こんにちは。
ベッド通販「眠り姫」店主の佐藤です。
17年以上にわたり数多くのベッドをお客様にお届けしてきましたが中でも日本の宝とも言える「檜(ひのき)」を使ったすのこベッドには特別な魅力があります。
単なる寝具としてではなくまるで森の中にいるような深いリラクゼーションと健康的な眠りをもたらしてくれる特別な存在です。
この記事ではなぜ檜すのこベッドがこれほどまでに人々を魅了するのかその香りが持つ驚きの効能から優れた機能性そして長く愛用するためのお手入れ方法までプロの視点から徹底的に解説します。
極上の眠りを求めるあなたへ最高の選択肢をご提案します。
国産檜すのこベッドがもたらすリラックス効果
一日の終わり心と体を休める寝室は誰にとっても特別な場所です。
その空間を最高のリラクゼーションスペースに変えてくれるのが国産檜すのこベッドです。
古来より日本人に愛されてきた檜。
その理由はただ美しいだけでなく私たちの五感に働きかけ深い癒しをもたらす力があるからです。
扉を開けた瞬間にふわりと香る清々しい香り目にも優しい柔らかな木肌。
檜のベッドがあるだけで寝室は単に眠るための部屋から心身を再生させるための聖域へと昇華します。
ここでは檜が持つ自然の力がどのように私たちをリラックスさせてくれるのかそのメカニズムと魅力に迫ります。
まるで森林浴をしているかのような寝室
檜のすのこベッドを寝室に置くとまるで部屋の中に小さな森が生まれたかのような感覚に包まれます。
この感覚の正体は檜が発散する「フィトンチッド」と呼ばれる香り成分です。
フィトンチッドは樹木が自らを菌や害虫から守るために放出する物質でその中には私たちの心身に有益な効果をもたらす成分が豊富に含まれています。
森林浴でリフレッシュできるのはこのフィトンチッドを浴びているからに他なりません。
檜のベッドで眠るということは毎晩この森林浴効果を享受できるということです。
清々しくどこか懐かしい檜の香りは日中のストレスや緊張で高ぶった交感神経を鎮め心身をリラックスさせる副交感神経を優位に働かせる効果があると言われています。
ベッドに入り深く呼吸をすればその香りが体中に行き渡り自然と心拍数が落ち着き穏やかな気持ちになっていくのを感じられるでしょう。
パソコンやスマートフォンで酷使した頭脳も情報過多で疲れた心も檜の香りが優しく解きほぐしてくれます。
お客様からは「寝室の空気が澄んだように感じる」「ベッドに入るのが楽しみになった」「以前よりも寝つきが良くなった」というお声を数多くいただきます。
これは単なる気分の問題ではなく檜の香り成分が科学的にもたらす効果の現れなのです。
毎日の睡眠をただの休息から積極的な癒しの時間へと変える。
それが檜すのこベッドの持つ最大の魅力と言えるでしょう。
視覚的にも癒される美しい木目
檜の魅力は香りだけではありません。
その美しい見た目もまた私たちに深い癒しを与えてくれます。
国産の檜は淡いピンク色や黄白色の上品な色合いを持ちきめ細やかで美しい光沢があるのが特徴です。
その木目は真っ直ぐに通っており非常に整然としていて見る人の心を落ち着かせる効果があります。
自然が生み出した木目の模様は一つとして同じものがなくそれぞれが独自の表情を持っています。
その揺らぎは「1/fゆらぎ」と呼ばれるリズムを持っておりこれは小川のせせらぎや木漏れ日星のまたたきなど自然界に存在する心地よいリズムと同じもの。
私たちは無意識のうちにこの木目の揺らぎに心地よさを感じリラックスすることができるのです。
また檜の木肌は光を柔らかく反射するため寝室の照明を優しく拡散し温かみのある落ち着いた空間を演出してくれます。
無機質な壁紙や家具に囲まれた現代の生活空間において天然の木材が持つ視覚的な優しさは非常に価値のあるものです。
ベッドという寝室の主役が美しい木目の檜であるだけで部屋全体の雰囲気が格段に上質で安らぎのあるものになります。
朝目覚めた時に最初に目に飛び込んでくるのが温かみのある檜の木目であればその日一日を穏やかな気持ちでスタートできるでしょう。
香りと共に視覚からも癒しを与えてくれる。
この相乗効果によって檜すのこベッドは他に類を見ない最高のリラクゼーションアイテムとなるのです。
天然素材ならではの温もりと肌触り
天然素材である檜は触れた時の感触も格別です。
無垢の檜材を丁寧に磨き上げたベッドフレームはすべすべとしていながらも適度な摩擦感がありいつまでも触れていたくなるような心地よさがあります。
夏場に触れてもひんやりと心地よく冬場に触れても金属のような冷たさを感じさせません。
これは木材が熱を伝えにくい性質(熱伝導率が低い)を持っているためです。
人の肌の温度を奪いすぎず常に穏やかな温もりを保ってくれるため季節を問わず快適な肌触りを提供してくれます。
ベッドの縁に腰掛けた時や寝返りを打ってフレームに肌が触れた時その自然な温かさにホッと安心感を覚える方も少なくありません。
また無垢材のベッドは静電気を帯びにくいという性質も持っています。
乾燥する冬場に不快な静電気の発生を抑えホコリを寄せ付けにくいというメリットもあります。
化学物質を一切含まない無塗装の檜ベッドであればアレルギーが心配な方やデリケートな肌を持つお子様でも安心して直接肌に触れることができます。
私たちは五感を通じて外界の情報を得ていますが中でも触覚は安心感や幸福感に直結する重要な感覚です。
愛情のこもったスキンシップで幸福ホルモンが分泌されるように天然素材の優しい肌触りもまた私たちの心に安らぎを与えてくれます。
毎晩体を預けるベッドだからこそその素材感や肌触りにはこだわりたいものです。
檜すのこベッドはそんな本物志向の方にもきっとご満足いただけるはずです。
檜の香りと効能 睡眠の質を高める秘密
檜の香りがリラックス効果をもたらすことは広く知られていますがその香りにはさらに驚くべき効能が秘められています。
それは私たちの睡眠の質を直接的に高めより健康的で衛生的な睡眠環境を作り出す力です。
檜の香りの正体である精油成分には科学的に証明された様々な作用がありそれらが複合的に働くことで最高の眠りをサポートしてくれるのです。
ここでは檜の香りが持つ具体的な効能に焦点を当てその秘密を解き明かしていきます。
主成分αピネンがもたらす鎮静作用
檜の香りの主成分の一つに「α-ピネン(アルファピネン)」という物質があります。
このα-ピネンは針葉樹の多くに含まれる香り成分で脳に直接働きかけ自律神経を整える作用があることが研究で明らかになっています。
具体的には興奮や緊張状態を司る交感神経の活動を抑制し心身をリラックスさせる副交感神経の活動を活発にする効果があります。
日中に仕事や人間関係でストレスを感じると私たちの体は交感神経が優位な状態になり心拍数や血圧が上昇し筋肉が緊張します。
この状態が夜まで続いてしまうとなかなか寝付けなかったり眠りが浅くなったりする原因となります。
檜の香りを嗅ぐことでα-ピネンが体内に取り込まれると高ぶった神経が鎮まり自然とリラックスモードへと切り替わります。
ある実験では檜の香りを嗅いだ後の脳波を測定したところリラックス状態を示すα波が増加したという結果も報告されています。
これはα-ピネンが脳内のセロトニン神経系に作用し精神を安定させる効果があるためと考えられています。
つまり檜のベッドで眠ることは天然の睡眠導入剤や精神安定剤をそばに置いているようなものなのです。
薬に頼ることなく自然の力で穏やかな眠りへと誘われる。
これは現代社会に生きる私たちにとって非常に価値のある効能と言えるでしょう。
質の高い睡眠は日中のパフォーマンス向上や生活習慣病の予防にも繋がります。
檜の香りは単なる心地よさを超えて私たちの健康を根本から支えてくれるのです。
抗菌防ダニ効果で衛生的な睡眠環境
檜の香りが持つもう一つの重要な効能が優れた抗菌・防カビ・防ダニ効果です。
檜に含まれるフィトンチッドにはカビや細菌類の増殖を抑制する強力な力があります。
古くから檜風呂がカビにくかったりまな板やおひつに檜が使われたりしてきたのは先人たちがその抗菌作用を経験的に知っていたからです。
湿気の多い日本の環境ではベッドのマットレスや布団はカビやダニの温床になりがちです。
特にアレルギー性鼻炎や気管支喘息の原因となるコナヒョウヒダニは湿度の高い環境を好みます。
檜のすのこベッドはすのこ構造による物理的な通気性に加え檜自体の抗菌・防カビ作用によってダブルの効果でカビや雑菌の繁殖を防ぎます。
さらにダニは檜の香りを嫌う性質があるため檜のベッドは天然の防ダニ効果も発揮します。
これによりアレルギーの原因となるアレルゲンを大幅に減らし非常にクリーンで衛生的な睡眠環境を保つことができるのです。
殺虫剤や化学的な防ダニ剤を使うことに抵抗がある方や小さなお子様がいるご家庭でも檜のベッドなら安心して使うことができます。
人は一晩にコップ一杯分の汗をかくと言われていますが檜の抗菌作用は汗が原因で発生する雑菌の繁殖を抑え寝具を清潔に保つ助けにもなります。
毎日肌に触れ一日の三分の一を過ごす場所だからこそ衛生面には最大限こだわりたいものです。
檜すのこベッドは自然の力を借りて最も安全で効果的な方法でその願いを叶えてくれます。
消臭効果で寝室の空気をクリーンに
寝室の気になる臭いに悩まされている方にも檜のすのこベッドはおすすめです。
檜の香り成分には優れた消臭・脱臭効果があることが知られています。
これは悪臭の元となるアンモニアなどの成分を中和したり分解したりする化学的な作用によるものです。
例えば寝汗や体臭加齢臭といった睡眠中に発生しがちな気になる臭いを檜の香りが優しく包み込み爽やかな空間へと変えてくれます。
市販の消臭剤や芳香剤のように強い香りで悪臭をごまかすのではなく臭いの元から分解してくれるためより自然で根本的な解決策となります。
また檜の香りは空気清浄効果も期待できます。
フィトンチッドには空気中の有害な化学物質を減少させたり汚れた空気を浄化したりする働きがあると言われています。
檜のベッドがあるだけで寝室全体の空気が浄化され森の中のような清浄な状態に近づきます。
特に気密性の高い現代のマンションなどでは室内の空気がこもりがちですが檜のベッドは天然の空気清浄機のような役割も果たしてくれるのです。
お客様の中にはペットと一緒に寝室で過ごす方もいらっしゃいますがペット特有の臭いが気にならなくなったという声も聞かれます。
良い香りに包まれて眠ることは精神的な満足感も高めてくれます。
毎晩ベッドに入るたびに清々しい香りに迎えられクリーンな空気の中で深呼吸できる。
そんな贅沢な環境は睡眠の質を高めるだけでなく日々の暮らしそのものを豊かにしてくれることでしょう。
耐久性と調湿性に優れた檜材の特徴
檜が古くから神社仏閣などの重要な建築物に用いられてきたのには理由があります。
それは檜材が他の木材にはない卓越した耐久性と日本の気候に適した優れた調湿性を兼ね備えているからです。
ベッドは体を預ける家具ですからその頑丈さは最も重要な要素の一つ。
檜すのこベッドは長期間にわたって安心して使える高い信頼性を誇ります。
さらに湿度の高い日本の環境下で寝具を快適に保つための機能も自然に備わっています。
ここでは建材としても一級品である檜の物理的な特性に迫ります。
法隆寺にも使われるほどの高い耐久性
檜の耐久性を語る上で最も象徴的な例が世界最古の木造建築である法隆寺です。
1300年以上もの時を経て今なおその美しい姿を保ち続けている法隆寺の主要な柱には檜が使われています。
驚くべきことに伐採から1300年が経過した法隆寺の檜は現在でも伐採直後と変わらない強度を維持しておりカンナをかけると今でもあの独特の芳香を放つと言われています。
これは檜材が伐採されてから約200年間は強度が増し続けその後1000年以上かけてゆっくりと元の強度に戻っていくという驚異的な性質を持っているためです。
一般的な木材は時間と共に劣化し強度が低下していきますが檜はむしろ時間を味方につけるのです。
この驚異的な耐久性はベッドフレームの素材として非常に理想的です。
毎日の睡眠でかかる荷重や寝返りによる負荷にも長期間にわたって耐え続けきしみや歪みが生じにくいという特徴があります。
安価なベッドにありがちな数年でガタついてしまうという心配も高品質な国産檜を使ったベッドであればほとんどありません。
また檜はシロアリなどの害虫が嫌う成分を含んでいるため防虫性にも優れています。
まさに日本の風土の中で木材を長く維持するために必要な要素を全て兼ね備えているのです。
檜すのこベッドを選ぶということは単に家具を買うのではなく法隆寺を支えるのと同じDNAを持つ日本の宝を自分の寝室に迎え入れその堅牢さに身を委ねるということです。
親から子へそして孫へと受け継いでいくことすら可能なほどの耐久性。
これこそが檜の持つ最大の価値の一つです。
湿気を吸放湿する天然のエアコン機能
檜材は「呼吸する木材」とも呼ばれ優れた調湿機能を持っています。
これは木材の細胞構造が湿度の変化に応じて空気中の水分を吸収したり放出したりする性質を持つためです。
室内の湿度が高い梅雨の時期には檜のベッドフレームやのこが余分な湿気を吸収しジメジメとした不快感を和らげてくれます。
逆に冬場の乾燥した時期には内部に蓄えていた水分を放出し室内の湿度を適度に保ってくれます。
この働きはまさに天然のエアコンや除湿・加湿器のようです。
この調湿機能は特に寝具にとって非常に有益です。
人は一晩に多くの汗をかきその湿気がマットレスや布団にこもりがちですが檜のすのこは寝具から発散される湿気を吸収し快適な湿度環境を保ってくれます。
これはすのこ構造自体の通気性に加えて檜材そのものが持つ力であり他の木材よりも高い効果を発揮します。
このおかげでマットレスや布団をカビやダニから守り常にサラッとした快適な寝心地を維持することができるのです。
この調湿性は木材が乾燥した後も失われることはありません。
塗装などで表面を覆ってしまわない限り半永久的にその機能を発揮し続けます。
電気を使わずに自動で寝室の湿度を快適にコントロールしてくれる。
そんなエコロジカルで賢い機能も檜が持つ大きな魅力です。
日本の四季の変化に寄り添い常に最適な睡眠環境を提供してくれる檜すのこベッドは私たちの眠りを自然の力で優しく見守ってくれる頼もしい存在です。
使い込むほどに増す美しい艶と強度
檜のもう一つの驚くべき特徴は使い込むほどにその美しさと強度が増していくことです。
伐採されたばかりの檜は白く美しい木肌をしていますが年月を経るにつれて徐々に深みのある飴色へと変化していきます。
この経年変化は単なる劣化ではなく檜に含まれる樹脂(ヤニ)が表面に染み出しコーティングされることで生まれる美しい艶と風合いです。
この樹脂の膜は木材を外部の湿気や汚れから守る役割も果たし檜の耐久性をさらに高めることにも繋がります。
つまり使い続けること自体が檜にとって最高のメンテナンスとなるのです。
この美しい経年変化は天然木ならではの醍醐味であり長く使うほどに愛着が湧いてくる理由でもあります。
新品の時の清々しい美しさもさることながら家族の歴史と共に色合いを深めていった檜ベッドは世界に一つだけの特別な存在となるでしょう。
傷や汚れさえもその家の歴史を物語る味わい深い意匠となります。
先述の通り檜は伐採後200年にわたって強度が増していくという性質を持っています。
私たちがベッドとして使用する数十年の間檜はまさにその強度のピークを迎え続けることになります。
使い始めた時よりも10年後20年後の方がより強く堅牢になっている。
そんな不思議な性質を持つ木材は檜の他にほとんどありません。
最初は少し高価に感じるかもしれませんがこの長期的な視点で見れば檜すのこベッドは非常にコストパフォーマンスの高い買い物と言えるでしょう。
時と共に美しさと強さを増していく一生ものの家具。
それが檜すのこベッドなのです。
無塗装の檜すのこベッドのメリットと注意点
当店で扱う檜すのこベッドの多くはあえて塗装を施さない「無塗装」仕上げにこだわっています。
それは檜が持つ素晴らしい効能や魅力を最大限に引き出すためには何も塗らない素の状態が最も良いと知っているからです。
しかし無塗装と聞くと汚れや傷がつきやすいのではないかと心配されるお客様もいらっしゃいます。
ここでは無塗装仕上げのメリットを改めてご説明すると共に長く美しくお使いいただくための注意点と対策について詳しく解説いたします。
檜の効能を最大限に引き出す無垢の魅力
檜すのこベッドの最大の魅力であるリラックス効果をもたらす香りや優れた調湿機能抗菌作用。
これらの効能は全て檜の木材が呼吸することによって発揮されます。
木材には目に見えない無数の小さな穴(道管)が空いておりこの穴を通して香りの成分を発散したり湿気を吸ったり吐いたりしています。
もしこの表面をウレタン塗装などの塗料でコーティングしてしまうとこれらの穴が塞がれてしまい木材は呼吸することができなくなってしまいます。
そうなるとせっかくの檜の香りはほとんど感じられなくなり調湿機能も大きく損なわれてしまいます。
つまり塗装をすることは檜の持つ素晴らしい長所を自ら封じ込めてしまう行為に他なりません。
無塗装仕上げは檜の木の肌をそのままの状態に保つことでその効能を100%引き出すための最も良い方法なのです。
ベッドに入った瞬間に感じる豊かな香り梅雨の時期でもサラリとした快適な寝心地。
これらは全て無塗装であるからこそ得られる恩恵です。
また無垢材ならではの滑らかな肌触りや温もりも塗装をしてしまうと失われてしまいます。
プラスチックの板に触れているのと同じような感触になってしまうのです。
檜という素晴らしい素材の力を信じその恵みを余すところなく受け取る。
そのために私たちは無塗装仕上げにこだわっています。
自然のままの姿が最も機能的で美しい。
それが無垢の檜の魅力なのです。
デリケートな肌にも安心な化学物質ゼロ
無塗装の檜すのこベッドは健康面においても大きなメリットがあります。
一般的な家具に使われる塗料や接着剤にはホルムアルデヒドをはじめとする揮発性有機化合物(VOC)が含まれていることがあります。
これらの化学物質はシックハウス症候群やアレルギーの原因となる可能性が指摘されており特に体の小さな赤ちゃんやデリケートな肌を持つお子様アレルギー体質の方にとっては注意が必要です。
無塗装の檜ベッドは塗料を一切使用していないためこれらの化学物質の心配が全くありません。
またフレームの組み立てに使われる接着剤もホルムアルデヒドの放散量が最も少ない最高ランク(F☆☆☆☆フォースター)のものを使用している製品がほとんどです。
安心して顔を近づけ深呼吸できる。
子供がフレームを舐めてしまっても心配ない。
この安全性はご家族の健康を第一に考える方にとって何物にも代えがたい価値があるでしょう。
人は人生の約三分の一をベッドの上で過ごします。
その長い時間を化学物質の揮発する可能性がある環境で過ごすのかそれとも安全な天然素材に囲まれて過ごすのか。
その差は長期的に見て心身の健康に大きな影響を与えるかもしれません。
特に寝室は一日の疲れを癒し体を再生させるための大切な場所です。
その空間は最も安全でクリーンであるべきです。
無塗装の檜すのこベッドは自然素材100%の安心感でその理想的な環境を実現します。
汚れやシミが付きやすい点と対策
無塗装のメリットをご説明しましたが一方でデメリットがないわけではありません。
それは塗装によるコーティングがない分汚れや水分が木材に染み込みやすくシミになりやすいという点です。
例えばベッドの上でジュースやお茶をこぼしてしまった場合すぐに拭き取らないとシミとして残ってしまう可能性があります。
また手垢や皮脂なども長期間付着したままだと黒ずみの原因になることがあります。
しかしこれらの注意点は適切な対策を知っておけば過度に心配する必要はありません。
まず基本的な対策としてベッドの上での飲食はなるべく控えることをお勧めします。
もし水分をこぼしてしまった場合はすぐに乾いた布で叩くようにして水分を吸い取ってください。
決して擦らないように注意しましょう。
それでもシミが残ってしまった場合は目の細かいサンドペーパー(紙やすり)で表面を軽く削ることで目立たなくすることができます。
これは表面を削っても中まで同じ檜材である無垢材ならではの修復方法です。
手垢などの日常的な汚れは固く絞った布で拭いた後すぐに乾拭きしてください。
また事前に蜜蝋ワックスなどの自然由来のワックスを薄く塗っておくことで撥水性が高まり汚れがつきにくくなります。
ただしワックスを塗ると香りが少し弱まる場合があるので目立たない場所で試してから行うことをお勧めします。
無塗装のベッドは少し手がかかるかもしれませんがそれは天然素材と丁寧に向き合うということ。
手をかけた分だけ愛着も深まっていくはずです。
長く使える檜すのこベッドのお手入れ方法
檜すのこベッドは非常に耐久性が高く本来は特別なメンテナンスを必要としない丈夫な家具です。
しかし適切なお手入れをすることでその美しさや香りをより長く保ち何十年にもわたって快適にお使いいただくことが可能です。
高価なものだからこそ大切に使い続けたい。
そんなお客様のためにここではご家庭で簡単にできる日常のお手入れ方法から香りを復活させる裏技までプロが実践するメンテナンスのコツをご紹介します。
少しの手間をかけることで檜ベッドとの暮らしがより豊かなものになります。
日常のお手入れは乾拭きが基本
檜すのこベッドの日常のお手入れは非常にシンプルです。
基本は柔らかい乾いた布でフレームやヘッドボードのホコリを優しく拭き取るだけで十分です。
檜は静電気を帯びにくい性質があるためホコリが付着しにくいのですが定期的にお掃除することで美しい木肌を保つことができます。
化学雑巾やウェットティッシュは成分によっては木材を傷めたりシミの原因になったりする可能性があるため使用は避けてください。
もし汚れが気になる場合は固く絞った布で水拭きしその後すぐに乾いた布で水分を完全に拭き取ってください。
水分が残っているとカビやシミの原因になるので注意が必要です。
すのこのお手入れも重要です。
マットレスや敷布団は定期的に上げて風を通すことをお勧めします。
その際にすのこ板の上のホコリを掃除機で吸い取ったり乾拭きしたりするとより清潔な状態を保てます。
すのこは湿気を吸ったり吐いたり呼吸していますので寝具を敷きっぱなしにせず時々解放してあげることでその機能が最大限に発揮されます。
また寝室の換気も大切です。
天気の良い日には窓を開けて新鮮な空気を取り込み寝室全体の湿度をコントロールすることでベッドも長持ちします。
特に難しいことはありません。
大切な家具に触れその日の状態を確認するような気持ちで優しく拭いてあげる。
そんなシンプルな習慣が檜ベッドを美しく保つ一番の秘訣です。
香りが弱くなってきた時の復活法
檜すのこベッドを使い始めて数年経つと最初の頃に比べて香りが弱くなってきたと感じることがあるかもしれません。
これは表面の木の導管がホコリや手の脂などで詰まったり香りの成分が発散しきってしまったりするためで自然な現象です。
しかしがっかりする必要はありません。
簡単な方法でいつでもあの清々しい香りを復活させることができます。
最も効果的な方法は目の細かいサンドペーパー(400番程度)でフレームやヘッドボードの表面を木目に沿って優しく擦ることです。
これにより表面の古い層がわずかに削られ新しい木肌が露出します。
すると削られた部分から再び檜の精油成分が揮発し始め購入した時のような新鮮な香りが蘇ります。
強く擦りすぎると傷の原因になるのであくまで優しく撫でるように行うのがコツです。
作業の後は削りカスを乾いた布で綺麗に拭き取ってください。
この方法は何度でも行うことができます。
もう一つの方法は檜から抽出されたエッセンシャルオイル(精油)やヒノキウォーター(蒸留水)を布に少量つけてフレームを拭くことです。
これにより香りを補充することができます。
ただしオイルを直接木材に垂らすとシミになる可能性があるので必ず布につけてから薄く伸ばすように塗ってください。
香りが弱くなるのは檜がそれだけ寝室の空気を浄化しあなたを癒すために働いてくれた証でもあります。
感謝の気持ちを込めてメンテナンスしてあげることで檜ベッドは再びその力を取り戻してくれるでしょう。
傷や汚れが付いた場合のメンテナンス
大切に使っていても長年使っているうちに小さな傷や凹みがついてしまうこともあるでしょう。
しかし無垢の檜材であればある程度の傷はご家庭で修復することが可能です。
まず浅い擦り傷であれば香りを復活させる時と同様に目の細かいサンドペーパーで木目に沿って優しく擦ることで目立たなくすることができます。
周囲との色合いを馴染ませるように少し広めにぼかしながら削るのがポイントです。
次に物を落としたりしてできてしまった小さな凹み傷の場合。
「アイロン蒸し」という方法が有効です。
まず凹んだ部分に針で数カ所小さな穴を開け水を数滴垂らして木に染み込ませます。
その上に濡らした布を当てて中温に設定したアイロンを数秒間押し当てます。
すると水分が蒸気となって木の繊維を膨張させ凹んでいた部分が元に戻ることがあります。
これは水分を吸収して膨らむという木の性質を利用した修復方法です。
ただしアイロンを当てる時間が長すぎると焦げ付きの原因になるので様子を見ながら慎重に行ってください。
シミがついてしまった場合もサンドペーパーで削るのが基本ですが油性のシミなどは落ちにくい場合があります。
その場合は木材用のクリーナーなどを試す方法もありますが必ず目立たない場所でテストしてから使用してください。
このように無垢の檜ベッドは表面的な傷であれば自分で修復しながら長く付き合っていくことができます。
これもまた本物の木材ならではの魅力と言えるでしょう。
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