ベッドのメンテナンスについて

 

ベッドのメンテナンスについて

ベッドのメンテナンスには、大きく二つの項目に分かれます。
一つは、フレームについてのメンテナンス、もう一つは、マットレスのメンテナンスです。

まず、ベッドフレームのメンテナンスについて記載いたします。
フレームの素材は、商品によって異なりますが、大きく分けて、
天然木、MDF(集積材)、鉄などの金属の三種類です。
この中でも、多く商品がMDF素材のフレームになっております。

MDFの表面は、プリント紙を貼付けてあったり、強化樹脂を塗装してあったりしますが、
基本的に、硬くしぼった雑巾で水拭きをする事がメンテナンスとなります。
定期的に汚れを落とし、傷がつかない様にする事が大切です。
物をぶつけて、表面に傷がついた場合、ホームセンターなどで販売している
パテを埋め込み、表面を平にして補修すれば、長持ちいたします。
傷をそのまま放置すると、その部分からひび割れが広がり、破損の原因となります。
へこみや傷を補修する事も大切なメンテナンスです。

次に、マットレスのメンテナンスについて記載いたします。
マットレスは、寝ている間に人の体に接触する部分です。
寝ている間に、人はコップ一杯の汗をかくと言われております。
その湿気をすってしまうのがマットレスです。
マットレスに湿気があると、カビの発生原因となり、ダニの発生に繋がります。
すのこベッドであれば、通気性がよく、湿気がこもる事は無いのですが、それでも、梅雨時期や夏の間などは、
生活環境自体が湿気が多いのが日本の気候です。
マットレスの湿気を逃すため、定期的に陰干しする事をお勧めしております。
マットレスは、重くて大きいので移動させるのが大変ですが、長く使う為に必要な事です。
同時に、マットレスの向きを上下、裏表を入れ替えていただく事をお勧めしております。
これをローテーションと呼んでおります。
マットレスに横になると、人間の頭部、腰の部分に荷重が集中してかかり、その部分のコイルだけが、へたる速度が早まります。
一部分に荷重が掛かる事を防ぐ事が目的です。
同様に、マットレスの端の同じ場所に座る事を続けると、端からへたりが始まります。
ソファとは用途が違います。
ベッドの端に座る事は控えてください。

 



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