こんにちは！ベッド通販「眠り姫」店主の佐藤です。
この道17年、数えきれないほどのファミリーベッドをお客様にお届けしてまいりました。
その経験の中で、お客様の笑顔はもちろん、時には「こんなはずじゃなかった」というお声を聞くこともありました。
だからこそ、今回は正直にお話しします。
ファミリーベッドの素晴らしいメリットと、購入前に絶対に知っておくべきデメリットや注意点。
良いことも悪いこともすべて知った上で、心から納得できる一台を選んでいただく。
それが、プロとしての私の誠意です。
本音で語る、ファミリーベッドの光と影。
さあ、始めましょう。
最高の寝心地！ファミリーベッドがもたらす5つのメリット
まずは、ファミリーベッドがなぜこれほどまでに多くのご家族に愛され、選ばれ続けているのか、その素晴らしいメリットについてお話しさせてください。
私が17年間、お客様の笑顔から教えていただいた、ファミリーベッドがもたらす「5つの幸福」です。
メリット� Р搬価完�ストレスフリー！圧倒的な広さが叶える極上の睡眠
ファミリーベッド最大のメリットは、何と言ってもその「圧倒的な広さ」です。
ダブルベッドに親子3人で寝て、パパが床で寝ている…なんていう話は、お客様から本当によくお聞きします。
これでは、誰もが睡眠不足になってしまいますよね。
ファミリーベッドなら、例えばシングルベッド2台を連結したワイドキング200サイズで横幅は2メートル。
お子様が真ん中で大の字になっても、パパとママはそれぞれ自分のテリトリーで手足を伸ばして眠れます。
寝返りを打っても隣の人にぶつからず、夜中に起こされることもありません。
この「全員がストレスなく朝までぐっすり眠れる」という経験は、日中の家族の笑顔、夫婦の会話、仕事のパフォーマンス、その全てを向上させてくれます。
睡眠の質は、生活の質そのもの。
ファミリーベッドは、家族全員のQOL（クオリティ・オブ・ライフ）を劇的に高めてくれる、最高のステージなのです。
メリット�◆Щ劼寮�長と親の安心 添い寝がもたらす計り知れない価値
特に小さなお子様がいるご家庭にとって、添い寝は単に一緒に寝る以上の、計り知れない価値があります。
親のぬくもりや匂いをすぐそばに感じながら眠ることで、お子様は深い安心感を得て、健やかな情緒が育まれます。
夜中の授乳や夜泣きの際にも、親はすぐに同じベッドの上で対応でき、心身の負担が大きく軽減されます。
床からの高さが低いフロアタイプのファミリーベッドを選べば、「ベッドからの転落」という最大の心配事からも解放されます。
この「安心感」は、親御さん自身の睡眠の質を大きく左右します。
夜中に何度もハッとすることがなくなるだけで、翌朝の目覚めは全く違うものになるでしょう。
家族の絆を深め、親子の心と体の健康を守る。
これもファミリーベッドが持つ、かけがえのないメリットです。
メリット��：将来分割できる ライフステージの変化に対応する驚きの柔軟性
「子どもが大きくなったら、この大きなベッドはどうするの？」これは当然の疑問です。
ご安心ください。
ファミリーベッドの多くは、将来「分割」して使えるように設計されています。
お子様が成長して自分の部屋を持つようになった時、連結金具を外せば、あっという間に2台の独立したベッドに早変わり。
一台をお子様専用に、もう一台をご夫婦用に、といった使い方ができるのです。
新たにベッドを買い足す必要がなく、非常に経済的。
この「ライフステージの変化に対応できる柔軟性」は、大きな一枚板のキングサイズベッドにはない、連結式ファミリーベッドならではの強みです。
購入時に、分割後の使い道まで考えてサイズやデザインを選ぶことで、10年、20年と長く使える、賢い投資となるのです。
メリット�ぁ�夫婦で好みが違ってもOK マットレスを個別に選べる自由
これは意外と見落とされがちですが、非常に重要なメリットです。
「パパは腰痛持ちだから硬めのマットレスが良いけど、ママは柔らかい寝心地が好き」というご夫婦、実はとても多いのです。
一枚の大きなマットレスでは、どちらかが我慢するしかありませんでした。
ファミリーベッドは2台のベッドを連結しているため、それぞれのベッドに別々のマットレスを乗せることができます。
つまり、パパは硬めのシングルマットレス、ママは柔らかめのシングルマットレス、といったように、各自が自分に最適な寝心地を追求できるのです。
睡眠は人生の3分の1を占める大切な時間。
そこで誰も妥協しなくて良いというのは、日々の満足度を大きく左右します。
「このおかげで、夫婦喧嘩が一つ減りました」と冗談交じりに話してくださるお客様もいらっしゃるほど、このメリットは大きいのです。
メリット�ァ�搬入が容易 大きなサイズなのに、諦める必要がない合理性
「横幅240cmのベッドなんて、うちのマンションには絶対入らない」と、諦めていませんか？これも、連結式であるファミリーベッドが解決してくれます。
完成品が届くのではなく、分割された状態（例えばセミダブル2台）でパーツが届き、お部屋の中で組み立てて連結するため、ほとんどのご家庭で搬入が可能です。
玄関や廊下、階段が狭く、これまで大きな家具を諦めてきた、というお客様にも、この方法で無事にお届けできたケースは数えきれません。
広々としたベッドで眠るという夢を、家の構造を理由に諦める必要はないのです。
この「搬入のしやすさ」という合理性も、ファミリーベッドが広く普及している大きな理由の一つです。
購入前に知っておきたい…ファミリーベッドの3つのデメリット
ここからは、店主として「本音で」語る、デメリットと注意点です。
どんなに良い商品にも、必ず知っておくべき側面はあります。
しかしご安心ください。
これらのデメリットは、事前に対策を知っておけば、十分に乗り越えられるものばかりです。
正直な情報こそが、あなたの後悔しないベッド選びに繋がります。
デメリット� Г�部屋が狭くなる 設置後のレイアウトと生活動線の確保
最も分かりやすいデメリットです。
当然ですが、大きなベッドを置けば、その分お部屋のスペースは狭くなります。
特に6畳や8畳の寝室では、ベッドを置いた後の「生活動線」の確保が重要になります。
クローゼットの扉は問題なく開閉できるか？ベランダへの通路は確保されているか？ドアを開けた時に、ベッドにぶつからないか？などを、購入前に必ずメジャーで測り、シミュレーションする必要があります。
この対策としては、ヘッドボードのない「ヘッドレスタイプ」を選ぶのが非常に有効です。
ヘッドボードの厚み（約10cm〜20cm）がなくなるだけで、お部屋のスペースはかなり節約できます。
ベッドの高さを抑えた「フロアタイプ」を選ぶと、視線が抜けてお部屋に圧迫感がなくなるため、広く感じさせる効果があります。
お部屋の広さに不安がある方は、この2つのタイプのベッドを検討してみてください。
デメリット�◆Ы藉�費用がかさむ ベッド本体以外の「隠れコスト」
ファミリーベッドは、フレーム本体の価格だけでなく、それに付随するアイテムも複数必要になるため、初期費用がシングルベッドなどに比べて高くなる傾向があります。
マットレスが2台以上必要です。
そして、その広大な面積をカバーするための寝具も必要になります。
ワイドキングサイズの大きなボックスシーツや敷きパッド。
これらは、シングル用に比べて価格が高く、また店舗によっては品揃えが少ない場合もあります。
後述するマットレスの「隙間」を埋めるための「すきまパッド」なども、快適性を求めるなら欲しいアイテムです。
これらの「隠れコスト」を計算に入れずにフレームだけ購入してしまうと、後から「思ったより予算オーバーだった」ということになりかねません。
対策としては、ベッドフレームを選ぶ段階で、マットレスや寝具類も含めた「総額」で予算を考えることが重要です。
最近は、フレームとマットレス、寝具類までセットでお得に販売しているお店も多いので、そういったセット商品を賢く利用するのも一つの手ですね。
デメリット��：お手入れに手間がかかる シーツ交換や掃除のコツ
大きなベッドは、その分お手入れの手間も大きくなります。
一枚の大きなワイドキングサイズのボックスシーツを、一人で交換するのはかなりの重労働です。
ベッドの角にシーツを引っかけて、反対側までよいしょと引っ張って…と、想像しただけで少し疲れてしまいますよね。
この対策としては、無理に一枚の大きなシーツを使わず、連結しているそれぞれのベッドに、それぞれのサイズのシーツを掛ける、という方法がおすすめです。
シングル2台の連結なら、シングル用のシーツを2枚使います。
これなら、洗濯も楽ですし、交換作業も一人で簡単に行えます。
お掃除に関しても、ベッド下が塞がっているフロアタイプや収納タイプは、脚付きタイプに比べてホコリが溜まりやすい側面があります。
定期的にマットレスを上げて換気したり、掃除機の隙間ノズルでベッド周りのホコリを吸ったり、といったひと手間が必要になります。
こうしたお手入れの手間を、購入前に理解しておくことが、購入後の満足度に繋がります。
搬入経路は大丈夫？見落としがちなチェックポイント
「ベッドを注文したのに、家に入らなくてキャンセルになった…」家具の通販で起こりうる、最も悲しいトラブルです。
ファミリーベッドは分割して運べるから安心、と申し上げましたが、それでも最低限の通路幅は必要です。
ここでは、絶対に見落としてはいけない「搬入経路」のチェックポイントを、具体的に解説します。
メジャーを片手にご自宅を確認してみてください。
【最重要】玄関から寝室まで 「測るべき場所」完全リスト
商品ページの「梱包サイズ」を確認した上で、以下の場所の寸法を必ず測ってください。
測るべきは、一番狭い部分の「幅」と「高さ」です。
�仝軸悒疋◆Д疋△魍�けた時の、内側の幅と高さ。
ドアノブや郵便受けなどの突起物も考慮します。
�∀�下：最も狭い部分の幅。
手すりなどがある場合は、それも含めて測ります。
��エレベーター（マンションの場合）：ドアの開口部の幅と高さ。
そして、内部の奥行きと幅、高さも重要です。
�こ�段：階段の最も狭い部分の幅。
踊り場の天井の高さも重要です。
「コの字」や「L字」に曲がる階段は、特に注意が必要です。
�タ下爾離疋◆Ц軸悗汎瑛佑法▲疋△魍�けた時の内側の幅と高さ。
ファミリーベッドの梱包で最も大きいパーツは、ヘッドボードか、すのこなどの床板であることが多いです。
そのパーツの一番長い辺が、通路の曲がり角などを通れるかをイメージすることが重要です。
少しでも不安な場合は、必ず購入前にショップに相談してください。
見落としがちな「障害物」と「曲がり角」 メジャー片手にシミュレーションを
寸法を測るだけでは見えてこない、見落としがちな「障害物」があります。
廊下の照明器具、火災報知器、ドアストッパー、手すりなどです。
これらのでっぱりのせいで、数センチ足りずに通らない、というケースは少なくありません。
そして、最大の難関が「曲がり角」です。
廊下から部屋に入る時や、階段の踊り場など、荷物を回転させる必要がある場所は、単純な幅だけでなく、「対角線の長さ」を考慮する必要があります。
これを正確に計算するのは難しいので、一番良い方法は、段ボールなどでベッドの梱包サイズと同じくらいの模型を作り、実際にその経路を通れるかシミュレーションしてみることです。
少し面倒に感じるかもしれませんが、この一手間が、悲しい搬入トラブルを防ぐ最も確実な方法です。
お客様の中には、メジャーで測った通路の写真を撮って、ショップに「これで通りますか？」と相談してくださる方もいらっしゃいます。
私たちプロは、そうしたご相談にも慣れていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
隙間問題、どうする？快適に眠るための解決策
ファミリーベッドのデメリットとしてよく挙げられるのが、2台のマットレスの間にできる「隙間」や「段差」です。
この隙間に、ちょうど体の真ん中がハマってしまって寝心地が悪い…というお悩み。
ご安心ください。
この問題には、ちゃんと解決策があります。
原因と対策を知れば、隙間を気にせず快適に眠ることができますよ。
なぜ隙間ができるのか？マットレスの構造から原因を知る
そもそも、なぜ隙間ができるのでしょうか。
マットレスを2台ぴったりくっつけても、中央に少し谷間のような窪みができてしまいます。
ほとんどのマットレスの側面が、角張った直角ではなく、少し丸みを帯びて作られているためです。
マットレスの内部には、コイルスプリングやウレタンフォームなどのクッション材が、側面の生地（側地）によって張り詰められています。
この張力によって、角が少し内側に引っ張られ、ふっくらとした丸みが生まれるのです。
この丸みがあるおかげで、マットレスの角に体が当たっても痛くないのですが、2台並べると、その丸み同士がぶつかり、頂点部分ではくっついても、その下にはV字の谷間ができてしまう、というわけです。
寝ている間に人の重みでそれぞれのマットレスが微妙に沈み込むことで、中央の隙間がより強調されてしまうこともあります。
原因が分かれば、対策も立てやすいですね。
解決策� 收賤僖▲ぅ謄燹曄屬垢�まパッド」と「ボックスシーツ」の最強コンビ
この隙間問題を解決するために開発された、非常に便利な専用アイテムがあります。
それが「すきまパッド（すきまスペーサー）」です。
T字の形をしたウレタン素材のパッドで、Tの縦の部分をマットレスの隙間に埋め込み、Tの横の部分でマットレスの表面を覆うようにして使います。
これを隙間に埋めるだけで、マットレスの段差がほとんどなくなり、フラットな状態に近づきます。
素材も柔らかいので、パッドの上に寝ても違和感はありません。
そして、この「すきまパッド」の効果を最大限に引き出す最強の相棒が、大きな一枚の「ボックスシーツ」です。
すきまパッドを設置した上から、2台のマットレスを丸ごと、一枚の大きなボックスシーツで覆ってしまいます。
すきまパッド自体がズレるのを防ぎ、見た目にも完全に一体化した、まるで初めから一枚の大きなマットレスであったかのような状態を作り出すことができるのです。
この「すきまパッド＋ボックスシーツ」のコンビネーションは、隙間問題の最も確実で、最もおすすめな解決策です。
解決策�◆敍�々の工夫】ベッドメイキングで隙間を目立たなくする小ワザ
「専用アイテムを買うほどではないけど、少し気になる」という方向けに、日々の工夫で隙間を目立たなくする小ワザもご紹介します。
一つは、敷きパッドを工夫することです。
厚手の敷きパッドや、裏面に滑り止めが付いている敷きパッドを、2台のマットレスをまたぐように敷くことで、段差が緩和され、マットレス同士が離れていくのもある程度防いでくれます。
もう一つは、ベッドメイキングの際に、2台のベッドを中央に「ギュッ」と強く押し付けてから、シーツをかけることです。
当たり前のようですが、これを毎日意識するだけで、隙間の広がり方はかなり違ってきます。
商品によっては、マットレスの外周を硬めのウレタンで囲った「エッジサポート」がしっかりしているマットレスを選ぶ、というのも有効です。
型崩れしにくいため、2台並べた時の隙間が比較的できにくい傾向にあります。
ただし、これらの方法はあくまで緩和策です。
根本的に隙間をなくしたい、という場合は、やはり前述の「すきまパッド」の導入を検討するのがベストでしょう。
まとめ：全てを知った上で、賢いベッド選びを
さて、ファミリーベッドのメリットだけでなく、デメリットや注意点、そしてその解決策まで、私の知る限りの「本音」をお話しさせていただきました。
良い面も悪い面もすべて知ることで、初めて本当に納得のいく、賢い選択ができると、私は信じています。
あなたは大丈夫？購入前の最終確認リスト
後悔しないための最終確認リストをご用意しました。
購入ボタンを押す前に、もう一度だけ、ご自身に問いかけてみてください。
□【メリットへの共感】この記事で紹介した５つのメリットに、心から魅力を感じますか？
□【デメリットへの覚悟】３つのデメリット（部屋が狭くなる、初期費用、お手入れの手間）を理解し、その対策を取る覚悟はできていますか？
□【搬入経路の確認】メジャーを使い、玄関から寝室までの搬入経路を、実際にシミュレーションしましたか？少しでも不安な点は、ショップに相談しましたか？
□【隙間対策の計画】マットレスの隙間問題について、解決策（すきまパッドの導入など）の計画は立てていますか？
□【予算の確認】ベッドフレームだけでなく、マットレスや寝具類も含めた「総額」で、予算内に収まっていますか？
これらの質問すべてに、自信を持って「はい」と答えられたなら、もう大丈夫。
あなたのベッド選びは、きっと成功します。
デメリットを知ることは、後悔しないための第一歩
私が今回、あえてデメリットや注意点を詳しくお話ししたのは、お客様を不安にさせたいからでは決してありません。
むしろ、その逆です。
事前に「こんなはずじゃなかった」に繋がりかねないポイントを知っておくことで、事前に対策を立てることができ、結果的に、購入後の満足度を最大限に高めることができるからです。
何も知らずに購入して後悔するよりも、すべての光と影を知った上で、「それでも、このベッドが私たちの家族には必要だ」と確信して選ぶ方が、何倍も幸せな選択だと思いませんか？デメリットを知ることは、後悔しないための、そして、その商品を本当に愛するための、最も重要な第一歩なのです。
この記事が、あなたの家族にとって最高の、そして後悔のない一台を見つけるための、誠実なガイドとなれたなら、店主としてこれ以上の喜びはありません。
最後まで「本音」にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
店主のつぶやき 【店主が本音で語る】ファミリーベッドのメリット・デメリットと購入前の注意点
・ファミリーベッド
・連結ベッド
・キングサイズより大きいベッド
・ベッドフレーム
・ベッドサイズ
・ベッド
・【店主が本音で語る】ファミリーベッドのメリット・デメリットと購入前の注意点
名前： さとうのりお