こんにちは。
ベッド通販「眠り姫」店主の佐藤です。
「寝室が狭く感じる」「ベッドの圧迫感をどうにかしたい」そんなお悩みをお持ちではありませんか。
その問題を解決しお部屋を驚くほど広く開放的に見せてくれるのが「ロータイプのすのこベッド」です。
床に近い低い暮らしは私たちに安心感とリラックス効果をもたらしてくれます。
この記事ではローベッドがもたらす素晴らしい視覚的効果から小さなお子様がいるご家庭におすすめな理由そして混同しがちなフロアベッドとの違いまでを徹底解説。
おしゃれな実例も交えながらあなたの寝室を理想の癒やし空間に変えるヒントをお届けします。
ローベッドがもたらす視覚的効果
ローベッドを選ぶ最大のメリットは、そのデザインがもたらす優れた視覚効果にあります。
寝室という限られた空間を、いかに広く快適に見せるか。
その答えがローベッドのデザインに隠されています。
この章では、その具体的な効果について解説します。
視線が低くなり天井が高く見える
ローベッドを寝室に置くと、部屋全体の重心が低くなります。
私たちの視線も自然と低い位置に誘導されます。
視線が下がると、相対的に天井までの距離が長くなり、天井が実際よりも高く感じられるのです。
これはインテリアデザインにおける基本的なテクニックの一つで、空間に高さを感じさせたい時に用いられます。
一般的な高さのベッドからローベッドに変えるだけで、驚くほど部屋の印象が変わり、縦方向への広がりが生まれます。
天井が低いマンションや、屋根裏部屋のような空間では、この効果は絶大です。
ベッドは寝室で最も大きな家具ですから、その高さを抑えることが、空間全体の印象を決定づけると言っても過言ではありません。
この視覚的なトリックをうまく利用することで、開放感あふれる心地よい寝室空間を創り出すことができます。
空間に余白が生まれ圧迫感を軽減
ベッドの高さを抑えるということは、ベッドの上部の空間に「余白」が生まれることを意味します。
この余白こそが、圧迫感を軽減するための重要な要素です。
背の高い家具が部屋に置いてあると、視界が遮られ、どうしても圧迫感を感じてしまいます。
ローベッドは、この視界を遮る要素を最小限に抑えることができます。
ベッドに入ったとき、あるいは部屋の入口から寝室を眺めたとき、視線がスムーズに部屋の奥まで通り抜けるため、空間の広がりを感じやすくなります。
壁に飾ったアートや、窓の外の景色も、ベッドに遮られることなく楽しむことができます。
この「抜け感」が、部屋に落ち着きと安らぎをもたらします。
ベッドの存在感が抑えられるため、他のインテリア要素、例えばデザイン性の高い照明や、お気に入りのラグなどを引き立てる効果もあります。
主役であるはずのベッドが良い意味で主張しすぎない。
これがローベッドの持つ奥ゆかしい魅力であり、洗練された空間作りを可能にする秘訣なのです。
和室にも洋室にも馴染むデザイン性
床に近い低い暮らしは、古くから日本に根付いてきた文化です。
畳の上に布団を敷いて眠るスタイルは、まさに究極のロースタイルと言えるでしょう。
ローベッドは日本の住空間と非常に相性が良く、畳のある和室に置いても違和感なく馴染みます。
モダンな和室にローベッドを置けば、伝統と現代性が融合した、新しいスタイルの寝室が生まれます。
もちろん、洋室との相性も抜群です。
シンプルなデザインのローベッドは、モダン、ナチュラル、ミニマルなど、様々なインテリアテイストに合わせることができます。
布団のような安心感と、ベッドの快適さを両立できるのがローベッドの大きな魅力です。
フローリングの上に直接布団を敷くと湿気が気になりますが、すのこ仕様のローベッドなら、通気性を確保しつつ、布団に近い感覚で眠ることができます。
和洋を問わず、どんな空間にも自然に溶け込むデザイン性の高さが、ローベッドが多くの人に愛される理由の一つです。
小さな子供がいる家庭にもおすすめな理由
ローベッドの魅力は、デザイン性や視覚効果だけではありません。
小さなお子様がいらっしゃるご家庭にとっては、安全面で非常に大きなメリットをもたらします。
この章では、ファミリー層にこそローベッドをおすすめしたい理由を具体的に解説します。
ベッドからの転落リスクを最小限に
小さなお子様を持つ親御さんにとって、一番の心配事はベッドからの転落事故ではないでしょうか。
子供は寝相が非常に活発で、大人が思いもよらない動きをします。
一般的な高さのベッドから落ちてしまうと、打ちどころによっては大きな怪我に繋がる可能性があり、夜も安心して眠れないという方も少なくありません。
その点、ローベッドは床面からの高さが非常に低く設計されているため、万が一ベッドから落ちてしまった場合でも、その衝撃を最小限に抑えることができます。
高さが低いという物理的な事実が、何よりもの安心材料となるのです。
ベッドの周りにジョイントマットや厚手のラグを敷いておけば、さらに安全性が高まります。
この安心感は、親御さんの精神的な負担を大きく軽減し、家族全員がリラックスして眠りにつくための重要な要素となります。
デザイン性だけでなく、こうした安全性の高さもローベッドが選ばれる大きな理由です。
子供が自分で上り下りしやすい高さ
子供の自立心を育む上で、「自分でできる」という経験は非常に大切です。
ローベッドは、小さなお子様が自分の力で安全にベッドに上り下りするのに最適な高さです。
高いベッドだと、親が抱き上げて寝かせたり、降りるのを手伝ったりする必要がありますが、ローベッドなら子供は遊びの延長のような感覚で、自らベッドに入ることができます。
「自分のベッド」という意識も芽生えやすく、一人寝への移行をスムーズに促す効果も期待できます。
自分でベッドに入って眠るという習慣がつけば、寝かしつけの負担も軽減されます。
朝起きた時も、自分でベッドから降りて親の元へ来ることができます。
ローベッドは子供の成長段階における身体的な発達と、精神的な自立の両方をサポートしてくれる、子育て世代にとって非常に優れたツールとなり得るのです。
家族で川の字で寝るファミリーベッドとしても
子供が小さいうちは、家族みんなで「川の字」になって眠りたい、と考えるご家庭は多いでしょう。
そんな時にもローベッドは大活躍します。
シングルやセミダブルのローベッドを2台連結すれば、広々としたファミリーベッドが完成します。
全体の高さが低いため、大きなサイズのベッドを置いても圧迫感が少なく、部屋を広く使うことができます。
2台のベッドの間に子供を寝かせれば、両側を親がガードする形になり、転落の心配もさらに減ります。
そして、将来子供が成長して自分の部屋で寝るようになった時には、連結を解除して、一台を子供用のベッドとして使うことができます。
家族のライフステージの変化に合わせて柔軟に使い方を変えられるのも、ローベッドの大きな魅力です。
家族の温もりを感じながら、安全で快適な眠りの空間を作る。
ロータイプのファミリーベッドは、そんな理想を叶えてくれる最良の選択肢の一つです。
フロアベッドとの違いとそれぞれの特徴
ローベッドとよく似た言葉に「フロアベッド」があります。
どちらも低いベッドを指しますが、実は構造に明確な違いがあります。
それぞれの特徴を正しく理解し、ご自身のライフスタイルに合った方を選ぶことが大切です。
この章では、両者の違いを分かりやすく解説します。
脚の有無が最大の違い
ローベッドとフロアベッドの最も大きな違いは、「脚の有無」です。
一般的に「ローベッド」とは、全体の高さは低いものの、フレームに短い脚が付いており、床とベッドの間に少し空間があるタイプを指します。
「フロアベッド」は、脚がなく、フレームの底面が直接床に接するタイプを指します。
マットレスを置く床板部分が、床に極めて近い位置にあるのが特徴です。
この脚の有無が、通気性や掃除のしやすさといった機能面に大きな違いをもたらします。
どちらが良いということではなく、それぞれにメリット・デメリットがあります。
デザイン的には非常に似ているため混同されがちですが、購入時にはこの構造の違いを必ず確認するようにしましょう。
ローベッドは通気性と掃除のしやすさが魅力
ローベッドは、短いながらも脚があるため、床とベッドの間に空気の通り道が確保されます。
すのこ仕様と組み合わせることで、この空間が湿気を効率的に逃がし、マットレスのカビ対策に非常に高い効果を発揮します。
日本の高温多湿な気候を考えると、この通気性の良さは大きなメリットです。
床との間に空間があるため、ベッド下の掃除がしやすいのも魅力です。
ホコリが溜まりやすいベッドの下も、掃除機のノズルやフローリングワイパーが入るため、清潔な環境を保ちやすくなります。
お掃除ロボットが通れる高さのものを選べば、さらにメンテナンスは楽になります。
ローベッドは低さによる開放感と、通気性やメンテナンス性といった実用的な機能をバランス良く両立させているのが特徴です。
フロアベッドは究極の低さと安定感が特徴
フロアベッドの最大の魅力は、その「究極の低さ」です。
フレームが直接床に接しているため、ローベッドよりもさらに低い視線となり、最大限の開放感を得ることができます。
まるで床に直接マットレスを置いているかのような感覚で、空間を最も広く見せたい場合に最適です。
重心が低く、フレーム全体が床に接地しているため、非常に安定感があり、揺れやきしみが起きにくいというメリットもあります。
小さなお子様がいるご家庭にとっては、最も転落時のリスクが低い、究極に安全なベッドと言えるでしょう。
ただし、床との間に空間が全くないため、通気性はローベッドに劣ります。
湿気がこもりやすくなるため、定期的にマットレスを立てかけて乾燥させるなど、カビ対策にはより一層の注意が必要です。
ベッド下の掃除ができない点も考慮しておく必要があります。
おしゃれなロータイプすのこベッド実例
当店で扱っている商品の中から、特におしゃれで人気の高いロータイプすのこベッドのデザイン実例を3つご紹介します。
これらの実例を参考に、あなたの理想の寝室を具体的にイメージしてみてください。
きっとお気に入りのスタイルが見つかるはずです。
天然木の素材感を活かしたナチュラルデザイン
最も人気が高く、どんなお部屋にも合わせやすいのが、天然木の素材感を前面に活かしたナチュラルなデザインのローベッドです。
パイン材やアッシュ材など、明るい色合いの木材を使用したフレームは、寝室に温かみと癒やしをもたらします。
美しい木目がそのままデザインとなり、シンプルながらも飽きのこない、普遍的な魅力を持っています。
北欧インテリアやナチュラルテイストの寝室を目指すなら、このタイプが最適です。
ベッドリネンは、白やベージュ、アースカラーといった自然な色合いのものを選ぶと、統一感が生まれます。
観葉植物のグリーンとも相性抜群で、リラックスできる心地よい空間を演出します。
ローデザインの開放感と、天然木の持つ温もりが組み合わさることで、心から安らげる、最高の癒やしの寝室が完成します。
間接照明付きのモダンなホテルライクデザイン
寝室をワンランク上の、まるで高級ホテルのような空間にしたい。
そんな願いを叶えてくれるのが、ヘッドボードに間接照明が組み込まれたモダンなローベッドです。
ヘッドボードから放たれる柔らかな光が、壁や天井を優しく照らし出し、ムーディーで落ち着いた雰囲気を演出します。
夜、メインの照明を消して間接照明だけを灯せば、一日の疲れを癒やす、最高のリラックスタイムを過ごすことができます。
デザインは、直線的でシャープなものが多く、ウォルナットブラウンなどのダークな色合いを選べば、よりシックで都会的な印象になります。
ヘッドボードには、スマートフォンなどを置けるスリムな棚や、充電に便利なコンセントが付いているものが多く、機能性も抜群です。
ローベッドの開放感と、間接照明が作り出す光と影のコントラストが、あなたの寝室を非日常的で贅沢な空間へと変貌させてくれるでしょう。
開放感を極めるヘッドレスタイプのシンプルさ
とにかく圧迫感をなくし、最大限の開放感を追求したい。
そんなミニマリスト思考の方におすすめなのが、ヘッドボードがない「ヘッドレスタイプ」のローベッドです。
頭側のフレームがないため、視界を遮るものが一切なく、空間を最も広く、すっきりと見せることができます。
デザインは究極にシンプルで、どんなインテリアにも馴染みます。
壁に直接頭が当たるのが気になる場合は、大きなクッションをいくつか置いて、ソファのように使うのもおしゃれです。
ヘッドボードがない分、ベッドの全長が短くなるため、コンパクトな寝室でもレイアウトの自由度が高まります。
窓際にベッドを置きたい場合など、ヘッドボードが邪魔になるようなケースにも最適です。
このシンプルさを活かして、ベッドリネンや壁に飾るアートで個性を表現するのも楽しいでしょう。
シンプルを極めることで生まれる、究極の開放感。
それがヘッドレスローベッドの最大の魅力です。
店主のつぶやき ロータイプのすのこベッドで開放的な寝室へ 部屋を広く見せるコツ
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