こんにちは!ベッド通販「眠り姫」店主の佐藤です。
家族の形が、一つとして同じでないように、ベッドの形も、もっと自由であって良いはず。
そんな思いを形にしたのが、今回ご紹介する「セミダブルとダブルの連結」という、新しい選択肢です。
この組み合わせで生まれる幅260cmの広大な空間は、4人家族でもゆったり眠れる、まさに贅沢そのもの。
そして、左右非対称というユニークな形が、家族のリアルな寝方に、驚くほどフィットするのです。
この記事では、そんなセミダブル+ダブル連結の魅力から、選び方のコツまで、専門店の店主として徹底的に解説します。
セミダブル+ダブル連結という新しい選択肢
連結ベッドの組み合わせは、同じサイズを2台、が基本。
あえて異なるサイズの「セミダブル」と「ダブル」を連結する。
その新しい選択肢が、今、注目を集めています。
幅260cm「ワイドキング260」とはどんな広さか
セミダブルベッド(幅120cm)と、ダブルベッド(幅140cm)を連結することで生まれるのは、合計幅260cmの「ワイドキング260」という、広大な空間です。
4人家族に人気のワイドキング240(セミダブル2台)よりも、さらに20cmも広く、5人家族にも対応できる、まさに規格外の大きさ。
その圧倒的なスケール感は、寝室の風景を一変させ、家族に、究極のゆとりと、贅沢な眠りをもたらしてくれます。
もはやベッドというよりも、寝室の中に現れた、眠りのための広大なステージ。
この、常識を超えた広さこそが、セミダブル+ダブル連結が持つ、何よりの魅力なのです。
なぜこの組み合わせが注目されるのか
では、なぜ、この「セミダブル+ダブル」という、少し変則的な組み合わせが、注目されているのでしょうか。
その理由は、家族の「リアルな寝方」に、驚くほど、フィットするからです。
4人家族で眠る時、その寝方は、本当に平等でしょうか。
多くの場合、まだ小さいお子様二人は、ママの近くで眠りたがり、パパは少し離れた場所で、翌日の仕事のために、ゆっくりと眠りたい、というケースが多いのではないでしょうか。
この、左右非対称な「4人家族のリアル」に、完璧に応えるのが、この組み合わせなのです。
広いダブル側を、ママと子供たちのスペースに。
そして、ゆとりのあるセミダブル側を、パパのスペースに。
空間を、意図的に、不均等に分割することで、かえって、家族みんなの満足度が高まる。
この、合理性と、柔軟性こそが、この組み合わせが、注目される理由です。
左右非対称がもたらすユニークな価値
セミダブルとダブルという、幅の違うベッドが、隣り合っている。
この「左右非対称」な空間は、家族の眠りに、ユニークな価値と、面白い「自由度」をもたらしてくれます。
先ほどの、4人家族の例のように、それぞれのテリトリーの広さを、意図的に変えることができる。
同じサイズのベッドを2台連結した場合にはない、大きなメリットです。
ご夫婦二人で使う場合でも、寝返りが多く、広いスペースが必要な方が、ダブル側を使い、比較的、寝相の良い方が、セミダブル側を使う、といった、パーソナルな調整が可能です。
あるいは、片側を、大型のペットと一緒に眠るための、専用スペースとして、活用する、というお客様もいらっしゃいます。
決まりきった、左右対称の空間にはない、この、遊び心と、自由度の高さ。
これもセミダブル+ダブル連結が持つ、ユニークで、楽しい魅力の一つなのです。
連結できるセミダブルとダブルのベッドフレーム
セミダブルとダブルという、異なるサイズのベッドフレームを、美しく、そして安全に連結するためには、フレーム選びに、絶対に守るべき、ルールがあります。
必須条件:必ず同じシリーズで揃える
異なるサイズのフレームを連結する上で、最も重要で、絶対に守らなければならない、必須条件。
それは「必ず、同じメーカーの、同じシリーズ(商品名)の、セミダブルサイズと、ダブルサイズを、セットで購入する」ということです。
デザインが似ているから、といって、違うメーカーのフレーム同士を連結することは、不可能です。
なぜなら、メーカーが異なると、フレームの「高さ」や、連結金具を取り付けるための「ネジ穴の位置」が、全く違うからです。
高さが違えば、危険な段差が生まれますし、ネジ穴の位置が合わなければ、そもそも、連結金具で固定することすらできません。
快適で、安全な連結を実現するための、唯一の方法は、初めから、異サイズの連結を想定して設計された、同じシリーズのフレームを、選ぶことなのです。
異サイズ連結対応モデルの見つけ方
では、どのフレームが、セミダブルとダブルの連結に、対応しているのでしょうか。
その見分け方は、意外と簡単です。
インターネット通販の、商品ページを、よく見てみましょう。
連結可能なベッドフレームのページには、多くの場合「サイズ展開」として、単体サイズだけでなく、「連結セット」のサイズ表記があるはずです。
そこに「ワイドキング260(セミダブル+ダブル)」という表記があれば、そのフレームは、間違いなく、この変則連結に対応しています。
商品説明の中に「お好みのサイズを、自由に組み合わせて、連結できます」といった、文言があるかどうかも、大きなヒントになります。
これらの情報を、総合的に確認することで、そのフレームが、あなたの求める、連結に対応しているかどうかを、見分けることができます。
高さとデザインを一致させる重要性
同じシリーズのフレームを選ぶことの重要性は、機能面だけでなく、デザイン面においても、同様です。
同じシリーズのフレームであれば、セミダブルサイズとダブルサイズで、ヘッドボードのデザインや高さ、そして、フレームの色合いや素材感は、全く同じになるように、設計されています。
2台を連結した時に、まるで、初めから、幅260cmの一枚の、大きなヘッドボードだったかのような、シームレスで、美しい見た目を、実現できるのです。
もし、デザインの違うフレームを並べてしまったら、そこには、ちぐはぐで、落ち着きのない、残念な空間が生まれてしまいます。
家族が、毎日、目にするものだからこそ、この、デザインの完全な一致がもたらす、整然とした美しさは、心の安らぎにも、繋がるはずです。
家族構成に合わせた柔軟な使い方とメリット
幅260cmの、左右非対称な空間。
このユニークなステージは、家族の、様々なニーズに、驚くほど柔軟に応えてくれます。
【4人家族】に最適 ゆとりのレイアウト術
セミダブル+ダブル連結は、特に「大人2人+子供2人」の、4人家族に、最高のパフォーマンスを発揮します。
その、最もおすすめな使い方が、幅の広い、ダブル(140cm)側を、ママと、小さなお子様二人が、ゆったりと使う、マザースペースとして。
そして、ゆとりのある、セミダブル(120cm)側を、パパが、一人で、静かに眠るための、パーソナルなスペースとして、活用する、というレイアウトです。
これなら、夜中に、お子様がぐずったり、ママが授乳で起きたりしても、パパの眠りを、妨げることがありません。
パパは、翌日の仕事のために、しっかりと休息を。
ママと子供たちは、安心して、寄り添って眠る。
この、家族みんなが、ハッピーになれる、合理的なゾーニングこそが、この組み合わせがもたらす、最大の魅力です。
【5人家族】でも対応可能な広さ
幅260cmという広さは、お子様が3人いらっしゃる「5人家族」のニーズにも、応えることが可能です。
ダブル(140cm)側に、パパとママが眠り、セミダブル(120cm)側を、お子様三人の、専用スペースとして、与えてあげる。
これなら、お子様一人当たり、40cmのスペースが確保できます。
あるいは、ダブル側に、ママとお子様二人、セミダブル側に、パパとお子様一人、というように、分かれて眠ることもできます。
5人家族になると、一般的な連結ベッドでは、どうしても手狭になりがちですが、このワイドキング260なら、家族みんなで一緒に眠る、という夢を、諦める必要はありません。
大家族にとって、非常に心強い、選択肢となるでしょう。
将来の分割使用時のメリット
連結ベッドの、大きなメリットである、将来の「分割使用」。
この点においても、セミダブル+ダブルの組み合わせは、非常に、価値が高いです。
お子様が成長し、連結ベッドを卒業する時。
2台のベッドは「セミダブルベッド」と「ダブルベッド」として、第二の人生を歩むことになります。
ダブルベッドは、そのまま、ご夫婦の寝室のメインベッドとして、ゆったりと使い続ける。
そして、セミダブルベッドを、成長したお子様の、一人用のベッドとして、子供部屋で使う。
セミダブルは、大人になっても、ずっと快適に使える、十分な広さです。
あるいは、お子様が二人なら、上の子にダブル、下の子にセミダブル、というように、年齢や体格に合わせて、割り振ることも可能です。
この、分割後の、資産価値の高さも、セミダブル+ダブル連結が持つ、見逃せないメリットなのです。
異なるサイズを連結する際のマットレス選びのコツ
セミダブルとダブルという、異なるサイズのベッドを連結する。
この、少し特殊な組み合わせを、完璧に成功させるために。
マットレス選びの、重要なコツを、お伝えします。
最重要ポイント:2枚のマットレスの「厚み」を揃える
ベッドフレームのサイズが、セミダブルとダブルで違っていても、その上に乗せる「マットレスの厚み」は、必ず、全く同じものに、揃えてください。
快適な連結ベッドを作る上での、絶対的なルールです。
もし、セミダブル側とダブル側で、マットレスの厚みが、1cmでも違えば、そこには、寝心地を、著しく損なう、不快な段差が生まれてしまいます。
厚みだけでなく、できることなら、マットレスの「商品(シリーズ)」そのものも、同じもので揃えるのが、理想的です。
なぜなら、商品が異なると、硬さや、素材が違うため、寝た時の、体の沈み込み方が、変わってくるからです。
これも、連結部分での、違和感の、原因となります。
フレームは、セミダブルとダブル。
マットレスは、同じシリーズの、同じ厚みのものを、それぞれのサイズで、2枚用意する。
これが、異なるサイズのベッドを連結する際の、寝具選びの、基本中の基本です。
寝心地の違和感をなくす「硬さ」の選び方
もし、どうしても、同じシリーズのマットレスで、揃えることができず、異なる種類のマットレスを、組み合わせる場合は、その「硬さ」に、最大限の注意を払う必要があります。
片方が、非常に硬い、高反発マットレスで、もう片方が、非常に柔らかい、低反発マットレス、といったように、極端に硬さが違うマットレスを連結すると、連結部分で、体の沈み込み方が、大きく変わり、寝心地に、強い違和感を覚える、可能性があります。
できるだけ、近い硬さ(ニュートン数などで表記されます)のマットレスを選ぶのが、失敗を避けるための、ポイントです。
マットレスの「側面の形状」にも、注意しましょう。
側面が、角ばった「スクエアエッジ」のもの同士なら、隙間なく、ぴったりとくっつきますが、片方、あるいは両方が、丸みを帯びた形状だと、中央に、深い谷間ができやすくなります。
その場合は、隙間パッドなどを活用して、対策する必要があります。
寝具(シーツ類)の探し方と工夫
セミダブルとダブルを連結して生まれる「ワイドキング260(幅260cm)」。
この、特殊なサイズのベッドには、どのような寝具を、合わせれば良いのでしょうか。
マットレス全体を、一枚で覆う「ボックスシーツ」ですが、幅260cmに対応した既製品は、残念ながら、種類が非常に限られます。
見つけるのが、困難な場合も多いでしょう。
その場合の、最も現実的で、手軽な解決策が、シーツを、一枚で覆うことを諦め、「セミダブルサイズ」と「ダブルサイズ」のボックスシーツを、それぞれ別々に掛けることです。
この方法なら、シーツの選択肢も豊富で、洗濯も楽です。
その上で、寝心地の一体感を高めたいなら、幅260cmに対応した「ベッドパッド」や「敷きパッド」を、シーツの上から、一枚、敷くのがおすすめです。
連結部分の継ぎ目が、かなり緩和されます。
掛け布団も、同様に、セミダブル用とダブル用を、それぞれ使うか、あるいは、特大サイズのフラットシーツなどを、工夫して使う、といった方法が考えられます。
店主のつぶやき セミダブルとダブル連結で幅260cmを実現する贅沢
・ファミリーベッド
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・セミダブルとダブル連結で幅260cmを実現する贅沢