「家族みんなで眠れる大きなベッドが欲しいけど、種類が多すぎて何を選べばいいか分からない…」「買ってから後悔したくない!」そんな切実な思いをお持ちではないでしょうか。
17年間ベッドのプロとしてお客様に寄り添ってきた私、店主の佐藤が、ファミリーベッド選びの決定版「フロアタイプ」の全てを解説します。
メリットはもちろん、知っておくべきデメリットと、その賢い対策方法まで。
この完全ガイドを読めば、あなたの家族にぴったりの、後悔しない一台が必ず見つかります。
ファミリーベッドの基本:「連結ベッド」「ワイドキング」との違いは?
誰が使うかに着目した名称「ファミリーベッド」
ファミリーベッド選びの第一歩は、まず言葉の理解から始めましょう。
お客様とお話ししていると、「ファミリーベッドと連結ベッドって何が違うの?」というご質問をよくいただきます。
実はこれらの言葉、しばしば同じ商品を指していることが多いのですが、それぞれ着目している視点が異なります。
「ファミリーベッド」という名称は、その名の通り「誰が使うか」という利用シーンに着目した、いわば愛称のようなものです。
家族みんなで、親子川の字で眠るための大きなベッド。
そんな温かいイメージから「ファミリーベッド」と呼ばれています。
シングルベッドやダブルベッドが一人や二人で使うことを想定しているのに対し、ファミリーベッドは家族という単位で使うことを前提としています。
ベッドのサイズ展開も家族構成に合わせて非常に豊富に用意されています。
この呼び名は、商品の機能や構造ではなく、使う人の幸せな光景を思い描いてつけられた、とても素敵な名前なのです。
ですから、「家族で使える大きなベッドを探している」という方は、まずは「ファミリーベッド」というキーワードで探し始めると、目的の商品にたどり着きやすいでしょう。
ベッドの構造が名前の由来「連結ベッド」
次に「連結ベッド」という名称です。
ベッドの「構造」に着目した、より専門的な呼び方と言えます。
ファミリーベッドの多くは、実は一枚の巨大なベッドなのではなく、シングルやセミダブルといった既存サイズのベッドフレームを2台以上組み合わせて作られています。
その際、フレーム同士が離れてしまわないように、専用の連結金具を使ってガッチリと固定する仕組みになっています。
この「連結する」という構造そのものが、「連結ベッド」という名前の由来です。
この構造には大きなメリットがあります。
それは、分割して使うことができる、という点です(詳しくは後述します)。
巨大な一枚板のフレームではないため、搬入が比較的容易であるという利点も見逃せません。
もし「連結ベッド」という言葉を見かけたら、それは「ああ、複数のベッドを金具で繋ぎ合わせて大きくするタイプなのだな」とご理解ください。
ファミリーベッドという愛称の、技術的な側面を言い表した言葉が連結ベッドである、と覚えておくとスッキリしますね。
当店「眠り姫」で扱うファミリーベッドも、そのほとんどがこの連結タイプの構造を採用しています。
ベッドのサイズが名前の由来「ワイドキング(WK)」
最後に「ワイドキング(WK)」です。
ベッドの「サイズ」を表す規格名称です。
通常のベッドサイズは、シングル、セミダブル、ダブル、クイーン、キング、と大きくなっていきますが、キングサイズよりもさらに大きいサイズを表す言葉として「ワイドキング」が使われます。
多くの場合、ワイドキングは連結ベッドによって作られるサイズを指します。
シングルベッド(幅約100cm)を2台連結すれば、合計幅は約200cm。
これを「ワイドキング200」または「WK200」と表記します。
同様に、セミダブル(約120cm)を2台連結すれば「ワイドキング240(WK240)」、ダブル(約140cm)を2台連結すれば「ワイドキング280(WK280)」となります。
つまり、「ワイドキング」という言葉が出てきたら、それは連結式ファミリーベッドの具体的な横幅サイズを示している、とお考えください。
まとめますと、「ファミリーベッド(用途)」は、「連結ベッド(構造)」という仕組みで作られており、そのサイズは「ワイドキング(規格)」で表記される、というのが三者の関係性です。
これで、商品情報を見ても混乱することなく、スムーズに比較検討ができるはずです。
フロアタイプのファミリーベッドを選ぶ5つのメリット
メリット�� 圧倒的な安全性でお子様も親も安心
数あるファミリーベッドの中でも、なぜ私がフロアタイプを強くおすすめするのか。
その最大の理由が、この「圧倒的な安全性」です。
子育て中のお客様が最も心配されることの一つが、お子様のベッドからの転落事故。
元気な寝相のお子様だと、一晩中ハラハラして熟睡できない、という親御さんの声も少なくありません。
フロアベッドは、床面からの高さが極めて低く設計されているため、万が一ベッドから転がり落ちてしまっても、大きな怪我につながるリスクを劇的に低減できます。
市販のベッドガードを設置する手間も、隙間から抜け落ちる心配もありません。
この「落ちても大丈夫」という事実は、お子様の安全を守ることはもちろん、何よりも親御さんの精神的な負担を大きく和らげてくれます。
「もしかしたら」という不安から解放され、夜中に何度も目を覚ますことなく、朝までぐっすり眠れる。
この安心感こそ、フロアベッドがもたらす最大のメリットと言えるでしょう。
日中の育児を笑顔で乗り切るためにも、親自身の睡眠の質は非常に大切です。
家族全員が心から安心して眠れる環境、それがフロアタイプのファミリーベッドなのです。
メリット�� 空間を広く見せる開放感
二つ目のメリットは、お部屋に与える「開放感」です。
寝室の主役であるベッドは、家具の中でも最も体積が大きく、お部屋の印象を大きく左右します。
高さのあるベッドは、どうしても空間に圧迫感を与えてしまいがちですが、床に近いロースタイルのフロアベッドは、天井までの空間を広く見せる効果があります。
視線がベッドによって遮られることなく、部屋の奥までスッと通るため、同じ広さの部屋でも体感的に広く、スッキリとした印象になるのです。
大きなワイドキングサイズのベッドを置きたいけれど、寝室が狭くなるのは避けたい、というジレンマを抱えるお客様にとって、このメリットは非常に魅力的です。
大きなベッドを置いたのに、以前より部屋が広々と感じられる。
そんな魔法のような効果が、フロアベッドにはあります。
インテリアにこだわりたい方、ミニマルで洗練された空間を好む方にも、自信をもっておすすめできるポイントです。
安全性という実用面だけでなく、空間を美しく演出するデザイン性も兼ね備えているのが、フロアベッドの素晴らしいところです。
メリット�� 長く使える経済性(将来分割可能)
三つ目のメリットは、長期的な視点で見たときの「経済性」です。
ファミリーベッドは、その多くが「連結式」であると先述しました。
お子様の成長に合わせてベッドの使い方を変えられる、という大きな利点に繋がります。
今は家族みんなで使う一つの大きなベッドとして。
そして数年後、お子様が自分の部屋で寝るようになったら、連結金具を外すだけで、いとも簡単に2台の独立したベッドとして使うことができます。
ワイドキング240(セミダブル×2)なら、ご夫婦の寝室にセミダブルを1台、子供部屋にセミダブルを1台、というように分割して活用できます。
お子様が巣立った後は、また連結してご夫婦で広々と使うことも可能です。
一度購入すれば、家族のライフステージの変化に寄り添い、10年、20年と長く使い続けることができるのです。
一体型の大型ベッドを購入し、数年後に子供用ベッドを買い足し、古いベッドを処分する…という流れに比べて、圧倒的にコストパフォーマンスに優れています。
まさに「一台で二度おいしい」。
賢く、無駄のない選択と言えるでしょう。
メリット�� 豊富なデザインとおしゃれな空間演出
「フロアベッドって、どれも同じようなデザインでしょう?」そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、それは大きな誤解です。
四つ目のメリットとして、その「デザインの豊富さ」が挙げられます。
当店「眠り姫」でも、多種多様なフロアベッドを取り揃えております。
ヘッドボード。
シンプルな板状の宮棚タイプは、どんなお部屋にも馴染む万能デザインです。
機能的な棚やコンセント、照明が付いたタイプも人気があります。
素材感で選ぶのも楽しいでしょう。
ふっくらとしたレザー(合成皮革)のヘッドボードは、寝室にホテルライクな高級感とモダンな印象を与えてくれます。
温かみのあるファブリック(布地)のヘッドボードなら、優しく居心地の良い空間を演出できます。
フレームのカラーも、ナチュラルな木目調から、シックなダークブラウン、清潔感のあるホワイトまで様々です。
ご自身の目指すインテリアテイストに合わせて、豊富な選択肢の中から「これだ!」という一台を見つけることができます。
安全性や機能性だけでなく、おしゃれな空間作りも妥協したくない。
そんな願いを叶えてくれるのも、フロアベッドの大きな魅力です。
メリット�� マットレスのズレや隙間ができにくい
連結ベッドを選ぶ際に、お客様が心配される点の一つに「ベッドの真ん中に隙間ができて、寝心地が悪いのでは?」というものがあります。
ご安心ください。
五つ目のメリットとして、現在の連結ベッドは「マットレスがズレにくい」構造になっている点が挙げられます。
マットレスがフレームのフチでしっかりと囲われ、左右にズレるのを物理的に防ぎます。
2台のフレーム自体を専用の連結金具で裏側からガッチリと固定します。
フレーム同士が離れてしまうことがなく、常に一体化した状態を保ちます。
この二重の対策によって、2台のマットレスの間に気になる隙間や段差が生まれるのを最小限に抑え、まるで一枚の大きなマットレスで寝ているかのような快適な寝心地を実現します。
家族の真ん中で眠るお子様も、つなぎ目を気にすることなく、朝までぐっすり。
この細やかな配慮が、家族全員の快適な眠りを支えているのです。
知っておきたい注意点(デメリット)と、その対策方法
注意点�� 湿気とカビの問題、その原因と対策
どんなに素晴らしい商品にも、必ず知っておくべき注意点、つまりデメリットは存在します。
良い面だけでなく、弱点も正直にお伝えするのが、ベッドのプロとしての私の務めです。
フロアベッドにおける最大の注意点は、「湿気とカビ」の問題です。
人は寝ている間にコップ一杯分の汗をかくと言われています。
その湿気はマットレスを通して下へ下へと抜けていきますが、フロアベッドは床との距離が近いため、湿気の逃げ道が少なく、ベッド下に溜まりやすい傾向があります。
これがカビの発生原因となるのです。
ご安心ください。
これには明確な対策方法があります。
最も有効な対策は、「すのこ仕様」のフロアベッドを選ぶことです。
床板がすのこ状になっていることで、マットレスと床の間に空気の通り道が生まれ、湿気を効率よく逃がしてくれます。
もし、すのこ仕様でないベッドを選ぶ場合や、より対策を万全にしたい場合は、マットレスの下に除湿シートを敷くことを強くおすすめします。
可能であれば週に一度程度、マットレスを壁に立てかけるなどして、ベッド下の空気を入れ替えてあげると完璧です。
このひと手間が、大切なベッドをカビから守り、長く清潔に使うための秘訣です。
注意点�� ベッド下の掃除がしにくい問題と発想の転換
二つ目の注意点は、「ベッド下の掃除がしにくい」という点です。
一般的な脚付きベッドであれば、ベッド下に掃除機やフロアワイパーが入りますが、床に密着しているフロアベッドではそれができません。
この点をデメリットと感じる方もいらっしゃるでしょう。
ここで少し発想を転換してみてはいかがでしょうか。
そもそもベッド下に空間がないということは、「ベッド下にホコリが溜まる」という現象自体が起こらない、ということです。
脚付きベッドの下は、気づかぬうちにホコリや髪の毛、時には子供のおもちゃなどが溜まり、アレルギーの原因ともなる「ハウスダストの温床」になりがちです。
フロアベッドなら、その心配がありません。
お部屋の掃除は、ベッドの周りだけで完結します。
定期的にお手入れをするとすれば、フレームを少しずらして、床との接地面を拭き掃除する程度です。
連結式のファミリーベッドは、分割すれば一つ一つのフレームが軽くなるため、女性一人でも比較的動かしやすいでしょう。
ベッド下という「見えない場所の汚れ」から解放される、と考えれば、これはむしろメリットと捉えることもできるのではないでしょうか。
注意点�� 起き上がりにくさを感じる場合とその対策
三つ目の注意点は、特にご年配の方や、腰や膝に不安がある方に関わることですが、「ベッドからの起き上がりにくさ」を感じる場合がある、という点です。
床に近い低い位置から体を起こす動作は、高さのあるベッドから足を下ろして立ち上がる動作に比べて、少し力が必要になることがあります。
この点は、ご購入前によくご検討いただきたいポイントです。
対策としては、厚みのあるしっかりとしたマットレスを選ぶことが挙げられます。
マットレスにある程度の厚み(例えば20cm以上)があれば、その分だけ床からの高さが出ますし、マットレスのフチ(エッジ部分)が硬めに作られている製品であれば、そこに手をついて体を支えやすくなります。
可能であれば、購入前に実際に近い高さから起き上がる動作をシミュレーションしてみるのも良いでしょう。
ソファや座椅子などから立ち上がる感覚に近いかもしれません。
ご自身の身体的な状況と、フロアベッドがもたらす安全性や開放感といったメリットを天秤にかけ、ご家族にとって最善の選択をすることが重要です。
ご不安な点があれば、いつでも専門家である私たちにご相談ください。
あなたはどの機能が必要?(棚・コンセント・照明・ロングサイズ)
定番の便利機能「棚」と「コンセント」は必要?
フロアベッドのデザインを決める上で、ヘッドボードの機能性は重要な選択基準となります。
中でも定番と言えるのが「棚」と「コンセント」です。
これらは本当に必要なのでしょうか?私の答えは、「ライフスタイルによるが、多くの方にとってはあると非常に便利」です。
まず「棚」。
スマートフォンやメガネ、目覚まし時計、エアコンのリモコンなど、枕元に置いておきたい小物は意外と多いものです。
これらがベッドの上に散乱していると、寝ている間に体で押しつぶしてしまったり、床に落としてしまったり。
ヘッドボードに少しでも棚があれば、これらの小物の定位置が決まり、枕元がスッキリと片付きます。
次に「コンセント」。
今やスマホの充電は日課です。
壁のコンセントから延長コードを伸ばすのは、見た目も悪く、コードに足を引っかける危険もあります。
ヘッドボードにコンセントがあれば、安全かつスマートに充電が可能です。
ご夫婦二人分の充電ができるよう、2口コンセント付きのモデルが人気です。
もし、あなたの寝室にベッドサイドテーブルを置くスペースがあり、そこに電源もある、という状況なら、ヘッドボードはシンプルなデザインでも良いかもしれません。
そうでない限り、棚とコンセントは日々の小さなストレスを解消し、快適な睡眠環境をサポートしてくれる、頼れる機能となるでしょう。
暮らしを豊かにする「照明」と「ロングサイズ」という選択肢
定番の棚やコンセントにさらに一歩進んだ快適性を求める方にご提案したいのが、「照明」と「ロングサイズ」という選択肢です。
まず「照明」。
ヘッドボードに内蔵された間接照明は、寝室のムードを格段に向上させます。
眠りにつく前のひととき、部屋全体の照明を消して、この優しい光の中だけで過ごす時間は、心身をリラックスさせ、スムーズな入眠へと誘ってくれるでしょう。
実用面でも、夜中にお手洗いへ行くときや、お子様の様子を見るときに、パートナーを起こすことなく手元足元を照らせて便利です。
次に「ロングサイズ」。
通常のベッドよりも縦の長さが10cm〜15cmほど長い設計のベッドです。
身長が180cm以上あるような長身の方は、通常のベッドだと足先がフレームに当たってしまったり、マットレスから出てしまったりすることがあります。
これでは、リラックスして眠ることができませんよね。
ロングサイズのベッドなら、高身長の方でも足元を気にせず、手足を伸ばしてゆったりと眠ることができます。
ご夫婦のどちらかが長身である、という場合には、ぜひ検討していただきたい選択肢です。
これらの機能は必須ではありませんが、あなたの暮らしをより豊かで快適なものにしてくれる、素敵なオプションなのです。
組立が不安な方へ 「組立設置サービス」という心強い味方
「組立設置サービス」とは?その内容とメリット
「大きなファミリーベッド、欲しいけど自分で組み立てられるか不安…」そんなお客様のために、私たちのような通販サイトでは、有料の「組立設置サービス」をご用意していることがほとんどです。
単に商品を玄関先までお届けするだけでなく、配送スタッフがお客様ご指定のお部屋まで商品をお運びし、その場で開梱、組立、設置までを全て代行してくれるサービスです。
ベッドのような大型家具は、部材一つ一つが重く、梱包を解くだけでも一苦労。
広い作業スペースも必要です。
特に連結式のファミリーベッドは、2台分のフレームを組み立て、さらにそれらを連結するという工程があり、慣れていない方だと数時間かかってしまうことも。
組立設置サービスを利用すれば、こうした大変な作業をすべてプロに任せることができます。
そして、作業が完了した後に出る大量の段ボールや発泡スチロールといった梱包材も、責任を持ってすべて持ち帰ってくれるのです。
地味ながら非常にありがたいポイントです。
届いたその日から、プロが完璧に組み立てたベッドで快適に眠ることができる。
時間と労力、そして精神的な負担を軽減できるのが、このサービスの最大のメリットです。
こんな方に特におすすめ!サービス利用の判断基準
では、具体的にどのような方がこの組立設置サービスを利用すべきなのでしょうか。
私が特におすすめしたいのは、次のようなお客様です。
お仕事や育児でとにかくお忙しく、組立に時間を割くのが難しい方。
休日の貴重な時間を、慣れない作業で潰してしまうのはもったいないですよね。
妊娠中の方や、小さなお子様から目が離せない方。
安全を第一に考え、重い部材を運んだり、工具を使ったりする作業はプロに任せるのが賢明です。
ご年配の方や、体力に自信のない方、工具の扱いに慣れていないDIYが苦手な方にも、もちろん強くおすすめします。
マンションやアパートにお住まいで、組立作業を行うための広いスペースを確保するのが難しい、という方にも最適です。
サービス料金は、ベッドのサイズやお住まいの地域によって異なりますが、数千円から一万円程度が相場です。
この料金を「安心と時間と労力を買うための投資」と考えられるのであれば、サービスの利用価値は非常に高いと言えるでしょう。
商品ページに「組立設置サービス利用可」といった記載があるかどうか、ぜひチェックしてみてください。
これだけは押さえたい!失敗しないサイズ選びのコツ
最重要!寝室の広さと搬入経路の確認は絶対条件
ファミリーベッド選びの最終段階、サイズ決定で失敗しないための、最も重要なコツをお伝えします。
それは「寝室の広さと搬入経路の事前確認」を徹底することです。
これを怠ると、「せっかく買ったのに部屋に入らない!」という最悪の事態になりかねません。
寝室の広さ。
メジャーを使って、ベッドを置きたい場所の縦と横の長さを正確に測りましょう。
そして、商品ページに記載されているベッドのサイズ(外寸)と照らし合わせ、設置が可能かどうかを確認します。
このとき、ベッドの周りに人が通るための通路(最低でも50cm程度)や、クローゼットの扉が開閉できるスペースが確保できるかも忘れずにチェックしてください。
さらに重要なのが「搬入経路」の確認です。
玄関のドア、廊下、階段、エレベーター、そして寝室のドアなど、商品が通るすべての場所の幅と高さを測ります。
階段の踊り場や廊下の曲がり角は、フレームのような長い部材が通らない「死角」になりがちなので要注意です。
商品梱包後の一番大きなサイズ(通常はヘッドボードか床板)が、この搬入経路を問題なく通過できるか、商品ページの梱包サイズを必ず確認してください。
この地道な事前確認こそが、後悔しないベッド選びの絶対条件なのです。
家族の人数と「5年後の未来」を見据えたサイズ決定法
搬入経路と設置スペースに問題がないことを確認したら、いよいよ最終的なサイズを決定します。
ここで大切なのは、「現在の家族構成」だけで判断しないこと。
ぜひ、「5年後の家族の姿」を想像してみてください。
現在はご夫婦と赤ちゃん一人の3人家族だとして、WK200(シングル×2)がジャストサイズだと感じられるかもしれません。
5年後にはお子様も大きくなり、もしかしたら新しい家族が増えている可能性もあります。
そうなった時、WK200では手狭に感じてしまうかもしれません。
お子様が一人でも、寝相がダイナミックだったり、ゆったりと眠りたいご家庭だったりすれば、ワンサイズ上のWK220やWK240の方が満足度は高くなります。
ファミリーベッドは、一度購入したら長く使う家具です。
後から「もっと大きいサイズにしておけばよかった…」と後悔するのが一番もったいない。
もし設置スペースに余裕があるのなら、私はいつも「今のベスト」より「未来のためのベター」、つまり少しゆとりのあるサイズを選ぶことをお客様におすすめしています。
フロアベッドなら、大きなサイズを選んでも圧迫感が出にくいのが強み。
ぜひ、未来の家族の笑顔を思い浮かべながら、最適な一台を選んでください。
店主の解説
マットレス中央の「すき間」をなくしたい!家族みんなで快適に眠るための最終解決策
ファミリーベッド(連結ベッド)をご検討中のお客様が、誰もが心配される、そして最も多くご質問をいただくのが「真ん中にできるマットレスのすき間や段差」の問題です。せっかくの広々としたベッドなのに、真ん中に溝があっては、お子様が間に挟まってしまったり、寝心地が悪かったりと、快適さが半減してしまいます。しかし、ご安心ください。これからご紹介する3つの簡単なステップで、この問題はほぼ完璧に解消し、まるで一枚の大きなマットレスのような、快適な寝心地を手に入れることができます。
■ステップ1:【埋める】すき間パッド
まず、2枚並べたマットレスの間に物理的にできてしまう「谷間」を、直接埋めてしまうためのアイテムが「すき間パッド」です。多くはT字の形をしたウレタン製の細長いパッドで、マットレス2枚の間の谷間にぴったりとフィットするように置きます。これだけで、体の落ち込みがかなり軽減され、段差が気になりにくくなります。これが、解決への第一歩です。
■ステップ2:【覆う】大きなベッドパッド
すき間パッドを置いた上から、次にファミリーベッドの総幅に合った、大きな「ベッドパッド」を1枚、2台のマットレスをまとめて覆うように敷きます。ベッドパッドは、汗や皮脂からマットレスを守る本来の役割に加え、ここでは「2枚のマットレスを一体化させ、表面をフラットにする」という非常に重要な役割を果たします。すき間パッドによるわずかな盛り上がりも、この一枚のベッドパッドが上から優しくならしてくれます。
■ステップ3:【固定する】大きなボックスシーツ
最後の仕上げが、ファミリーベッドの総幅に合った「ボックスシーツ」です。ベッドパッドの上から、1枚の大きなボックスシーツで、2台のマットレスをまとめてぐっと包み込みます。大きな布の張力で2枚のマットレスが物理的にしっかりと固定され、寝ている間にズレるのを防ぎます。これにより、見た目も寝心地も、完全に「一枚の大きなベッド」が完成します。
【店主からのアドバイス】
この方法を成功させるための最大のコツは、連結する2枚のマットレスを、必ず「同じ商品、同じ高さ」で揃えることです。高さが違うマットレスを連結すると、大きな段差ができてしまい、これらの工夫をしても、快適な寝心地は得られません。ぜひ、マットレスも2枚同時に、同じものをご購入ください。
デザインと寝心地の黄金比。ファミリーフロアベッドに最適な「マットレス」の選び方
ファミリーベッドという最高の「舞台」を、フロアタイプでスタイリッシュに設えたなら、次はその上で主役を演じる「マットレス」を選ぶ番です。そして、私の見解では、このマットレス選びこそが、フロアベッドという選択の成否を分け、ご家族全員の睡眠の質を決定づける、最も重要なプロセスです。考えるべきは「デザインとの調和」と「家族での快適性」。この二つの視点から、最適なマットレス選びを解説します。
■【デザインとの調和】「マットレスの厚み」が、すべてを決める
フロアベッドの最大の魅力は、お部屋を広く見せる「低さ」にあります。その魅力を台無しにしてしまう最大の原因が、厚すぎるマットレスです。
フレームの床板の高さが数センチのフロアベッドに、厚さ30cmの分厚いマットレスを乗せると、結局、床からの高さは一般的なベッドと大差なくなってしまいます。これでは、せっかくのフロアベッドを選んだ意味が半減してしまいます。
そこで私が推奨するのが、厚さ15cm〜20cm程度の、標準的な厚みのマットレスです。この厚みであれば、フロアベッドの低さを十分に活かしつつ、快適な寝心地も確保できる、まさに「黄金のバランス」と言えます。
■【家族での快適性のために】コイルは「ポケットコイル」を選ぶ
3人、4人と、複数人で眠るファミリーベッド。お子様の寝返りや、パパの夜中のトイレ。誰かの動きで、ベッド全体が揺れてしまっては、みんなの眠りが妨げられてしまいます。
この「揺れ」の問題を解決するのが「ポケットコイル」タイプのスプリングマットレスです。一つ一つのコイルが独立しているため、揺れがほとんど伝わりません。お子様が動いても、隣で眠るパパやママは、静かに眠り続けることができます。家族みんなの安眠のため、ファミリーベッドのマットレスは、ポケットコイルを選ぶことを強く推奨します。
【店主の最終的な見解】
ファミリーフロアベッドに最適なマットレスとは何か。私の見解は、
「厚さ20cm前後の、ポケットコイルマットレスを、同じもので2枚揃える」。これこそが、フロアベッドの美しいデザインと、家族みんなの穏やかな眠りの両方を、完璧に満たしてくれる、唯一の答えです。
「掛け布団」はどうする?家族の眠りのスタイルで選ぶ、一枚使いと複数枚使い
フレームとマットレスが決まったら、いよいよ寝具選びの最終章、「掛け布団」です。広大なファミリーベッドの上で、家族みんなで、どのように掛け布団を使うか。これには、大きく分けて二つのスタイルがあり、どちらが良いかは、ご家族の眠り方や考え方によって変わってきます。それぞれのメリット・デメリットを理解し、ご家族に合った、最高のスタイルを見つけてください。
スタイル1:【一体感重視なら】大きな掛け布団を1枚
ファミリーベッドの総幅に合った、あるいは少し大きめの、一枚の巨大な掛け布団に、家族みんなで包まれて眠るスタイルです。
- メリット:家族の温もりを常に感じられる、強い「一体感」が最大の魅力です。見た目もすっきりと美しくまとまり、日中のベッドメイキングも一度で済みます。
- デメリット:夜中に、無意識の「布団の取り合い」が発生しがちです。また、「パパは暑がり、ママは寒がり、子供は汗っかき」といった、家族それぞれの体感温度の違いに対応することが難しいという、大きな課題があります。誰かが暑くて布団をはだけば、隣の人は寒くなってしまいます。
スタイル2:【それぞれの快適さ重視なら】掛け布団を複数枚
私の見解では、
多くの場合、こちらのスタイルの方が、家族一人ひとりの睡眠の質は高まります。例えば、ご両親はダブルサイズの掛け布団を使い、お子様は子供用の掛け布団を使う、といったように、それぞれが自分専用、あるいはグループごとの布団を使います。
- メリット:「布団の取り合い」が、物理的に起こりえません。そして何より、家族それぞれの体感温度の違いを、完璧に解決できます。暑がりのパパは薄手のケット、寒がりのママは羽毛布団、汗っかきのお子様は通気性の良いガーゼケット、といったように、それぞれが自分に合った最適な布団を選ぶことで、全員が朝まで快適に眠ることができるのです。
- デメリット:ベッドメイキングの手間が少し増えます。日中の見た目を美しく保つためには、複数枚の掛け布団の上から、一枚の大きなベッドスプレッド(ベッドカバー)を掛ける、といった工夫が必要になります。
「みんなで一つの布団」という温かさをとるか、「それぞれの快適な眠り」という実用性をとるか。ぜひ、ご家族で話し合って、最高の寝具の組み合わせを見つけてください。
店主のつぶやき 【完全ガイド】ファミリーベッド選びで後悔しない!「フロアタイプ」のメリット・デメリットと選び方の全て
・ファミリーベッド
・連結ベッド
・キングサイズより大きいベッド
・フロアベッド
・ベッドフレーム
・ベッドサイズ
・ベッド
・【完全ガイド】ファミリーベッド選びで後悔しない!「フロアタイプ」のメリット・デメリットと選び方の全て
・ファミリーベッド入門編!眠りのプロが「まずフロアタイプをおすすめする」本当の理由
・部屋を広く見せる!ヘッドレスタイプの収納付きファミリーベッドという選択
・【プロが解説】後悔しない「すのこファミリーベッド」の選び方 完全ガイド
・【連結ベッドで後悔しない】プロが教える選び方とおすすめポイント
・開放感あふれる寝室へ フロアタイプの連結ベッドで広く快適に
・フロアベッドで家族がもっと近づく 赤ちゃんにも安心な選び方
・ファミリーベットフレームの選び方 家族の眠りを支える土台
【完全ガイド】ファミリーベッド選びで後悔しない!「フロアタイプ」のメリット・デメリットと選び方の全て