こんにちは!ベッド通販「眠り姫」店主の佐藤です。
「二人でゆったり眠れるクイーンベッドが欲しいけれど、マンションの廊下が狭くて搬入できない…」。
そんな悲しい理由で、理想のベッドを諦めていませんか。
ご安心ください。
そのお悩みを解決する、素晴らしい方法があります。
それが、2台の「セミシングルベッド」を連結して、1台の「クイーンサイズ」を作り出すという、賢い選択です。
この記事では、この連結ベッドならではのクイーンサイズの魅力から、なぜ便利なのか、そして、おすすめのモデルまで、専門店の店主として、その全てを徹底的に解説します。
連結ベッドのクイーンサイズとは 幅160cmの快適さ
「連結ベッドのクイーンサイズ」。
それは、2台のセミシングルベッドを組み合わせることで生まれる、広々とした快適な空間です。
まずは、そのサイズの魅力から見ていきましょう。
セミシングル(幅80cm)2台で実現するクイーン(幅160cm)
基本のサイズについてご説明します。
セミシングルベッドとは、主に幅が80cmから90cmの、コンパクトなベッドのことを指します。
そして、この幅80cmのセミシングルベッドを、専用の連結金具で2台ぴったりとくっつける。
そうすると「80cm + 80cm = 160cm」。
合計幅160cmの、大きなベッドが完成します。
この、幅160cmというサイズこそが、JIS規格で定められた、れっきとした「クイーンサイズ」なのです。
つまり、連結ベッドという手法を用いることで、一枚板のクイーンベッドと、全く同じ大きさの、広々とした寝床を、作り出すことができる、というわけです。
搬入経路の問題で、大きな一枚板のクイーンマットレスを、お部屋に運び込むことができない、と諦めていた方にとって、まさに、画期的な解決策と言えるでしょう。
2台のセミシングルベッドは、それぞれがコンパクトなので、どんなに狭い廊下や階段でも、楽々と搬入することが可能です。
憧れのクイーンサイズを、誰でも、どんなお部屋でも、実現できる。
それが、連結ベッドがもたらす、クイーンサイズの、第一の魅力です。
ダブルサイズ(幅140cm)との比較 ゆとりの20cm
ご夫婦やカップルなど、お二人で使われるベッドとして、最もポピュラーなのが「ダブルサイズ(幅140cm)」です。
正直に申し上げて、ダブルサイズにお二人で眠るのは、少し窮屈に感じる方が、少なくありません。
一人当たりのスペースは、わずか70cm。
子供用のベッドである、セミシングルベッドよりも、狭いスペースなのです。
これでは、寝返りを打つのも、気を使ってしまいますよね。
おすすめしたいのが、クイーンサイズ(幅160cm)です。
ダブルサイズに比べて、プラス20cm。
たったこれだけの差ですが、この「ゆとりの20cm」が、お二人の睡眠の質を、劇的に向上させてくれます。
一人当たりのスペースは80cmとなり、それぞれが、パーソナルな空間を、十分に確保できます。
腕を伸ばしたり、少し大胆に寝返りを打ったりしても、隣のパートナーの眠りを、妨げることがありません。
この、ストレスのない、広々とした感覚こそが、クイーンサイズが持つ、大きな魅力なのです。
そして、この、理想的なクイーンサイズを、搬入の心配なく、手に入れられるのが、セミシングル2台連結、というわけです。
二人でゆったり眠れる 理想的なカップルサイズ
クイーンサイズ(幅160cm)は、広すぎず、狭すぎない、まさに、お二人で眠るのに、最もバランスの取れた「理想的なカップルサイズ」と言えるでしょう。
これ以上大きい、キングサイズ(幅180cm以上)になると、お部屋に、かなりの圧迫感が出てしまいますし、お二人の距離が、少し離れすぎて、寂しいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
その点、クイーンサイズは、お互いの温もりを感じられる、程よい距離感を保ちながらも、それぞれの、快適な眠りを妨げない、パーソナルな空間を、両立できる、絶妙なサイズ感なのです。
一日の終わりに、この広々としたベッドで、パートナーと語らい、そして、ゆったりと眠りにつく。
そんな、心安らぐ時間が、日々の暮らしを、より豊かにしてくれるはずです。
セミシングル2台連結で作るクイーンサイズは、そんな、理想のカップルライフを、力強くサポートしてくれる、最高のステージとなるでしょう。
なぜ分割できるクイーンサイズ連結ベッドが便利なのか
一枚板のクイーンベッドではなく、あえて「分割できる」セミシングル2台連結のクイーンサイズを選ぶこと。
それには、計り知れないほどの「便利さ」が隠されています。
便利さ1:搬入問題を一挙に解決
分割できるクイーンサイズ連結ベッドが持つ、最大の、そして、何物にも代えがたいメリット。
それが「搬入問題を、一挙に解決できる」ことです。
大きな一枚板のクイーンマットレス(幅160cm)は、その大きさゆえに、日本の住宅事情では、搬入が非常に困難なケースが、後を絶ちません。
マンションの、狭いエレベーターの扉。
L字に曲がる、廊下の角。
天井の低い、回り階段。
こうした、数々の難関を、クリアできず、泣く泣く、購入を諦めた、というお客様の声を、私は、これまで、何度も聞いてきました。
セミシングル2台連結なら、その心配は、一切ありません。
商品は、幅80cmの、コンパクトなセミシングルサイズごとに、分割されて届きます。
これなら、どんなに狭い搬入経路でも、問題なく通過することができます。
ベッドフレームのパーツも、当然、小さいので、お部屋の中での移動も、楽々です。
これまで、搬入を理由に、窮屈なダブルベッドで、我慢していた、すべての方へ。
この、分割できるクイーンサイズ連結ベッドは、まさに、救世主とも言える、画期的な解決策なのです。
便利さ2:振動が伝わりにくい独立した寝心地
分割できる、ということは、その上に乗せるマットレスも「セミシングルサイズ×2枚」になる、ということです。
この「マットレスが、2枚に分かれている」という構造が、実は、寝心地の面でも、大きなメリットをもたらします。
それは「隣の人の、振動が伝わりにくい」ということです。
一枚板の大きなマットレスでは、どうしても、パートナーが寝返りを打ったり、ベッドから起き上がったりする際の、わずかな揺れが、ベッド全体に伝わってしまいます。
眠りが浅い方だと、その振動で、目が覚めてしまうことも、少なくありません。
マットレスが2枚に分かれていれば、それぞれのマットレスが、独立して、寝ている人の体を支えるため、この不快な振動が、ほとんど伝わらないのです。
内部のコイルが、一つ一つ独立した「ポケットコイルマットレス」を2枚組み合わせれば、その効果は、絶大です。
まるで、高級ホテルのツインルームのように、すぐ隣に、パートナーの存在を感じながらも、眠りそのものは、完全に独立した、一人の快適さを、保つことができる。
この「独立した寝心地」が、お互いの睡眠の質を、最大限に高めてくれるのです。
便利さ3:将来分割して使える柔軟性
「今は、二人でクイーンサイズとして。
そして、将来は…」。
この、未来の暮らしの変化に、柔軟に対応できる「可変性」も、分割できるクイーンサイズ連結ベッドの、大きな魅力です。
将来、お子様が生まれて、大きくなり、自分の部屋を持つようになった時。
その時には、連結を解除して、1台を、子供部屋のベッドとして、使うことができます。
セミシングルサイズは、子供用のベッドとして、圧迫感のない、ちょうど良いサイズ感です。
そして、残ったもう1台は、ご夫婦のどちらかが、そのまま使い続けることもできますし、あるいは、空いた部屋に置いて「来客用のベッド」として、活用するのも、非常にスマートな使い方です。
コンパクトなサイズなので、客間を、それほど圧迫することもありません。
ご夫婦の、ライフスタイルの変化によって、将来的には、別々の部屋で眠る、という選択をする可能性もあります。
そんな時でも、この分割できるベッドなら、それぞれの部屋に、簡単に移動させ、パーソナルな寝床として、使い続けることができます。
暮らしの変化に合わせて、無駄なく、長く使い続けられる。
この、優れた経済性と、柔軟性も、分割できるクイーンサイズが持つ、大きなメリットなのです。
搬入が楽々 おすすめのセミシングル2台連結ベッド
それでは、実際に、どのようなセミシングル2台連結ベッドが、おすすめなのでしょうか。
ここでは、お客様のニーズに合わせて、代表的な3つのタイプを、ご紹介します。
【おすすめ1】シンプルなすのこベッド:基本性能と価格のバランス
最も、ベーシックで、間違いのない選択肢として、おすすめしたいのが、「シンプルな脚付きの、すのこベッド」のセットです。
余計な機能や装飾がないため、価格が、比較的リーズナブルで、どんなインテリアにも、合わせやすいのが魅力です。
そして、床板が「すのこ」仕様であるため、通気性は抜群。
マットレスが2枚密着し、湿気がこもりやすい、連結ベッドの弱点を、見事にカバーしてくれます。
脚付きで、ベッド下に空間があるため、お掃除がしやすい、という、衛生面でのメリットもあります。
連結金具が、きちんと付属しており、フレームの作りが、しっかりとしたものを選べば、品質面でも、全く問題ありません。
初めて、セミシングル連結を試す方や、コストを抑えたいけれど、ベッドとしての、基本性能は、妥協したくない、という、堅実な方に、ぴったりの、定番モデルです。
【おすすめ2】ロータイプフロアベッド:圧迫感のない開放的な寝室
「クイーンサイズという、大きなベッドを置いても、部屋に圧迫感を出したくない」。
そんな、空間の広がりを、重視する方に、おすすめなのが、「ロータイプ(フロアタイプ)」のベッドセットです。
床からの高さが、非常に低く設計されているため、天井までの、縦の空間が広がり、お部屋全体が、驚くほど、開放的な印象になります。
セミシングル2台連結のクイーンサイズは、シングル2台連結のワイドキング200よりも、幅が40cmもスリムなので、このロータイプと組み合わせることで、6畳などの、限られた広さの寝室でも、すっきりと、快適な寝床を、実現することが可能です。
その低さは、小さなお子様がいるご家庭にとっては、万が一の、落下時にも安心な「安全性」という、大きなメリットにも繋がります。
おしゃれで、広く、そして安全な寝室を、同時に実現する。
そんな、欲張りな願いを、叶えてくれる、おすすめのタイプです。
【おすすめ3】ヘッドレスベッド:究極の省スペース設計
セミシングル連結の、省スペース性を、極限まで高めたい。
そんな、ミニマリストな、あなたにおすすめなのが、「ヘッドレスタイプ」のベッドセットです。
ヘッドボードがない、究極のシンプルデザインは、ベッドの全長を、15cmから20cm程度、短くしてくれます。
この、わずかな差が、ベッドの足元に、通路を確保したり、ドアの開閉スペースを、作り出したりと、限られた空間において、大きな意味を持つのです。
視線を遮るものがなくなることで、お部屋の圧迫感が、劇的に軽減され、空間に、さらなる広がりが生まれます。
セミシングル連結の「幅のコンパクトさ」と、ヘッドレスの「奥行きのコンパクトさ」。
この、二つの省スペース効果を、掛け合わせることで、どんなに狭い寝室でも、驚くほど、すっきりと、快適な、クイーンサイズの寝床を、実現することが可能になります。
クイーンサイズの連結ベッドに合う寝具の選び方
セミシングル2台連結で、見事にクイーンサイズが完成したら、最後の仕上げは「寝具」選びです。
ぴったりの寝具で、さらに快適な眠りを手に入れましょう。
シーツは「クイーンサイズ(幅160cm)」を選ぶ
セミシングル2台連結の、最大のメリットの一つ。
それは、寝具選びが、非常に楽である、という点です。
合計幅が160cmなので、マットレスを覆う、ボックスシーツや、敷きパッドは、市販されている、一般的な「クイーンサイズ(幅160cm対応)」のものが、そのまま、ぴったりと使えます。
シングル+セミダブル(幅220cm)や、シングル+ダブル(幅240cm)といった、変則的な連結の場合にはない、大きな利点です。
特殊なサイズの寝具を探し回る必要がなく、デザインや素材も、豊富な選択肢の中から、自由に選ぶことができます。
ボックスシーツを選ぶ際の、唯一のポイントは、マットレスの厚みに合った「マチ(高さ)」のサイズを選ぶこと。
お使いのセミシングルマットレスの厚みよりも、5cmから10cm程度、マチの長いものを選ぶと、2枚のマットレスを、スムーズに、そして、しっかりと、包み込むことができます。
ベッドパッドで中央の隙間をさらに快適に
セミシングルマットレスを2枚連結すると、どうしても、中央に、一本の継ぎ目ができます。
高品質な、スクエアエッジのマットレスを選べば、その隙間は、ごくわずかですが、より、完璧な、一枚板のような寝心地を、追求したいなら「ベッドパッド」の活用を、強くおすすめします。
ボックスシーツの下に、クイーンサイズの、一枚の大きなベッドパッドを敷く。
たったこれだけで、マットレスの継ぎ目の、わずかな感触は、さらに緩和され、ベッドのどこに寝ても、違和感のない、フラットな寝心地が、実現します。
ベッドパッドには、汗を吸収し、マットレスを汚れから守る、という、本来の重要な役割もあります。
厚手の、ボリュームのあるベッドパッドを選べば、クッション性が増し、より、快適な寝心地になります。
マットレスバンドや、隙間パッドといった、専用の連結アイテムと、このベッドパッドを、併用すれば、もはや、マットレスが2枚に分かれていることを、忘れてしまうほどの、完璧な一体感を、手に入れることができるでしょう。
掛け布団は「クイーン1枚」か「シングル2枚」か
掛け布団の選び方です。
これには、大きく分けて、二つの選択肢があります。
一つは、ベッドのサイズに合わせて「クイーンサイズの掛け布団を、一枚」使うスタイル。
お二人で、一枚の大きな布団にくるまれば、一体感が生まれ、仲睦まじい、温かい眠りを得られます。
見た目にも、すっきりと、美しく、ホテルライクなベッドメイキングが、可能です。
ただし、夜中に、無意識のうちに、布団を引っ張り合って、どちらかが、寒い思いをしてしまう「布団の争奪戦」が、勃発する可能性も、あります。
もう一つの選択肢が、あえて「シングルサイズの掛け布団を、2枚」使うスタイルです。
これなら、それぞれが、自分の布団を、自由に使えるため、お互いの眠りを、妨げることがありません。
寝ている間の、体温調節も、各自で、自由に行えます。
暑がりのパートナーと、寒がりのあなたでも、それぞれが、快適な温度を、保つことができるのです。
睡眠の質を、最優先に考える、非常に合理的な選択と言えるでしょう。
どちらのスタイルが良いか、ご夫婦やカップルで、話し合って、決めるのも、楽しい時間かもしれませんね。
店主のつぶやき 連結ベッドで作るクイーンサイズ セミシングル2台の魅力
・ファミリーベッド
・連結ベッド
・キングサイズより大きいベッド
・クイーンサイズベッド
・ベッドフレーム
・ベッドサイズ
・ベッド
・連結ベッドで作るクイーンサイズ セミシングル2台の魅力
・シングルベッド2つ連結でキングサイズ以上の寝心地を
・連結ベッドはセミシングルから 柔軟なサイズ変更が魅力
・連結タイプのクイーンベッドが選ばれる理由 搬入と柔軟性
・シングルベッド2台連結の完全マニュアル 失敗しない方法
・セミシングルベッド連結術 省スペースで快適さを最大化
・クイーンとシングルを連結する特殊レイアウト 幅260cmの世界