「寝室は、いつも清潔で爽やかな空間にしておきたい」
そんな願いを叶えるのが、床から少し浮いた、軽やかなデザインが魅力の「脚付き連結ベッド」です。
その優れた通気性と、お掃除のしやすさが、快適な睡眠環境をお約束します。
ベッド販売歴17年の私、店主の佐藤が、その魅力を詳しくご紹介します。
脚付き（レッグタイプ）連結ベッドを選ぶメリットとは？
メリット� �優れた通気性で、一年中さわやかな寝心地
こんにちは！「眠り姫」店主の佐藤です。
数あるベッドフレームの種類の中で、「脚付き（レッグタイプ）」の連結ベッドが持つ最大のメリット、それは「圧倒的な通気性の良さ」です。
ベッドフレームが、床に接することなく、脚によって床から持ち上げられているため、ベッドの下には常に空間が生まれます。
この空間が、空気の通り道となり、マットレスの底面にこもりがちな湿気を、効率よく逃がしてくれるのです。
高温多湿な日本の夏は、夜でも寝苦しく、たくさんの汗をかきますよね。
その湿気がマットレスに溜まったままだと、寝心地が悪くなるだけでなく、マットレス自体の劣化を早める原因にもなります。
脚付きベッドなら、常にベッド下が換気されている状態なので、湿気がこもりにくく、一年を通して、カラッと爽やかな寝心地をキープすることができます。
まるで、風通しの良い高台に、お布団を干しているようなもの。
この構造は、睡眠の質を高める上で、非常に重要な役割を果たします。
収納力も大切ですが、ベッド本来の目的である「快適な眠り」を最優先に考えるなら、この通気性の良さは、何物にも代えがたい魅力と言えるでしょう。
メリット�◆Г�掃除が簡単で、ハウスダスト対策も万全
二つ目の大きなメリットは、「お掃除のしやすさ」です。
ベッドの下は、家の中でも特にホコリが溜まりやすい場所の一つ。
収納付きベッドのように、床にぴったりと接しているタイプだと、一度設置してしまうと、その下を掃除することは、ほぼ不可能です。
何年も溜まったホコリは、ダニの温床となり、アレルギーの原因になることもあります。
その点、脚付きベッドなら、ベッド下に十分な空間があるため、掃除機やフローリングワイパーが、ベッドの奥までスッと入ります。
いつでも、隅々まで簡単にお掃除ができるので、寝室を常に清潔な状態に保つことができるのです。
ハウスダストやアレルギーを気にされる方、特に小さなお子様がいらっしゃるご家庭にとっては、非常に大きな安心材料となります。
近年では、お掃除ロボットが通れる高さに設計された脚付きベッドも、大変な人気を集めています。
毎日の面倒な掃除は、お掃除ロボットにお任せ。
自分は何もしなくても、ベッドの下はいつもピカピカ。
そんな、夢のようなクリーンライフを、脚付きベッドは実現してくれます。
日々のメンテナンスのしやすさは、長く快適に暮らすための、大切なポイントなのです。
メリット��：圧迫感がなく、お部屋を広く見せるデザイン性
三つ目のメリットは、「デザイン性の高さ」、特に「お部屋を広く見せる効果」です。
床から浮いた、軽やかなデザインの脚付きベッドは、お部屋に置いた時の圧迫感が、他のタイプのベッドに比べて、格段に少なくなります。
床面が多く見えることで、視線が抜け、空間に奥行きが生まれるため、実際の平米数以上に、お部屋を広く、開放的に感じさせることができるのです。
サイズの大きな連結ベッドを、6畳や8畳といった限られたスペースの寝室に置きたい、という場合に、非常に有効な選択肢となります。
収納付きベッドのような、箱型のデザインがもたらす重厚感も魅力的ですが、脚付きベッドが持つ、スッキリとした抜け感は、寝室をよりリラックスできる、軽やかな空間へと演出してくれます。
脚のデザイン自体も、シンプルなストレートタイプから、先細りになったスタイリッシュなテーパータイプ、温かみのある木製のものから、シャープな金属製のものまで、バリエーションが豊富です。
まるで、上質なソファを選ぶように、脚のデザインにまでこだわって、お部屋のインテリアに合わせた一台を選ぶことができる。
そんな、おしゃれを楽しむ喜びがあるのも、脚付きベッドならではの魅力と言えるでしょう。
ベッド下の湿気対策に最適！カビを防いで清潔な睡眠環境を
人は一晩にコップ一杯の汗をかく マットレスと湿気の関係
「人は、一晩の睡眠中に、コップ一杯分（約200ml）の汗をかく」という話を、一度は耳にしたことがあるかと思います。
決して大げさな話ではありません。
私たちは、体温を調節するために、寝ている間も、無意識のうちにたくさんの汗をかいているのです。
そして、その汗（水分）は、体温によって水蒸気となり、掛け布団の中を循環し、その一部は、体の下にあるマットレスへと吸収されていきます。
このマットレスに吸収された湿気を、いかに効率よく発散させるかが、快適で衛生的な睡眠環境を保つための、最も重要な鍵となります。
もし、ベッドの通気性が悪く、湿気の逃げ場がないと、どうなるでしょうか。
マットレスの内部、常に床板と接している底面部分に湿気が溜まり続け、やがてそれは、カビやダニが繁殖するための、絶好の温床となってしまいます。
マットレスの裏側をめくってみたら、黒い点々（カビ）が一面に広がっていた…なんて、想像するだけでも恐ろしいですよね。
カビの胞子は、アレルギーや喘息の原因ともなり、ご家族の健康を脅かす、目に見えない敵です。
マットレスを長持ちさせ、そして何より、家族みんなが健康に眠るために、湿気対策は、ベッド選びにおける最優先事項の一つなのです。
脚付きベッドの「空気の通り道」が、カビの発生を抑制
この、深刻な「湿気問題」に対する、最もシンプルで、最も効果的な解決策こそが、脚付きベッドを選ぶことです。
脚付きベッドは、ベッドフレームを床から持ち上げることで、マットレスと床との間に、決定的に重要な「空気の通り道」を作り出します。
睡眠中にマットレスが吸収した湿気は、この空気の通り道を通って、自然に外部へと発散されていきます。
マットレスの底面は、常に乾燥に近い状態に保たれ、カビが繁殖する原因となる「湿気が溜まる」という状況を、根本から防ぐことができるのです。
床に直接布団を敷きっぱなしにしていると、すぐにカビてしまうのと同じ原理です。
布団と床の間に、毎日すのこを敷いたり、布団を干したりして、空気の通り道を作ってあげますよね。
脚付きベッドは、いわば、何もしなくても、毎日、自動的に布団を干しているのと同じような状態を作り出してくれる、非常に賢い構造なのです。
収納付きベッドの多くは、床にぴったりと接しているため、どうしてもこの通気性の問題が、構造上の弱点として残ります。
その点、脚付きベッドは、収納力を潔く手放す代わりに、「最高の通気性」という、衛生面における、この上ないメリットを手に入れている、と言えるでしょう。
すのこ仕様との相乗効果で、通気性はさらに最強に
脚付きベッドが持つ、優れた通気性。
その効果を、さらに極限まで高めるための、最強のパートナーがいます。
それが、床板の「すのこ仕様」です。
マットレスを支える床板部分が、一枚の板ではなく、すのこ状になっているタイプのものです。
脚付きベッドを選ぶなら、この床板は、ぜひ「すのこ仕様」のものを選んでいただきたい、と私は強くお勧めします。
なぜなら、この二つが組み合わさることで、通気性の「相乗効果」が生まれるからです。
「脚」が、ベッド全体の「下方向」への空気の流れを確保します。
そして、「すのこ」が、マットレスの底面と床板の間、つまり「上方向」への、ミクロな空気の流れをも確保します。
この「下から」と「上から」の、ダブルの空気層が、マットレスを立体的に包み込み、湿気がとどまることを、決して許しません。
まさに、通気性という点においては、最強の組み合わせと言えるでしょう。
この「脚付き」＋「すのこ」というコンビネーションは、次のような方に、自信を持ってお勧めできます。
●湿度が非常に高い地域にお住まいの方。
●汗をかきやすい、暑がりの方。
●アレルギーや喘息をお持ちで、衛生面を特に気にされる方。
●万年床ならぬ、「万年ベッド」で、マットレスのお手入れを、あまり頻繁にできない方。
快適な眠りと、ご家族の健康のために、ぜひ「脚付き」と「すのこ」、この二つのキーワードを、覚えておいてください。
ロボット掃除機もスイスイ通る！ベッド下を有効活用
ベッド下の高さをチェック！ロボット掃除機が入る条件
「脚付きベッドの下を、お掃除ロボットに任せたい！」現代のライフスタイルにおいて、これは非常に賢明で、合理的な考え方です。
ここで一つ、重要なチェックポイントがあります。
それは、「購入したいベッドの、脚の高さ」と、「ご自宅のお掃除ロボットの、本体の高さ」です。
せっかく脚付きベッドを買ったのに、お掃除ロボットが下に入れなかった…というのでは、あまりにも残念ですよね。
一般的なお掃除ロボットの高さは、おおよそ8cm〜10cm程度のものが主流です。
購入を検討しているベッドの、商品ページに記載されている仕様表を見て、「ベッド下の高さ」あるいは「脚の高さ」という項目を確認してください。
この数値が、ご自宅のお掃除ロボットの高さよりも、最低でも1cm〜2cm程度、余裕があることを、必ず確認しましょう。
ギリギリの高さだと、ちょっとしたラグの段差などで、ロボットが下に入れなくなったり、中で立ち往生してしまったりする可能性があるからです。
最近では、初めからお掃除ロボットの使用を想定して、脚の高さを12cmや15cmといった、十分な高さに設定しているモデルも、数多く登場しています。
ぜひ、「お掃除ロボット対応」といったキーワードも、ベッド選びの参考にしてみてください。
この一手間の確認で、面倒なベッド下の掃除から、完全に解放されるのです。
お掃除だけじゃない！ベッド下収納という選択肢
脚付きベッドは、収納付きベッドに比べて、収納力がない、というのが一般的なイメージです。
それは、「ベッド下の空間を、収納として活用できない」という意味ではありません。
確かに、引出しやチェストのような、作り付けの大容量収納はありませんが、このオープンスペースを、自分流の「見せる収納」あるいは「隠す収納」として、自由に活用することができるのです。
ここでのポイントは、ベッド下の高さに合った、市販の「収納ケース」や「収納ボックス」を選ぶことです。
最近では、ベッド下収納に特化した、高さが低く、奥行きのある、スタイリッシュなデザインの収納ケースがたくさん販売されています。
オフシーズンの衣類や寝具を、不織布のケースに入れて収納したり、お子様のおもちゃを、キャスター付きのボックスに入れて、遊びたい時だけ引き出せるようにしたり。
あるいは、読み終えた本や雑誌を、おしゃれなバスケットに入れて、見せる収納として楽しむのも素敵ですね。
引出しのように、収納の形が固定されていない分、自分の入れたい物に合わせて、収納用品を自由に選べるのが、このスタイルの良いところです。
ベッド下の空間を、ただの「隙間」と考えるのではなく、自分だけの「クリエイティブな収納スペース」と捉え直してみる。
そうすると、脚付きベッドの可能性は、さらに大きく広がります。
「何もない」という贅沢 スッキリとした空間をキープする
ベッド下の空間を、収納として活用するアイデアをご紹介しましたが、ここで、もう一つ、全く逆の発想をご提案させてください。
それは、「あえて、何もしない。
何もない、という状態をキープする」という選択です。
脚付きベッドがもたらす、床が見えることによる、軽やかさ、開放感。
その魅力を、最大限に味わうための、最も贅沢な使い方と言えるかもしれません。
ベッドの下に、ごちゃごちゃと物を置かず、がらんとした空間を保つこと。
それは、視覚的なノイズ（情報量）を減らし、心を落ち着かせる効果があります。
寝室は、一日の疲れを癒し、心身をリセットするための、最もプライベートで、神聖な場所です。
その空間が、物理的に、そして視覚的に、スッキリと整然としていることは、質の高い睡眠と、穏やかな精神状態を保つ上で、非常に重要です。
物が何もない状態であれば、日々の掃除も、圧倒的に楽になります。
ホコリが溜まる要因そのものを、排除するのです。
私たちは、ついつい「隙間があれば、何かを埋めたくなる」という習性を持っています。
そこを敢えて「余白」として残しておく。
その「何もない贅沢」が、日々の暮らしに、真の豊かさと、心の平穏をもたらしてくれるのではないでしょうか。
収納をベッドに頼らず、クローゼットや他の場所で完結できる、という方には、ぜひ、この究極にシンプルなスタイルを、試していただきたいと思います。
デザインで選ぶ おしゃれな脚付き連結ベッドコレクション
�‥形殻擇良�合いが美しい、ナチュラル＆北欧スタイル
私、店主佐藤が、デザイン性の高い、おしゃれな脚付き連結ベッドの代表的なスタイルを3つ、ご紹介します。
最も人気が高く、どんなお部屋にも調和しやすいのが、「ナチュラル＆北欧スタイル」のベッドです。
このスタイルの特徴は、パイン材やアッシュ材といった、天然木の温かみのある風合いを活かしている点です。
フレーム全体が、明るいナチュラルカラーの木で作られていたり、あるいは、ヘッドボードはファブリック（布地）で、脚だけが木製だったりと、木の温もりをデザインのアクセントにしています。
脚の形は、先に向かって細くなる、円錐状の「テーパードレッグ」が、北欧デザインの定番。
この軽やかな脚が、ベッド全体を、よりスタイリッシュで、洗練された印象に見せてくれます。
ヘッドボードのデザインも、無駄のないシンプルな板状のものや、縦格子（スリット）が入った、抜け感のあるデザインなどが人気です。
このスタイルのベッドは、お部屋全体を、明るく、優しく、そして居心地の良い、リラックスできる空間へと演出してくれます。
無印良品や、IKEA、ACTUSといった、シンプルでナチュラルなインテリアを好む方に、間違いなく気に入っていただける、王道のスタイルです。
��空間を引き締める、シックなモダンスタイル
次にご紹介するのは、寝室を、まるで高級ホテルのような、上質で落ち着いた空間にしたい、という方におすすめの、「シックなモダンスタイル」のベッドです。
このスタイルの特徴は、ダークブラウンや、グレー、ブラックといった、落ち着いたカラーリングにあります。
フレームの素材は、美しい木目が特徴のウォールナット材や、あるいは、フレーム全体が、高級感のあるレザー（合成皮革）や、重厚感のあるファブリックで覆われているものが人気です。
脚のデザインも、温かみのある木製ではなく、シャープなスチール製の角脚や、艶消しブラックの金属脚などが採用され、空間全体を、キリッと引き締めるアクセントになっています。
ヘッドボードには、もたれかかっても心地よい、ボリュームのあるクッションタイプのものが多く、寝る前の読書や映画鑑賞の時間を、より豊かなものにしてくれます。
このスタイルのベッドを置けば、寝室は、ただ眠るだけの場所から、一日の終わりを、ゆったりと過ごすための、ラグジュアリーなプライベート空間へと昇華します。
非日常的で、洗練された空間を求める、大人のためのスタイルと言えるでしょう。
�９發気鯤僂┐蕕譴襦�機能性も兼ね備えた脚付きベッド
最後にご紹介するのは、デザイン性だけでなく、「機能性」も兼ね備えた、進化系の脚付きベッドです。
その代表的な機能が、「脚の高さが変えられる」というものです。
多くのモデルでは、付属の「継ぎ脚」を取り付けたり、外したりすることで、ベッドの高さを、2段階、あるいは3段階に調整することができます。
これが、なぜ便利なのでしょうか。
お子様がまだ小さい間は、万が一の転落時のリスクを考えて、一番低い「ロータイプ」として使用します。
そして、お子様が大きくなったら、脚を継ぎ足して「ハイタイプ」に変更し、ベッド下に、お掃除ロボットが入れるようにしたり、収納ケースを置けるようにしたりするのです。
家族の成長や、ライフスタイルの変化に合わせて、ベッドがその姿を変えてくれるのです。
マットレスの厚みに合わせて、ベッド全体の高さを、自分が一番起き上がりやすい、最適な高さに調整する、という使い方もできます。
デザインの美しさはそのままに、暮らしの変化に寄り添う、賢い機能をプラスする。
そんな、使う人のことを第一に考えた、実用的なモデルも、最近のトレンドとして、注目を集めています。
「おしゃれなのが良いけど、やっぱり便利さも捨てがたい」そんな、欲張りなあなたの願いを、この機能性脚付きベッドが、叶えてくれるかもしれません。
店主のつぶやき 通気性抜群でお掃除も楽々！脚付き連結ベッドの爽やか快適ライフ
・ファミリーベッド
・連結ベッド
・キングサイズより大きいベッド
・ベッドフレーム
・ベッドサイズ
・ベッド
・通気性抜群でお掃除も楽々！脚付き連結ベッドの爽やか快適ライフ
・開放感のある寝室に 脚付き連結ベッドの選び方とポイント
・い草の香りに癒される 畳タイプの連結ベッドで和みの寝室を
・シンプルイズベスト ミニマルな暮らしに合うヘッドレス連結ベッド
名前： さとうのりお