こんにちは。
ベッド通販「眠り姫」の店主、佐藤です。
17年以上にわたり、お客様のお部屋の広さと、理想のベッドのサイズとの間で、最適なバランスを見つけるお手伝いをしてまいりました。
「6畳の寝室に、家族みんなで眠れるファミリーベッドを置きたい。
でも、部屋が狭くなるのは嫌だし、そもそも置けるの?」当店に寄せられるご相談の中でも、特に多いお悩みの一つです。
ご安心ください、答えは「YES」です。
正しい知識と少しの工夫で、6畳の寝室でも、家族みんなが快適に眠れる、夢の空間を実現することは十分に可能です。
この記事では、6畳に置ける最大サイズから、圧迫感をなくすフレームの選び方、収納を諦めないための秘訣、そして具体的なレイアウト術まで、プロの視点から徹底的に解説します。
6畳の寝室に設置可能なファミリーベッドの最大サイズ
「6畳の部屋に、家族で寝るための大きなベッドを置きたいけれど、一体どのサイズまでなら置けるの?」誰もが最初に抱く疑問です。
ここでは、具体的なサイズを挙げながら、現実的に設置可能な最大サイズについて、プロの視点から結論を出します。
【結論】快適に過ごせる最大サイズは「ワイドキング200」
私が17年間の経験から導き出した結論から申し上げます。
6畳の寝室に設置して、ベッド周りの通路も確保し、「快適に」生活できるファミリーベッドの最大サイズは「ワイドキング200(幅200cm)」です。
ワイドキング200は、幅約100cmのシングルベッドを2台連結したサイズです。
6畳の部屋の短い方の辺の長さは、一般的に約260cm〜270cm程度。
ここに幅200cmのベッドを置くと、ベッドの両サイドに、それぞれ30cm〜35cm程度のスペースが生まれます。
この30cmというスペースは、人が横向きになってカニ歩きで通れる、最低限の通路幅です。
ベッドの足元側にも、ある程度のスペースが残るため、お部屋の出入りや、クローゼットの開閉なども、比較的スムーズに行うことができます。
親子3人(大人2人、子供1人)であれば、このワイドキング200サイズで、十分にゆったりと眠ることができます。
もちろん、これより大きなサイズを物理的に置くことは可能ですが、そうなると、ベッドの周りのスペースがほとんどなくなり、掃除がしにくくなったり、ベッドメイキングが大変になったりと、日々の生活にストレスを感じる場面が増えてきます。
「ただ置ける」のではなく、その後の「暮らしやすさ」までを考慮した場合、このワイドキング200が、6畳の寝室における、最も現実的でバランスの取れた最大サイズである、というのが私の見解です。
【挑戦】ギリギリ置ける?「ワイドキング220」の可能性
「親子3人だけど、子供が大きくなってきたから、もう少しゆとりが欲しい」「4人家族だから、どうしても200cmでは狭い…」。
そんなご家庭にとって、次の選択肢となるのが「ワイドキング220(幅220cm)」です。
シングル(幅100cm)とセミダブル(幅120cm)を連結したサイズです。
では、このサイズは6畳の寝室に置けるのでしょうか。
答えは「物理的には置けるが、かなりの覚悟が必要」です。
6畳の部屋の短辺(約260cm)に、幅220cmのベッドを置くと、両サイドの残りのスペースは、合計でわずか40cm。
つまり、片側20cmずつしかありません。
20cmの隙間では、人が通ることはできず、掃除機のヘッドも入りません。
ベッドの片側を壁にぴったりとくっつける「壁付け」レイアウトにすれば、反対側に40cmのスペースを確保できますが、それでも大人がスムーズに通れる幅とは言えません。
ベッドへの出入りは、足元側から行うことが基本になります。
ベッドがお部屋の大部分を占めるため、かなりの圧迫感を感じることは避けられません。
それでも、寝るスペースの広さを最優先したい、という強いご要望があれば、このワイドキング220を設置することは不可能ではありません。
その場合は、後述する「ロータイプ」や「ヘッドレス」のフレームを選んで、少しでも圧迫感を和らげる工夫が必須となります。
ワイドキング220は、6畳の寝室にとって、まさに「挑戦的なサイズ」であるとご理解ください。
6畳の部屋の寸法とベッドサイズの具体的な関係
ここで、6畳の部屋とベッドサイズの具体的な関係を、数字で整理しておきましょう。
「6畳」と言っても、実は畳の種類(京間、中京間、江戸間など)によって、実際の寸法は微妙に異なります。
現在のアパートやマンションで最も多い「江戸間」の場合、6畳のサイズは「約261cm × 約352cm」となります。
ベッドのサイズですが、長さはどのサイズも約200cm前後(ヘッドボードのデザインによってプラス10〜20cm)です。
幅は、シングルが約100cm、セミダブルが約120cmです。
これを基に、ワイドキングサイズを計算すると、ワイドキング200(シングル×2)は「幅200cm × 長さ約200cm」、ワイドキング220(シングル+セミダブル)は「幅220cm × 長さ約200cm」となります。
では、江戸間6畳(261cm × 352cm)の部屋に、このベッドを置いてみましょう。
部屋の長い方の壁(352cm)に頭を向けてベッドを置くと、ベッドの横幅200cmに対し、部屋の幅は261cmなので、両サイドの残りは61cm(片側約30cm)。
ベッドの長さ約200cmに対し、部屋の長さは352cmなので、足元には150cmほどの広大なスペースが残ります。
逆に、短い方の壁(261cm)に頭を向けて置くと、ベッドの横幅200cmに対し、部屋の幅は352cmなので、両サイドに152cm(片側約76cm)ものゆとりが生まれますが、ベッドの長さ約200cmに対し、部屋の長さは261cmなので、足元のスペースはわずか60cmほどになります。
同じ部屋、同じベッドでも、どちらの向きに置くかで、通路の幅や残りのスペースが大きく変わります。
ご自身の部屋の正確な寸法を測り、家具の配置を考えながら、最適な置き方をシミュレーションすることが非常に重要です。
圧迫感をなくす 6畳にはロータイプやヘッドレスが最適
スペースが限られた6畳の寝室で、ファミリーベッドを置いた時の「圧迫感」を、いかに軽減するか。
これが、快適な空間作りの最大の鍵です。
そのための最も効果的な方法が、フレームのデザイン選びにあります。
視覚効果で部屋を広く見せる「ロータイプ・フロアタイプ」
6畳の寝室にファミリーベッドを置くなら、フレームは「ロータイプ」または「フロアタイプ」が、もはや必須の選択と言っても過言ではありません。
これらのベッドは、床からの高さが10〜20cm程度と非常に低く設計されています。
ベッドは寝室で最も大きな家具ですが、その高さが低くなるだけで、天井までの空間が広がり、視線が奥まで抜けるようになります。
お部屋に驚くほどの「開放感」が生まれるのです。
背の低い家具でインテリアを統一すると、部屋が広く感じられる、という視覚効果と同じ原理です。
同じワイドキング200サイズのベッドでも、一般的な高さのフレームを置いた場合と、ロータイプのフレームを置いた場合とでは、部屋の広さの感じ方が全く違います。
ロータイプであれば、まるで床面積が広くなったかのような、すっきりとした印象を与えてくれます。
お子様の転落時の安全性が高いという、ファミリーにとっての大きなメリットも兼ね備えています。
6畳という限られた空間の圧迫感を解消し、広く快適な寝室を実現するためには、このロータイプのフレームを選ぶことが、最も効果的で、賢い選択なのです。
数センチが重要!奥行きを抑える「ヘッドレスタイプ」
6畳の寝室においては、わずか数センチの差が、空間の使い勝手を大きく左右します。
圧迫感を軽減するための、もう一つの強力な選択肢が「ヘッドレスタイプ」のフレームです。
ヘッドレスタイプとは、その名の通り、頭側にヘッドボード(棚や背もたれ)がない、最もシンプルな形状のベッドです。
一般的なヘッドボードには、10cm〜20cm程度の厚みがあります。
ヘッドレスタイプを選ぶことで、この厚みの分だけ、ベッド全体の奥行き(長さ)を短くすることができるのです。
たかが10cm、されど10cm。
この差が、ベッドの足元側の通路スペースを確保したり、クローゼットの扉の開閉をスムーズにしたりと、日々の暮らしの快適さに、想像以上に大きく貢献します。
デザインが極めてシンプルなため、視覚的なノイズが少なく、お部屋をよりすっきりと、ミニマルな印象に見せてくれる効果もあります。
壁にぴったりとつけて設置できるため、無駄な隙間が生まれず、スペースを最大限に有効活用できます。
「ヘッドボードがないと、スマートフォンやメガネを置く場所に困るのでは?」と心配されるかもしれませんが、壁際に小さなウォールシェルフを取り付けたり、ベッドサイドにスリムなワゴンを置いたりすることで、その問題は解決できます。
6畳という限られたスペースを、1cmでも広く、有効に使いたい。
そんな切実な願いに、ヘッドレスタイプのフレームは完璧に応えてくれるのです。
6畳でも収納をあきらめない 収納付きファミリーベッドの選び方
「6畳の寝室にファミリーベッドを置いたら、もうチェストやタンスを置くスペースがない…」。
そんな時、ベッド自体が収納家具を兼ねてくれれば、スペースの問題は一気に解決します。
ここでは、6畳の寝室で「収納付きベッド」を選ぶ際の、重要な注意点と賢い選び方をご紹介します。
【要注意】引き出しタイプは「引き出すスペース」の確保が必須
ベッド下に引き出しが付いた「引き出し収納タイプ」は、衣類などをしまうのに非常に便利で人気があります。
6畳の寝室でこのタイプを選ぶ際には、絶対に確認しなければならない、重大な注意点があります。
それは「引き出しを、最後まで完全に引き出すためのスペースが、ベッドの横にあるか」という点です。
引き出しタイプのベッドは、その引き出しを開閉するためのスペースが、最低でも50cm〜60cm程度、ベッドの側面に必要になります。
もし、このスペースを確保できないと、「ベッドは置けたけど、引き出しが壁にぶつかって、半分しか開かない…」という、非常に残念な事態に陥ってしまいます。
6畳の寝室にワイドキング200のベッドを置いた場合、両サイドの残りのスペースは、それぞれ30cm程度しかありません。
これでは、引き出しを完全に引き出すことは不可能です。
この問題を解決するためには、ベッドの片側を壁にぴったりとくっつける「壁付け」レイアウトにし、引き出しがベッドの片側にしかないタイプを選び、その引き出し側に、60cm以上の通路スペースを確保する必要があります。
購入前には、必ず、お部屋の寸法と、ベッドの寸法、そして引き出しを引き出すために必要なスペースを、メジャーで正確に測り、レイアウトを綿密にシミュレーションすることが、失敗しないための絶対条件です。
【省スペース】狭い部屋の救世主「跳ね上げ式収納ベッド」
では、引き出しを開けるスペースが確保できない6畳の寝室では、収納は諦めるしかないのでしょうか。
いいえ、そんなことはありません。
そんな時にこそ、救世主となるのが「跳ね上げ式収納ベッド」です。
跳ね上げ式ベッドは、ベッドの床板部分が、ガス圧の力で、マットレスごと縦方向(足元側から)、あるいは横方向(サイドから)に、車のハッチバックのように持ち上がる仕組みになっています。
このタイプの最大のメリットは、ベッドの横に、引き出しを開けるための余分なスペースが一切必要ない、という点です。
ベッドを壁にぴったりとつけた状態でも、問題なく収納スペースにアクセスできます。
そして、その収納力は絶大です。
ベッド下の空間が、仕切りのない一つの巨大な収納庫になるため、引き出しには入らないような、スーツケースや来客用の布団、扇風機といった、大きくてかさばる物を、丸ごとしまうことができます。
まさに、ベッドが押し入れの役割を果たしてくれるのです。
部屋に余計な収納家具を置く必要がなくなり、6畳という限られた空間を最大限に有効活用できます。
確かに、構造が複雑なため、引き出しタイプに比べて価格は高価になる傾向があります。
6畳の寝室で、どうしても大容量の収納を確保したい、という場合には、この跳ね上げ式ベッドが、最もスマートで、後悔のない選択肢となるでしょう。
実例で見る 6畳寝室のファミリーベッドレイアウト術
ここでは、実際に6畳の寝室にファミリーベッドを置くことを想定した、具体的なレイアウトのパターンを3つご紹介します。
ご自身の部屋の形や、ドア、窓の位置などを思い浮かべながら、どのパターンが一番フィットするか、参考にしてみてください。
レイアウト� �短辺を壁につけ「通路」を確保する
最もオーソドックスで、生活動線を確保しやすいレイアウトです。
ベッドの頭側(ヘッドボード側)を、お部屋の「短い方の壁」にくっつけて配置します。
江戸間6畳(約261cm×352cm)の場合、短い方の壁の長さは約261cmです。
ここに、ワイドキング200(幅200cm)のベッドを置くと、ベッドの両サイドには、合計で約61cmのスペースが生まれます。
これを、左右均等に分ければ、それぞれ約30cmの通路になりますし、片側を壁にぴったりとくっつければ、反対側に60cmの通路を確保できます。
そして、このレイアウトの最大のメリットは、ベッドの足元側に、広大なスペースが生まれることです。
部屋の長さ352cmに対し、ベッドの長さが約200cmなので、残りの約150cmが、フリースペースになります。
このスペースがあることで、部屋の出入りが非常にスムーズになりますし、クローゼットの扉の開閉や、タンスの引き出しを開けるといった動作も、ストレスなく行えます。
このスペースにお子様用の小さなおもちゃ箱を置いたり、空いた壁面に薄型の本棚を設置したりすることも可能です。
部屋の奥に広い空間ができることで、視覚的にも圧迫感が少なく、すっきりとした印象になります。
生活のしやすさを重視するなら、まず検討したい基本のレイアウトです。
レイアウト�◆А岾冀屬�」で安全とデッドスペース活用を両立
次にご紹介するのは、お部屋のコーナー(角)を最大限に活用する「角置き」レイアウトです。
ベッドの頭側と、長辺の片側という、二辺を壁にぴったりとくっつけて配置する方法です。
このレイアウトの最大のメリットは、お子様にとっての「安全性」が格段に高まることです。
ベッドの二方向が壁でガードされるため、お子様がベッドから転落するリスクを大幅に減らすことができます。
残りの二つの開放面のうち、外側に親が寝るようにすれば、お子様は三方を囲まれた、非常に安全な状態で眠ることができます。
部屋の角という、デッドスペースになりがちな空間を、ベッドで埋めることになるため、部屋の残りの部分を、四角く、一体的に、広く使えるというメリットもあります。
部屋の対角線上に、広々としたプレイスペースを確保することも可能です。
ただし、このレイアウトの場合、壁に接している側のベッドメイキング(シーツの交換など)が、少しやりにくくなる、というデメリットはあります。
日々の安全性や、空間の有効活用というメリットを考えれば、特に小さなお子様がいるご家庭にとっては、非常に魅力的なレイアウトと言えるでしょう。
レイアウト��:ベッド以外の家具を最小限にする
レイアウトというよりは、空間作りの「考え方」の提案です。
6畳という限られた空間に、大きなファミリーベッドを置く以上、他の家具は、思い切って「最小限にする」という発想が、結果的に、最も快適な空間を生み出します。
今まで寝室に置いていた整理タンスや本棚は、本当にそこにないと不便でしょうか。
もしかしたら、リビングや、他の部屋の収納を見直すことで、移動させることができるかもしれません。
ベッドサイドに置いていたテーブルやランプも、ヘッドボードに棚や照明が付いたタイプのベッドを選ぶことで、不要になります。
ベッド以外の家具を極力減らすことで、たとえ6畳であっても、驚くほどすっきりとした、ホテルのような空間が生まれます。
そして、生まれた余白のスペースは、お子様が安全に遊ぶためのプレイスペースになったり、ヨガやストレッチをするためのスペースになったり、家族の暮らしを豊かにするために使うことができます。
「寝室は、眠ることに特化した、最高の場所」。
そんな風に割り切って、家具の「断捨離」をしてみる。
それも6畳の寝室にファミリーベッドを置くための、非常に有効な、そして前向きな解決策なのです。
6畳にファミリーベッドを置く前の搬入経路確認リスト
お部屋のレイアウトが決まり、購入するベッドが決まったら、絶対に忘れてはならない最終確認があります。
それが「搬入経路の確認」です。
これを怠ると「ベッドは買ったのに、家の中に入れられない!」という、悲しく、そして笑えない事態が発生します。
最重要ミッション!玄関から寝室までの全経路を採寸する
「部屋に入るかどうか」だけでなく、「部屋までたどり着けるかどうか」を確認すること。
これが、搬入経路確認の最も重要なミッションです。
ファミリーベッドは、連結タイプであっても、ヘッドボードや床板など、非常に大きな部品で構成されています。
それらが梱包された状態で、玄関から寝室まで、全ての関門を無事に通過できるかを、メジャーを使って、ご自身の目で、必ず確認してください。
チェックすべきポイントは、以下の通りです。
「�仝軸悒疋△良�と高さ」「�∀�下の幅」「��エレベーターの入口の幅・高さと、内部の奥行き」「�こ�段の幅と高さ」「�ハ�下や階段の曲がり角」「��寝室のドアの幅と高さ」。
これらの全ての地点の寸法を測り、購入したい商品の「梱包サイズ」と比較します。
商品ページには、通常、完成品のサイズとは別に、段ボールに梱包された状態でのサイズ(一番大きな箱の縦・横・厚み)が記載されています。
この梱包サイズが、先ほど測った搬入経路の最も狭い部分を、問題なく通過できるかを確認するのです。
この地道な作業こそが、購入後のトラブルを防ぐための、最大の防御策となります。
見落としがちな難所:階段・廊下の曲がり角・ドアノブ
搬入経路の確認で、特に注意が必要な、見落としがちな「難所」がいくつかあります。
最も多い失敗例が「階段の曲がり角」です。
L字型や、コの字型(Uターン)の階段では、たとえ階段自体の幅が十分にあっても、長い部材を回転させることができず、通れないケースが非常に多く発生します。
この場合、部材を縦にしたり、斜めにしたりして、通過できるかを、慎重にシミュレーションする必要があります。
次に「廊下の曲がり角」です。
これも階段と同様、単純な幅だけでなく、角を曲がるための「回転半径」を考慮しなければなりません。
そして、意外な盲点が「ドアノブ」や「照明器具」「手すり」といった、壁から出っ張っているものです。
廊下の幅を測ったつもりが、ドアノブが出っ張っている分だけ、実際には数センチ狭くなっている、ということがあります。
このわずか数センチの差で、搬入ができなくなることもあるのです。
採寸の際は、こうした突起物も考慮に入れ、最も狭くなっている部分の幅を基準に考えるようにしてください。
もし、ご自身での判断が難しい、あるいは少しでも不安な場合は、決して自己判断せず、購入前に、販売店のカスタマーサービスに、ご自宅の図面や、採寸した寸法を伝えて、相談することをお勧めします。
プロの視点から、搬入が可能かどうかを判断してもらうのが、最も確実で安心な方法です。
店主の解説
マットレス中央の「すき間」問題を完全解決。家族みんなが快適に眠るためのプロの技
6畳という限られた空間にファミリーベッドを置くなら、その寝心地は、一切妥協したくないですよね。連結タイプのファミリーベッドをご検討中のお客様が、誰もが心配されるのが「真ん中にできるマットレスのすき間や段差」の問題です。特に、真ん中で眠ることの多いお子様にとっては、安全にも関わる重要なポイントです。しかし、ご安心ください。これからご紹介する3つの簡単なステップで、この問題はほぼ完璧に解消し、まるで一枚の大きなマットレスのような、快適な寝心地を手に入れることができます。
■ステップ1:【埋める】すき間パッド
まず、2枚並べたマットレスの間に物理的にできてしまう「谷間」を、直接埋めてしまうためのアイテムが「すき間パッド」です。多くはT字の形をしたウレタン製の細長いパッドで、マットレス2枚の間の谷間にぴったりとフィットするように置きます。これだけで、体の落ち込みがかなり軽減され、段差が気になりにくくなります。これが、解決への第一歩です。
■ステップ2:【覆う】大きなベッドパッド
すき間パッドを置いた上から、次にファミリーベッドの総幅に合った、大きな「ベッドパッド」を1枚、2台のマットレスをまとめて覆うように敷きます。ベッドパッドは、汗や皮脂からマットレスを守る本来の役割に加え、ここでは「2枚のマットレスを一体化させ、表面をフラットにする」という非常に重要な役割を果たします。すき間パッドによるわずかな盛り上がりも、この一枚のベッドパッドが上から優しくならしてくれます。
■ステップ3:【固定する】大きなボックスシーツ
最後の仕上げが、ファミリーベッドの総幅に合った「ボックスシーツ」です。ベッドパッドの上から、1枚の大きなボックスシーツで、2台のマットレスをまとめてぐっと包み込みます。大きな布の張力で2枚のマットレスが物理的にしっかりと固定され、寝ている間にズレるのを防ぎます。これにより、見た目も寝心地も、完全に「一枚の大きなベッド」が完成します。
【店主からのアドバイス】
この方法を成功させるための最大のコツは、連結する2枚のマットレスを、必ず「同じ商品、同じ高さ」で揃えることです。高さが違うマットレスを連結すると、大きな段差ができてしまい、これらの工夫をしても、快適な寝心地は得られません。ぜひ、マットレスも2枚同時に、同じものをご購入ください。
子供の成長と共に「分割」できる。10年先を見据えた、賢い投資としての選び方
6畳という限られた空間の、大部分を占めることになる、ファミリーベッド。それは、ご家族にとって、非常に大きな投資です。だからこそ、その価値を最大限に引き出すためには、「今」だけでなく、「10年先の未来」までを見据えた、賢い選択が必要だと、私は考えています。そして、その賢い選択こそが、ファミリーベッドが持つ、最大の魅力の一つ「分割機能」を活かすことです。
■ある家族の、ベッドの物語
少し、想像してみてください。
- 【第一章:家族の集合期(購入〜7年目)】
6畳の寝室に、シングルベッドを2台連結した、幅200cmのファミリーベッドを置きます。お子様がまだ小さい時期は、この広々とした空間で、家族みんなで川の字になって眠ります。絵本を読んだり、くすぐり合ったり。ベッドは、家族団らんの中心となる、温かい思い出を育む場所です。
- 【第二章:子供の独立期(8年目〜)】
お子様が成長し、自分の部屋を欲しがる時期が来ました。ここで、ファミリーベッドは、その真価を発揮します。これまで一つだったキングベッドを、本来の姿である「2台のシングルベッド」に分割するのです。そして、そのうちの一台を、お子様の新しい部屋(そこもまた、6畳かもしれません)へと、プレゼントします。
■長期的な視点で見た、経済的なメリット
いかがでしょうか。もし、最初にダブルベッドを買い、お子様が大きくなるたびに、新しいベッドを買い与えていたら。その出費の合計は、計り知れません。
最初に少し大きな投資をして、高品質なシングルベッドを2台組み合わせたファミリーベッドを選ぶこと。それは、実質的に、お子様たちが将来使うことになる、高品質なベッドを「前もって購入しておく」ことと同じなのです。長期的に見れば、これほど経済的で、合理的で、そして無駄のない選択はありません。
私の見解は、こうです。ファミリーベッドを選ぶということは、単に、今の快適さを手に入れるということだけではありません。それは、
これから成長していくお子様たちの未来の暮らしまでを考えた、親から子への、愛情にあふれた贈り物でもあるのです。
家族みんなが快眠するために。マットレスと掛け布団、最適な組み合わせの見解
6畳という限られた空間だからこそ、その中で過ごす眠りの「質」には、徹底的にこだわりたい。そう思いませんか。最高のフレームを選んだら、最後に、家族みんなが、本当に快適に眠るための「マットレス」と「掛け布団」の、最適な組み合わせについて、私の見解をお話しします。
■マットレス選び:揺れ、硬さ、高さに関する私の見解
- 揺れ対策は「ポケットコイル」が最適:3人、4人と、複数人で眠るファミリーベッドでは、誰かの寝返りが、他の家族の眠りを妨げないことが重要です。「ポケットコイル」は、コイルが一つ一つ独立しているため、揺れがほとんど伝わりません。家族みんなの安眠のため、ポケットコイルを選ぶことを強く推奨します。
- 硬さの好みは、別々でも良い:連結ベッドは、マットレスを2枚並べて使います。これは、「パパは硬めが好き」「ママは柔らかめが好き」といった、ご夫婦の寝心地の好みの違いを叶える、絶好のチャンスでもあります。
- 「高さ」は、絶対に揃える:硬さが違うモデルを選ぶ場合でも、必ず、最終的な製品の高さが同じになるかどうかを、ご確認ください。高さが違うと、連結した時に段差ができてしまいます。
- 「厚み」も重要:6畳の圧迫感を軽減するため、ロータイプのフレームを選んだなら、マットレスも厚すぎないもの(20cm前後)の方が、デザインのバランスが美しく見えます。
■掛け布団選び:「布団の取り合い」問題に関する私の見解
広大なファミリーベッドの上で、家族みんなで、どのように掛け布団を使うか。これには、大きく分けて二つのスタイルがあります。
- 【一体感重視なら】大きな掛け布団を1枚
家族みんなで、一枚の大きなお布団に包まれて眠るスタイルです。家族の温もりを感じられる、一体感が魅力です。ただし、夜中に、無意識の「布団の取り合い」が発生しやすいというデメリットもあります。
- 【それぞれの快適さ重視なら】掛け布団を複数枚
私の見解では、多くの場合、こちらのスタイルの方が、家族一人ひとりの睡眠の質は高まります。例えば、ご両親はダブルサイズの掛け布団を使い、お子様は子供用の掛け布団を使う、といったように、それぞれが自分専用の布団を使います。これなら、布団の取り合いは絶対に起こりません。さらに、「パパは暑がり、ママは寒がり、子供は汗っかき」といった、家族それぞれの体感温度の違いにも、完璧に対応できます。
最高のフレームと、家族一人ひとりに合った寝具。その全てが揃って初めて、たとえ6畳であっても、最高のファミリーベッドは完成するのです。
店主のつぶやき 6畳にファミリーベッドは置ける 省スペース実現のコツと実例紹介
・ファミリーベッド
・連結ベッド
・キングサイズより大きいベッド
・ベッドフレーム
・ベッドサイズ
・ベッド
・6畳にファミリーベッドは置ける 省スペース実現のコツと実例紹介
・連結畳ベッドで和の癒し空間を 家族でくつろぐ畳の香り
6畳にファミリーベッドは置ける 省スペース実現のコツと実例紹介