こんにちは！ベッド通販「眠り姫」店主の佐藤です。
「二人でゆったり眠れるクイーンサイズに憧れるけど、うちの寝室には大きすぎて置けない…」「搬入経路が狭くて、大きなマットレスは運べない…」。
そんなお悩みを抱えるお客様に、私がそっとお教えする裏技、それが「セミシングルベッドの2台連結」です。
この方法は、コンパクトなセミシングルを2台組み合わせることで、省スペースと快適なクイーンサイズ、そして圧倒的な搬入のしやすさを、同時に実現する、まさに賢い選択。
この記事では、そのメリットから具体的な選び方まで、専門店の店主として徹底解説します。
セミシングル2台連結のメリット 搬入のしやすさ
あまり聞き慣れないかもしれない「セミシングルベッドの2台連結」。
この方法には、他のサイズの連結では得られない、ユニークで大きなメリットが隠されているのです。
最大のメリット「搬入の圧倒的しやすさ」
セミシングルベッド連結が持つ、他のどのサイズにも真似できない、最大のメリット。
それは「搬入の圧倒的なしやすさ」です。
クイーンサイズ（幅約160cm）の一体型マットレスは、非常に大きく、重いため、マンションのエレベーターや、家の狭い廊下、回り階段などを通らず、搬入を断念せざるを得ないケースが、実は非常に多いのです。
その点、セミシングルベッド（幅約80cm〜90cm）なら、心配はほとんどありません。
マットレスの幅が80cm程度なので、梱包された状態でも、ほとんどのドアや通路を、スムーズに通過することができます。
都市部のマンションや、アパートにお住まいで、搬入経路に不安がある方にとって、計り知れないほど大きなメリットです。
「本当はクイーンサイズが欲しいけど、搬入できないから、仕方なく小さいダブルサイズにする…」。
そんな、悲しい妥協をする必要がなくなるのです。
フレームも、もちろんセミシングルサイズごとに分割されているため、パーツは非常にコンパクト。
組み立て前の移動も、楽に行えます。
諦めていた、ゆったりとしたベッドを、どんなお部屋にも、確実に届けられる。
この、搬入ストレスからの解放こそが、セミシングル2台連結を選ぶ、何よりの理由なのです。
コンパクトな「クイーンサイズ」が手に入る
セミシングルベッドを2台連結すると、合計の幅は、160cm（80cm×2）から180cm（90cm×2）になります。
幅160cmは、JIS規格で定められた「クイーンサイズ」と、全く同じ大きさです。
つまり、搬入が困難な、大きな一枚板のクイーンサイズベッドを諦める代わりに、搬入が簡単なセミシングル2台を組み合わせることで、それと全く同じ、広々としたクイーンサイズの寝心地を、手に入れることができるのです。
まさに「発想の転換」ですよね。
ご夫婦やカップルが、二人でゆったりと眠るのに、十分な広さ。
それでいて、シングル2台連結のワイドキング200（幅200cm）ほど、場所を取らない、絶妙なサイズ感。
日本の住宅事情にも、非常にマッチした、スマートな選択と言えるでしょう。
2枚のマットレスの間にできる、わずかな隙間も、後述する、連結用のアイテムを使えば、ほとんど気にならないレベルまで、解消することが可能です。
搬入のしやすさと、快適な広さ。
その、二つの大きな願いを、同時に叶えてくれる。
それが、セミシングル2台連結という、賢い選択なのです。
将来の柔軟な使い道 子供部屋や来客用に
連結ベッドが持つ、共通のメリットである「将来の可変性」。
もちろん、セミシングル2台連結においても、大きな価値を発揮します。
今は、ご夫婦二人で、クイーンサイズとして、広々と使う。
そして、将来、お子様が生まれて、大きくなり、自分の部屋を持つようになった時。
その時には、連結を解除して、1台を、子供部屋のベッドとして、使うことができます。
セミシングルサイズは、子供用のベッドとして、大きすぎず、小さすぎず、まさに、ぴったりのサイズ感です。
お部屋に圧迫感を与えることなく、すっきりと配置できるでしょう。
そして、残ったもう1台は、ご夫婦のどちらかが、そのまま使い続けることもできますし、あるいは、空いた部屋に置いて「来客用のベッド」として、活用するのも、非常にスマートな使い方です。
コンパクトなサイズなので、客間を、それほど圧迫することもありません。
連結して使い、分割して使う。
その、どちらのシーンにおいても、セミシングルサイズならではの「コンパクトさ」が、メリットとして、活きてくるのです。
暮らしの変化に合わせて、柔軟に、そして、無駄なく使い続けられる。
この、長期的な視点に立った時の、コストパフォーマンスの高さも、セミシングル2台連結が持つ、見逃せない魅力の一つです。
連結できるセミシングルベッドフレームの特徴
セミシングルベッドの連結を、成功させるためには、その土台となる、ベッドフレーム選びが重要です。
ここでは、連結に適したフレームが持つべき、3つの特徴を解説します。
ズレを防ぐ「連結金具」の重要性
セミシングルベッドを2台、ただ横に並べただけでは、快適なクイーンサイズベッドにはなりません。
寝ている間の、わずかな動きで、フレーム同士が離れてしまい、中央に、危険な隙間が生まれてしまいます。
この問題を、根本から解決するのが、連結可能ベッドに、必ず付属している、専用の「連結金具」です。
2台のベッドフレームの側面などを、金属製のプレートとボルトで、物理的に、がっちりと固定するためのパーツ。
2台のフレームは、まるで、一つの大きなクイーンサイズのフレームのように、強固に一体化します。
これが、連結可能ベッドと、普通のベッドとの、決定的な違いです。
セミシングルサイズの連結ベッドフレームを探す際には、必ず、この「連結金具」が付属しているかどうかを、第一に確認してください。
商品説明に「連結可能」や「ファミリーベッド」といった、記載があるモデルを選ぶのが、確実です。
この金具の存在こそが、2台のベッドを、安全で、快適な、一つの寝床へと、進化させるための、最も重要な鍵なのです。
隙間を作らない「フラットな設計」
連結金具で、フレームを固定した上で、次に重要になるのが、2台を並べた時に、中央に、余計な隙間や段差ができない「フラットな設計」であることです。
連結可能ベッドは、2台をぴったりとくっつけることを、初めから想定して、デザインされています。
具体的には、ヘッドボードや、サイドフレームが、まっすぐで、凹凸のない形状になっていることが、重要です。
もし、ヘッドボードの両端が、フレームの幅よりも、外側に出っ張っているようなデザインだと、その出っ張り同士がぶつかってしまい、フレームの間に、大きな隙間ができてしまいます。
連結するなら、フレームの幅と、ヘッドボードの幅が同じ、すっきりとした、ストレートなデザインのものを、選びましょう。
マットレスを、フレームの枠の中に、落とし込むタイプのフレームの場合は、その中央部分の枠が、あまり、ごつくない、シンプルな構造になっているか、どうかも、確認したいポイントです。
この枠が、あまりに高いと、寝た時に、背中に違和感を覚える原因になる可能性があります。
2台を合わせた時に、一体感を損なう、邪魔なものがない、シンプルなデザイン。
それが、連結に最適なフレームの特徴です。
圧迫感を抑えるシンプルなデザイン
セミシングルベッド連結の、大きなメリットの一つは、シングル2台連結のワイドキング200などに比べて、サイズがコンパクトで、お部屋に圧迫感を与えにくい、という点です。
このメリットを、最大限に活かすためには、ベッドフレームのデザインも、できるだけ、シンプルなものを選ぶのが、おすすめです。
ヘッドボードのない「ヘッドレスタイプ」。
視線を遮るものがなくなるため、お部屋は、驚くほど、すっきりと、広々とした印象になります。
床からの高さが低い「ロータイプ（フロアタイプ）」も、空間の圧迫感を、軽減する上で、非常に効果的です。
セミシングル連結の「コンパクトさ」と、ロータイプの「開放感」。
この二つを組み合わせれば、たとえ、6畳などの、限られた広さの寝室でも、快適で、ゆとりのある、クイーンサイズの寝床を、実現することが可能です。
セミシングル連結を選ぶ、ということは、多くの場合、お部屋のスペースを、有効活用したい、という目的があるはずです。
その目的を、達成するためにも、フレームのデザインは、できるだけ、シンプルで、主張の少ないものを、選ぶのが、賢い選択と言えるでしょう。
部屋を広く使いたい方へ セミシングル連結のススメ
「ベッドは広く、部屋は広く」。
そんな、わがままな願いを叶えてくれるのが、セミシングル連結です。
ここでは、その省スペース性能について、さらに詳しく、解説します。
狭い寝室でも「通路」を確保できる
寝室の快適さを、左右する、重要な要素。
それは、ベッドの周りに、人がスムーズに通れる「通路」が、確保されているかどうか、です。
人が、ストレスなく通るためには、最低でも、50cmから60cm程度の、通路幅が必要とされています。
6畳の寝室（約270cm×360cm）に、ベッドを置く場合を、考えてみましょう。
ここに、シングル2台連結のワイドキング200（幅200cm）を置くと、残りのスペースは、わずか70cm。
壁際に、ぴったりと寄せても、片側にしか、十分な通路は確保できません。
セミシングル2台連結のクイーンサイズ（幅160cm）なら、どうでしょう。
残りのスペースは、110cm。
ベッドを、部屋の中央に置いても、両サイドに、55cmずつの、十分な通路を、確保することができるのです。
ベッドへの出入りが、スムーズになるだけでなく、クローゼットの扉の開閉や、窓へのアクセス、そして、毎日の掃除も、非常に楽になります。
この、数十センチの差が、日々の暮らしの、快適さを、大きく左右するのです。
限られた空間の中で、快適な動線を、確保したい。
そんな、切実な願いに、セミシングル連結は、見事に、応えてくれます。
クイーンサイズとダブルサイズの中間という絶妙な広さ
セミシングルベッドには、主に、幅80cmのものと、幅90cmのものがあります。
2台連結した際の、合計幅も、160cm（クイーンサイズ）と、180cm（キングサイズ相当）の、2種類から選ぶことができます。
おすすめしたいのが、幅80cm×2台で生まれる、幅160cmのクイーンサイズです。
このサイズは、一般的なダブルベッド（幅140cm）よりは、20cm広く、それでいて、シングル2台連結のワイドキング200（幅200cm）よりは、40cmもスリム、という、まさに「絶妙」なサイズ感なのです。
ダブルベッドでは、ご夫婦二人で寝るには、少し窮屈に感じる、という声は、少なくありません。
その点、幅160cmあれば、一人当たりのスペースは80cm。
一般的なシングルベッド（幅100cm）よりは狭いですが、十分に、パーソナルな空間を確保でき、パートナーに気を使うことなく、ゆったりと眠れます。
それでいて、ワイドキング200ほどの、圧倒的な存在感はなく、お部屋を、程よく、すっきりと見せてくれる。
快適な広さと、省スペース性。
その、最もバランスの取れた、スイートスポットを、突いているのが、この、セミシングル2台連結のクイーンサイズなのです。
ヘッドレスタイプでさらに省スペースを追求
セミシングル連結の、省スペース性を、極限まで高めたい。
そんな、ミニマリストな、あなたにおすすめなのが、「ヘッドレスタイプ」のフレームを選ぶことです。
ヘッドボードがない、究極のシンプルデザインは、ベッドの全長を、15cmから20cm程度、短くしてくれます。
この、わずかな差が、ベッドの足元に、通路を確保したり、ドアの開閉スペースを、作り出したりと、限られた空間において、大きな意味を持つのです。
視線を遮る、ヘッドボードがなくなることで、お部屋の圧迫感が、劇的に軽減され、空間に、さらなる広がりが生まれます。
セミシングル連結の「幅のコンパクトさ」と、ヘッドレスの「奥行きのコンパクトさ」。
この、二つの省スペース効果を、掛け合わせることで、たとえ、どんなに狭い寝室でも、驚くほど、すっきりと、快適な、クイーンサイズの寝床を、実現することが可能になります。
床からの高さが低い「ロータイプ（フロアタイプ）」を選べば、縦方向の圧迫感もなくなります。
セミシングル連結 × ヘッドレス × ロータイプ。
これが、省スペースを追求する上での、最強の組み合わせであると、覚えておいてください。
おすすめのセミシングルベッド連結セット
私、佐藤が、お客様のニーズに合わせて、おすすめしたい、セミシングルベッド連結セットのタイプを、3つ、厳選してご紹介します。
【基本モデル】シンプルなすのこベッドセット
最も、ベーシックで、間違いのない選択肢として、おすすめしたいのが、「シンプルな脚付きの、すのこベッド」のセットです。
余計な機能や装飾がないため、価格が、比較的リーズナブルで、どんなインテリアにも、合わせやすいのが魅力です。
そして、床板が「すのこ」仕様であるため、通気性は抜群。
連結ベッドは、マットレスが2枚密着するため、湿気がこもりやすいのですが、すのこが、その問題を、しっかりと解決してくれます。
脚付きで、ベッド下に空間があるため、お掃除がしやすい、という、衛生面でのメリットもあります。
連結金具が、きちんと付属しており、フレームの作りが、しっかりとしたものを選べば、品質面でも、全く問題ありません。
初めて、セミシングル連結を試す方や、コストを抑えたいけれど、ベッドとしての、基本性能は、妥協したくない、という、堅実な方に、ぴったりの、定番モデルです。
【省スペースの極み】ヘッドレスフロアベッドセット
「とにかく、部屋を広く見せたい」「ミニマルで、洗練された空間が好き」。
そんな、省スペース性と、デザイン性を、最優先する方に、おすすめなのが、「ヘッドレスのフロアベッド」のセットです。
ヘッドボードがないことで、奥行きを、最小限に抑え、床からの高さが低い、フロアタイプにすることで、縦方向の圧迫感を、なくす。
この、ダブルの効果で、セミシングル連結の、省スペース性能を、極限まで高めることができます。
たとえ、ワイドなクイーンサイズであっても、まるで、床の延長線上にあるかのように、空間に溶け込み、驚くほど、お部屋が、すっきりと見えます。
もちろん、床に近い低さは、小さなお子様がいるご家庭にとっては、安全性という、大きなメリットにも繋がります。
おしゃれで、広く、そして安全な寝室を、同時に実現する。
まさに、現代の、都市部の住宅事情に、最もマッチした、究極の、省スペースセットと言えるでしょう。
【実用性重視】コンパクトな収納付きベッドセット
「部屋は狭いけど、収納も、諦めたくない」。
そんな、実用性を重視する、欲張りな、あなたにおすすめなのが、「コンパクトな収納付きベッド」のセットです。
セミシングルサイズなので、ベッドフレーム自体が、コンパクト。
それでいて、ベッド下には、衣類などをしまえる、引き出し収納が付いています。
セミシングル2台を連結すれば、合計の収納力も、かなりのものになります。
ヘッドボードが、スリムな棚付きになっている「宮棚タイプ」を選べば、ベッド周りの小物も、すっきりと片付きます。
サイドテーブルを置くスペースがない、狭い寝室では、この、ちょっとした棚が、非常に重宝します。
クイーンサイズの、快適な睡眠スペースと、寝室の、こまごまとした物を片付ける、収納スペース。
その二つを、最小限の設置面積で、両立させてくれるのが、このタイプです。
限られた空間を、120%有効活用したい、と考える、合理的な方に、ぜひ、選んでいただきたい、高機能なセットです。
店主のつぶやき セミシングルベッド連結で省スペースかつ快適なクイーンサイズ
・ファミリーベッド
・連結ベッド
・キングサイズより大きいベッド
・クイーンサイズベッド
・ベッドフレーム
・ベッドサイズ
・ベッド
・セミシングルベッド連結で省スペースかつ快適なクイーンサイズ
・シングルとセミダブル連結フレームで変則ワイドキング220
・クイーンとシングル連結で超大型ベッドを実現する裏技
名前： さとうのりお