴が自分の求めるものに合う方にはすのこベッドの桐のものがおすすめです。

次に檜ですが、こちらも高級木材の代表格です。
柔らかく加工しやすいことに加え、強度が高く防腐性や防虫効果に優れているため古来から主に建築材や風呂桶などに使われてきました。檜の家や檜風呂と聞くと高級住宅や高級旅館を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
またひのきは香りも魅力です。その爽やかな香りはヒノキチオールという成分が含まれ、アロマとしてもリラックス効果が認められています。

そんな檜をすのこ仕様にしたすのこベッドはひのきの特徴が詰まっています。湿度に強く、清々しい香りのするひのき すのこのベッドは癒し効果も高く、質の高い眠りを手に入れたいあなたにぴったりです。


檜すのこベッドの種類

檜すのこベッドには、多くの種類があります。
折りたたみ式や国産のひのきのフレーム、シングル、セミダブル、ダブル、また桐のすのこもあります。
それらについて、店主が解説します。

折りたたみフレーム

檜のすのこベッドには、折りたたみ式のフレームがあります。
ベッドと言うより、すのこですね。素材が檜で出来たすのこを折りたたみ式にした商品です。
折りたたみにする事で、使わない時には収納しやすくします。
床に直接敷布団を敷くのではなく、床の上に折りたたみのすのこを置きその上に敷布団を敷く様に使います。

国産ひのきすのこ

ひのきは国産品を使用したすのこベッドがあります。
ひのきを使用する事で香りも豊かになり、通気性、吸湿性も良くなります。
国産品のひのきは、多くの商品に使われています。
すのこベッドとして、ひのきは定番ですね。

シングル

檜のすのこベッドには、シングルサイズの商品があります。
一人用として使われるシングルベッドは、フレームの幅が100cm程度です。

セミダブル

檜のすのこベッドは、セミダブルサイズがあります。
ゆったりと一人で使うか、小さなお子様と二人で使う。
もしくは、時々大人二人で使うと言った使い方が出来ます。
フレームの幅は120cm程度です。

ダブル

檜のすのこベッドは、ダブルサイズがあります。
二人で眠るのに良いサイズです。
フレーム幅は、140cm程度です。

桐すのこ

檜のすのこと違いますが、桐のすのこを使用した商品もあります。
桐と言えば箪笥ですね。
すのこにも桐が使われているんです。
フレーム全体ではなく、すのこ部分のみが桐を使用しています。


檜すのこベッドのまとめ

檜すのこベッドは、その高級感と機能性が魅力のベッドです。
檜の特徴である優れた湿度調整機能と爽やかな香りは、質の高い眠りを提供してくれます。
檜のベッドは湿気に強く、清潔に保ちやすい点が大きなメリットです。
サイズやタイプも豊富で、折りたたみ式からシングル、セミダブル、ダブルサイズまで取り揃えており、様々なニーズに応じた選択が可能です。
桐のすのこベッドと異なり、檜は防腐性や防虫効果が高く、長く使えるのもポイントです。
自分のライフスタイルや好みに合わせて、最適な檜すのこベッドを選んで、心地よい眠りを手に入れてください。


店主の解説

他の木材との違いは?檜(ひのき)を選ぶ究極のメリット

ベッド通販「眠り姫」店主の佐藤でございます。
ベッド一筋17年、様々なお客様のお悩みやご要望に耳を傾けてまいりました。
その中でも、特にご満足度の高い商品の一つが「檜すのこベッド」です。
では、なぜ数ある木材の中で「檜」がこれほどまでにベッドに適しているのでしょうか。
桐やパインといった他の木材と比較しながら、その究極とも言えるメリットを詳しく解説させていただきます。

お客様から最もよくいただくご質問の一つに、「桐のすのこベッドと何が違うのですか?」というものがございます。
桐は軽量で調湿性に優れるため、すのこベッドの素材として非常に人気があります。
檜には桐をも上回る可能性がある、素晴らしい魅力がいくつも備わっているのです。

第一に、「圧倒的な耐久性と強度」です。

檜は古くから寺社仏閣の建材として使用されてきたことからも分かる通り、非常に高い強度と耐久性を誇ります。
伐採後200年間は強度が上がり続け、1000年経っても伐採時と同程度の強度を保つと言われるほどです。
ベッドは毎晩、皆様の体重を支え続ける大切な家具。
きしみや破損のリスクは最小限に抑えたいものです。
寝返りの多い方や体格の良い方、長く愛用できる一品をお探しの方にとって、檜の堅牢さは何物にも代えがたい安心感をもたらしてくれるでしょう。
桐が「軽さ」を特徴とするなら、檜は「頼もしさ」が最大の武器と言えます。

第二に、「唯一無二のリラックス効果をもたらす香り」です。

檜の香りを嗅ぐと、まるで森林浴をしているかのような、清々しく落ち着いた気持ちになりませんか?この香りの主成分は「フィトンチッド」や「α-ピネン」といった芳香物質です。
これらには、自律神経を安定させ、心身をリラックスさせる効果があることが科学的にも証明されています。
一日の終わりに、檜の香りに包まれて眠りにつく…。
他の木材では決して味わうことのできない、檜すのこベッドならではの贅沢な体験です。
睡眠の質を高めたいと願うすべての方に、自信を持っておすすめできるポイントでございます。

そして第三に、「優れた抗菌・防虫・防ダニ効果」です。

日本の多湿な気候において、寝具の湿気やカビ、ダニは永遠の課題と言っても過言ではありません。
檜に含まれる「ヒノキチオール」や「α-カジノール」といった成分には、カビや細菌の繁殖を抑える強力な抗菌作用、そしてダニを寄せ付けにくくする防虫効果があります。
すのこベッド自体の通気性の良さと、檜が持つ天然の力が組み合わさることで、マットレスや布団を常に清潔な状態に保ちやすくなります。
アレルギーをお持ちの方やお子様にも、安心してお使いいただける環境作りに大きく貢献してくれるのです。

檜すのこベッドは単なる「寝るための道具」に留まりません。
強度、香り、衛生面という、快適な睡眠環境を構築するための三大要素を高次元で満たした、まさに「眠りの質を高めるためのパートナー」と言えるでしょう。
17年間、数々のお客様の笑顔を拝見してきた私が、自信を持ってお届けする理由がここにございます。

後悔しない!檜すのこベッド選びでプロが注目する5つのポイント

こんにちは。
店主の佐藤です。
いざ「檜すのこベッドを買おう!」と決めても、様々な商品があってどれを選べば良いか迷ってしまう、というお声もよくお聞きします。
価格だけで選んでしまい、「きしみが気になる」「思ったより香りがしなかった」といった後悔をされるのは、私も非常に心苦しく思います。
この道17年のプロとして、お客様が後悔しないために必ずチェックしていただきたい「5つのポイント」を伝授いたします。

1. 静かな夜の必需品、「きしみ対策」の有無
すのこベッドで最も懸念されるのが「きしみ音」です。
特に檜のような硬い木材は、木材同士が擦れる際の音が気になる場合がございます。
優秀な製品は、この「きしみ」を徹底的に研究し、対策を施しています。
フレームの接合部に緩衝材(フェルトなど)を取り付けたり、組み立ての精度を高めて隙間をなくしたりといった工夫です。
商品ページで「きしみ防止」「静音設計」といったキーワードがあるか、ぜひご確認ください。
快適な眠りは静寂の中から生まれるのです。

2. 檜の魅力を最大限に活かす「無塗装仕上げ」か
檜の最大の魅力である「香り」と「調湿性」。
これを最大限に引き出すのが「無塗装」のベッドです。
ウレタン塗装などが施されていると、木の呼吸が妨げられ、せっかくの香りが弱まったり、湿気を吸ったり吐いたりする能力が損なわれたりします。
もちろん、塗装には汚れや傷がつきにくいというメリットもございますが、檜の恩恵を存分に受けたいのであれば、断然「無塗装」もしくは自然由来のオイルで仕上げた製品をおすすめします。
すべすべとした檜の木肌を直接感じられるのも、無塗装ならではの喜びです。

3. 安心と信頼の証、「国産檜」と「産地」
一口に檜と言っても、産地によってその品質は異なります。
当店で扱うような「国産檜」は、日本の気候で育っているため、日本の住環境との相性が抜群です。
四万十檜(高知県)や東濃檜(岐阜県)などは、木目が美しく、香り高い最高級品として知られています。
外国産の安価な檜材とは、強度や香りの持続性が全く異なります。
どこで育った木材なのか、産地が明記されているかどうかも、品質を見極める重要な指標となります。
安心と品質を求めるなら、やはり「国産檜」にこだわっていただきたいと存じます。

4. 安全性の基準、「耐荷重」と「F☆☆☆☆(フォースター)」
ベッドの基本的な性能として「耐荷重」の確認は必須です。
ご自身の体重だけでなく、マットレスの重さも考慮し、余裕のある耐荷重の製品を選びましょう。
静止耐荷重で150kg以上あれば、大人の男性でも安心してお使いいただけます。
小さなお子様やアレルギーがご心配な方に必ずご確認いただきたいのが「F☆☆☆☆(フォースター)」の表示です。
シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドの発散量が最も少ない、最高ランクの建材であることを示すJIS・JASの規格です。
毎日長時間過ごす場所だからこそ、健康への配慮も忘れてはならない大切なポイントです。

5. すのこの「形状」と「厚み」
見落としがちですが重要なのが、すのこ板そのものです。
板と板の間の隙間が広すぎるとマットレスが沈み込んでしまい、寝心地やマットレスの寿命に影響します。
すのこ板が薄いと耐久性に不安が残ります。
しっかりと厚みのある板が、十分な本数使われているかを確認しましょう。
角が丸く面取りされているかといった細やかな配慮も、布団を傷つけず、安全に使うための重要なチェック項目です。

檜の香りを長く楽しむ!プロが教えるお手入れとメンテナンス術

「この素晴らしい檜の香りは、いつまで続くのでしょうか?」檜すのこベッドをご購入されたお客様から、必ずと言っていいほどいただくご質問です。
店主の佐藤として、檜の魅力を最大限に、そして一日でも長く楽しんでいただくための秘訣をお伝えしないわけにはいきません。
ここでは、日頃のお手入れから、香りを復活させる裏技まで、プロ直伝のメンテナンス術を詳しくご紹介いたします。

檜の香りの持続性についてです。
環境にもよりますが、力強い香りは半年から1年ほどで徐々に落ち着いてまいります。
ご安心ください。
香りが全くなくなるわけではありません。
表面の香りが穏やかになっても、木材の内部には芳香成分がたっぷりと残っています。
そして、適切なお手入れをすることで、その香りを再び呼び覚ますことが可能なのです。

【基本のお手入れ:湿気は大敵!】
檜すのこベッドの性能を維持する上で最も重要なのが「湿気対策」です。

  • 定期的な換気:朝起きたら、まずは掛け布団をめくり、マットレスや敷布団にこもった湿気を逃がしてあげてください。
    その後、お部屋の窓を開けて空気を入れ換える習慣をつけましょう。
  • 布団・マットレスの陰干し:月に1〜2回、マットレスや敷布団を壁に立てかけるなどして、すのこ床板との接地面に風を通してあげてください。
    カビの発生を効果的に防ぎます。
    すのこベッド自体も、たまに風を通すことでリフレッシュします。
  • 乾拭きが基本:普段のお掃除は、固く絞った布でさっと拭いた後、必ず乾いた布で水分を完全に拭き取ってください。
    無塗装の檜は水分を吸収しやすいため、濡れたまま放置するのはシミやカビの原因となりますのでお避けください。
【香りを復活させるプロの裏技】
香りが弱くなってきたと感じたら、ぜひ試していただきたい方法がございます。

  1. お湯で拭く:固く絞った熱めのタオルで、すのこやフレームの表面をさっと拭いてみてください。
    温められることで、内部の樹脂や精油成分が表面にじんわりと染み出し、一時的に香りが強くなります。
    こちらも拭いた後は、しっかりと乾かすことをお忘れなく。
  2. 紙やすり(サンドペーパー)を使う:これは最終手段とも言える本格的な方法です。
    目の細かい紙やすり(400番程度)を用意し、目立たない場所で試した後、木目に沿って優しく表面を擦ります。
    表面がわずかに削られることで、新鮮な檜の層が現れ、驚くほど豊かな香りが蘇ります。
    まさに、削りたての檜風呂に入った時のような感動を、ご自宅で再現できるのです。
【製品の寿命について】
適切なメンテナンスを行えば、檜すのこベッドのフレームは数十年単位でご使用いただくことも決して夢ではございません。
その堅牢さは、まさに「一生もの」と呼ぶにふさわしい品質です。
愛情を持ってお手入れをしていただくことで、檜は美しい飴色に経年変化し、お客様の暮らしと共に歴史を刻んでいきます。
ただ寝るだけの場所ではなく、日々の成長や変化を見守ってくれる家族の一員として、檜すのこベッドを末永くご愛用いただけましたら、店主としてこれ以上の喜びはございません。


檜すのこベッド について   

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