こんにちは!ベッド通販「眠り姫」店主の佐藤です。
家族で眠るための大きな連結ベッド。
魅力的だけれど、お部屋に置いた時の圧迫感が心配ではありませんか。
そんなお悩みを、見事に解決してくれるのが、今、絶大な人気を誇る「ロータイプ」の連結ベッドです。
床に近い低いデザインは、お部屋を驚くほど広く、開放的に見せてくれます。
そして何より、小さなお子様がいるご家庭にとっては、落下の心配が少ない、絶対的な安心感をもたらします。
この記事では、そんなロータイプ連結ベッドの魅力から、おしゃれなデザイン、後悔しないためのチェックポイントまで、徹底的に解説します。
 
ロータイプ連結ベッドの魅力 安全性と開放感
ロータイプの連結ベッドが、なぜこれほどまでに人気なのでしょうか。
その魅力は、子育て世代の親の「願い」と、おしゃれな暮らしを求める人々の「理想」を、同時に叶えてくれる点にあります。
魅力1:子供の転落を防ぐ「安心の低さ」
ロータイプ連結ベッドの、何物にも代えがたい、最大の魅力。
それは、床からの高さが非常に低いことによる、圧倒的な「安全性」です。
小さなお子様がいらっしゃるご家庭にとって、ベッドからの落下事故は、常に付きまとう大きな心配事です。
眠っている間に、元気なお子様がベッドから落ちて、怪我をしてしまったら…。
そんな不安を抱えたままでは、親も心から安心して眠ることはできません。
ロータイプのベッドフレームは、床に直接置くフロアタイプや、ごく短い脚が付いたステージタイプが主流です。
マットレスを置いても、床面からの高さはごくわずか。
この「絶対的な低さ」が、万が一の転落時にも、お子様を大きな怪我から守ってくれます。
この安心感こそが、子育て世代の親御さんたちの心を掴んで離さない、最大の理由なのです。
夜中に、子供が落ちていないかと、何度も目を覚ます必要がなくなれば、ご両親の睡眠の質も、大きく向上するはずです。
家族みんなが、心からの安心感に包まれて、朝までぐっすりと眠れる。
ロータイプ連結ベッドは、そんな、かけがえのない時間を提供してくれます。
魅力2:視線が抜ける「空間の広がり」
ロータイプ連結ベッドが持つ、もう一つの大きな魅力。
それは、お部屋に「開放感」をもたらしてくれる、優れたデザイン性にあります。
寝室という空間の中で、最も大きな体積を占める家具がベッドです。
このベッドの高さが低くなるだけで、お部屋の印象は、劇的に変わります。
ベッドの高さが抑えられることで、壁の見える面積が広がり、天井までの縦の空間に、大きなゆとりが生まれます。
視線が遮られることなく、スムーズに奥まで抜けるため、同じ広さの部屋でも、驚くほど、広々と感じられるのです。
連結してワイドキングサイズになった大きなベッドは、高さがあると、どうしてもお部屋に圧迫感を与えてしまいがち。
ロータイプであれば、その問題を、見事に解決できます。
大きなサイズのベッドが持つ「ゆとり」と、お部屋の「広々とした印象」を、同時に手に入れることができるのです。
6畳や8畳といった、日本の一般的な寝室の広さを考えると、非常に大きなメリットと言えるでしょう。
大きなベッドを置きたい、でも、部屋が狭くなるのは嫌だ。
そんな、相反する願いを、ロータイプ連結ベッドは、見事に叶えてくれるのです。
魅力3:床に近い暮らしがもたらす「心理的な落ち着き」
畳の上で、座ったり、寝転んだり。
私たち日本人にとって、床に近い、低い目線での暮らしは、どこか、本能的に、心が落ち着くものです。
ロータイプ連結ベッドは、そんな、日本人の感性に、自然とフィットする「心理的な落ち着き」をもたらしてくれます。
視線が低くなることで、天井が高く感じられ、空間に守られているような、安心感が生まれます。
それは、まるで、お気に入りのカフェの、窓際のソファ席に座っている時のような、穏やかで、リラックスした感覚に近いかもしれません。
ベッドと床が、地続きの空間として感じられるため、家族の一体感も、自然と育まれます。
ベッドの上と下、という、物理的な断絶がないため、親と子が、いつも同じ目線で、コミュニケーションを取ることができるのです。
ベッドが、ただ眠るだけの、閉ざされた場所ではなく、床で遊ぶ子供たちの気配を感じられる、リビングのような、開かれた空間となる。
この、心理的な効果も、ロータイプ連結ベッドが持つ、隠れた、非常に大きな魅力の一つです。
安全性や、デザイン性といった、分かりやすいメリットだけでなく、日々の暮らしの中に、穏やかな安らぎをもたらしてくれる。
それもロータイプが人気を集める、理由なのです。
 
おしゃれなロータイプ連結ベッドのデザイン集
ロータイプ連結ベッドは、デザインのバリエーションが豊富なのも、人気の理由です。
ここでは、代表的な3つのデザインスタイルをご紹介します。
あなたの理想の寝室は、どのタイプですか?
【シンプルモダン】直線的な木製フレーム
最も人気が高く、どんなインテリアにも合わせやすいのが、直線的で、シンプルなデザインの「木製フレーム」です。
余計な装飾を、一切削ぎ落とした、ミニマルなフォルムは、ローベッドの持つ「開放感」を、最大限に引き立ててくれます。
美しい木目が、お部屋に、ナチュラルな温かみと、落ち着きを与え、飽きのこない、洗練された空間を演出します。
濃い色合いの、ウォルナット調のフレームは、寝室全体を、シックで、モダンな印象に引き締めてくれます。
白い壁とのコントラストも美しく、まさに、都会的な、大人の寝室にぴったりです。
明るい色味の、ナチュラルなオーク調のフレームは、北欧スタイルの、優しく、クリーンな雰囲気を演出します。
観葉植物のグリーンや、麻などの、自然素材のファブリックとの相性も抜群です。
連結して、ワイドになった、広大な木のステージは、それだけで、寝室の主役となる、圧倒的な存在感を放ちます。
シンプルだからこそ、素材の良さが際立ち、長く愛せる。
そんな、普遍的な魅力を持つのが、このシンプルモダンな、木製フレームです。
【ホテルライク】高級感のあるレザーフレーム
寝室を、日常から解き放たれる、特別な空間にしたい。
そんな、非日常的な、高級感を求める方に、おすすめなのが「レザーフレーム」のロータイプ連結ベッドです。
ヘッドボードや、サイドフレームに、重厚感のある、レザー(主に、お手入れのしやすい合成皮革)を張り込んだデザインは、一気に、寝室を、高級ホテルのスイートルームのような、ラグジュアリーな雰囲気へと、変貌させます。
ふっくらとした、クッション性のあるヘッドボードは、見た目の豪華さだけでなく、ソファの背もたれのように、もたれかかって、就寝前の読書や、映画鑑賞の時間を、快適に過ごせるという、機能性も兼ね備えています。
色は、やはり、空間を引き締める「ブラック」が、最も人気です。
黒いレザーの、シャープな質感が、ローベッドの低いフォルムと相まって、非常に、クールで、スタイリッシュな印象を与えます。
清潔感と、柔らかさを演出する「ホワイト」のレザーも、根強い人気があります。
お部屋を、より広く、明るく見せたい場合に、おすすめです。
ロータイプの、ワイドな連結ベッドだからこそ、このレザーフレームの持つ、重厚感と高級感が、最大限に活かされるのです。
【ミニマル】究極のシンプルさを追求したヘッドレス
お部屋を、少しでも広く見せたい。
そして、できる限り、物を置かない、すっきりとした、ミニマルな空間で暮らしたい。
そんな、究極のシンプルさを追求する方に、最適なのが「ヘッドレスタイプ」のロータイプ連結ベッドです。
その名の通り、頭部分のヘッドボードを、完全になくしたデザイン。
視線を遮るものが、一切なくなり、ローベッドの持つ「開放感」が、極限まで高まります。
ヘッドボードの厚みがない分、ベッド全体の全長が、短くなるため、限られた寝室のスペースを、最大限に、有効活用できるという、物理的なメリットもあります。
壁際に、ぴったりとつけて設置すれば、壁そのものが、ヘッドボードの代わりになります。
壁に、お気に入りのアートを飾ったり、間接照明を当てたりすることで、自分だけの、オリジナルなベッド周りを、自由に、デザインする楽しみも生まれます。
機能性を、最小限まで削ぎ落とすことで、逆に、使う人の創造性を、最大限に引き出してくれる。
それが、ヘッドレスデザインの、奥深い魅力です。
ロータイプの、ワイドな連結ベッドという、存在感のある家具だからこそ、この、引き算のデザインが、際立ち、寝室全体を、洗練された、静かな空間へと、導いてくれるのです。
 
ロータイプ連結ベッドを選ぶ際のチェックポイント
デザインのイメージが固まったら、次は、購入後に「しまった!」と後悔しないための、具体的なチェックポイントを確認していきましょう。
3つの重要なポイントを、お伝えします。
チェック1:床板は「すのこ」仕様か
ロータイプ連結ベッドを選ぶ際に、デザインや価格と、同じくらい、いや、それ以上に、重要視していただきたいのが、床板の仕様です。
結論から申しますと、床板は、必ず「すのこ」仕様になっているモデルを、選んでください。
なぜなら、ロータイプベッドは、床との距離が近い、という構造上、どうしても、湿気がこもりやすい、という、宿命的な弱点を抱えているからです。
床に、直接フレームを置く、フロアベッドはもちろんのこと、短い脚が付いた、ステージタイプのローベッドであっても、一般的な高さのベッドに比べれば、空気の通り道は、限られます。
このような環境で、もし、床板が、通気性の悪い、一枚板であったなら、マットレスの裏側は、湿気の逃げ場を失い、カビの温床となってしまう、リスクが非常に高くなります。
その弱点を、見事に補ってくれるのが「すのこ」です。
すのこの隙間が、マットレスと床板の間に、空気層を作り出し、寝ている間にかいた汗などの湿気を、効率よく、外部へ逃がしてくれます。
ローベッドの弱点である「通気性の悪さ」を、すのこが持つ「通気性の良さ」で、打ち消す。
この組み合わせこそが、高温多湿な日本の気候で、ローベッドを、長く、快適に使い続けるための、唯一無二の、最適解なのです。
連結ローベッドを購入される際には、何よりも先に、床板が、すのこ仕様になっているかどうかを、確認する癖を、つけてください。
チェック2:マットレスは「薄型」を選ぶ
重要なチェックポイントが、上に乗せる「マットレスの厚み」です。
せっかく、背の低い、ロータイプのベッドフレームを選んだのですから、その魅力を、最大限に活かすために、マットレスも「薄型」のものを選ぶことを、強くおすすめします。
一般的なマットレスの厚みは、20cmから25cm程度ありますが、もし、これを、ローベッドに乗せてしまうと、結果的に、ベッド全体の高さが、かなり高くなってしまい、ローベッドならではの「安全性」や「開放感」といったメリットが、半減してしまいます。
これでは、本末転倒ですよね。
私がおすすめする、薄型マットレスの厚みの目安は「10cm前後」です。
厚くても、15cmくらいまでの範囲で、探していただくのが、良いでしょう。
この厚みであれば、ローベッドの、低いデザイン性を損なうことなく、快適な寝心地も、両立させることが可能です。
「薄くて、体は痛くならないの?」と、心配されるかもしれませんが、最近の、高品質な薄型マットレスは、高密度のウレタンフォームや、薄型のポケットコイルなどを採用し、薄くても、底付き感がなく、しっかりと体を支えてくれる、高性能なものが、たくさんあります。
ローベッドのメリットを、100%享受するために。
マットレスは、できるだけ、薄型のものを選ぶ。
これが、ローベッド選びの、もう一つの、正解です。
チェック3:フレームの連結方法はしっかりしているか
最後のチェックポイントは、連結ベッドとしての、最も基本的な機能、「連結方法」の確認です。
ロータイプ連結ベッドも、もちろん、2台のベッドフレームを、物理的に、がっちりと固定する、専用の「連結金具」が付属しているモデルを、選ぶことが、大前提です。
ただ並べるだけでは、ズレてしまって、危険なことは、言うまでもありません。
その上で、ロータイプベッドならではの、確認ポイントがあります。
それは、フレームの構造です。
ロータイプベッドの中には、マットレスを、フレームの枠の中に、落とし込むようにして、設置するタイプがあります。
この「落とし込み式」のフレームを2台連結する場合、中央部分に、フレームの枠が、2本並ぶことになります。
この、中央の枠が、あまりにも、ごつくて、高さがあると、寝た時に、背中に、違和感として感じられる可能性があります。
連結して使うことを、前提とするならば、できるだけ、この中央の枠が、目立たない、フラットな構造になっているものや、あるいは、マットレスを、平らな土台の上に乗せるだけの「ステージタイプ」のフレームを選ぶのが、おすすめです。
購入前に、商品写真をよく見て、2台を連結した際の、中央部分が、どのような構造になるのかを、しっかりと、イメージしておくこと。
それが、快適な寝心地を手に入れるための、重要な、最後のチェックポイントです。
 
子供のいる家庭におすすめのロータイプ連結ベッド
これまでの、お話を踏まえて。
私、佐藤が、小さなお子様がいらっしゃるご家庭に、特におすすめしたい、ロータイプ連結ベッドのタイプを、3つ、ご紹介します。
定番のおすすめ:国産の連結フロアベッド
最も、間違いのない、定番のおすすめとして、挙げたいのが「国産の連結フロアベッド」です。
理由は、これ以上ないほどの「安心感」です。
床に、直接フレームを置く、フロアタイプなので、高さは、最も低く、お子様の落下に対する安全性は、万全です。
そして「国産」であること。
それは、日本の厳しい安全基準をクリアした、F☆☆☆☆などの、低ホルムアルデヒド素材が使われている、という証です。
小さなお子様が、フレームを舐めてしまっても、安心です。
日本の職人による、頑丈で、丁寧な作りは、長年の使用にも耐え、きしみ音なども、出にくい、という、品質面での、信頼感にも繋がります。
床板は、もちろん、通気性の良い「すのこ」仕様のものを選びましょう。
安全性、健康面、品質。
家族の眠りを、支える上で、最も大切にしたい、これらの要素を、全て、高いレベルで満たしてくれる。
それが、国産の連結フロアベッドなのです。
便利さもプラス:棚・コンセント付き連結ローベッド
安全性や、開放感に日々の暮らしの「利便性」も、プラスしたい。
そんな、欲張りなパパやママにおすすめなのが、「棚・コンセント付き」の連結ローベッドです。
枕元のヘッドボードに、スリムな棚と、コンセントが付いている、このタイプ。
これが、子育て世代の暮らしに、驚くほど、フィットするのです。
棚には、お子様が、寝る前に読む、絵本を置いたり、ご自身のスマートフォンや、メガネを置いたり。
ベッド周りが、すっきりと片付きます。
そして、コンセントは、スマートフォンの充電はもちろん、冬場には、加湿器の電源として、夏場には、蚊取り器の電源として、一年中、大活躍します。
ヘッドボードに、手元を優しく照らす「間接照明」が付いたモデルは、夜中の授乳や、おむつ替えの際に、部屋全体の電気を点けることなく、作業ができるので、本当に便利だった、という、お客様の声を、数多くいただいています。
日々の、ちょっとした「あったらいいな」を、叶えてくれる、機能的なヘッドボード。
それが、忙しい、子育ての毎日を、きっと、快適に、サポートしてくれます。
将来を見据えて:分割して使えるシンプルなデザイン
最後におすすめしたいのが、将来の「分割使用」まで、しっかりと見据えた、モデル選びです。
お子様が、いつかは、一人で寝るようになる、その日のことを、想像してみてください。
連結していた、ローベッドを分割し、そのうちの一台を、子供部屋で使う。
その時に、どんなデザインなら、大きくなったお子様も、喜んで、長く使ってくれるでしょうか。
答えは、やはり「シンプルで、飽きのこないデザイン」です。
キャラクターものや、奇抜なデザインではなく、美しい木目を活かした、ナチュラルなフレームや、どんなインテリアにも合わせやすい、ミニマルなデザイン。
そうしたものを選んでおけば、お子様の好みが変わっても、お部屋の雰囲気が変わっても、ずっと、自然に、そこに在り続けることができます。
ヘッドボードのない「ヘッドレスタイプ」は、その究極のシンプルさから、将来の汎用性が、最も高いデザインと言えるでしょう。
連結して、家族で使う、今の時間。
そして、分割して、それぞれが使う、未来の時間。
その、両方のシーンで、輝き続けることができる、普遍的なデザインを選ぶこと。
それが、一つの家具を、大切に、長く使い続けるための、最も、賢い選択なのです。
 
店主の解説
【購入前の絶対条件】設置に必要な「部屋の広さ」と「搬入経路」の確認
ご家族で眠る、広々としたロータイプの連結ベッド。
その素晴らしい計画を、購入ボタンを押す前に、絶対に成功させるための、最も重要なミッションがあります。
それが「搬入経路の確保」と「設置スペースの正確な採寸」です。
17年以上、数々のお客様の寝室作りをお手伝いしてきた中で、最も悲しい瞬間は「買ったはいいけど、部屋に入らない…」「ベッドを置いたら、部屋がぎゅうぎゅうで歩けない…」というご連絡をいただく時です。
この悲劇を避けるための、プロの知恵をお伝えします。
■お部屋の広さ:理想は「8畳以上」
連結ベッド(ワイドキングサイズ)を快適に設置するために、私たちが推奨しているお部屋の広さは、シングル2台を連結した幅200cmのサイズ(WK200)で、最低でも8畳です。
  - 8畳(約360cm×360cm)の場合:お部屋の壁にベッドの頭をつけたとして、ベッドの横幅が約200cm。
 残りの160cmを両サイドに分けると、それぞれに約80cmのスペースが生まれます。
 人がストレスなく通るために必要な通路幅は最低60cmと言われていますので、これなら、サイドテーブルを置いたり、クローゼットの扉を開け閉めしたりするのにも、十分なゆとりが生まれます。
 
- 6畳(約270cm×360cm)の場合:短い方の壁(270cm)にベッドの頭をつけると、両サイドの通路はそれぞれ35cm程度しか確保できず、非常に窮屈な印象になります。
 ロータイプなので圧迫感は少ないですが、生活動線は厳しくなります。
 
幅240cmなどの、さらに大きなサイズを検討される場合は、10畳以上の広さがあるのが理想的です。
■最大の難関:「搬入経路」の確認
連結ベッドは、2台のベッドに分割されているため、搬入は比較的容易ですが、それでも、ヘッドボードやマットレスといった大きなパーツが、ご自宅の玄関から寝室まで無事に通過できるかを確認する必要があります。
【必ずメジャーで採寸すべきチェックポイント】
  - [ ] エレベーターの扉の高さと幅、奥行き
- [ ] 階段の幅と、踊り場の天井の高さ
- [ ] 廊下の幅と、曲がり角のスペース
- [ ] 寝室のドアの高さと幅
マットレスは圧縮して丸められた「圧縮ロール梱包」のものを選ぶと、狭い通路でも比較的スムーズに搬入できるので、搬入経路に不安がある方には大変おすすめです。
連結ベッドとは、計画的な準備があって初めて、その真価を発揮する家具です。
メジャー片手に、ご家族の夢の城をお迎えする道筋を、ぜひ一度ご確認ください。
マットレス中央の「すき間」問題を完全解決。
家族みんなが快適に眠るためのプロの技
ロータイプの連結ベッドをご検討中のお客様が、誰もが心配される、そして最も多くご質問をいただくのが「真ん中にできるマットレスのすき間や段差」の問題です。
せっかくの広々としたベッドなのに、真ん中に溝があっては、お子様が間に挟まってしまったり、寝心地が悪かったりと、快適さが半減してしまいます。
ご安心ください。
これからご紹介する3つの簡単なステップで、この問題はほぼ完璧に解消し、まるで一枚の大きなマットレスのような、快適な寝心地を手に入れることができます。
■ステップ1:【埋める】すき間パッド
2枚並べたマットレスの間に物理的にできてしまう「谷間」を、直接埋めてしまうためのアイテムが「すき間パッド」です。
多くはT字の形をしたウレタン製の細長いパッドで、マットレス2枚の間の谷間にぴったりとフィットするように置きます。
これだけで、体の落ち込みがかなり軽減され、段差が気になりにくくなります。
これが、解決への第一歩です。
■ステップ2:【覆う】大きなベッドパッド
すき間パッドを置いた上から、次にベッドの総幅に合った、大きな「ベッドパッド」を1枚、2台のマットレスをまとめて覆うように敷きます。
ベッドパッドは、汗や皮脂からマットレスを守る本来の役割に加え、ここでは「2枚のマットレスを一体化させ、表面をフラットにする」という非常に重要な役割を果たします。
すき間パッドによるわずかな盛り上がりも、この一枚のベッドパッドが上から優しくならしてくれます。
■ステップ3:【固定する】大きなボックスシーツ
最後の仕上げが、ベッドの総幅に合った「ボックスシーツ」です。
ベッドパッドの上から、1枚の大きなボックスシーツで、2台のマットレスをまとめてぐっと包み込みます。
大きな布の張力で2枚のマットレスが物理的にしっかりと固定され、寝ている間にズレるのを防ぎます。
見た目も寝心地も、完全に「一枚の大きなベッド」が完成します。
【店主からのアドバイス】
この方法を成功させるための最大のコツは、連結する2枚のマットレスを、必ず「同じ商品、同じ高さ」で揃えることです。
高さが違うマットレスを連結すると、大きな段差ができてしまい、これらの工夫をしても、快適な寝心地は得られません。
ぜひ、マットレスも2枚同時に、同じものをご購入ください。
子供の成長と共に「分割」できる。
10年先を見据えた、賢い投資としての選び方
ロータイプの連結ベッドは、その多くがシングルベッドなどを2台連結して使う「連結タイプ」です。
搬入のしやすさというメリットもありますが、実は、もっと大きな価値が隠されています。
それは、家族の成長という長い時間軸の中で、その役割を変えながら寄り添い続けてくれる、驚くべき「可変性」です。
高価な買い物だからこそ、長く、そして賢く使い続ける。
そんな、連結ベッドの長期的な活用術をご紹介します。
■ある家族の、ベッドの物語
少し、想像してみてください。
  - 【第一章:家族の集合期(購入〜7年目)】
 お子様がまだ小さい時期。
 シングルベッドを2台連結した、広々としたキングサイズのローベッドで、家族みんなで川の字になって眠ります。
 絵本を読んだり、くすぐり合ったり。
 ベッドは、家族団らんの中心となる、温かい思い出を育む場所です。
 
- 【第二章:子供の独立期(8年目〜)】
 お子様が成長し、自分の部屋を欲しがる時期が来ました。
 ここで、連結ベッドは、その真価を発揮します。
 これまで一つだったキングベッドを、本来の姿である「2台のシングルベッド」に分割するのです。
 そして、そのうちの一台を、お子様の新しい部屋へと、プレゼントします。
 ロータイプのシンプルなデザインは、子供部屋のインテリアにも、時代遅れになることなく、すっと馴染んでくれます。
 
■長期的な視点で見た、経済的なメリット
いかがでしょうか。
もし、最初にダブルベッドを買い、お子様が大きくなるたびに、新しいベッドを買い与えていたら。
その出費の合計は、計り知れません。
最初に少し大きな投資をして、高品質なシングルベッドを2台組み合わせた連結ベッドを選ぶこと。
それは、実質的に、お子様たちが将来使うことになる、高品質なローベッドを「前もって購入しておく」ことと同じなのです。
長期的に見れば、これほど経済的で、合理的で、そして無駄のない選択はありません。
■私の見解:未来の家族への、最高の贈り物
連結ローベッドを選ぶということは、単に、今の快適さを手に入れるということだけではありません。
それは、
これから成長していくお子様たちの未来の暮らしまでを考えた、親から子への、愛情にあふれた贈り物でもあるのです。
私の見解では、これこそが、連結タイプのファミリーベッドが持つ、最大の、そして最も美しい価値なのです。
ぜひ、10年先の未来を想像しながら、ご家族にとって最高の「投資」となる一台を選んでみてください。
 
店主のつぶやき 連結ベッドはロータイプが人気 圧迫感なく部屋が広く見える
・ファミリーベッド
・連結ベッド
・キングサイズより大きいベッド
・ローベッド
・フロアベッド
・ベッドフレーム
・ベッドサイズ
・ベッド
・連結ベッドはロータイプが人気 圧迫感なく部屋が広く見える
・連結できるローベットでスタイリッシュな寝室作り
・連結畳ベッドで和の癒し空間を 家族でくつろぐ畳の香り