種類が豊富な布団!どんなものを選べば良い!?

種類が豊富な布団!どんなものを選べば良い!?


種類が豊富な布団!どんなものを選べば良い!?

人生の3分の1は眠っているといわれるほど長い睡眠時間。

1日の疲れを癒すためにも睡眠は大切な時間といえます。

そんな大切な睡眠中に過ごす布団だからこそ、こだわって選んでいる人も多いはず。

布団といってもさまざまな種類がありますが、それぞれの特徴などをまとめてみました。

これから布団を買う人も、買い替えを考えている人も参考にしてみてください。

人気の高い羽毛布団

布団と聞いてまず「羽毛布団」が思いつく人は多いのではないでしょうか。

羽毛布団に使われているのは水鳥の胸元にある、
たんぽぽの綿毛のような柔らかい毛で軽くて弾力があります。

別名「ダウン」ともいわれていてコートでも使用されているので、
知っている人が多いかもしれません。

ダウンは母鳥が巣に敷き詰めて卵を温める時にも使うので、
とても暖かく保温性に優れています。

さらに吸湿性・放湿性も高く寝ている間にかいた汗を吸い取り、
湿気を逃がしてくれるので気持ちよく眠れることから
人気の高い布団のひとつになっています。


羽毛布団は布団の中身に50%以上のダウンが入っているものを差し、
ダウンの割合が多いほど良質な羽毛布団となります。

ちなみにダウンを採取する鳥は主にアヒル(ダック)と
ガチョウ(グース)で、ガチョウの方が飼育期間は長いので
ひとつひとつのダウンの大きさが大きく、より暖かいといわれています。


また羽毛布団を使用したことのある人の中には、
布団から苦手な臭いがすると感じたことのある人がいるかもしれません。

羽毛は動物から採取する天然の毛なので、そのままの状態だと
ホコリやダニが含まれています。

上質な羽毛も衛生状態が悪ければ劣化しやすくなってしまいます。

そのため羽毛をしっかりと洗浄して、抗菌や防臭加工が施されている布団を選ぶことが大切です。

ぜんそくやアレルギーのある人は使い続けているうちに、
ふき出した羽毛によって咳き込むなどの症状が出る可能性があるので気をつけましょう。

羽毛布団とは種類が違う?羽根布団

羽毛布団と羽根布団が同じものだと思っている人は意外に多いようです。

確かにどちらも鳥から採取している天然素材ですが、ふたつの種類は少し違います。

羽毛布団は胸元にある柔らかな毛であるのに対して、
硬い芯のある羽根の部分を使用しているのが「羽根布団」です。

別名「フェザー」ともいわれていて、布団の中身がフェザー50%以上のものを羽根布団といいます。

羽毛布団に比べるとやや重量があるのが特徴です。


フェザーには2種類あり翼の部分にある6.5cm以上の大き目な羽根をフェザーといい、
お腹のあたりに生えている6.5cm未満のものをスモールフェザーといいます。

フェザーは羽根の軸が硬くしっかりとしているので弾力があります。

一方スモールフェザーはほとんど芯が無く柔らかいので、
ほとんどの布団には羽毛と混ぜ合わせてスモールフェザーが使われています。

弾力性のあるフェザーは枕やクッションに最適な素材といえます。

羽根布団は羽毛布団と比べると保温性はやや劣りますが、
価格は羽毛布団よりも低いので予算に限りがある場合は良いかもしれません。


羽根布団は通気性がよいので、羽毛布団が必要なほど寒くならない季節の
肌掛け布団としても人気があります。

季節によって羽毛布団との使い分けがおすすめですが、
冬に使う場合は羽根布団の上から毛布をかければ暖かく眠れます。

羽毛布団や羽根布団の場合は布団を身体に密着させると保温性が高くなるので、
上から毛布をかけて身体に密着させて使用してみてください。

セットで一式そろえるのもおすすめ!

布団を購入する時に式布団と掛け布団は別で選んでいる人が多いかもしれません。

新しい布団の購入を考えている場合はセット布団がおすすめです。

なぜならセットで購入するとカバーなどを買い足さなくてもその日から使えることと、
敷布団と掛け布団をセットで使った時の保温性や使い心地を考えて作られているからです。

セット布団は基本的に「敷布団」「掛け布団」「枕」の3点セットで販売されています。

最近はそれだけではなく、「肌掛け布団」「敷布団カバー」「掛け布団カバー」
「枕カバー」「収納ケース」など複数が付いた豪華なセットが増えています。

1セットあれば他に買い足す必要がなく、その日から使えるので便利なのではないでしょうか。


また掛け布団の種類は羽毛布団からリーズナブルなポリエステル布団まで豊富なので、
一人暮らしを始める人がセットで購入することも増えています。

こだわりの素材を使用したセット布団には敷布団や掛け布団の種類が選べるタイプもあり、
自分の好みに合わせて組み合わせができます。

さらに上質な素材を使った高価なものだけでなく、手軽に購入できる価格のものあるので
急な来客用に準備しておく人もいるようです。

収納ケースがあればそのまましまっておけますし、
丸洗いできるタイプは衛生的なので来客用としても使いやすいでしょう。

普段使っている布団をクリーニングに出す時のために、一式準備しておくのも良いのではないでしょうか。

セット布団といっても種類や色柄が豊富で選ぶ楽しさもあるので、チェックしてみてください。

優しく体を包んでくれるボリューム布団

ベッドの上にさらに布団を敷いたり、マットレスの上に布団を敷いたりして寝ている人がいますが、
床にそのまま布団を敷いて寝ている人も多いのではないでしょうか。

床の上に直接布団を敷いていると寝ている間の姿勢によっては体の疲れがとれないことや、
朝起きた時に体が痛くなることがあります。

寝ている間の理想の姿勢は、普段立っている時の姿勢を保てる姿だといわれています。

硬すぎる敷布団では背中の自然なカーブにフィットしないので、体が痛くなる可能性があります。

硬めの布団でないと寝た気がしないという人もいるようですが、
長年使用しているせんべい布団で寝ていると、朝起きた時に
体が痛いだけでなく疲れが取れなくなってしまうこともあるのです。

逆に柔らかすぎてもよくありません。

横になった時に腰の部分が沈んでしまい、体に負担がかかってしまうだけでなく
猫背になる恐れもあります。


そこでおすすめなのが、ほどよい厚みと硬さで心地よい眠りに導いてくれる
「ボリューム布団」です。

厚さは品物によってもさまざまですが、中には15cmほどの厚みがある敷布団もあります。

マットレスのような厚みがある布団の多くは分割式になっていて、
側面を洗濯機で丸洗いできるものが多いので衛生的です。

部屋にベッドを置くと狭くなるから移動しやすい布団が良いという方も多いようなので、
ボリューム布団でベッドのようなほど良い硬さにしてみるのも良いのではないでしょうか。

体に優しい敷布団で1日の疲れを取りましょう。

自分に合った布団を見つけましょう

羽毛布団と羽根布団は人気がありますがふたつの違いや、
ほど良い硬さの敷布団が良いということを知っていただけたのではないでしょうか。

今まで何となく布団を選んでいた方も、それぞれの布団の特徴や注意点を踏まえて選んでみてください。


それから人は寝ている間にコップ1杯ほどの汗をかくといわれています。

その汗を吸収しているのが布団なので、天日干しや布団乾燥機などでこまめにお手入れすることも大切です。

きちんとお手入れをしていると、ダニやカビが発生しにくくなり衛生的ですし
気に入った布団を長く使うこともできるのです。



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