「ファミリーベッドって、最近よく聞くけど、一体どんなベッドなの?」「キングサイズと何が違うの?」そんな素朴な疑問、今さら人には聞きにくいと感じていませんか?こんにちは!ベッド通販「眠り姫」店主の佐藤です。
ご安心ください、その疑問、この道17年の私がすべて解決します!
この記事では、ファミリーベッドの正体から、驚きのサイズ、便利な構造、そしてあなたのご家庭にぴったりの一台を見つけるための選び方のコツまで、ゼロから丁寧にご説明します。
さあ、一緒にファミリーベッドの専門家を目指しましょう!
今さら聞けない「ファミリーベッド」の正体とは?
最近、雑誌やインターネットで見かけることが増えた「ファミリーベッド」という言葉。
なんとなく「家族で寝る大きなベッド」というイメージはあっても、その具体的な正体は意外と知られていないかもしれません。
ここでは、そんな「今さら聞けない」ファミリーベッドの基本のキを、分かりやすく解き明かしていきます。
ズバリ!ファミリーベッドとは「複数のベッドを合体させた、とても大きなベッド」のこと
ファミリーベッドとは何か?一言で、そして最も正確に表現するならば、それは「シングルやセミダブルといった、既存サイズのベッドを2台以上ぴったりとくっつけて、専用の金具で固定(連結)し、まるで一つの大きなベッドのように使えるようにしたもの」です。
そうです、ファミリーベッドは、もともと一枚の巨大なベッドなのではなく、複数のベッドを「合体」させて作り出すベッドなのです。
この「合体させる」という点が、ファミリーベッドを理解する上で最も重要なポイントになります。
ごく一般的なファミリーベッドは、シングルベッド(横幅約100cm)を2台連結させて、横幅200cmの大きなベッドとして使用します。
ご夫婦とお子様一人の3人家族が、まるで旅館の広い和室に布団を敷いたかのように、ゆったりと「川の字」で眠ることができるのです。
家族の人数や寝室の広さに合わせて、組み合わせるベッドのサイズや台数を自由に変えられるため、ご家庭の状況に合わせた、まさにオーダーメイドのような広さを実現できるのが、ファミリーベッドの最大の魅力と言えるでしょう。
ただ大きいだけではない、家族の形に寄り添う柔軟性。
それがファミリーベッドの正体なのです。
なぜ普通のキングサイズではダメなの?ファミリーベッドが生まれた背景
「大きいベッドなら、普通のキングサイズベッド(横幅約180cm)でも良いのでは?」そう思われる方もいらっしゃるでしょう。
もちろん、キングサイズも素晴らしいベッドですが、「家族で使う」という視点に立つと、いくつかの課題が見えてきます。
それは横幅です。
180cmという広さは、大人二人なら十分ですが、元気なお子様が一人、二人と加わると、途端に手狭に感じられます。
特に寝相の悪いお子様がいると、大人はベッドの端に追いやられてしまいがちです。
その点、ファミリーベッドなら、横幅200cm、240cm、280cmと、キングサイズを遥かに超える広さを実現できます。
次はマットレスの問題です。
キングサイズは一枚の大きなマットレスなので、ご夫婦で好みの硬さが違っても、どちらかが我慢するしかありません。
ファミリーベッドなら、2台のベッドそれぞれに違う硬さのマットレスを乗せることができるのです。
そして、決定的なのが「将来性」です。
お子様が成長して一人で寝るようになった時、大きなキングサイズベッドはご夫婦二人には広すぎ、子供部屋には新しいベッドが必要になります。
ファミリーベッドなら、連結を解除して「分割」し、一台をお子様専用として使うことができます。
従来の大型ベッドが持っていた課題を解決し、「家族の今と未来」に徹底的に寄り添うために生まれたのが、ファミリーベッドなのです。
3つの呼び名を持つベッド 「ファミリー」「ワイドキング」「連結」の違いとは
ファミリーベッドを探していると、「ワイドキング」や「連結ベッド」という言葉も目にして、混乱してしまうかもしれません。
ご安心ください。
これらは基本的にすべて同じものを指す言葉ですが、それぞれ異なる視点から名付けられています。
� 屮侫.潺蝓璽戰奪鼻廖帖崔�が使うか」という利用シーン(家族)に焦点を当てた、最も分かりやすく親しみやすい「愛称」です。
�◆屮錺ぅ疋�ング(WK)」…「どれくらいの大きさか」というサイズに焦点を当てた、「公式名称」です。
キングサイズ(King)よりも広い(Wide)という意味で、横幅200cmなら「WK200」と表記します。
��「連結ベッド」…「どのような構造か」というベッドの仕組み(連結式)に焦点を当てた、「専門的な名称」です。
例えるなら、一人の人物に「お父さん(家庭での役割)」「佐藤さん(名字)」「営業部長(会社での役職)」という3つの呼び名があるようなものですね。
対象は同じですが、どの側面から見るかで呼び方が変わるのです。
この3つの言葉を知っておくと、お店の人に質問したり、ネットで商品を検索したりする際に、とてもスムーズになりますよ。
驚きの広さ!ワイドキングサイズの具体的な大きさを見てみよう
ファミリーベッドの魅力は何と言っても、その「驚きの広さ」にあります。
ここでは、ワイドキング(WK)と呼ばれるサイズが、具体的にどのくらいの大きさなのか、身近なものと比較しながら、そのスケール感を体験していただきたいと思います。
きっと、その広さにワクワクしてくるはずです。
まずは基本のベッドサイズをおさらい(シングル〜キング)
ワイドキングサイズを理解するために、まずは日本の標準的なベッドサイズを簡単におさらいしておきましょう。
メーカーによって若干の差はありますが、おおよそ以下のようになっています。
・シングル(S):横幅 約100cm × 長さ 約195cm。
大人一人が寝るための基本サイズです。
・セミダブル(SD):横幅 約120cm × 長さ 約195cm。
大人一人がゆったりと寝返りを打てるサイズです。
・ダブル(D):横幅 約140cm × 長さ 約195cm。
大人二人が寝るための最もコンパクトなサイズです。
・クイーン(Q):横幅 約160cm × 長さ 約195cm。
大人二人でも、少しゆとりが生まれるサイズです。
・キング(K):横幅 約180cm × 長さ 約195cm。
ホテルのツインルームのように、大人二人がそれぞれ自分のスペースを確保できる広さです。
これらが、一枚のマットレスで作られる基本的なベッドサイズです。
ファミリーベッドは、これらのサイズ、特にシングル、セミダブル、ダブルを組み合わせて、キングを超える広さを実現していきます。
シングル2台分から!ワイドキング200〜240のサイズ感
ここからがワイドキングの世界です。
最もポピュラーなサイズから見ていきましょう。
・ワイドキング200(WK200):シングル(100cm)を2台連結。
横幅は2メートル。
一般的なミニバンの横幅が約1.7mですから、それよりも遥かに広い空間です。
大人2人、子ども1人の3人家族が「川の字」で寝ても、全員がシングルベッド同等のスペースを確保できます。
・ワイドキング220(WK220):シングル(100cm)とセミダブル(120cm)を連結。
横幅2.2メートル。
子どもが2人になっても、少しの間なら対応できる広さです。
・ワイドキング240(WK240):シングル(100cm)+ダブル(140cm)、もしくはセミダブル(120cm)×2台の組み合わせ。
横幅2.4メートル。
一般的なお風呂の洗い場の幅(約1.2m)の、ちょうど倍の広さです。
4人家族でも、それぞれが寝返りを打てる、十分なスペースが確保できます。
このあたりが、最も人気の高いサイズ帯ですね。
まさに「家族のための広さ」と言えるでしょう。
贅沢な広さを実現!ワイドキング260〜300のサイズ感
さらに上を行く、贅沢な広さも見てみましょう。
ここまで来ると、もはやベッドというより「部屋」に近い感覚かもしれません。
・ワイドキング260(WK260):セミダブル(120cm)とダブル(140cm)を連結。
横幅2.6メートル。
4人家族でも、それぞれのパーソナルスペースが完全に確保できます。
誰かの寝相で起こされる、なんてことはまずありません。
・ワイドキング280(WK280):ダブル(140cm)を2台連結。
横幅2.8メートル。
ご家庭の畳一枚(江戸間なら約1.76m)を遥かに超える幅です。
5人家族や、ペットも一緒に寝たい、というご家庭にも対応できます。
・ワイドキング300(WK300):シングル(100cm)を3台連結。
横幅は圧巻の3メートル。
ここまでくると、子どもたちがベッドの上ででんぐり返りをしても大丈夫。
まさに王様(キング)を超える、皇帝(エンペラー)のような、究極のサイズと言えるでしょう。
もちろん、お部屋の広さとの相談は必要ですが、こんなにも夢のあるサイズを選べるのも、ファミリーベッドならではの楽しみなのです。
「連結ベッド」とも呼ばれる理由はその構造にあり
ファミリーベッドが、なぜ「連結ベッド」とも呼ばれるのか。
その理由は、文字通り、その「構造」にあります。
2台以上のベッドを、ただ隣に並べて置いているだけではありません。
それらが離れたり、ズレたりしないように、しっかりと一体化させるための、工夫された仕組みがあるのです。
この構造を理解すれば、ファミリーベッドへの信頼感がぐっと高まりますよ。
「連結金具」がズレと隙間を防ぐ!その仕組みを徹底解剖
2台のベッドを並べただけだと、少し体重をかけただけで、ベッド同士が離れてしまい、中央に危険な隙間が生まれてしまいます。
これでは、安心して眠ることはできませんよね。
そこで登場するのが「連結金具」です。
隣り合った2台のベッドフレームの側面同士や、底面同士を、物理的にガッチリと固定するための専用パーツです。
多くの場合、2枚の金属製のプレートを、数本のボルトで締め付けて固定する、という非常にシンプルな構造になっています。
ベッドフレームには、あらかじめこの金具を取り付けるためのネジ穴が開けられており、付属の工具(六角レンチなど)を使えば、誰でも簡単に、そして強力に固定することができます。
通常、ベッドの頭側と脚側の2箇所を固定することで、2台のベッドはびくともしない「一枚岩」の状態になります。
寝ている間の寝返りなどでベッドがズレるのを防ぎ、中央の隙間の発生を最小限に抑えているのです。
この「連結金具」の存在こそが、ファミリーベッドの快適さと安全性を支える、まさに縁の下の力持ち。
この堅牢な仕組みがあるからこそ、私たちは毎晩、安心して体を預けることができるのです。
構造がもたらす最大のメリット「搬入のしやすさ」と「将来の分割利用」
この「連結式」という構造は、単にベッドを固定するだけでなく、私たちユーザーにとって、計り知れない2つの大きなメリットをもたらしてくれます。
一つ目は、「搬入のしやすさ」です。
考えてもみてください。
もし横幅2.4メートルのベッドフレームが、一枚の完成品として工場から出荷されたとしたら…。
それを、ご自宅の玄関から入れ、狭い廊下や階段を通り、寝室のドアをくぐらせるのは、ほとんど不可能に近いでしょう。
連結式のファミリーベッドなら、搬入時は「セミダブル2台」というように、分割されたコンパクトな状態で運び込まれます。
これなら、ほとんどのご家庭で、問題なく搬入が可能です。
これが、通販でも安心して巨大なベッドを購入できる、最大の理由です。
そして、二つ目のメリットが、これまでも何度か触れてきた「将来の分割利用」です。
お子様が成長して、家族で寝る期間が終わった時、連結金具を外せば、あっという間に2台の独立したベッドに元通り。
一台を子供部屋に、もう一台をご夫婦の寝室に、といった再利用が可能です。
このライフステージの変化に寄り添う柔軟性こそ、一枚板のキングサイズベッドにはない、連結ベッドならではの最大の強みです。
使いやすさ、搬入のしやすさ、そして将来性。
このすべてを、シンプルな「連結構造」が実現しているのです。
我が家にはどれが合う?ライフスタイル別・ベッドタイプ診断
ファミリーベッドの基本が分かったところで、次はいよいよ「我が家には、どのタイプのベッドが合うんだろう?」という、具体的な選択のステップです。
ここでは、あなたのライフスタイルや価値観から、最適なベッドタイプを診断形式でご提案します。
ぜひ、ご自身の家族の姿を思い浮かべながら、診断してみてください。
【診断A】小さなお子様の安全が最優先!「低床フロアタイプ」がおすすめな方
もし、あなたが以下の項目に3つ以上当てはまるなら、迷わず「低床フロアタイプ」をおすすめします。
□ 家族に、0歳〜5歳くらいの小さなお子様がいる。
□ 夜中に、お子様がベッドから落ちないか心配で、目が覚めてしまうことがある。
□ 寝室は6畳か8畳で、あまり広くない 大きなベッドを置いた時の圧迫感が気になる。
□ とにかく、掃除やメンテナンスよりも、日々の安心感を最優先したい。
□ お子様が、自分でベッドに上り下りできるような、自立心を育む環境を作りたい。
このタイプのベッドは、床からの高さが極端に低く設計されているため、万が一の転落時も怪我のリスクを最小限に抑えられます。
まさに、小さなお子様がいらっしゃるご家庭のためにあると言っても過言ではありません。
高さが低いことで、お部屋に圧迫感を与えず、空間を広く見せる効果もあります。
安全性と開放感、この二つを最も高いレベルで両立したいあなたには、この低床フロアタイプが最高のパートナーとなるでしょう。
【診断B】とにかく収納力が欲しい!「チェスト・跳ね上げ式」がおすすめな方
もし、あなたが以下の項目に3つ以上当てはまるなら、「収納付きタイプ(チェストベッド、跳ね上げ式ベッド)」が最適です。
□ 家族が増えて、衣類やおもちゃなどの物が、クローゼットから溢れかえっている。
□ 寝室に、タンスなどの収納家具をこれ以上置きたくない。
□ ベッド下のデッドスペースを、最大限に有効活用したいと考えている。
□ 掃除のしやすさよりも、部屋がスッキリと片付いている状態を優先したい。
□ 季節物の布団やスーツケースなど、大きくて収納場所に困る物がある。
このタイプのベッドは、ベッド下を巨大な収納スペースとして活用できるため、手狭な寝室の悩みを一気に解決してくれます。
引き出し式の「チェストベッド」は、普段使いの衣類の整理に。
床板が持ち上がる「跳ね上げ式ベッド」は、大きな物の収納に便利です。
ベッドという「寝るための家具」と、タンスという「収納するための家具」が一つになった、非常に合理的な選択です。
限られたスペースを最大限に活かし、スッキリとした暮らしを実現したいあなたには、この収納付きタイプが、力強い味方になってくれるはずです。
【診断C】お掃除のしやすさと通気性を重視!「脚付きすのこタイプ」がおすすめな方
もし、あなたが以下の項目に3つ以上当てはまるなら、「脚付きすのこタイプ」があなたの理想を叶えてくれます。
□ ベッド下のホコリが気になる お掃除ロボットを使いたい。
□ 湿気が多い地域に住んでいる、またはマンションの1階で、カビ対策を重視したい。
□ ベッドは、衛生的に、清潔に保ちたいという気持ちが強い。
□ 将来、分割して使う時に、どんなインテリアにも合わせやすい、シンプルなデザインが良い。
□ ベッド下に、市販の収納ケースなどを置いて、自由にカスタマイズしたい。
このタイプのベッドは、ベッド下に空間があるため、風通しが良く、湿気がこもりにくいのが最大の特徴です。
掃除機やお掃除ロボットが入りやすく、常に清潔な環境を保つことができます。
床板が「すのこ」仕様になっていれば、通気性はさらに向上し、カビ対策としては万全です。
デザインもシンプルで軽やかなものが多く、圧迫感を与えません。
安全性や収納力も大事だけれど、それ以上に日々のメンテナンスのしやすさや、衛生面を大切にしたい。
そんな、堅実でキレイ好きなあなたには、この脚付きすのこタイプが、長く快適な眠りを提供してくれることでしょう。
まとめ:ファミリーベッドの疑問、すべて解決しましたか?
さて、ファミリーベッドの正体から、具体的なサイズ、構造、そしてあなたに合ったタイプの診断まで、一通りご説明してまいりました。
もやもやとしていた疑問は、スッキリと解決できたでしょうか。
この記事が、あなたのベッド選びの、頼れる羅針盤となれたなら、これほど嬉しいことはありません。
これだけは覚えて帰って!ファミリーベッド選び3つの鉄則
たくさんの情報をお伝えしましたが、ファミリーベッド選びで失敗しないための「3つの鉄則」として、要点をまとめます。
これだけ覚えておけば、大きな間違いはありません。
【鉄則1】サイズは「今の寝室」と「未来の子供部屋」の両方で考えるべし!
ベッドを置く現在の寝室の広さを測るのはもちろんのこと、将来分割して使う子供部屋の広さも考慮して、組み合わせのサイズ(WK200なのかWK240なのか等)を決めましょう。
【鉄則2】タイプは「家族の優先順位」で決めるべし!
「安全性」「収納力」「メンテナンス性」、この3つのうち、あなたのご家庭が最も重視するのはどれですか?優先順位を一つ決めるだけで、選ぶべきベッドのタイプ(フロア、収納、脚付き)は自ずと絞られます。
【鉄則3】構造のメリットを最大限に活かすべし!
「連結」できるから、搬入が楽で、マットレスも別々に選べる。
「分割」できるから、将来も長く使える。
この構造上のメリットを理解し、最大限に活用する計画を立てることが、ファミリーベッドを賢く使いこなす最大のコツです。
不安や疑問は、私たちベッドのプロにご相談ください
この記事で、ファミリーベッドに関する基本的な疑問は、ほとんど解消できたのではないかと自負しております。
ベッド選びは、ご家庭の数だけ、答えの数もある、非常に奥が深いものです。
「うちのこの特殊な間取りでも置けるかしら?」「このベッドフレームに、今使っているマットレスは合う?」など、個別のケースでご不安や疑問が出てくるのは、当然のことです。
そんな時は、どうか一人で悩まずに、私たち「眠り姫」のような、ベッドのプロフェッショナルに、お気軽にご相談ください。
17年間、数々のお客様の眠りのお悩みに寄り添ってきた経験を基に、あなたの家族にとっての「最高の答え」を、一緒に見つけるお手伝いをさせていただきます。
あなたの家族が、広々としたベッドで、毎日笑顔で眠りにつける日が来ることを、心から願っております。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
店主の解説
【購入前の絶対条件】設置に必要な「部屋の広さ」と「搬入経路」の確認
家族みんなで眠る、広々としたファミリーベッド。その夢を現実にするために、購入ボタンを押す前に、お客様自身で必ずクリアしていただきたい、最も重要なミッションがあります。それが「搬入経路の確保」と「設置スペースの正確な採寸」です。これを怠ると「買ったはいいけど、部屋に入らない…」「ベッドを置いたら、部屋がぎゅうぎゅうで歩けない…」という、悲しい事態を招きかねません。
■お部屋の広さ:理想は「8畳以上」
ファミリーベッド(ワイドキングサイズ)を快適に設置するために、私たちが推奨しているお部屋の広さは、シングル2台を連結した幅200cmのサイズ(WK200)で、最低でも8畳です。
- 8畳(約360cm×360cm)の場合:お部屋の壁にベッドの頭をつけたとして、ベッドの横幅が約200cm。残りの160cmを両サイドに分けると、それぞれに約80cmのスペースが生まれます。人がストレスなく通るために必要な通路幅は最低60cmと言われていますので、これなら、サイドテーブルを置いたり、クローゼットの扉を開け閉めしたりするのにも、十分なゆとりが生まれます。
- 6畳(約270cm×360cm)の場合:短い方の壁(270cm)にベッドの頭をつけると、両サイドの通路はそれぞれ35cm程度しか確保できず、非常に窮屈な空間になってしまいます。
幅240cmなどの、さらに大きなサイズを検討される場合は、10畳以上の広さがあるのが理想的です。
■最大の難関:「搬入経路」の確認
ファミリーベッドは、2台のベッドに分割されているため、搬入は比較的容易ですが、それでも、ヘッドボードやマットレスといった大きなパーツが、ご自宅の玄関から寝室まで無事に通過できるかを確認する必要があります。
【必ず採寸すべきチェックポイント】
- [ ] エレベーターの扉の高さと幅、奥行き
- [ ] 階段の幅と、踊り場の天井の高さ
- [ ] 廊下の幅と、曲がり角のスペース
- [ ] 寝室のドアの高さと幅
特に、マットレスは圧縮して丸められた「圧縮ロール梱包」のものを選ぶと、狭い通路でも比較的スムーズに搬入できるので、搬入経路に不安がある方には大変おすすめです。
ファミリーベッドとは、計画的な準備があって初めて、その真価を発揮する家具です。メジャー片手に、ご家族の夢の城をお迎えする道筋を、ぜひ一度ご確認ください。
マットレス中央の「すき間」問題を完全解決する、プロ推奨の3ステップ
ファミリーベッドは、2台のベッドを連結して使う構造です。そのため、お客様が最も心配されるのが「真ん中にできるマットレスのすき間や段差」です。せっかくの広々としたベッドなのに、真ん中に溝があっては、お子様が間に挟まってしまったり、寝心地が悪かったりと、快適さが半減してしまいます。しかし、ご安心ください。これからご紹介する3つの簡単なステップで、この問題はほぼ完璧に解消し、まるで一枚の大きなマットレスのような、快適な寝心地を手に入れることができます。
■ステップ1:【埋める】すき間パッド
まず、2枚並べたマットレスの間に物理的にできてしまう「谷間」を、直接埋めてしまうためのアイテムが「すき間パッド」です。多くはT字の形をしたウレタン製の細長いパッドで、マットレス2枚の間の谷間にぴったりとフィットするように置きます。これだけで、体の落ち込みがかなり軽減され、段差が気になりにくくなります。これが、解決への第一歩です。
■ステップ2:【覆う】大きなベッドパッド
すき間パッドを置いた上から、次にファミリーベッドの総幅に合った、大きな「ベッドパッド」を1枚、2台のマットレスをまとめて覆うように敷きます。ベッドパッドは、汗や皮脂からマットレスを守る本来の役割に加え、ここでは「2枚のマットレスを一体化させ、表面をフラットにする」という非常に重要な役割を果たします。すき間パッドによるわずかな盛り上がりも、この一枚のベッドパッドが上から優しくならしてくれます。
■ステップ3:【固定する】大きなボックスシーツ
最後の仕上げが、ファミリーベッドの総幅に合った「ボックスシーツ」です。ベッドパッドの上から、1枚の大きなボックスシーツで、2台のマットレスをまとめてぐっと包み込みます。大きな布の張力で2枚のマットレスが物理的にしっかりと固定され、寝ている間にズレるのを防ぎます。これにより、見た目も寝心地も、完全に「一枚の大きなベッド」が完成します。
【店主からのアドバイス】
この方法を成功させるための最大のコツは、連結する2枚のマットレスを、必ず「同じ商品、同じ高さ」で揃えることです。高さが違うマットレスを連結すると、大きな段差ができてしまい、これらの工夫をしても、快適な寝心地は得られません。ぜひ、マットレスも2枚同時に、同じものをご購入ください。
シーツや掛け布団はどうする?家族みんなが快適な、ファミリーベッドの寝具選び
無事にファミリーベッドの設置が完了したら、次はいよいよ、その広大なキャンバスを、家族みんなのための快適な眠りの城へと仕上げる「寝具」を揃える番です。特に、面積の大きいシーツや掛け布団の選び方が、日々の使いやすさと快適さを大きく左右します。ここでは、ファミリーベッドに最適な寝具の選び方を解説します。
■敷きパッドとボックスシーツ:必ず「一枚の大きなサイズ」を
前の項目で「すき間問題」を解決するためにも触れましたが、マットレスの上に敷く「敷きパッド」と、全体を覆う「ボックスシーツ」は、必ず、連結後の総幅に合った、一枚の大きなサイズを選んでください。
例えば、シングルベッド(幅100cm)を2台連結した「ワイドキング200」のベッドなら、「ワイドキング200(幅200cm)」サイズの敷きパッドとボックスシーツが必要です。これを、シングル用2枚で代用してしまうと、シーツの境目が体に当たって不快だったり、寝ている間にずれてしまったりと、多くの問題が発生します。ご安心ください。現在では、ワイドキング200〜280まで、各サイズに対応した大きなシーツ類が、豊富に販売されています。
■掛け布団:家族のスタイルで選ぶ「一枚使い」と「複数枚使い」
掛け布団の選び方には、2つのスタイルがあります。どちらが良いかは、ご家族の眠り方や考え方によって変わってきます。
- 【一体感重視なら】大きな掛け布団を1枚
家族みんなで、一枚の大きなお布団に包まれて眠るスタイルです。家族の温もりを感じられる、一体感が魅力です。ベッドメイキングも一度で済み、見た目もすっきりと美しくまとまります。ただし、誰かが寝返りを打つと布団が引っ張られる「布団の取り合い」が発生しやすいというデメリットもあります。
- 【それぞれの快適さ重視なら】掛け布団を複数枚
私の見解では、多くの場合、こちらのスタイルの方が、家族みんなの睡眠の質は高まります。例えば、ご両親はダブルサイズの掛け布団を使い、お子様は子供用の掛け布団を使う、といったように、それぞれが自分専用の布団を使います。これなら、布団の取り合いは絶対に起こりません。さらに、「暑がりのパパ」「寒がりのママ」といった、家族それぞれの体感温度の違いにも対応できます。それぞれが、自分に合った厚みの布団を選ぶことで、全員が朝まで快適に眠ることができるのです。
「みんなで一つの布団」という温かさをとるか、「それぞれの快適な眠り」という実用性をとるか。ぜひ、ご家族で話し合って、最高の寝具の組み合わせを見つけてください。
店主のつぶやき ファミリーベッドって何?サイズの基本からプロが教える選び方のコツまで
・ファミリーベッド
・連結ベッド
・キングサイズより大きいベッド
・ベッドフレーム
・ベッドサイズ
・ベッド
・ファミリーベッドって何?サイズの基本からプロが教える選び方のコツまで
・収納力で選ぶファミリーベッド!お部屋がスッキリ片付くチェストベッド・跳ね上げ式ベッド
・おしゃれな寝室を諦めない!デザインで選ぶファミリーベッドコレクション
・プロが指南!ファミリーベッド選びで失敗しないための「3つの鉄則」
・【サイズ選びの専門家】家族4人なら何センチ?人数別に見る最適なフロアファミリーベッドの大きさ
・組立が苦手でも安心!「組立設置サービス付き」収納ファミリーベッドのすすめ
・子供の成長と共に 家族の時間を育む、長く使えるすのこファミリーベッド
・ファミリー向けベッドでつくる家族の快適空間 おすすめ商品と選び方
ファミリーベッドって何?サイズの基本からプロが教える選び方のコツまで