こんにちは!ベッド通販「眠り姫」店主の佐藤です。
家族で眠るための連結ベッドを探し始めると、必ず目にする「ワイドキング」という言葉。
「一体どれくらいの大きさなの?」「うちの家族にはどのサイズが合うの?」そんな疑問をお持ちではありませんか。
ご安心ください。
この記事は、そんなあなたのための「ワイドキングサイズ入門」です。
ワイドキングの基本から、家族の人数に合わせた最適な選び方、そして、広々とした寝室を実現するコツまで、専門店の店主として、その全てを徹底的に解説していきます。
ワイドキングとは 連結ベッドのサイズを徹底解説
まずは、基本中の基本。
「ワイドキング」とは、一体何なのか。
その定義と、サイズの仕組みについて、詳しく見ていきましょう。
キングサイズを超える「ワイドキング」の定義
「ワイドキング(Wide King)」とは、その名の通り、一般的な「キングサイズ」よりも、さらに「ワイド(Wide = 幅が広い)」なベッドサイズの総称です。
JIS規格で定められた、いわゆる普通のキングサイズのベッドは、一般的に幅が180cmです。
これに対して、ワイドキングサイズは、主に、2台以上のベッドを連結(連結)することで作られる、幅180cm以上の、さらに大きなサイズのことを指します。
シングルベッド(幅100cm)を2台連結すれば、合計幅は200cm。
キングサイズよりも20cmも広い、立派な「ワイドキング200」となります。
ワイドキングとは、連結ベッドによって生まれる、広々としたサイズの、総称である、と覚えておいてください。
家族みんなで、ゆったりと眠りたい、というニーズの高まりと共に、このワイドキングサイズは、今や、ファミリーベッドの、スタンダードとなりつつあります。
ベッドの組み合わせで生まれる多彩なサイズ
ワイドキングサイズの、最大の魅力は、組み合わせるベッドのサイズによって、家族構成や、部屋の広さに合わせて、まるでオーダーメイドのように、多彩なサイズを作り出せることです。
基本となるベッドのサイズは、主に、セミシングル(幅約80cm)、シングル(幅約100cm)、セミダブル(幅約120cm)、そしてダブル(幅約140cm)の4種類。
これらのベッドを、2台、あるいは3台と連結することで、様々なワイドキングサイズが生まれます。
セミシングル2台なら、幅160cmのクイーンサイズに。
シングル2台なら、幅200cmのワイドキング200。
セミダブル2台なら、幅240cmのワイドキング240。
シングルとセミダブルを組み合わせれば、幅220cmのワイドキング220、というように、20cm刻みで、非常に細かく、サイズを調整することが可能です。
この、組み合わせの自由度の高さこそが、家族の「ちょうどいい」を、実現してくれる、連結ベッドならではの、大きなメリットなのです。
なぜ「WK」と表記されるのか?
連結ベッドの商品ページを見ていると「WK200」や「WK240」といった、アルファベットと数字の組み合わせを、よく目にすることと思います。
ワイドキングサイズの、統一された、サイズ表記です。
「WK」は、もちろん「Wide King(ワイドキング)」の頭文字を取った、略称です。
そして、その後ろに続く「数字」。
ベッドを連結した際の、合計の「幅」を、センチメートル単位で、表しています。
つまり「WK200」であれば「ワイドキングサイズで、幅が200cm」ですよ、という意味になります。
同様に「WK240」なら、幅240cm。
「WK280」なら、幅280cm、ということです。
この表記ルールさえ覚えておけば、商品名を見ただけで、そのベッドが、どれくらいの大きさなのかを、一瞬で、正確に把握することができます。
ベッド選びが、非常にスムーズになりますので、ぜひ、この「WK=ワイドキング」「数字=幅(cm)」という、簡単な公式を、覚えておいてくださいね。
家族の人数に合うワイドキングサイズの選び方
多彩なサイズバリエーションの中から、あなたの家族に、本当にぴったりの、最適なワイドキングサイズを見つけるには、どうすれば良いのでしょうか。
家族の人数を基準に、考えていきましょう。
【3人家族】におすすめのワイドキングサイズ
パパ、ママ、そして、お子様一人の、3人家族。
そんな、幸せな「川の字」の眠りを、ゆったりと楽しむために、おすすめなのが、幅200cmから220cmのワイドキングサイズです。
最もスタンダードなのが、シングル(幅100cm)を2台連結した「WK200」。
このサイズがあれば、大人二人の間に、まだ小さいお子様が一人入っても、それぞれが、十分に手足を伸ばして、快適に眠ることができます。
一般的な6畳の寝室にも、比較的、すっきりと収まりやすいサイズ感です。
そして、もう少し、ゆとりを求めたい、というご家庭におすすめなのが、シングル(幅100cm)と、セミダブル(幅120cm)を組み合わせた「WK220」。
プラス20cmのゆとりが、お子様が少し大きくなってきた時や、ご夫婦のどちらかが大柄な場合に、大きな快適さをもたらします。
3人家族にとっては、まさに、理想的な広さを提供してくれる、非常にバランスの取れた、おすすめのサイズです。
【4人家族】におすすめのワイドキングサイズ
お子様が二人になり、家族4人、みんなで一緒に眠りたい!そんな、賑やかなご家庭に、最適なのが、幅240cm以上のワイドキングサイズです。
4人家族に、最も人気があり、私がいちばんにおすすめするのが、セミダブル(幅120cm)を2台連結した「WK240」。
この広さがあれば、真ん中にお子様二人を寝かせても、両側のパパとママは、それぞれ、十分に自分のスペースを確保できます。
誰かが、ベッドの端に追いやられる、なんてことは、もうありません。
まさに、4人家族のための「ゴールデンサイズ」と言えるでしょう。
シングル(幅100cm)と、ダブル(幅140cm)を組み合わせた、同じく「WK240」も、非常に使い勝手の良い、おすすめの組み合わせです。
広いダブル側を、ママと子供たちのスペースに、シングル側を、パパのスペースに、というように、家族の寝方に合わせて、空間を、柔軟に使い分けることができます。
【5人以上】におすすめのワイドキングサイズ
お子様が3人以上いらっしゃる、大家族や、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に眠る、3世代ファミリー。
そんな、5人以上で眠ることを想定しているご家庭におすすめなのが、幅280cm以上の、超大型ワイドキングサイズです。
その代表格が、ダブル(幅140cm)を2台連結した「WK280」。
この、圧巻の広さがあれば、大人2人と子供3人の、5人家族でも、全員が、ゆったりと、快適に眠ることが可能です。
もはや、ベッドというよりも、寝室の中に作られた、一つの広場のよう。
日中は、子供たちの、最高の遊び場にもなるでしょう。
究極の広さを求めるなら、シングル(幅100cm)を3台連結する「WK300」という選択肢もあります。
もちろん、これらの超大型サイズを設置するには、10畳以上の、非常に広い寝室が、必須の条件となりますが、その価値は、十分にあります。
人気のワイドキングサイズ 200 240 280を比較
数あるワイドキングサイズの中でも、特に人気の高い、代表的な3つのサイズ「WK200」「WK240」「WK280」。
それぞれの特徴を、詳しく比較してみましょう。
【WK200】最もコンパクトで導入しやすいサイズ
ワイドキング200(幅200cm)は、シングルベッド(幅100cm)を2台連結して作られる、最もスタンダードで、コンパクトなワイドキングサイズです。
その最大の魅力は、やはり「導入のしやすさ」です。
ワイドキングサイズの中では、最も幅が狭いため、6畳などの、比較的コンパクトな寝室にも、すっきりと設置しやすいのが特徴です。
ベースがシングルサイズなので、フレームやマットレスの価格も、比較的リーズナブル。
将来、分割して使う際にも、シングルベッド2台として、非常に扱いやすく、無駄がありません。
ご夫婦二人で、ゆったりと眠るのにも、最適ですし、お子様一人が加わった、3人家族の「川の字」にも、ジャストフィットします。
ワイドキングサイズに、初めて挑戦する方にとって、最も、間違いのない、バランスの取れた、エントリーモデル。
それが、WK200なのです。
【WK240】4人家族のゴールデンサイズ
ワイドキング240(幅240cm)は、セミダブル(幅120cm)を2台、あるいは、シングル(幅100cm)とダブル(幅140cm)を連結して作られる、広々としたサイズです。
このサイズは、特に「大人2人+子供2人」の、4人家族に、最も人気が高く、まさに「ゴールデンサイズ」と呼ぶにふさわしい、絶妙な広さを誇ります。
一人当たりのスペースは、単純計算で60cm。
家族4人、誰一人、窮屈な思いをすることなく、快適な睡眠を確保できる、十分な広さです。
お子様二人が、真ん中で、どんなにダイナミックな寝相で眠っても、両側の、ご両親の眠りを妨げることは、ほとんどありません。
このサイズを設置するには、寝室にも、8畳以上の広さが欲しくなりますが、4人家族の、幸せな眠りを実現するためには、ぜひ、目指していただきたい、理想のサイズです。
家族の、最高の思い出を作る、最高のステージとなるでしょう。
【WK280】究極のゆとりを求める家族へ
ワイドキング280(幅280cm)は、ダブルベッド(幅140cm)を2台連結して作られる、連結ベッドの中でも、最大級の、究極のサイズです。
その、圧倒的な広さは、もはや、ベッドの常識を超えています。
このサイズは、お子様が3人以上いらっしゃる、5人以上の大家族や、とにかく、誰にも干渉されず、広大な空間で眠りたい、と願う、ご夫婦に、おすすめです。
家族5人で眠っても、一人当たり、56cm以上のスペースが確保でき、全員が、ゆったりと眠れます。
ご夫婦二人で使えば、一人当たりのスペースは、実に140cm。
ダブルベッドを、一人で独占するのと、全く同じ、王様のような、贅沢な眠りを、毎晩、味わうことができます。
もちろん、この究極のサイズを手に入れるためには、10畳以上の、非常に広い寝室や、搬入経路の確保、そして、高額な予算など、いくつかの、高いハードルを、クリアする必要があります。
それだけの価値がある、唯一無二の、絶対的な「ゆとり」が、ここにはあります。
ワイドキング連結ベッドで広々とした寝室を実現
ワイドキングサイズの大きなベッドを置いても、お部屋を、圧迫感のない、広々とした空間に見せる。
そのための、いくつかの、プロのテクニックを、お教えします。
部屋の広さとベッドサイズのバランス
広々とした寝室を実現するための、第一歩。
それは、お部屋の広さと、ベッドサイズの「バランス」を、適切に考えることです。
いくら、広いベッドに憧れても、お部屋の広さに対して、あまりにも大きすぎるベッドを置いてしまっては、ただ、窮屈なだけの、快適とは言えない寝室になってしまいます。
重要なのは、ベッドを置いた後でも、ベッドの周りに、人がスムーズに通れる「通路(生活動線)」が、確保されていることです。
目安として、最低でも、50cm以上の通路幅を、ベッドの3辺に、確保できるのが理想です。
購入前には、必ず、メジャーで、お部屋の寸法を測り、希望するワイドキングサイズのベッドを置いた場合に、どれくらいの通路が残るのかを、シミュレーションしてみてください。
もし、十分な通路が確保できないようであれば、無理をせず、一つ下のサイズの、ワイドキングベッドを、検討する勇気も必要です。
この、冷静なバランス感覚こそが、快適な寝室作りの、基本となります。
圧迫感をなくす「ロータイプ」という選択
お部屋の広さに、限りがあるけれど、できるだけ大きな、ワイドキングサイズのベッドを置きたい。
そんな、わがままな願いを、叶えてくれるのが「ロータイプ」のベッドフレームを選ぶ、という選択です。
ロータイプとは、床からの高さが低い、いわゆる「フロアベッド」のこと。
ベッド全体の高さが低くなることで、天井までの、縦の空間が広がり、視線が、部屋の奥まで、スムーズに抜けるため、同じ広さの部屋でも、驚くほど、広々と、開放的に感じられるのです。
ワイドキングサイズのような、大きな面積を占めるベッドの場合、この「高さ」の違いが、お部屋の圧迫感を、大きく左右します。
ワイドキングサイズが持つ「横の広がり」と、ロータイプが持つ「縦の広がり」。
この、二つの相乗効果で、大きなベッドを置きながらも、お部屋を、すっきりと見せることが可能になるのです。
圧迫感を、なくしたいなら、迷わず、ロータイプ。
ワイドキングベッド選びの、一つの、黄金ルールです。
寝具やインテリアの工夫でさらに広く見せる
ベッドフレームを選んだら、最後の仕上げは「寝具」や「インテリア」の工夫です。
これらを、少し意識するだけで、寝室は、広く見えます。
ベッドカバーや、シーツといった、面積の大きい「寝具」の色。
壁の色に近い、白や、アイボリー、ベージュといった「膨張色」で、統一するのがおすすめです。
ベッドと壁の境界線が、曖昧になり、空間が、連続して見えるため、部屋全体が、広く感じられます。
逆に、黒や、濃い茶色といった「収縮色」は、ベッドの存在感を、強調し、圧迫感を与えてしまうので、避けた方が、無難です。
カーテンも、壁の色と、同系色で、シンプルなデザインのものを選ぶと、窓周りが、すっきりと見え、広がりを感じさせます。
そして、意外と効果的なのが「鏡」の活用です。
壁に、大きめの鏡を一枚飾るだけで、部屋に、奥行きが生まれ、空間が、二倍に広がったかのような、錯覚を生み出すことができます。
こうした、ちょっとした、視覚的なテクニックを、駆使することで、あなたのワイドキングベッドのある寝室は、もっと、広々と、快適な空間へと、進化するはずです。
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