ベッドフレーム形状

 

ベッドの本質は睡眠をする場所なので、一番大切なパーツはマットレスです。
しかし、部屋のインテリアとしてみた場合、フレームが重要な意味を持ってきます。
ベッドフレームの大きさ、高さ、色合い、ヘッドボードなど、見た目の印象が大切です。

ローベッド フロアベッド

人が寝る面であるマットレスの上面までの高さが低いベッドです。
一般的に、マットレス自体の高さ+アルファ程度の高さになります。
マットレスは、箱型のフレームに入れる構造になり、底板として、すのこを敷いたり板を敷いたりしています。
高さが低いことで、部屋の空間を広く見せる効果があります。
ベッドから転げ落ちても、高さが低い分安心できます。
特に、お子様やお年を召した方にも安心してご使用いただけると思います。
構造上、箱型のフレームにマットレスを入れるため、サイズの違うマットレスを使うことが出来ません。
マットレスの四方の側面をフレームで覆われ、底面の通気性も良くない為、湿気がこもりやすい傾向にあります。
ローベッドやフロアベッドを長く使うため、マットレスを定期的に陰干しすることをお勧めしております。

脚付きベッド

ベッドの形として、最も一般的な形のベッドです。
マットレスの下に床板があり、その下に脚があるタイプのベッドです。
床板にすのこを使用したベッドが多く、通気性が良いので一番お勧めしたいベッドフレームです。
マットレスの上面の高さも適切で、腰掛けるのにちょうど良い高さになっています。
床板の下側には空間が空いており、通気性が良いのですが、掃除がしにくい場所でもあります。
また、ベッド下の空間を有効利用すると、収納ボックスなどを配置でき、大変便利です。

マットレスベッド

マットレスの下面に脚を取り付けた形状のベッドです。
シンプルな形でフレームが無い分、設置面積が小さくで済みます。
脚の高さを変える事で、マットレス上面までの高さを変更できます。
組立自体も脚を取り付けるだけなので大変簡単です。
価格的にもお求め安い価格帯で商品を取り揃えております。
欠点として、マットレスのローテーションが出来ず、マットレスのヘタリが早くなる傾向があります。

ロフトベッド

二段ベッドの様に高い位置に床板があり、その下のスペースを有効利用できる構造のベッドです。
床板の下に、洋服の収納をしたり、勉強机を配置したり、ソファを置いてくつろぐスペースにしたりと色々と使えます。
また、高さを選べるタイプもあるので、用途に合わせて使うことが出来ます。
フレームの素材は、金属製のパイプが多く、一部木製の商品もあります。

2段ベッド

いわゆる二階建てのベッドです。
お子様向けの商品が多く、ショート丈の商品もございます。
分割し2台のベッドになる商品もあり、お子様の成長に合わせて使い分けることが出来ます。

2台並べるベッド

ベッドを二台並べたときに、ぴったりと並ぶベッドです。
フレームの構造上、ヘッド部分の幅が若干長く、並べるとフット部分に隙間が出来てしまうベッドもあります。
また、箱型のロータイプのベッドは、箱の枠の分だけマットレスが離れてしまいます。
このように、2台のベッドを並べたときにぴったりと並ぶベッドは、限られています。
ご夫婦で眠る場合、ダブルサイズのベッド1台よりも、シングルサイズのベッド2台のほうがそれぞれがゆったりと眠ることができると思います。

デザインパネルベッド

ベッドフレームのヘッド部分に、デザイン性の優れたパネルを使用したフレーム構造です。
近年、ベッドのヘッド部分に棚やコンセントなどの機能性を求める為、ヘッドボードの形が直線的になりがちです。
そんな中、デザインパネルのベッドは、曲線美を持ち、インテリアとして優れた造形美を作り出しています。
優雅な時間を過ごす寝室には、ぴったりのベッドです。

レザーベッド

デザインパネルベッドと似た構造ですが、ヘッド部分にレザーを使用し、ソファの様に使えるベッドです。
レザーの色合い、手触りの感触がよく、寝室でくつろぐ時間を過ごすには、最適のベッドフレームです。
ヘッド部分を背もたれとして使い、足を投げ出せば、大型ソファにくつろぐ感覚と一緒です。

ヘッドレスベッド

ベッドフレームの中で、枕元にあるヘッドボードが無いタイプのベッドです。
マットレスベッドもこのタイプに含まれます。
ヘッドボードが無いためシンプルな形になり、全長が短くなる為、設置スペースも小さくなります。

連結ベッド

珍しい構造のベッドフレームです。
シングルサイズ2つを連結して、幅200cmのベッドとなります。
最大280cmまで広がるので、親子4人で寝ても広々です。
お子様が小さいうちは、広々としたベッドで家族で眠り、お子様が大きくなったらベッドを分割して使用する事も可能です。
現在と将来の家族状況によって使い分けられベッドです。
一般的に、幅180cmまでのベッドはキングサイズとして販売されておりますが、連結ベッドの場合、もっと幅広いベッドもお選びいただけます。

収納タイプベッド

ベッドの下に収納出来るスペースを確保しているベッドです。
引き出しが付いているタイプ、床板を持ち上げる跳ね上げ式のタイプなど、様々な種類の収納ベッドがあります。
ワンルームにお住まいの方や、寝室に物が多い方にお勧め出来るベッドです。
欠点として、ベッド下が収納スペースになるため通気性が良くなく、マットレスの湿度が気になります。

ショートタイプベッド

通常、マットレスの長さは、195cm程度ですが、小柄な女性やお子様には、大きすぎます。
そこで、マットレスの全長が180cmのショート丈のマットレスを使用するベッドをショートタイプのベッドと称します。
設置面積が小さくなる利点もあり、狭い場所にも配置出来ます。

ロングタイプベッド

一般的なマットレスの全長は、195cm程度ですが、大柄な男性が使用すると狭く感じてしまう場合があります。
マットレスの全長が210cm程度まで長い物を使用したベッドをロングタイプのベッドと呼んでおります。
身長が高い方にも気持ちよく睡眠をしていただけるベッドです。

連結タイプ(ファミリータイプ)

連結タイプ(ファミリータイプ)とは、単に2台のベッドを並べるのではなく、
2台のベッドを連結しあたかも1台のベッドとして使用できるベッドです。
2つのマットレスが密着しフレーム同士が固定されているため、大きなベッドとしてお使いいただけます。
大きさも特徴の一つです。
一般的な大きなベッドは、クイーンサイズ(横幅160cm)やキングサイズ(横幅180cm)ですが、
そのキングサイズよりも大きな横幅200cmから280cmの超大型サイズもあります。

ステージタイプ

ステージタイプとは、フレームの横幅とマットレスの横幅に差があり、フレームがマットレスよりも横にはみ出ている形です。
まるで、ステージの上にマットレスが乗っているように見える為、その名前で呼ばれています。
ステージタイプの特徴が横にはみ出しているフレームです。
そのはみ出しこそが、ゆとりある雰囲気を作り出しています。
掛け布団などもずり落ちにくくなり、使い勝手もよいフレームです。

 



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