こんにちは！ベッド通販「眠り姫」店主の佐藤です。
シングルベッドを2台連結するスタイルは、近年多くのご家庭で選ばれる人気の選択肢となりました。
その理由は、ご家族の成長に合わせて使い方を柔軟に変えられる「将来性」と、広々とした「快適性」を両立できる点にあります。
この記事では、シングルベッド連結の具体的なメリットから、多くの方が悩む隙間やズレの解消法、さらには連結におすすめのフレームまで、ベッド一筋17年のプロの視点で徹底的に解説します。
この記事を読めば、あなたのご家庭に最適な、後悔しないシングルベッド連結の全てが分かります。
最高の寝心地への第一歩を、一緒に踏み出しましょう。
シングルベッド連結のメリット ライフステージに対応
シングルベッドを2台くっつけて使う。
ただそれだけのことと思われるかもしれませんが、実はご家族の暮らしを豊かにするたくさんのメリットが隠されているんですよ。
経済性と将来性 長く使える賢い選択
シングルベッド2台連結が持つ最大のメリットは、何と言ってもその優れた「経済性」と「将来性」です。
ベッドは決して安い買い物ではありませんから、一度購入したらできるだけ長く使いたいですよね。
シングルベッド連結スタイルは、まさにその願いを叶える賢い選択なんです。
お子様が小さい頃は2台を連結して家族みんなで眠るためのファミリーベッドとして使います。
広々とした空間で、親子のスキンシップを育む大切な時間を過ごせます。
そして数年後、お子様が成長して「自分の部屋で一人で寝たい」と言うようになったらどうでしょう。
大きなキングサイズのベッドを一つ買っていた場合、それはもうご夫婦二人には広すぎるかもしれませんし、子供部屋には新しいベッドを買い足さなければなりません。
シングルベッド連結なら心配ご無用。
連結していた金具を外すだけで、いとも簡単に2台の独立したシングルベッドに早変わりします。
1台をお子様用のベッドとして子供部屋へ移動させ、もう1台はご夫婦のベッドとして、あるいは来客用のベッドとして使い続けることができます。
お子様が二人いらっしゃるなら、一台ずつそれぞれの子供部屋で使うことも可能です。
つまり、家族の成長やライフスタイルの変化に合わせて、ベッドを買い替えることなく、形を変えてずっと使い続けられるのです。
これは長期的に見れば、非常にお財布に優しいと言えます。
初めから大きなベッドを一台買うよりも、汎用性の高いシングルベッドを2台選ぶこと。
それが、10年後20年後を見据えた、賢いお買い物術なんですよ。
ベッド選びは、その場の快適さだけでなく、未来の暮らしをデザインすることでもあります。
シングルベッド連結は、そんな長期的な視点を持つお客様にこそ、自信を持っておすすめできるスタイルです。
搬入のしやすさとレイアウトの自由度
意外と見落とされがちですが、ベッド購入時の大きなハードルとなるのが「搬入」です。
完成品の大きなベッドフレームやキングサイズのマットレスは、マンションのエレベーターや、家の廊下、階段の曲がり角を通らず、泣く泣く購入を諦めたというケースも少なくありません。
その点、シングルベッド2台連結スタイルは、搬入のしやすさにおいて圧倒的に有利です。
商品はシングルサイズごとに梱包されているため、一つ一つのパーツがコンパクト。
一般的なクイーンサイズやキングサイズのベッドフレームに比べて、格段に搬入しやすくなります。
これまで「大きなベッドは欲しいけど、うちには入らないだろうな」と諦めていた方でも、シングルベッド連結なら実現できる可能性がぐっと高まります。
特に都市部の住宅事情において非常に大きなメリットと言えるでしょう。
お部屋の中での「レイアウトの自由度」が高いのも魅力です。
普段は2台を連結して広々と使い、お部屋の模様替えをしたい時や、大掃除をしたい時には、一時的に2台を離して別々に動かすことができます。
大きなベッドが一つだと動かすのは一苦労ですが、シングルサイズなら大人一人でも比較的楽に移動させることが可能です。
将来的にご夫婦が別々の寝室で寝ることになった場合でも、それぞれの部屋にシングルベッドとして持っていくことができます。
連結して使うことも、分離して使うことも、どちらも簡単にできる。
この柔軟性が、日々の暮らしやすさや、将来の様々な可能性に対応する力となります。
ベッドは一度設置すると動かさないもの、という固定観念を覆し、もっと自由に、もっと暮らしに合わせて変化させられる。
シングルベッド連結は、そんな新しいベッドとの付き合い方を提案してくれるスタイルなのです。
夫婦間の睡眠トラブルを解消する独立性
ご夫婦やカップルで一緒に寝ていると、お互いの些細な動きが気になって眠りが浅くなる、という経験はありませんか？パートナーの寝返りの振動で目が覚めてしまったり、体格差からマットレスの沈み込み方が偏ってしまったり。
こうした睡眠中の小さなストレスは、積もり積もって大きな睡眠の質の低下につながります。
実は、シングルベッド2台連結スタイルは、こうした「睡眠トラブル」を解消する上でも非常に効果的なんですよ。
その秘密は「独立性」にあります。
2台のベッドを連結していても、マットレスはそれぞれ独立したシングルサイズのものを2枚使います。
これが重要なポイントです。
内部のコイルが一つ一つ独立した「ポケットコイルマットレス」を2枚並べれば、隣の人の寝返りの振動がほとんど伝わってきません。
それぞれのマットレスが、寝ている人の体の重みを個別にしっかりと支えるため、まるで一人で寝ているかのような静かで安定した寝心地を保つことができるのです。
大きな一枚のマットレスでは決して得られない、セパレートタイプならではの大きなメリットです。
体格差や寝姿勢の癖が大きく異なるご夫婦でも、それぞれが自分に合った場所で沈み込むため、お互いに影響を与えにくくなります。
片方がベッドの端に寄っても、もう片方が中央に引き寄せられるような感覚もありません。
掛け布団をそれぞれシングルサイズで用意すれば、夜中に布団の取り合いになることもなくなり、お互いが快適な温度で朝までぐっすり眠れます。
シングルベッド連結は「一緒に眠る安心感」と「一人の眠りの快適さ」という、二つの大切な要素を両立させてくれる画期的な方法なのです。
お互いの眠りを尊重し合うこと。
それが、ご夫婦円満の秘訣かもしれませんね。
隙間やズレを防ぐ シングルベッド連結の工夫
シングルベッド連結を検討する際、お客様から最も多く寄せられるご質問が「真ん中の隙間や段差は気になりませんか？」「使っているうちにズレてきませんか？」という点です。
ご安心ください。
いくつかの工夫で、これらの悩みはほぼ完璧に解消できます。
連結の要 金具とバンドの正しい使い方
シングルベッド2台のズレを防ぎ、一体感を保つための最も重要なアイテムが「連結金具」と「連結バンド」です。
本格的な連結対応のベッドフレームには、フレーム同士を物理的に固定するための専用の「連結金具」が付属していることがほとんどです。
2台のベッドのサイドフレーム同士を、金属製のプレートとボルトを使ってがっちりと固定する仕組みになっています。
ベッドの裏側や目立たない部分で固定するため、見た目を損なうこともありません。
この金具で固定することにより、ベッドフレーム自体が離れていこうとするのを強力に防ぎます。
これが、ただベッドを並べただけの場合との決定的な違いであり、連結ベッドを選ぶ最大の理由の一つです。
購入時には、どのような金具が付属しているか、商品説明でしっかり確認しましょう。
マットレス自体のズレを防ぐのに有効なのが「マットレスバンド（連結ベルト）」です。
2枚のマットレスの外周をぐるりと一周させて、バックルで固定する長いベルトのことです。
マットレス同士を物理的に引き寄せておくことで、中央部分が開いて隙間ができるのを防ぎます。
お子様が真ん中で元気よく動いたりすると、マットレスはどうしてもズレやすくなるもの。
このバンドを一本巻いておくだけで、その安定感は格段に向上します。
バンドの締め付け具合は、きつすぎず、緩すぎず、マットレスの側面が少しへこむくらいが丁度良いでしょう。
これらの「フレームを固定する金具」と「マットレスを固定するバンド」を両方使うことで、ベッド全体の一体感が飛躍的に高まります。
面倒くさがらずに、両方とも正しく使用すること。
それが、ズレのない快適な連結ベッドライフを送るための、基本中の基本だと覚えておいてくださいね。
隙間を埋める最終兵器 隙間パッドとボックスシーツ
連結金具とバンドでズレ対策をしても、どうしても気になるのがマットレスとマットレスの間のわずかな「谷間」。
この谷間を物理的に埋めて、寝心地をさらにフラットに近づけるための最終兵器が、「隙間パッド（すきまスペーサー）」です。
T字の形をしたウレタン製の細長いパッドで、その名の通り、マットレスの隙間にすっぽりと埋め込むようにして使います。
T字の広い部分がマットレスの表面を覆い、細い部分が隙間に入り込むことで、気になる中央のくぼみを効果的に解消してくれます。
素材は柔らかいウレタンなので、上に寝転がってもパッド自体の硬さを感じることはほとんどありません。
真ん中に寝ることの多いお子様がいるご家庭や、寝相がダイナミックな方にとっては、まさに救世主とも言えるアイテムです。
隙間パッドには様々な幅や長さのものがありますので、お使いのマットレスの厚みや長さに合わせて選ぶと良いでしょう。
そして、連結ベッドの一体感を完成させるための総仕上げが「大きなボックスシーツ」です。
シングルサイズのマットレス2枚をすっぽりと覆うことができる、「ワイドキングサイズ（幅200cm）」の大きなボックスシーツを使いましょう。
2枚のマットレスが視覚的に完全に一体化し、まるで初めから一つの大きなマットレスだったかのような見た目になります。
マットレス全体を一枚の布で包み込むことで、マットレス同士のズレを抑制する効果も期待できます。
マットレスパッドやベッドパッドを敷いた上からボックスシーツをかけると、隙間パッドの存在も隠れてより自然な仕上がりになります。
パッドとシーツを組み合わせるこの方法は、寝心地と見た目の両方を格段に向上させる、プロもおすすめする最強のテクニックです。
マットレス選びが重要 連結に適したタイプとは
実は、隙間や段差を最小限に抑えるためには、土台となる「マットレス選び」そのものが非常に重要になってきます。
どんなマットレスを2枚組み合わせるかで、連結した際の快適さが大きく左右されるんですよ。
大前提として守っていただきたいルールは「同じメーカーの、同じ商品、同じ厚さのマットレスを2枚用意する」ことです。
これは絶対です。
メーカーや商品が異なると、同じシングルサイズ表記でも実際の寸法に数ミリの誤差があったり、硬さが違って沈み込みに差が出たりして、連結部分に明らかな段差が生まれてしまいます。
必ず、同じものをペアで購入するようにしてください。
その上で、連結に特におすすめしたいマットレスの形状があります。
それは「側面の角がしっかりと立っている、スクエアな形状のマットレス」です。
マットレスの中には、キルティングがふっくらしていて、側面が丸みを帯びているデザインのものがあります。
これは単体で使う分には高級感があって良いのですが、2枚並べると丸みと丸みの間にどうしても深いV字の谷間ができてしまい、隙間が目立ちやすくなります。
側面が垂直に切り立ったような、箱型のマットレスを2枚並べれば、隙間は最小限の直線的なラインだけになり、段差もできにくくなります。
購入前には、商品写真をよく見て、マットレスの側面の形状を確認する癖をつけると良いでしょう。
マットレスの種類としては、前述の通り、独立したコイルが体を支える「ポケットコイルマットレス」がおすすめです。
隣の人の動きが伝わりにくいという振動吸収性に加え、体のラインに沿って沈み込むため、マットレスの端の方で寝ても体が傾きにくいというメリットがあります。
これらのポイント、つまり「同じものを2枚」「角が四角い」「ポケットコイル」という三つの条件を意識してマットレスを選ぶこと。
それが、隙間や段差のストレスから解放されるための、最も確実で根本的な解決策となるのです。
連結におすすめのシングルベッドフレーム 人気モデルを紹介
いざシングルベッドの連結をしようと思っても、世の中にはたくさんのフレームがあって迷ってしまいますよね。
ここでは、連結スタイルに特に適した人気フレームのタイプを、それぞれの魅力と合わせてご紹介します。
シンプルisベスト ヘッドレスタイプの魅力
お部屋をできるだけ広く、すっきりと見せたいというミニマリストな方や、シンプルなインテリアを好む方に絶大な人気を誇るのが「ヘッドレスタイプ」のシングルベッドフレームです。
その名の通り、頭の部分にヘッドボードがない、非常にシンプルなデザインが特徴です。
ヘッドボードがない分、ベッド全体の長さ（奥行き）が短くなるため、限られた寝室のスペースを最大限に有効活用できます。
ベッドの足元にクローゼットやドアがあってスペースに余裕がない、といったお部屋には最適です。
2台連結しても、ヘッドボードの大きな主張がないため、圧迫感が少なく、非常に軽やかで洗練された印象になります。
将来的に2台を分割して、それぞれを子供部屋などで使う場合を考えても、このシンプルさは大きなメリットになります。
どんなインテリアにも合わせやすく、お子様の好みや部屋のテイストが変わっても、長く使い続けることができるでしょう。
機能面で少し物足りないと感じる場合は、壁際にベッドを設置し、壁に直接もたれたり、お洒落なクッションをいくつか並べてヘッドボード代わりにしたりするのも素敵なアイデアです。
最近では、壁に貼るタイプの薄型クッションパネルなどもありますので、そういったアイテムで自分好みにカスタマイズする楽しみもありますね。
価格的にも、ヘッドボードがあるタイプに比べてリーズナブルなものが多いため、初期費用を抑えたい方にもおすすめです。
シンプルだからこそ、飽きが来ず、長く愛せる。
そして、どんなライフステージの変化にも柔軟に対応できる。
ヘッドレスタイプのシングルベッドフレームは、そんな普遍的な魅力を持った、連結スタイルの優等生と言えるでしょう。
機能性をプラスする 棚・コンセント付きモデル
ベッドの上で過ごす時間を、より快適で便利にしたいという方には、やはり「棚・コンセント付き」のヘッドボードを備えたシングルベッドフレームがおすすめです。
今や私たちの生活に欠かせないスマートフォンやタブレット。
寝る前に少しだけチェックしたり、アラームとして使ったりする方は非常に多いですよね。
そんな時、枕元にコンセントがあれば、いつでも気軽に充電できるので非常に便利です。
充電ケーブルがベッドの周りでごちゃごちゃすることもありません。
2台連結すれば、それぞれのベッドサイドにコンセントの差し込み口が来ることになるので、ご夫婦やカップルでコンセントの取り合いになる心配もありません。
それぞれが自分のデバイスを気兼ねなく充電できるのは、現代のライフスタイルにおいて、想像以上に快適なものですよ。
ちょっとした「棚」が付いているのも嬉しいポイントです。
寝る前に読んでいた本や、メガネ、目覚まし時計などを、わざわざサイドテーブルに手を伸ばすことなく、さっと置くことができます。
ティッシュボックスや、お気に入りのアロマディフューザーなどを置くスペースとしても活用できますね。
ヘッドボードの棚には、間接照明が付いているタイプもあります。
夜中に少しだけ明かりが欲しい時、例えばお子様の様子を確認したり、トイレに立ったりする際に、部屋全体の電気をつけることなく、手元だけを優しく照らしてくれるので大変重宝します。
棚・コンセント付きのヘッドボードは、就寝前後の「あったらいいな」を叶えてくれる機能が満載です。
2台連結しても、それぞれのパーソナルスペースとして機能するため、利便性は2倍になります。
寝室でのリラックスタイムを、より充実させたいと考える方に、ぴったりの選択肢です。
安心の日本製 低ホルムアルデヒドのすのこフレーム
デザインや機能性も大切ですが、毎日長い時間を過ごすベッドだからこそ、何よりも「品質」と「安全性」を重視したい。
そうお考えの方に、私が自信を持っておすすめするのが「日本製のすのこフレーム」です。
小さなお子様と一緒に眠るご家庭では、ぜひ注目していただきたいポイントが詰まっています。
日本の気候に最適な「すのこ仕様」であること。
日本は湿度が高く、特に梅雨時や夏場は、敷きっぱなしの布団やマットレスの裏側に湿気がこもり、カビが発生しやすくなります。
すのこ仕様の床板は、板と板の間に隙間があるため、マットレスの下に空気の通り道を作り、湿気を効果的に逃がしてくれます。
カビやダニの発生を抑制し、一年中衛生的で快適な睡眠環境を保つ手助けをしてくれるのです。
そして、何より重要なのが「日本製」であることの安心感です。
日本の工場で作られたベッドフレームは、海外製に比べて、細部の作りが丁寧で頑丈なものが多く、長く使ってもきしみやガタつきが出にくいという品質の高さを誇ります。
健康面で特に注目したいのが「低ホルムアルデヒド」である点。
多くの国産ベッドフレームは、シックハウス症候群の原因となる化学物質、ホルムアルデヒドの放散量が最も少ない最高ランク「F☆☆☆☆（エフ・フォースター）」の基準をクリアした建材や接着剤を使用して作られています。
体の小さいお子様は、大人よりも化学物質の影響を受けやすいと言われています。
家族みんなが安心して体を預けられるベッドを選ぶことは、親としての大切な責任の一つではないでしょうか。
品質、衛生、安全。
そのすべてを高次元で満たしてくれる「日本製の低ホルムアルデヒドすのこフレーム」は、家族の健康と快適な眠りを願うすべての方にとって、最高の選択肢の一つだと断言できます。
シングル2台連結で生まれるワイドキング200の世界
シングルベッドを2台連結すると、そこには「ワイドキング200」という、とても広々とした世界が広がります。
この特別なサイズが、ご家族の眠りをどう変えるのか、具体的に見ていきましょう。
ワイドキング200の広さを徹底解剖
「ワイドキング200」と聞いても、あまりピンとこないかもしれませんね。
一般的なシングルベッド（幅約100cm）を2台ぴったりとくっつけた時の合計の幅、つまり「幅200cm」のベッドサイズを指す言葉です。
この幅200cmという数字が、どれほどの広さなのか、他のサイズと比較してみましょう。
ご夫婦お二人で使われることの多い「ダブルベッド」の幅は約140cmです。
これでも二人で寝るには十分なサイズですが、寝返りを打ったり、お互いのパーソナルスペースを確保したりするには、少し手狭に感じることもあります。
二人でゆったりと眠れるサイズの代表格である「クイーンベッド」の幅は約160cm。
そして、高級ホテルのツインルームなどで使われる「キングベッド」の幅が約180cmです。
そう、「ワイドキング200」は、その広々としたキングベッドよりも、さらに20cmも広いサイズということになります。
このプラス20cmの余裕が、想像以上に大きな快適さをもたらしてくれるんですよ。
大人二人が寝ても、それぞれの両サイドに十分なスペースが残ります。
腕を伸ばしたり、寝返りを打ったりしても、隣のパートナーにぶつかることはほとんどありません。
まさに、ストレスフリーな睡眠空間と言えるでしょう。
この広さは、ご家族で使う場合にその真価を最大限に発揮します。
大人二人の間に、小さなお子様が一人入っても、まだ余裕があります。
まるで、広大な平野に寝転がっているかのような、開放的で贅沢な寝心地。
それが、ワイドキング200の世界なのです。
このサイズを一度体験してしまうと、もう他のサイズには戻れない、と言うお客様がたくさんいらっしゃいます。
家族4人でも大丈夫？最適な寝方シミュレーション
「ワイドキング200（幅200cm）で、大人2人と子供2人の家族4人で眠ることはできますか？」お客様から非常によくいただく質問です。
結論から申しますと、「お子様が小さいうちは十分に可能」です。
ただし、快適に眠るためには少し工夫が必要です。
具体的にシミュレーションしてみましょう。
大人の肩幅を平均約50cm、まだ小さいお子様（幼児）の肩幅を約30cmと仮定します。
一般的な「川の字」スタイルを考えてみます。
端から【パパ(50cm)・子供(30cm)・子供(30cm)・ママ(50cm)】と並んだとしましょう。
合計の幅は160cmとなり、ワイドキング200の幅の中になんとか収まります。
両サイドにそれぞれ20cmずつの余裕が生まれる計算です。
これなら、全員が少しずつスペースを譲り合えば、眠ることは不可能ではありません。
寝返りを打つスペースを考えると、少し窮屈に感じるかもしれませんね。
そこでおすすめしたいのが、寝るポジションの工夫です。
例えば【子供(30cm)・パパ(50cm)・ママ(50cm)・子供(30cm)】という並び方です。
これなら、比較的寝相の良い大人が中央で壁になり、元気なお子様が両サイドで眠ることになります。
中央の夫婦のスペースは100cm確保でき、お子様もそれぞれのスペースで自由に動けます。
ベッドの真ん中は、連結部分がどうしても少し気になると感じる方もいらっしゃいます。
その場合は、体の小さなお子様を真ん中にして【パパ(50cm)・子供(30cm)・ママ(50cm)】と3人で寝て、もう一人のお子様はベビーベッドやキッズ用の布団を横付けする、というスタイルも賢い選択です。
ワイドキング200は、ご家族の成長段階や寝るスタイルに合わせて、様々なフォーメーションを組むことができる、非常に柔軟性の高いサイズなのです。
家族会議で、みんなが快適に眠れるベストポジションを探すのも、楽しい時間になるかもしれませんね。
WK200に合う寝具の選び方 シーツやパッドの探し方
無事にワイドキング200のベッドフレームとマットレスを手に入れたら、次に必要になるのが「寝具」です。
マットレス全体を覆う「シーツ」や、汗を吸収してくれる「ベッドパッド」は、この特殊なサイズに合うものを見つけなければなりません。
一昔前までは、ワイドキングサイズの寝具は種類が少なく、探すのに苦労したものです。
ご安心ください。
近年、連結ベッドの人気が高まるにつれて、多くの寝具メーカーが「ワイドキング（WK）」や「ファミリーサイズ」といった大きなサイズの寝具を豊富にラインナップするようになりました。
まず探すべきは「ワイドキングサイズ」または「200×200cm」という表記のものです。
これが、シングルマットレス2枚分にぴったりのサイズとなります。
ボックスシーツを選ぶ際は、幅と長さに加えて「マチ（厚み）」のサイズも忘れずにチェックしてください。
お使いのマットレスの厚みよりも、マチが5cm以上長いものを選ぶと、着脱がスムーズで、マットレスの裏側までしっかりと包み込むことができます。
ベッドパッドも同様に、ワイドキングサイズのものを一枚敷くことで、マットレスの中央の連結部分の違和感をさらに和らげる効果も期待できます。
掛け布団については、いくつかの選択肢があります。
一つは、ワイドキングサイズの大きな掛け布団を一枚用意して、家族みんなで使うスタイル。
一体感が生まれて仲睦まじいですが、夜中に布団の取り合いになる可能性もあります。
もう一つは、私がお勧めしているスタイルですが、「シングルサイズの掛け布団を2枚」使う方法です。
これなら、各自が自分の布団を自由に使えるため、お互いの眠りを妨げることがありません。
寝ている間の体温調節もしやすく、それぞれの快適さを保てます。
最近では、おしゃれなデザインの寝具も増えていますから、ぜひお部屋のインテリアに合わせて、寝具選びも楽しんでみてください。
当店「眠り姫」でも、ワイドキングサイズ対応の寝具を多数取り揃えておりますので、お気軽にご相談くださいね。
店主のつぶやき シングルベッド2台連結で広々快適 家族に最適な寝心地を
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・クイーンとシングル連結で超大型ベッドを実現する裏技
名前： さとうのりお