「私の部屋には、もうベッドを置くスペースなんてない」そんな風に、狭い部屋の悩みにとらわれていませんか。
その悩み、ベッドの長さをほんの15cm変えるだけで、一掃できるかもしれません。
ベッド一筋17年の私、店主の佐藤が、省スペースの決定版「長さ180cmのショート丈ベッド」を大特集。
なぜこのサイズなのか、どんな人に最適なのか、そして、どう使えば部屋がもっと広くなるのか。
この記事を読めば、あなたの悩みは希望に変わります。
さあ、始めましょう。
なぜ180cm? ショート丈ベッドのサイズが生まれた背景
日本の住宅事情と布団文化からの進化
こんにちは、ベッド通販「眠り姫」店主の佐藤です。
お客様から、「なぜショート丈ベッドは、180cmなのですか」と、よくご質問をいただきます。
この絶妙なサイズには、私たちの暮らしに根差した、深い背景があります。
その一つが、「日本の住宅事情」です。
ご存知の通り、日本の住宅、特に都市部のマンションやアパートは、欧米に比べてコンパクトに作られています。
6畳や4畳半といった空間では、欧米規格の大きなベッドは、あまりにも場所を取りすぎてしまいます。
限られた空間でも快適なベッド生活を送れるように、日本の住環境に合わせて、ベッドを小型化する必要がありました。
もう一つの背景が、「布団文化」です。
かつて、日本の寝具の主役は布団でした。
布団は、押入れに収納できるため、日中は部屋を広く使えるという、優れた省スペース性を持っていました。
この「空間を有効活用する」という、布団が持つ文化的な思想が、ベッド作りにも影響を与えたのです。
「ベッドの快適な寝心地」と、「布団の省スペース性」。
この二つの良いところを、どうにかして両立できないか。
そんな試行錯誤の中から、ショート丈ベッドは生まれました。
それは、西洋のベッド文化を、ただ輸入するのではなく、日本の暮らしに合わせて、独自に進化させた、まさに「日本のためのベッド」なのです。
快適性を損なわないぎりぎりのコンパクトさ
ショート丈ベッドを開発する上で、最も重要だったのは、「どこまで短くできるか」という、快適性を損なわない、ぎりぎりのラインを見極めることでした。
ただ、やみくもに短くしてしまっては、足がはみ出してしまい、ベッドとしての意味をなしません。
基準となったのが、日本人の「体格」です。
ベッドの理想的な長さは、使う人の身長に、プラス15cmから20cm程度の余裕を持たせたものとされています。
この余裕は、頭上の空間と、足元で掛け布団が収まるためのスペース、そして、寝返りを打った際に、手足がベッドから落ちないようにするために、必要不可欠なものです。
日本の成人女性の平均身長が、約158cm。
そして、小柄な男性や、成長期のお子様の身長を考慮した時、多くの人にとって、快適な睡眠を確保できる、最小限の長さとして導き出されたのが、「180cm」という数字だったのです。
身長160cmの方なら、足元に20cmの余裕ができます。
身長165cmの方でも、15cmの余裕が確保できます。
これなら、窮屈さを感じることなく、リラックスして眠ることができます。
180cmという長さは、快適性を犠牲にすることなく、省スペース性を追求した、まさに「ぎりぎりのコンパクトさ」なのです。
この計算され尽くしたサイズ設定に、日本のものづくりの精神を感じずにはいられません。
省スペースと寝心地の完璧なバランス点
ここまでお話ししてきたことをまとめると、ショート丈ベッドの「180cm」という長さは、「省スペース性」と「寝心地の快適性」という、二つの重要な要素が、最も高いレベルで交わる、「完璧なバランス点」であると言えます。
もし、これよりも短く、例えば170cmにしてしまえば、省スペース性はさらに高まりますが、快適に眠れる人が、非常に限られてしまいます。
これでは、ベッドとして、あまりにも汎用性がありません。
逆に、これよりも長い、例えば190cmでは、より多くの人が快適に眠れるようになりますが、「ショート丈」と呼べるほどの、劇的な省スペース効果は得られなくなってしまいます。
180cmという長さは、小柄な方やお子様といった、ショート丈ベッドを最も必要とするターゲット層の、快適な寝心地を、確実に保証する。
そして、同時に、通常サイズの195cmと比べて、15cmという、お部屋のレイアウトを劇的に変えるほどの、明確な省スペース性を、実現する。
この二つの使命を、同時に、そして完璧に、達成しているのです。
17年間、数々のお客様のベッド選びをお手伝いしてきた私の目から見ても、この180cmというサイズ設定は、日本の暮らしが生んだ、一つの発明だと感じています。
省スペースと寝心地。
そのどちらも諦めない。
そんな、賢い選択を可能にしてくれるのが、ショート丈ベッドなのです。
身長とショート丈ベッド180cmのベストな関係
身長プラス15cmから20cmという基本ルール
ショート丈ベッド180cmが、あなたにとって最適かどうかを判断するための、最もシンプルで、最も重要な基準。
それは、「あなたの身長」です。
ここでは、身長とベッドの長さの、ベストな関係について、詳しく解説します。
ベッド選びにおける、基本的なルールとして、「ベッドの長さは、ご自身の身長に、プラス15cmから20cmが理想」ということを、覚えておいてください。
この「プラス15cm〜20cm」という余裕は、いくつかの理由から、快適な睡眠のために必要不可欠です。
枕を置くための、頭上のスペース。
そして、足元で、掛け布団が、マットレスと体の間に、きちんと収まるためのスペース。
もし、この足元のスペースがないと、掛け布団が、マットレスから滑り落ちてしまい、寝ている間に、足が布団からはみ出て、寒さで目が覚めてしまう、といったことが起こります。
人は、寝ている間に、無意識に、体の位置が少しずつ動きます。
この動きを吸収し、寝返りを打っても、手足がベッドの端から落ちてしまわないようにするためにも、この余裕は重要な役割を果たします。
この基本ルールを知っているだけで、あなたのベッド選びは、大きく前進します。
ぜひ、メジャーでご自身の身長を測り、それに15cmを足した数字を、計算してみてください。
それが、あなたに必要な、最低限のベッドの長さとなります。
165cm以下の方にジャストフィットする理由
では、先ほどの基本ルールを、ショート丈ベッド180cmに、当てはめてみましょう。
「身長+15cm〜20cm」が、180cm以下となるのは、どのような身長の方でしょうか。
逆算してみると、それは、「身長165cm以下」の方、ということになります。
身長165cmの方なら、180cmのベッドで、足元に15cmの余裕が生まれます。
身長160cmの方なら、20cmの余裕。
身長155cmの方なら、25cmもの余裕ができます。
快適な睡眠のために、十分、あるいは、それ以上の、理想的なスペースです。
つまり、身長165cm以下の方にとって、ショート丈ベッド180cmは、まさに「ジャストフィット」する、運命のサイズなのです。
体に合わない、大きすぎるベッドは、かえって落ち着かず、睡眠の質を下げてしまう、と、先ほどもお話ししました。
ショート丈ベッドなら、自分の体に、あつらえたようにフィットするため、深い安心感に包まれながら、眠りにつくことができます。
このフィット感は、ベッドのヘッドボードに付いている、棚やコンセントを、楽な姿勢で使うことができる、という、実用的なメリットにも繋がります。
ベッドが長すぎると、ヘッドボードに手を伸ばすのが、意外と大変なのです。
省スペース性というメリットだけでなく、寝心地の快適性という面でも、身長165cm以下の方にとって、ショート丈ベッド180cmは、最高の選択となるのです。
身長が高い人が使う場合の注意点と工夫
プロの立場として、正直に申し上げますと、身長が高い方、具体的には170cm以上の方には、ショート丈ベッド180cmは、基本的におすすめしておりません。
寝心地を最優先に考え、通常サイズの195cmのベッドを選んでいただくのが、ベストな選択です。
中には、「どうしても部屋のスペースの都合で、180cmのベッドしか置けない」という、切実な事情を抱えた、高身長のお客様もいらっしゃいます。
そんな場合に、少しでも快適に眠るための、いくつかの注意点と工夫を、ご紹介しておきます。
できるだけ、ヘッドボードのない「ヘッドレスタイプ」のフレームを選んでください。
そして、頭を、ベッドのギリギリ上の端に合わせて寝るようにします。
足元側のスペースを、最大限に確保することができます。
枕は、できるだけ、厚みのない、薄いものや、コンパクトなサイズのものを選びましょう。
これも、足元側のスペースを、稼ぐための工夫です。
掛け布団は、通常サイズのシングル用(長さ210cm)など、長さに余裕のあるものを選んでください。
寝ている間に、足が布団からはみ出してしまうのを、少しでも防ぐことができます。
これらの工夫は、あくまで、やむを得ない場合の、次善の策です。
窮屈さを完全に解消することはできませんが、何もしないよりは、快適性が改善されるはずです。
高身長の方で、どうしてもショート丈ベッドを検討される場合は、これらの注意点を、ぜひ参考にしてみてください。
180cmショート丈ベッドのフレーム選び デザインと機能
機能性で選ぶなら収納付きベッド
長さ180cmのショート丈ベッドで、省スペースを実現したら、次は、その空間を、さらに有効活用するための「フレーム選び」です。
もし、あなたが「機能性」を最も重視するなら、選ぶべきは、間違いなく「収納付きベッド」です。
収納付きベッドは、デッドスペースになりがちなベッド下の空間を、大容量の収納庫として使えるようにした、非常に賢いフレームです。
これ一台で、「寝る」と「しまう」の二役をこなしてくれるため、お部屋の収納問題を、一気に解決できます。
代表的なのは、ベッド下に引き出しが設けられた「引き出し収納タイプ」です。
衣類や小物などを、すっきりと整理できます。
さらに大容量を求めるなら、「チェストベッド」タイプ。
ベッド下が、まるごと整理タンスのような構造になっており、その収納力は圧巻です。
「跳ね上げ式ベッド」タイプは、床板をマットレスごと持ち上げることで、スーツケースなどの、超大型の荷物さえも収納できてしまいます。
これらの収納付きフレームを選べば、他の収納家具を、お部屋に置く必要がなくなります。
結果として、ショート丈ベッドが持つ、省スペース効果を、何倍にも高めることができるのです。
限られた空間で、すっきりと、機能的に暮らしたい。
そんなあなたには、収納付きベッドが、最高のパートナーとなるでしょう。
デザイン性で選ぶなら北欧風やシンプルモダン
機能性も大事だけれど、それ以上に、「お部屋のおしゃれさ」にこだわりたい。
そんな、デザイン性を重視するあなたにも、180cmショート丈ベッドは、たくさんの選択肢を用意しています。
ベッドは、寝室の主役となる、最も大きなインテリアです。
そのデザイン次第で、お部屋の雰囲気は、がらりと変わります。
近年、特に人気が高いのが、「北欧風デザイン」のフレームです。
天然木の、温かみのある素材感を活かした、シンプルで、ナチュラルなデザインが特徴です。
無駄な装飾がなく、どんなお部屋にも、優しく馴染みます。
洗練された、都会的な空間を目指すなら、「シンプルモダン」なデザインがおすすめです。
直線的で、シャープなフォルムのフレームや、異素材を組み合わせた、クールなデザインなどが、これにあたります。
レザー(合成皮革)張りのヘッドボードを持つフレームも、寝室を、ホテルのような、高級感あふれる空間へと、格上げしてくれます。
アイアン(スチール)を使った、インダストリアルなデザインや、フレンチカントリー調の、可愛らしいデザインも、根強い人気があります。
180cmショート丈ベッドにも、あなたの理想のインテリアを実現できる、おしゃれなデザインのフレームが、豊富に揃っています。
ぜひ、あなたの「好き」を、追求してみてください。
安全性と品質で選ぶなら国産Fフォースター
ベッドは、毎日、そして、何年もの間、あなたの体を預ける、大切な家具です。
だからこそ、機能性やデザイン性だけでなく、「安全性」と「品質」にも、徹底的にこだわって選んでいただきたい、と、私達は考えています。
そのための、最も信頼できる基準となるのが、「国産」であること、そして、「F☆☆☆☆(エフ・フォースター)」の等級であることです。
「国産」のフレームは、日本の職人たちが、厳しい品質管理のもと、細部にまでこだわって、丁寧に作っています。
きしみやガタつきが少なく、長期間にわたって安心して使える、高い耐久性を実現しています。
「F☆☆☆☆」とは、シックハウス症候群の原因となる、ホルムアルデヒドの放散量が、最も少ないことを示す、安全性の最高等級です。
国が「室内で、安全に使える」と認めた、お墨付きの材料であることの証なのです。
アレルギーが心配な方や、抵抗力の弱いお子様が使うベッドを選ぶ際には、この「F☆☆☆☆」は、絶対に確認していただきたい、重要なポイントです。
価格だけを見れば、海外製の安価な製品に、目が行ってしまうかもしれません。
あなたの、そして、あなたの大切な家族の、健康と安全を守る、という視点に立った時、信頼できる「国産・F☆☆☆☆」のフレームを選ぶことの価値は、計り知れないほど大きいのです。
限られたスペースを有効活用 180cmショート丈ベッドの配置例
ワンルームでの家具配置シミュレーション
それでは、実際に、180cmショート丈ベッドを、お部屋に置いた場合を、シミュレーションしてみましょう。
一般的な6畳のワンルーム(約2.7m × 3.6m)。
この空間で、快適な暮らしを実現するための、配置例です。
部屋の奥の、短い方の壁(2.7m側)に、ベッドのヘッドボード側をつけます。
ここに、幅100cmのショートシングルベッドを置きます。
ベッドの長さは180cmなので、部屋の奥のスペースは、まだ、1.8mほど残っています。
ベッドの横には、まだ1.7mの幅のスペースがあります。
この、ベッドの横のスペースに、幅1.2m程度の、コンパクトなソファを置きます。
そして、ソファの前には、小さなローテーブルを。
これで、部屋の入口側に、「くつろぎのスペース」が完成しました。
ベッドの足元側。
ここには、90cmの幅のスペースが、生まれています。
ここに、スリムなデスクと、チェアを置けば、「ワークスペース」が出来上がります。
もし、収納付きのベッドフレームを選んでいれば、洋服などは、全てベッド下に収納できるため、他に、大きな収納家具を置く必要はありません。
180cmショート丈ベッドを起点に考えることで、6畳のワンルームという限られた空間の中に、「寝る」「くつろぐ」「仕事する」「しまう」という、生活に必要な全ての機能を、バランス良く、そして、快適に、配置することができるのです。
子供部屋で学習机と両立させる方法
子供部屋での配置例です。
子供部屋で、最も両立させたい家具は、「ベッド」と「学習机」でしょう。
これも、通常のベッドでは、なかなか難しい課題です。
ここでも、180cmショート丈ベッドが、大きな力を発揮します。
6畳の子供部屋。
ここに、幅100cmのショートシングルベッドを、壁際に配置します。
そして、ベッドと並べるように、あるいは、L字型になるように、学習机を置きます。
ショート丈ベッドなら、長さがコンパクトなため、机を置いても、椅子を引くためのスペースや、部屋の中を移動するための動線を、十分に確保することができます。
机に向かっている時に、背後を人が通れるくらいの余裕があるかどうかは、お子様が、勉強に集中できる環境を作る上で、非常に重要なポイントです。
ベッドが大きいと、この背後のスペースが取れず、落ち着かない空間になってしまいます。
ベッドフレームを、収納付きのチェストベッドなどにすれば、学用品やおもちゃ、衣類などを、全てベッド下に収納できます。
他に、本棚やタンスを置く必要がなくなり、部屋の中央に、お子様が、のびのびと遊べる、広いオープンスペースを生み出すことができます。
「寝る場所」「学ぶ場所」「遊ぶ場所」。
この三つの空間を、ショート丈ベッドをうまく活用することで、小さな子供部屋の中に、きちんと作り出してあげることができるのです。
クローゼットやドアの動線を塞がないコツ
ベッドを配置する際に、最も注意しなければならないのが、「クローゼットや、部屋のドアの動線を、塞いでしまわないか」という点です。
これを、17年のプロの経験から、動線確保のコツとして、お教えします。
お部屋のレイアウトを考える前に、メジャーを使って、クローゼットの扉を開けた時の、扉の先端がどこまで来るか、そして、部屋のドアを開けた時の、ドアの軌道を、床に、マスキングテープなどで、マーキングしてみてください。
これが、絶対に、家具を置いてはいけない、「聖域」となります。
この「聖域」を避けるように、ベッドの配置を考えます。
ここで、180cmショート丈ベッドの、コンパクトさが活きてきます。
通常サイズの195cmのベッドでは、どうしても、この「聖域」に、ベッドの角がかかってしまう、というケースが、非常によくあります。
180cmのショート丈なら、この問題を、15cmの差で、クリアできる可能性が、ぐっと高まるのです。
クローゼットの扉が、スムーズに、ストレスなく全開できること。
部屋の出入りが、スムーズにできること。
日々の暮らしの、小さな、非常に重要な快適さです。
ベッドを選ぶ際には、デザインや寝心地だけでなく、こうした、日々の「動線」までを、具体的にイメージしながら、シミュレーションしてみること。
それが、失敗しない、賢いベッド選びの、大切なコツと言えるでしょう。
長さ180cmのショート丈ベッドに関して店主の見解
「たかが15cm」ではない。
「マイナス15cm」がワンルームの生活動線に革命を起こす理由
ショート丈ベッドをご検討中の皆様に、まず私がお伝えしたいのは、「15cmの差」が持つ決定的な意味についてです。
通常のベッド(マットレス長195cm)とショート丈ベッド(マットレス長180cm)。
数字の上ではわずか15cmの違いですが、この差が、特に6畳以下のワンルームやお子様部屋といった限られた空間において、生活の質(QOL)を劇的に変える「革命的な余白」となることを、長年の販売経験の中で数多く目撃してきました。
ドアの開閉です。
一般的なベッドを置くと、クローゼットの扉や部屋のドアがベッドフレームに干渉してしまい、全開にできないというケースが多々あります。
扉が半分しか開かないクローゼットは使い勝手が悪く、日々のストレスの蓄積になります。
ショート丈を選ぶことで、その「あと数センチ」が確保され、ドアがスムーズに開くようになる。
これだけで、毎日の着替えや出入りにおけるストレスがゼロになります。
ベッドの足元に人が通れるだけの「動線」が生まれることも重要です。
通常サイズではカニ歩きでしか通れなかった場所や、跨がなければベランダに出られなかった場所が、普通に歩けるようになる。
この変化は、毎日の生活において計り知れない快適さを生み出します。
この15cmの余白は、新たな家具を置くスペースにもなり得ます。
今まで諦めていたドレッサー、小さなデスク、あるいは観葉植物やフロアライト。
ショート丈ベッドを選ぶことは、単に「寝る場所を小さくする」ことではなく、「自分の好きなものを置くスペースを勝ち取る」という、非常に前向きで賢い選択なのです。
ただし、注意点もございます。
それは「身長」との兼ね合いです。
快適な睡眠には「身長+15cm〜20cm」のマットレス長が必要と言われています。
ショート丈ベッド(180cm)の場合、身長160cm以下の方であれば快適にお休みいただけますが、165cmを超える方には足元が窮屈に感じられる可能性があります。
もし、ご自身の身長が160cm以下であれば、ショート丈ベッドは「我慢して選ぶもの」ではなく、「自分サイズにジャストフィットする、空間効率を最大化するための特権」と言えるでしょう。
この「選ばれた人だけの特権」を活かし、部屋のポテンシャルを最大限に引き出すフレーム選びをしていただきたいと考えています。
落とし穴は「寝具」にあり。
ショート丈専用リネンの確保とセット購入のすすめ
ショート丈ベッドという特殊なサイズを選ぶ際に、意外と見落とされがちなのが「寝具(リネン類)」の問題です。
「フレームとマットレスさえ買えば、シーツは市販のものでなんとかなるだろう」と思っていると、後で困ったことになるケースがあります。
なぜなら、ショート丈ベッドは特殊サイズであるため、量販店などの実店舗では専用のシーツや敷きパッドがほとんど販売されていないからです。
市販のシングル用シーツ(通常丈195cm〜200cm用)を使うと、サイズが合わずに生地が余ってしまいます。
余った部分をマットレスの下に押し込んで使うことも不可能ではありませんが、見た目が悪くなったり、寝ている間にズレてきたり、シワが寄って寝心地を損なったりと、日々のプチストレスの原因となります。
せっかく省スペースでおしゃれなベッドを選んでも、シーツがダブついていては台無しです。
17年間の経験から私が強くおすすめしているのが、「ショート丈専用のマットレス&リネンセット」をフレームと同時に購入することです。
当店をはじめ、ショート丈ベッドを扱う多くのショップでは、フレームに合わせて「ショート丈専用のマットレス」と、そのサイズにぴったりの「敷きパッド+ボックスシーツ」をセットで販売しています。
これを活用しない手はありません。
最初からセットで購入しておけば、届いたその日からジャストサイズの美しいベッドメイキングで快適に眠ることができます。
洗い替えも含めて2セットほど確保しておくと、急な汚れや洗濯の際も安心です。
最近では、アイボリーやベージュといった定番色だけでなく、オリーブグリーンやモカブラウン、さくら色など、インテリアに合わせやすいおしゃれなカラーの専用リネンも増えています。
ちなみに、「掛け布団」に関しては、通常サイズ(シングルロングなど)のものでも問題ありません。
むしろ、足元に少し余裕がある方が、冬場は布団を巻き込んで暖かく眠れるというメリットさえあります。
重要なのは、マットレスにフィットさせる「敷きパッド」と「ボックスシーツ」です。
ここさえ専用品で押さえておけば、ショート丈ベッドの快適性は約束されたも同然です。
初期費用は少しかかるかもしれませんが、その後の快適さと見た目の美しさを考えれば、専用品で揃えることが最もコストパフォーマンスの高い選択だと言い切れます。
収納機能付きを選ぶべきか?「高さ」と「圧迫感」のバランスを見極めるプロの視点
180cmのショート丈ベッドを選ぶお客様は、お部屋の狭さに悩んでいることが多いため、「少しでも収納スペースを増やしたい」と考えるのが自然です。
引き出し付きやチェストタイプのショート丈ベッドが非常に人気があります。
ここで一度立ち止まって考えていただきたいのが、「ベッドの高さ」と「圧迫感」の関係です。
収納力を重視して「チェストベッド(タンスのような引き出しが複数段あるタイプ)」や「跳ね上げ式ベッド」を選ぶと、どうしてもベッドの床面高が高くなります。
マットレスの厚みを加えると、床から50cm〜60cmほどの高さになることもあります。
ショート丈で長さを抑えても、高さが出ると部屋に圧迫感を与え、狭く感じてしまうことがあるのです。
背の低い家具で統一しているお部屋に、急に背の高いベッドが入るとバランスが悪くなることもあります。
私が提案する選び方の基準は以下の通りです。
1. 物が溢れていて、とにかく収納場所がない場合:
迷わず「収納付き(チェストや跳ね上げ)」を選んでください。
ベッドによる圧迫感よりも、部屋に物が散乱しているストレスの方が大きいはずです。
ベッド下に全てを収納して床を見せることで、結果的に部屋は広く感じられます。
ショート丈のチェストベッドは、まさに「寝る場所」と「クローゼット」を省スペースで合体させた最強の家具となります。
2. クローゼットはある程度足りている、部屋を広く見せたい場合:
「脚付きマットレス」や「すのこベッド(ロータイプ)」をおすすめします。
収納機能がない、あるいはシンプルな脚付きタイプは、ベッド下に空間(抜け感)があるため、床面が多く見え、部屋全体を広く、軽やかに見せる効果があります。
掃除機やロボット掃除機が入りやすく、湿気対策としても優秀です。
どうしても収納が必要になったら、後からキャスター付きの収納ケースをベッド下に入れることも可能です。
「収納力」を取るか、「開放感」を取るか。
ご自身の荷物量と、理想とするお部屋の雰囲気を天秤にかけて選んでみてください。
もし迷われたら、ヘッドボードのない「ヘッドレスタイプ」の収納付きベッドという選択肢もあります。
長さは最小限(180cm)、高さはあるけれど見た目はシンプル。
これが、収納力と省スペースを両立させる、プロおすすめのバランス点です。
店主のつぶやき 長さ180cmのショート丈ベッド特集 狭い部屋の悩みを一掃
・ショート丈ベッド
・ベッドフレーム
・ベッドサイズ
・ベッド
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・ショート丈ベッドのフレーム選び方講座 デザインと機能で選ぶ
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長さ180cmのショート丈ベッド特集 狭い部屋の悩みを一掃