ご自宅の寝室をまるで高級ホテルのような上質な空間に変えたい。
そう願ったことはありませんか。
ベッド通販「眠り姫」店主の佐藤です。
その夢を叶える鍵となるのが「レザー製ベッド」です。
その圧倒的な存在感と高級感は他の素材にはない特別な魅力を持っています。
このコラムではレザーベッドの選び方から日々のお手入れ方法までその魅力を余すところなくお伝えします。
レザーベッドフレームが寝室をホテルライクに変える
レザーという素材にはどこか特別で人を惹きつける力があります。
その素材を大胆に使ったレザーベッドフレームを寝室に置けば空間の雰囲気は一変します。
いつもの寝室がまるで映画に出てくるようなあるいは高級ホテルのスイートルームのような非日常的な空間へと昇華するのです。
ここではレザーベッドが持つ空間演出の力についてお話しします。
非日常感を演出する圧倒的な存在感
レザーベッドの最大の魅力はその圧倒的な存在感とそこから生まれる高級感です。
木製ベッドが持つナチュラルな温かみやスチールベッドが持つシャープな印象とは一線を画す重厚でラグジュアリーな雰囲気を醸し出します。
光沢のある滑らかな革の表面は照明の光を柔らかく反射し寝室に深みと奥行きを与えます。
特にボリュームのあるヘッドボードを持つデザインのものはその存在感が際立ちます。
ボタン留めやキルティング加工が施されたヘッドボードはクラシカルでエレガントな印象を与え寝室の主役として堂々と鎮座します。
この非日常的な雰囲気は日々の喧騒から離れて心からリラックスしたいと願う方にとって最高の癒しとなります。
一日の終わりにこのベッドに身を横たえる時まるで自分だけの特別な聖域に戻ってきたかのような満足感を得られるでしょう。
またレザーベッドはモダンなインテリアにもクラシックなインテリアにも意外なほどマッチします。
シンプルな空間に置けばその質感が際立ち良いアクセントになります。
装飾的な空間に置けば全体の雰囲気をより一層格調高いものにしてくれます。
レザーベッドを一つ置くだけで寝室のインテリアのグレードが格段にアップする。
これがレザーベッドだけが持つ特別な力なのです。
もたれても快適なクッション性ヘッドボード
レザーベッドの魅力は見た目の美しさだけではありません。
実用的な快適さも兼ね備えています。
その象徴がクッション性に優れたヘッドボードです。
レザーベッドのヘッドボードの多くは内部にウレタンフォームなどのクッション材がたっぷりと詰められています。
そしてその表面を柔らかなレザーで覆っています。
そのためベッドの上で背中をもたれても硬い木や冷たい金属とは違いソファの背もたれのような快適な感触を得られます。
これはベッドの上で過ごす時間を大切にする方にとって非常に大きなメリットです。
眠る前のひとときベッドの上で読書をしたりタブレットで映画を観たり。
そんなリラックスタイムがより一層快適で豊かなものになります。
特にダブルベッドであれば二人並んで寄りかかり会話を楽しむこともできます。
硬いヘッドボードではこうはいきません。
このクッション性のあるヘッドボードは「もたれる」という行為を前提に作られています。
そのため傾斜がつけられていたり体のラインに沿うようにカーブしていたりと長時間寄りかかっていても疲れにくいように設計されているものも多くあります。
もはや単なるベッドの頭部分のパーツではなく快適なソファとしての機能も併せ持っているのです。
デザイン性と実用的な快適さ。
この二つを高次元で両立している点もレザーベッドが多くの人を魅了し続ける理由の一つと言えるでしょう。
合成皮革PUレザーと本革の違いとそれぞれの特徴
レザーベッドと一言で言ってもその素材には大きく分けて「合成皮革」と「本革」の二種類があります。
どちらもレザーならではの魅力を持っていますが価格や性質お手入れ方法などが大きく異なります。
それぞれの特徴を正しく理解しご自身のライフスタイルや価値観に合った素材を選ぶことが後悔しないための重要なポイントです。
手頃で高機能な合成皮革PUレザー
現在市場で販売されているレザーベッドのほとんどは「合成皮革(合皮)」で作られています。
合成皮革にもいくつか種類がありますがベッドによく使われるのはPUレザー(ポリウレタン樹脂性レザー)と呼ばれるものです。
これは布地の表面にポリウレタン樹脂をコーティングしたもので本革に非常に近い見た目と質感を持ちながら本革よりもはるかに安価であることが最大のメリットです。
気軽にレザーベッドの高級感を楽しみたいという方には最適な素材です。
またPUレザーは機能性にも優れています。
まず撥水性が高いため水分をほとんど吸収しません。
飲み物などをこぼしてしまってもすぐに拭き取ればシミになりにくくお手入れが非常に簡単です。
またカビやダニが発生しにくいという衛生的なメリットもあります。
品質改良も進んでおり最近のPUレザーは非常に耐久性が高く見た目だけでは本革と見分けがつかないほど精巧なものが増えています。
ただしデメリットもあります。
それは本革のような経年変化は楽しめないということです。
そして長年使用するうちに表面の樹脂が劣化しひび割れたり剥がれたりすることがあります。
これは加水分解と呼ばれる現象で特に湿度の高い環境では劣化が早まる傾向があります。
とはいえ近年の製品は耐久性が向上しており通常の使用で5年から10年は美しい状態を保つことができます。
価格と機能性のバランスに優れた非常に優秀な素材と言えるでしょう。
経年変化を楽しむ最高級の本革
本革(天然皮革)は動物の皮をなめして作られた天然素材です。
その最大の魅力はなんと言ってもその「本物」だけが持つ圧倒的な質感と使うほどに味わいが増していく「経年変化(エイジング)」です。
本革のベッドフレームは非常に高価で製品数も限られますが本物志向の方にとっては究極の選択肢と言えるでしょう。
本革は一つ一つ風合いが異なりシワやキズもその革だけが持つ個性となります。
使い込むほどに人の皮脂や手の摩擦で色合いが深まり美しい光沢が生まれてきます。
それはまるで革を育てていくような感覚です。
また本革は耐久性が非常に高く適切にお手入れをすれば何十年と使い続けることができます。
合成皮革のように表面が剥がれてくることはありません。
さらに本革は調湿性にも優れています。
わずかですが湿気を吸ったり吐いたりするため合成皮革に比べて蒸れにくいと言われています。
しかし本革にはデリケートな側面もあります。
まず水分に弱くシミになりやすいです。
濡れた場合はすぐに乾いた布で拭き取る必要があります。
また乾燥にも弱く定期的に専用のクリームなどで油分を補ってあげないとひび割れの原因になります。
お手入れに手間がかかる素材であることは間違いありません。
そして何より価格が非常に高価です。
しかしその手間や価格を乗り越えてでも手に入れたいと思わせるだけの唯一無二の魅力と所有する満足感を本革は与えてくれます。
どちらを選ぶべきかライフスタイル別診断
合成皮革と本革どちらを選ぶべきか。
それはあなたのライフスタイルや価値観によって決まります。
ここで簡単な診断をしてみましょう。
まず「コストを抑えつつレザーの雰囲気を気軽に楽しみたい」という方。
そして「小さなお子様やペットがいて汚れる可能性が高い」というご家庭。
さらに「面倒なお手入れは苦手でイージーケアなものが良い」と考える方。
これらに当てはまるなら迷わず「合成皮革(PUレザー)」をおすすめします。
現代のPUレザーは品質が高く価格以上の満足感を得られるはずです。
次に「価格が高くても本物だけが持つ質感にこだわりたい」という方。
そして「家具を長く大切に使い経年変化を楽しみたい」と考える方。
さらに「手間をかけること自体を愛着を育む過程として楽しめる」という方。
これらに当てはまるなら「本革」があなたの所有欲と審美眼を満たしてくれるでしょう。
素材に優劣はありません。
それぞれの特性を理解し自分の生活にフィットするものを選ぶことが最も賢明な選択です。
例えば最初のレザーベッドとしてまずは合成皮革を試してみてその魅力に惹かれたら将来的に本革のベッドにステップアップするという考え方もあります。
ご自身の性格や暮らし方をじっくりと見つめ直し後悔のない素材選びをしてください。
レザー製ダブルベッドを長持ちさせる日々のお手入れ術
美しいレザーベッドも適切なお手入れをしなければその輝きは失われてしまいます。
しかし「レザーのお手入れは難しそう」と心配する必要はありません。
特に合成皮革であれば日々のお手入れは非常に簡単です。
ここではレザーベッドを長く美しく保つための具体的なお手入れ方法をご紹介します。
普段のお手入れは乾拭きだけでOK
レザーベッドの日常的なお手入れは基本的に「乾拭き」だけで十分です。
柔らかく乾いた布でフレーム全体のホコリを優しく拭き取ってください。
マイクロファイバークロスなどを使うとより効果的です。
特にヘッドボードの上やフレームの隙間はホコリが溜まりやすい場所なので念入りに行いましょう。
この乾拭きを週に一度程度行うだけでレザーの美しい光沢を保つことができます。
注意点として化学ぞうきんやウェットティッシュの使用は避けてください。
これらに含まれる化学成分がレザーの表面を傷めたり変色させたりする原因になることがあります。
また掃除機でホコリを吸う場合はブラシのアタッチメントを使いレザーの表面を傷つけないように優しく滑らせるようにしてください。
本革のベッドの場合は乾拭きに加えて数ヶ月に一度程度革専用の保護クリームを薄く塗り込むことをお勧めします。
これにより革に必要な油分が補給され乾燥によるひび割れを防ぎ美しい状態を長く保つことができます。
しかし合成皮革の場合は基本的に保護クリームなどは不要です。
逆にクリームの成分が表面の樹脂を劣化させる可能性もあるため使用は避けた方が無難です。
普段は乾拭きだけ。
この手軽さも合成皮革の大きなメリットなのです。
汚れが付いた時の正しい対処法
もし手垢や皮脂などで黒ずみが気になる場合や何かをこぼして汚してしまった場合はどうすれば良いでしょうか。
その場合の対処法をご説明します。
まず試してほしいのが「水拭き」です。
固く絞った柔らかい布で汚れた部分を優しく拭きます。
この時ゴシゴシと強く擦らないでください。
表面を傷める原因になります。
水拭きで汚れが落ちたらその後必ず乾いた布で水分を完全に拭き取ってください。
水分が残っているとカビや劣化の原因になります。
水拭きでも落ちないようなしつこい汚れの場合は「薄めた中性洗剤」を使います。
ぬるま湯に家庭用の中性洗剤を数滴溶かしその液体に浸して固く絞った布で汚れた部分を叩くようにして拭きます。
その後洗剤成分が残らないように綺麗な水で固く絞った布で何度か拭き取ります。
最後に乾拭きで仕上げるのを忘れないでください。
アルコールやベンジンシンナーなどの有機溶剤は絶対に使用しないでください。
レザーの表面が溶けたり変色したりして取り返しのつかないことになります。
また本革の場合は水分の使用は最小限に留め汚れたらすぐに革専用のクリーナーで対処するのが基本です。
いずれの場合もまずは目立たない場所で試してから全体に使うようにすると安心です。
カビやひび割れを防ぐための注意点
レザーベッドを長持ちさせるためには日々の汚れ落としだけでなくカビやひび割れといった深刻なダメージを防ぐための環境作りも大切です。
まずカビ対策です。
レザー特に合成皮革は通気性があまり良くありません。
そのため湿気が多い環境ではカビが発生しやすくなります。
寝室は人の汗などで湿度が高くなりがちですから定期的な換気を心がけ空気を入れ替えることが非常に重要です。
ベッドを壁にぴったりとつけて置くと壁との間に湿気がこもりやすくなります。
可能であれば壁から数センチ離して設置し空気の通り道を作ってあげると良いでしょう。
次にひび割れ対策です。
ひび割れは主に乾燥と直射日光が原因で起こります。
特に合成皮革は紫外線に当たると表面の樹脂が劣化しやすくなります。
ベッドを直射日光が当たる窓際に置くのはなるべく避けてください。
どうしても窓際に置く場合は遮光カーテンを利用するなどの工夫が必要です。
また冬場にエアコンの温風が直接当たるような場所も避けるべきです。
急激な乾燥はレザーの柔軟性を奪いひび割れを引き起こします。
本革の場合は前述の通り定期的なクリームによる保湿が欠かせません。
適切な湿度を保ち直射日光と急激な乾燥を避ける。
この二つを心がけるだけでレザーベッドの寿命は大きく変わってきます。
カラーで選ぶおしゃれなレザーベッド 白と黒の人気を比較
レザーベッドのカラーとして絶大な人気を誇るのが「ホワイト」と「ブラック」です。
この二色はどちらも高級感がありながらお部屋に与える印象は全く異なります。
ここでは白と黒それぞれのレザーベッドが持つ魅力とコーディネートのポイントを比較しながらご紹介します。
お二人の目指す寝室のイメージに合わせて最適なカラーを選んでみてください。
清潔感と明るさをもたらすホワイトレザー
ホワイトのレザーベッドは寝室に清潔感と明るさそして開放感をもたらしてくれます。
白は空間を広く見せる効果があるため手狭な寝室でも圧迫感を感じさせません。
光を柔らかく反射するためお部屋全体が明るい印象になります。
まるで高級リゾートホテルのような爽やかで洗練された空間を演出したい場合に最適なカラーです。
ホワイトレザーは様々なスタイルのインテリアに合わせやすいのも魅力です。
例えばモノトーンでまとめればシャープでモダンな印象になります。
淡い色合いのファブリックやナチュラルな木製家具と組み合わせれば柔らかく優しいフレンチシックな雰囲気になります。
ゴールドやシルバーの小物をアクセントに加えればより一層エレガントでラグジュアリーな空間を演出できます。
ただしホワイトレザーには汚れが目立ちやすいというデメリットがあります。
特にデニムなどの濃い色の衣類の色移りには注意が必要です。
しかし合成皮革であれば汚れも比較的落としやすいためこまめにお手入れをすれば美しい白さを保つことは十分に可能です。
むしろ「綺麗に保とう」という意識が働くことで寝室を常に清潔な状態に維持できるというメリットにもつながるかもしれません。
明るくクリーンで開放的な寝室で毎朝を迎えたい。
そんなお二人にはホワイトレザーのベッドがおすすめです。
重厚感と高級感を演出するブラックレザー
ブラックのレザーベッドは寝室に圧倒的な重厚感と高級感そして落ち着きを与えてくれます。
黒は空間を引き締める効果があるため寝室全体がシックで落ち着いた大人の空間になります。
まるで都会の隠れ家的なホテルのようなクールでスタイリッシュな雰囲気を演出したい場合に最適なカラーです。
ブラックレザーは特にモダンスタイルやインダストリアルスタイルのインテリアと相性抜群です。
コンクリート打ちっぱなしの壁やダークカラーの木製家具スチール素材の小物などと組み合わせることで洗練された都会的な寝室が完成します。
また意外にもクラシックなインテリアにもマッチします。
重厚なカーテンやアンティーク調の家具と合わせることで格調高いゴシックな雰囲気を楽しむこともできます。
ブラックレザーのメリットは汚れが目立ちにくいことです。
ホコリは白っぽく見えるため目立つこともありますが手垢などの黒ずみはほとんど気になりません。
しかしその分お手入れを怠りがちになる可能性もあるので注意が必要です。
デメリットとしては重厚感がある分お部屋に圧迫感を与えてしまう可能性があることです。
寝室がそれほど広くない場合は他の家具や壁紙を明るい色にするなどしてバランスを取ると良いでしょう。
何物にも染まらない絶対的な存在感と落ち着きのある空間で一日の疲れを癒したい。
そんなお二人にはブラックレザーのベッドが最高のパートナーとなるはずです。
自分らしい寝室を作るコーディネートのコツ
レザーベッドを主役にしたおしゃれな寝室を作るにはベッド以外のアイテムとのコーディネートが重要になります。
まず寝具(リネン類)の選び方です。
ホワイトのレザーベッドならあえて濃いグレーやネイビーの寝具を合わせるとコントラストが効いてモダンな印象になります。
逆にベージュやアイボリーを合わせれば優しくまとまります。
ブラックのレザーベッドなら光沢のあるシルバーやゴールドの寝具を合わせると非常にゴージャスな雰囲気になります。
真っ白なリネンを合わせれば潔くスタイリッシュなモノトーン空間が完成します。
次にクッションの活用です。
レザーは少し硬質な印象を与える素材なので質感の異なるファブリックのクッションをいくつか置くことで空間に柔らかさと奥行きが生まれます。
ベルベットやファーニットなど季節に合わせて素材を変えるのも楽しいです。
サイドテーブルも重要な要素です。
ガラスやスチール素材のものを選べばモダンに。
ダークウッドのものを選べばクラシックになります。
照明は間接照明をうまく使うとレザーの質感が際立ちムーディーな雰囲気を演出できます。
ベッドの両サイドにシンメトリーにテーブルランプを置くのはホテルライクな空間を作るための定番テクニックです。
最後に観葉植物を一つ置くと無機質になりがちな空間に生命感がプラスされバランスが取れます。
レザーベッドという強い個性を持つ主役を他のアイテムでどう引き立てるか。
それを考えるのがコーディネートの醍醐味です。
店主のつぶやき 高級感あふれるレザー製ダブルベッド お手入れ方法と選び方
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・高級感あふれるレザー製ダブルベッド お手入れ方法と選び方
・高級感あふれるレザー製クイーンサイズベッド お手入れ方法も
・レザー連結ベッドで高級ホテルのようなラグジュアリーな寝室
・黒レザーのダブルベッドで叶えるワンランク上の寝室空間
・キングサイズベッドを長持ちさせる秘訣 フレームのお手入れ術