コーナーソファについて
コーナーソファは、お一人で使うのではなく、複数の人でソファを使うのに便利なソファです。
L字型の形をしているので、配置場所が壁際でも、部屋の中央でも、どこでも問題ありません。
コーナーソファの利点について
コーナーソファの利点は、座面に座るだけではなく、足を伸ばして座る事も出来るのです。
くつろぐ方法は人それぞれ。足を伸ばして座るのは、畳の生活に慣れている日本人にぴったりです。
コーナーソファの欠点について
欠点としては、L字型の形になるので、設置面積がどうしても大きくなる事です。
ソファ自体の横幅も長くなり、奥行きも一定でなく長い部分があり、広いスペースが必要になります。
コーナーソファの特徴とは?
リビングには欠かせないソファですが、ソファにはさまざまな種類があります。その中でも圧倒的な存在感を示すのがコーナーソファです。コーナーソファとは、リビングのコーナーに置かれるためその名がついていますが、L字型ソファと呼ばれることもあります。コーナーソファの特徴は、大きな面積を占めることと、90度で交わった2辺があるためそれぞれの場所に座ることによってお互いの姿が見えコミュニケーションしやすいことです。家族だんらんの時間を大切にしたい人や、友人などを呼んで会話を楽しみたい人にはうってつけのソファといえるでしょう。大きな面積を占めることになりますので、どんな色のソファを選ぶかによってリビングの雰囲気を大きく左右することになります。ただし、リビングに占める面積の割合は大きいですが、壁などに沿っておけば生活動線を妨げるデメリットは最小限にできるはずです。コーナーソファを購入する人は、ソファがプライベートの時間を支えてくれる大きな存在になることを理解した上で自分に合ったものを選ぶことが大切です。
コーナーソファに適したリビング
コーナーソファを購入したい人は、自分の家のリビングがコーナーソファに適しているかをまず確認する必要があります。部屋を広く使うことを想定してL字型になっているとはいえ、ソファの中では大型に分類されます。そのため、ある程度の大きさのリビングが求められます。8畳程度の大きさがあれば無理なくコーナーソファを置くことができるでしょうが、できれば10畳以上あるのが理想でしょう。
また、購入後にどのようにレイアウトするかによっても変わってきます。床まで窓が開いている面を使ってコーナーソファを置くと採光が妨げられてしまいますし、テレビをどの位置に置くかによっても変わってきます。壁が2面以上とれるリビングでソファから見て対角線にテレビを配置できる場所があるのが理想的でしょう。天井が低いリビングの場合はコーナーソファを置くと窮屈な印象になるケースもあります。その場合は、背もたれが低いタイプのコーナーソファを選ぶとよいでしょう。いずれにしても、リビングに置いた場合の床面積のバランスだけでなく、立体的なイメージをしながらソファ選びをすることが重要です。
コーナーソファにもさまざまな種類がある
コーナーソファといってもさまざまな種類があります。カウチタイプのものは、1辺が足が伸ばせるベッドのような形状になっているのが特徴です。1人で座る場合はその部分に足を乗せて使い、大人数で使う場合は座る場所として使うことができます。また、フロアコーナーソファと呼ばれるタイプのものもあります。比較的座面が床に近いタイプのものです。座り心地としては、椅子に座っている感覚よりも座椅子に座っているのに似た感覚を味わうことができます。カーペットを敷いて床座りにしてソファを背もたれとして使うことができる点も魅力です。子供が座っても落下によるけがの心配がほとんどないというメリットもあります。さらに背もたれも低くなりますので部屋が広く見えるという特徴もあります。
別のタイプのコーナーソファとしては、ハイバックタイプのものもあります。ハイバックコーナーソファとは、背もたれが高いものをいいます。頭も含めてもたれることができますので、体全体を背もたれで支えたい人にはぴったりのタイプのソファといえるでしょう。
コーナーソファの選び方
コーナーソファを選ぶ場合は、3つの点に気をつけて選ぶとよいでしょう。1つ目はソファが分割できるかどうかです。分割できるタイプのコーナーソファを選ぶと、気分によって模様替えができるようになります。標準的なレイアウトに飽きてしまったときはもちろん、来客人数によって最適な配置に変更することができます。2つ目は重量です。コーナーソファは大型の家具に分類されますので、素材によっては総重量がかなり重くなることがあります。ソファがいくら重くても床荷重には影響ないはずですが、あまり重たいとソファの下を掃除するときに移動させることができなくなってしまいます。特に、小さなお子さんがいる家庭の場合は頻繁に掃除する必要があるでしょう。その場合はできるだけ軽いものを選ぶということもポイントです。
また、ソファの素材も重要です。本革タイプは見た目の高級感がありますが、しっかり手入れをしないと割れてきて高級感が失われてしまいます。新品の見た目だけでなく手入れの手間まで考えて選ぶとよいでしょう。もちろん、座り心地は大切ですのでお店で実際に座って確かめることをおすすめします。