木製ロータイプのダブルベッドで温かみのある低い暮らし


忙しい毎日だからこそ寝室は心から安らげる場所にしたい。
そう思いませんか。
ベッド通販「眠り姫」店主の佐藤です。
天然木の温もりと床に近いロースタイル。
この二つを組み合わせた「木製ローベッド」は私たちに究極の癒しと落ち着きをもたらします。
このコラムでは温かみのある低い暮らしの魅力についてじっくりとお話しします。

天然木とロースタイルが生む究極の癒し空間

自然の温もりを感じる「天然木」。
そして空間に広がりと落ち着きをもたらす「ロースタイル」。
この二つの要素が組み合わさった木製ローベッドはただ眠るための家具ではありません。
それは日々の疲れをリセットし心と体を深く癒すための特別な空間を作り出してくれます。

木の温もりがもたらす視覚と触覚の癒し

天然木の最大の魅力はその温もりです。
美しい木目は視覚を通して私たちに安らぎを与えてくれます。
一つとして同じもののない木の流れ。
それは自然が作り出したアートです。
眺めているだけで心が穏やかになります。
また木の色合いは目に優しく緊張を和らげてくれる効果があると言われています。
そしてその魅力は触覚にも訴えかけます。
手で触れた時の滑らかな感触。
ひんやりと冷たい金属やプラスチックとは違うほのかな温かさ。
ベッドに入ったり出たりする際にフレームに触れるたびにその優しい感触に癒されるはずです。
さらに木は香りでも私たちを癒してくれます。
特にヒノキや杉といった木材はフィトンチッドと呼ばれるリラックス効果のある香り成分を発散します。
寝室がまるで森の中にいるような清々しい空気に満たされ深い眠りへと誘われます。
このように木製ベッドは視覚聴覚触覚という五感を通して私たちに働きかけコンクリートの壁に囲まれた現代の暮らしの中にいながら自然との繋がりを感じさせてくれます。
それは心と体の健康にとって非常に価値のあることだと私は考えます。

低い視線が作り出す部屋の広がりと安心感

ロースタイル、つまり低い暮らしは空間に驚くほどの広がりと安心感をもたらします。
ベッドの高さが低いため部屋に入った時の視線を遮るものがありません。
部屋の奥まで視線がすっと抜けるため実際の面積以上に部屋が広く感じられます。
これは特にコンパクトな寝室において絶大な効果を発揮します。
また背の低い家具は天井までの距離を長く見せる効果もあります。
天井が高く感じられることで圧迫感がなくなり開放的な気分で過ごすことができます。
そして床に近い生活は私たちに本能的な安心感を与えてくれます。
大地にしっかりと足をつけているような安定感。
包み込まれるような心地よさ。
これは日本の伝統的な床座の文化にも通じる感覚です。
ローベッドで眠ることはこの安心感に身を委ねることです。
心からリラックスした状態で眠りにつけるため睡眠の質も自然と向上するでしょう。
また物理的な安全性も心の安心につながります。
ベッドの高さが低いため万が一転落してしまっても怪我のリスクが少ないです。
小さなお子様がいるご家庭でも安心して使うことができます。
部屋が広く見える開放感と床に近い安心感。
この二つがロースタイルのもたらす大きなメリットです。

自然素材とロースタイルの完璧な調和

天然木という自然素材とロースタイルというデザイン。
この二つの相性は完璧と言っても過言ではありません。
天然木の持つ素朴でオーガニックな雰囲気は地に足のついたロースタイルの暮らし方と見事に調和します。
例えば背の高い豪華な装飾が施されたベッドフレームに天然木を使ってもどこか不自然な印象になるかもしれません。
しかしシンプルで重心の低いローベッドであれば木の持つ本来の美しさや温かみが素直に引き立ちます。
デザインがシンプルであるからこそ木目の美しさや素材の質感が際立つのです。
それはまるで大地から木がそっと生えてきたかのような自然な佇まいです。
この自然な調和が空間全体に穏やかで統一感のある雰囲気をもたらします。
木製ローベッドを中心とした寝室は心から落ち着ける自分だけの聖域となります。
朝は窓から差し込む光が木目を優しく照らし夜は間接照明の光が温かい陰影を作り出す。
そんな自然の光や照明との相性が良いのも木製ローベッドの魅力です。
華美な装飾に頼るのではなく素材そのものの良さと普遍的なデザインで心地よさを追求する。
そんな本質的な豊かさを木製ローベッドは私たちに教えてくれます。

ウォールナット材とオーク材 ローベッドで人気の木材比較

木製ローベッドを選ぶ際によく使われる人気の木材が「ウォールナット」と「オーク」です。
どちらも高級家具に使われる優れた木材ですがその色合いや木目雰囲気は大きく異なります。
ここではそれぞれの特徴を比較しあなたの理想の寝室に合う木材選びのヒントをお伝えします。

深い色合いと重厚感が魅力のウォールナット

ウォールナットはクルミ科の木材でその深く濃い茶色の色合いが最大の特徴です。
シックで落ち着いたその色味は寝室に重厚感と高級感をもたらします。
木目はまっすぐなものが多く時折見られる波状の模様が美しいアクセントになります。
ウォールナット材のベッドフレームを置くと空間全体がぐっと引き締まりまるで高級ホテルのような格調高い雰囲気を演出できます。
モダンなインテリアやミッドセンチュリースタイルのインテリアと特に相性が良いです。
黒いレザーのソファやスチール素材の家具などとも美しく調和します。
またウォールナットは衝撃に強く耐久性が高いことでも知られています。
狂いが少なく長年使っても変形しにくいという特徴があります。
長く使うベッドの素材としては非常に信頼性が高いです。
使い込むほどに色が少しずつ明るくまろやかに変化していく経年変化も楽しめます。
注意点としてはその色合いから空間が少し暗く重い印象になる可能性があることです。
壁や床寝具などを白やベージュといった明るい色にするとバランスが取れます。
価格はオーク材などに比べて高価になる傾向があります。
しかしその価格に見合うだけの圧倒的な存在感と満足感をウォールナットは与えてくれます。
大人のための上質な寝室を目指すなら最高の選択肢となるでしょう。

明るく美しい木目が特徴のオーク

オークはブナ科の木材で明るくナチュラルな色合いが特徴です。
日本ではナラ(楢)材としても知られています。
その最大の魅力は力強く美しい木目です。
特に板を柾目に切り出した際に見られる「虎斑(とらふ)」と呼ばれる虎の縞模様のような木目はオーク材ならではの個性であり多くの人を魅了します。
オーク材のベッドフレームは寝室を明るく爽やかな雰囲気にしてくれます。
ナチュラルな色合いはどんなインテリアにも合わせやすく特に人気の北欧スタイルや和モダンスタイルとの相性は抜群です。
白い壁や生成りのリネン観葉植物のグリーンなどと組み合わせることで温かみのある居心地の良い空間が生まれます。
オーク材は非常に硬く耐久性に優れていることでも有名です。
古くからウイスキーの樽や船の材料としても使われてきたほど丈夫な木材です。
傷がつきにくく長年の使用にも耐えるためベッドの素材として非常に適しています。
使い込むほどに色が濃く深みのある飴色へと変化していくのも魅力です。
ウォールナットとは逆の経年変化を楽しめます。
価格はウォールナットに比べると比較的手頃なものが多くなっています。
明るく開放的で温かみのある寝室を作りたい。
そんな方にはオーク材のローベッドが最適です。

あなたの寝室に合うのはどちらか徹底比較

ウォールナットとオーク。
どちらも魅力的な木材ですがあなたの寝室にはどちらが合うでしょうか。
ここで選び方のポイントを整理してみましょう。
まず目指すインテリアの方向性で考えます。
「シックでモダン」「重厚感のあるホテルライク」な空間を目指すならウォールナットがおすすめです。
黒やグレーを基調としたモノトーンの空間にもよく合います。
一方「明るくナチュラル」「温かみのある北欧風」な空間を目指すならオークが最適です。
白やベージュアースカラーを基調とした優しい雰囲気の空間にぴったりです。
次にお部屋の広さや明るさで考えます。
寝室がそれほど広くない場合や日当たりがあまり良くない場合はウォールナットを選ぶと少し圧迫感が出てしまうかもしれません。
その場合は明るいオーク材の方が空間を広く見せてくれます。
逆に広々とした寝室であればウォールナットの重厚感が空間を引き締め良いアクセントになります。
そして最後はあなたの直感です。
どちらの木目により心惹かれるか。
どちらの色合いがより落ち着くと感じるか。
家具は長く付き合うパートナーです。
理屈だけでなく自分の「好き」という感覚を大切にしてください。
もし可能であれば実際に家具店などで両方の木材の質感や色合いを確かめてみることをお勧めします。
写真だけでは分からない本物の木の持つ力を感じることができるはずです。

低い暮らしがもたらす精神的な落ち着きとメリット

床に近い低い視線で暮らす「ロースタイル」。
それは単なるインテリアのスタイルではありません。
私たちの心に深く作用し日々の暮らしをより豊かに穏やかにしてくれる一つの暮らし方です。
ここでは低い暮らしがもたらす精神的なメリットについて考えてみたいと思います。

床座文化に通じる日本人ならではの落ち着き

私たち日本人は古くから畳の上で暮らす「床座」の文化を持っていました。
床に座り床に寝る。
その暮らしの中で育まれた身体感覚や美意識は現代の私たちの心の奥底にも息づいています。
床に近い暮らしがなぜか落ち着く。
そう感じるのはこの文化的な背景があるからかもしれません。
ローベッドでの暮らしはこの床座の文化の心地よさを現代の生活に再現するものです。
床との距離が近いことで得られる安定感と安心感。
それは椅子とテーブルの西洋的な暮らしではなかなか得られない感覚です。
ローベッドに腰掛けていると自然と視線が低くなります。
低い視線は気持ちを落ち着かせ物事をじっくりと考えるのに適しています。
茶道の世界で畳に座ってお茶を点てるのもそうした精神的な効果を意図してのことでしょう。
フローリングの洋室であっても木製のローベッドを置けばそこには不思議と和の静けさが生まれます。
それは単にノスタルジーではありません。
私たちの身体が本能的に求めている心地よさなのです。
日々の喧騒から離れ自分自身と向き合う時間。
ローベッドはそんな静かで豊かなひとときを提供してくれます。

天井までの余白が生む心のゆとり

ロースタイルの暮らしは物理的な空間だけでなく私たちの心の中にも「余白」を生み出してくれます。
ベッドの高さが低くなることで床から天井までの縦の空間が大きく広がります。
この視覚的な余白はそのまま心のゆとりにつながります。
天井が高い空間にいると私たちは自然と開放的な気分になります。
思考が自由になり新しいアイデアが生まれやすくなるとも言われています。
逆に天井が低いと圧迫感を感じ気分も内向きになりがちです。
ローベッドを選ぶことは寝室というプライベートな空間にこの心のゆとりをもたらすことです。
一日の終わりにベッドに横たわった時目の前に広がる天井までの大きな空間。
それはまるで空を見上げているかのような開放感を与えてくれます。
日中に溜まったストレスや悩み事がその大きな余白の中に溶けていくような感覚になるかもしれません。
また物が少ないすっきりとした低い暮らしは「足るを知る」という精神的な豊かさにもつながります。
多くの物を必要としないシンプルな暮らしの中にこそ本質的な幸せがある。
ロースタイルはそのことに気づかせてくれるきっかけになるかもしれません。

丁寧な暮らしへと導くロースタイルという選択

ロースタイルの暮らしを選ぶことは日々の所作を少しだけ丁寧にすることにもつながります。
床に近い生活では立ったり座ったりという動作が自然とゆっくりになります。
ベッドから起き上がる時も勢いよく立ち上がるのではなく一度ベッドに腰掛けゆっくりと床に足をつける。
そんな一連の動作の中に自分の身体と向き合う時間が生まれます。
また床に近い視線は普段は気づかないような小さな変化にも気づかせてくれます。
床に落ちた髪の毛や部屋の隅のホコリ。
低い視線だからこそそうした細部が目に入りこまめに掃除をするようになります。
部屋を綺麗に保つことは自分の心を整えることにもつながります。
ローベッドを中心とした低い暮らしは私たちにスローダウンすることを教えてくれます。
効率やスピードばかりが求められる現代社会において意識的にゆっくりと動く時間を持つことは非常に重要です。
それは自分自身を大切にする時間でもあります。
木製ローベッドという一つの家具を選ぶこと。
それが日々の暮らし方や心のあり方までを変えるきっかけになる。
家具が持つ力とは本来そういうものなのかもしれません。
丁寧な暮らしは丁寧な家具選びから始まります。

木製ローベッドに合うナチュラルなインテリア雑貨

木製ローベッドを選んだならその周りに置くインテリア雑貨も自然素材にこだわってみましょう。
素材感を統一することで空間全体にまとまりが生まれ木製ローベッドの持つ癒しの効果をさらに高めることができます。
ここではおすすめのナチュラルなインテリア雑貨をご紹介します。

リネンやコットンなど天然素材の寝具を選ぶ

ベッドの印象を大きく左右する寝具。
木製ローベッドにはぜひ「天然素材」のシーツや掛け布団カバーを合わせてください。
化学繊維のツルツルとした感触よりもリネンやコットンの持つ自然な風合いが木の温もりと美しく調和します。
特におすすめなのが「リネン(亜麻)」です。
シャリ感のある独特の肌触りは夏は涼しく冬は空気を含んで暖かく一年を通して快適です。
使い込むほどに柔らかく肌に馴染んでいく経年変化も楽しめます。
くたっとした自然なシワ感はナチュラルでリラックスした雰囲気を演出してくれます。
「コットン(綿)」も定番の優れた天然素材です。
肌に優しく吸湿性も高いため快適な眠りをサポートします。
オーガニックコットンや洗いざらし加工のコットンなど風合いにこだわって選ぶと良いでしょう。
色は真っ白も素敵ですが生成りやベージュアースカラーといった自然の色合いが木の色とよく合います。
柄物を選ぶなら植物をモチーフにしたボタニカル柄やシンプルなストライプ柄などがおすすめです。
肌に直接触れる寝具だからこそ心地よいと感じる天然素材にこだわってみてください。

観葉植物のグリーンで生命感をプラスする

木製ローベッドで作るナチュラルな空間にぜひ加えたいのが「観葉植物」です。
生き生きとした植物のグリーンは空間に生命感と彩りを与えてくれます。
木の素材感と植物のグリーンは最高の組み合わせです。
お互いの魅力を引き立て合い寝室をより一層リラックスできる癒しの空間に変えてくれます。
ロースタイルの寝室には背の高い大きな観葉植物を床に直接置くのがおすすめです。
低いベッドとの対比で天井が高く見え空間に立体感が生まれます。
モンステラやウンベラータなどが人気です。
またベッドサイドの床やスツールの上に小さな鉢植えをいくつか置くのも素敵です。
ポトスやアイビーといった垂れ下がるタイプの植物を飾ると動きが出ておしゃれです。
植物には空気清浄効果や加湿効果があることも知られています。
睡眠環境を整える上でも非常に有効です。
お世話が簡単な種類もたくさんあります。
まずは一つお気に入りのグリーンを寝室に迎えてみてはいかがでしょうか。
朝目覚めた時に瑞々しい緑が目に入るときっと清々しい一日がスタートできるはずです。

ラタンやウールなど温かみのある雑貨の選び方

寝室をさらに心地よい空間にするために温かみのある素材の雑貨を取り入れましょう。
例えばサイドテーブルやランプシェードに「ラタン(籐)」素材のものを選ぶ。
手編みのラタンが持つ素朴な風合いは木製ベッドと相性抜群です。
アジアンリゾートのようなリラックスした雰囲気を演出できます。
収納には「シーグラス」や「ジュート」で編まれたバスケットを使うのもおすすめです。
脱いだパジャマを一時的に入れておいたりブランケットを収納したりするのに便利です。
見た目にも可愛らしくナチュラルなアクセントになります。
床には「ウール」や「コットン」素材のラグを敷くと良いでしょう。
足元の冷えを防ぎ温かみをプラスしてくれます。
毛足の長いシャギーラグなども心地よいです。
冬場にはベッドの上に「ウール」のチャンキーニットブランケットなどを無造作に掛けておくだけで見た目にも暖かなコーディネートが完成します。
このように木だけでなく様々な自然素材をミックスすることで空間に深みと奥行きが生まれます。
プラスチックや金属といった無機質な素材をできるだけ減らし自然の温もりを感じられる素材で寝室を満たしてあげること。
それが究極の癒し空間を作るための最後の仕上げです。

木製ロータイプのダブルベッドに関して店主の見解

「木製」にも格(ランク)がある。
ロータイプだからこそ誤魔化しが利かない、素材選びの真実

「木製のローベッドが欲しい」とご来店されるお客様に、私、店主佐藤がまず最初にご説明するのは、一口に「木製」と言っても、その中身には天と地ほどの差があるという事実です。
視線が低くなるローベッドにおいては、フレームの質感がダイレクトに目に入りやすく、部屋全体の高級感を決定づける最も重要な要素となります。


市場に出回っている「木製ベッド」は、大きく分けて以下の3つのランクに分類されます。

1. プリント化粧板: 木目を印刷した紙を板に貼ったもの。
安価ですが、近くで見ると平面的で、経年による剥がれなどのリスクがあります。

2. 天然木突板(つきいた): 本物の木を薄くスライスし、土台の板に貼り付けたもの。
手触りや木目の美しさは天然木そのものでありながら、狂いが少なく扱いやすい、コストと品質のバランスが良い素材です。

3. 天然木無垢材(むくざい): 混じりけのない本物の木そのものを切り出したもの。
圧倒的な存在感と重厚感があり、傷がついても味わいとなり、数十年単位で愛用できる一生モノです。


私がダブルサイズのローベッドでおすすめしたいのは、断然「2. 突板」か「3. 無垢材」です。
なぜなら、ダブルベッドはその表面積が広いため、プリント紙の安っぽい質感だと、部屋全体がチープな印象になってしまうからです。
逆に、本物の木の質感を持つベッドを低い位置に置くと、その木目の美しさが床材と調和し、まるで高級旅館やリゾートホテルのような、静謐で洗練された空気が生まれます。


「経年変化」を楽しめるのも本物の木ならではの特権です。
人気のウォールナット材やオーク材は、新品の時がピークではなく、使い込むほどに色が深まり、艶が出て、家族の歴史と共に「味」が出てきます。
ローベッドは物理的に距離が近いため、毎朝目覚めた時にふと触れる木の温もりや、光の当たり方で表情を変える木目の美しさに、日々の癒やしを感じることができます。

「とりあえず木目調ならいい」ではなく、「どの木材と共に暮らしたいか」。
そんな視点で選んでいただければ、10年後も愛着の湧く、最高の一台に出会えるはずです。

「ステージタイプ」こそがダブルベッドの正解。
余白が生み出す、圧倒的なラグジュアリー感

ダブルベッド(幅140cm)をロータイプで置く際、プロとして強くおすすめしたいデザインがあります。
それが「ステージタイプ」のフレームです。

ステージタイプとは、マットレスの幅よりも、フレームの幅を一回り広く設計したデザインのことです。
幅140cmのダブルマットレスに対し、幅160cm(クイーンサイズ相当)のフレームを合わせることで、左右に10cmずつの「余白(ステージ)」が生まれます。


なぜ、このデザインを推奨するのか。
その理由は「見た目のプロポーション」と「機能美」にあります。

まず見た目について。
一般的な箱型のフレームにマットレスを乗せると、どうしても「四角い塊」感が強くなり、生活感が出てしまいます。
ステージタイプにして左右に木の余白を見せることで、ベッド全体が低く、ワイドに見え、驚くほどスタイリッシュな印象に変わります。
この「木の余白」が、インテリアにおいて非常に重要なアクセントとなり、木製ベッドならではの温かみと高級感を強調してくれるのです。


次に機能美です。
このステージ部分は、ちょっとしたサイドテーブルとして機能します。
読みかけの本、眼鏡、スマートフォン、あるいはアロマディフューザーなどを、床に直置きすることなく、スマートに置くことができます。
ローベッドは床に近い分、サイドテーブルがないと不便を感じがちですが、ステージタイプならその問題を美しく解決できます。


ステージタイプはマットレスのサイズを選ばないというメリットもあります。
将来的に「もっと広く寝たい」となれば、マットレスをフレーム幅いっぱいのサイズ(クイーンなど)に買い替えることも可能ですし、逆にマットレスを小さくして(セミダブルなど)、余白を広げてベンチのように使うこともできます。

「木製フレーム」の魅力を最大限に引き出し、ダブルベッドという大きな家具を、圧迫感なく、むしろ部屋の主役となるアートのように見せる。
それがステージタイプの魔法です。
スペースに余裕があるならば、ぜひこの贅沢な選択肢を検討してみてください。

木は呼吸する。
湿気対策としての「すのこ」と、長く美しく保つための「オイルメンテナンス」

木製ローベッドを選ぶ際、デザインと同じくらい気にしていただきたいのが「通気性」と「メンテナンス」です。
これらは、ベッドの寿命と、そこでの睡眠の質に直結します。


まず通気性について。
ローベッドは床からの距離が近いため、どうしても湿気がこもりやすくなります。
特にダブルサイズはマットレスの面積が広く、二人分の汗を受け止めるため、湿気対策は必須です。
ここで「木」という素材の特性が活きてきます。

木材には、周囲の湿度が高い時には湿気を吸い、乾燥している時には水分を放出する「調湿作用」があります。
それだけでは不十分です。
必ず床板が「すのこ仕様」になっているものを選んでください。
木の調湿作用と、すのこの通気構造。
このダブルの効果があって初めて、高温多湿な日本の夏でも、カビの心配なく快適に眠ることができます。


次にメンテナンスについて。
本物の木(無垢材やオイル仕上げの突板)を使用したベッドの醍醐味は、自分で育てられることです。
半年に一度程度、専用のメンテナンスオイルや蜜蝋ワックスを塗り込む時間を作ってみてください。
乾燥してカサついた木肌が、オイルを吸い込んでしっとりと潤い、木目が鮮やかに蘇る瞬間は、何とも言えない喜びがあります。
小さな傷なら、水分を含ませて膨張させたり、サンドペーパーで削ってオイルを塗れば、跡形もなく消すことができます。


「手間がかかる」と思われるかもしれませんが、この手間こそが、家具への愛着を深め、丁寧な暮らしを実感させてくれる貴重な時間となります。
工業製品のように「買ったら終わり」ではなく、「買ってから始まる」のが木製ベッドの良さです。

呼吸する素材である木と、風を通す構造。
そして、手をかける喜び。
これらが揃った木製ローベッドは、単なる寝具を超えて、あなたの人生に寄り添うパートナーとなってくれるでしょう。
17年の経験を持つ私が、自信を持っておすすめする「豊かな暮らし」への入り口です。

店主のつぶやき 木製ロータイプのダブルベッドで温かみのある低い暮らし

木製ロータイプのダブルベッドで温かみのある低い暮らし   

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